死の床にいる天皇ヒロヒトを悲しむ理由が二つある。
第一は、ヒロヒトが今まで生き長らえてきた事である。
第二は、彼が今世紀最大の卑劣な犯罪の罰を受けずに死んでゆく事である。
1941年、日本の軍部参謀長らが、西側諸国に対する犯罪と裏切りの攻撃を計画した時に、ヒロヒトは手を振るだけでその策略を中止させる事が出来たはずである。
当時、日本人にとって彼は神だった。
ところが、当時の天皇は、無意味な和歌を詠む以外は全く何もしなかった。
連合軍の戦争捕虜が何十万人も暴行を受け、拷問にあっていた時にも彼は何もしなかった。
イギリスでは戦争捕虜収容所で死んだ1万2433人の兵士や女達の犠牲を嘆き悲しんでいる。
『ザ・サン』(英 1988年9月21日)
「天皇在位20年」も「昭和の日も」祝わない!4.29行動
http://www.mkimpo.com/diary/2009/hanten_09-04-29.html 私たちはヒロヒト賛美の「昭和の日」をけっして祝わない。
アキヒト天皇の「即位20年」にあたる今年は、また「結婚50年」の年でもある。
テレビなどは、アキヒト・ミチコの時代を賛美する番組を流している。
「即位式」当日にあたる11月12日に、政府は国家式典を行ない、また、日本会議など右派勢力を中心に「民間奉祝祭典」が行われる。
その日を「国民的」に祝うために、休日にするという法案の国会上程も準備されている。
世界的な大不況は、新自由主義政策の帰結として、失業と貧困に見舞われる人びとを大量に生み出している。
しかし、日本の戦争国家化にともなって増大する防衛費と、身分差別の象徴である天皇家を維持・運営するための予算は「聖域」とされたままだ。
4月29日は、前天皇ヒロヒトの誕生日だ。2007年からこの日は「昭和の日」という「祝日」となった。
私たちはヒロヒト賛美の「昭和の日」をけっして祝わない。「昭和」は天皇制の戦争責任・戦後責任とともに思い出されなければならない。
われわれは今年もこの日を天皇制 の政治性を撃つための行動の日として位置づけ、集会とデモを行っていきたい。
そして、それをアキヒト「即位20年奉祝」キャンペーンに反対する一連の行動と連動させていきたい。ぜひ集会とデモに参加を!