【SNSD】 少女時代 99 【ユナ誕生日】

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593魅せられた名無しさん
★ババル島虐殺事件

 1944年10月から12月にかけて、ニューギニア島とティモール島の中間に位置するババル島で起きた同島駐屯日本軍守備隊による数百人規模の住民虐殺事件。
 煙草の供出をめぐり、海軍の日本人嘱託によるエンプラワス(Emplawas)村の村長殴打を直接の引き金として、現地人が10月27日同嘱託と現地人密偵を殺害、さらに海軍見張所、憲兵屯所を襲撃、日本軍側に死傷者が出たことに対する報復討伐に端を発したといわれる。

 ババル島はインドネシア東南部にある孤島です。この島のエンプラワス村で1944年に住民虐殺事件がありました。この事件では村民ほとんどが殺されました。ベトナム戦争時のソンミ事件のような事件です。
1992年、インドネシアの知識人向け週刊誌『テンポ』がこの事件について報道し、いくらかは知られるようになりました。
 じつは、この事件について、その調査の数年前に日本軍が作成した秘密文書が発見されていました。戦争直後、オランダが戦争犯罪として裁判にかけようとていたことに対して、そうならないように、日本軍が現地で関わった人から文書を出させて作ったものです。
それらの文書には、数次にわたる改竄の後がみられるのです。後で作成された文書ほど、住民が混乱のなかで自暴自棄になって、同士討ちしたといった記述が書き加えられるなど、日本軍の責任を逃れるための改竄、追記のあとがありました。
これらの文書のうち、もとになる最初の文書を書いた当時の士官は、この文書が明らかになった後の朝日新聞の取材に対して、日本軍による一方的な虐殺をおおむね認めています。
 また、私たちの調査でババル島の陸軍駐屯地にも慰安所があり、エンプラワス村からも女性が連れていかれたことがわかりました。日本軍の秘密文書のなかには、生き残った人に「生業を与えるようにとりはかった」という記述があります。
少なくともその「生業」の一部が「慰安婦」だったと思われます。ここでも性奴隷の問題にぶつかっているのです。
 こうして、ポンティアナック、ババル島の事件で性奴隷・「慰安婦」問題の片鱗が見えてきたのです。しかも住民虐殺と性奴隷の問題はセットで出てくるところが極めて恐ろしい。日本軍の負の面を強烈な形で示すものだと感じました。