【CES速報】松下寿も+R/+RWに対応した「全部入り」の記録型DVD装置を発売か?
カートリッジ入りDVD-RAMも読み書き可能
http://ne.nikkeibp.co.jp/members/NEWS/20040110/101481/ 2004年5月ころ,松下寿電子工業が新たな記録型DVD装置を発表するようだ。
OEM向け製品の型番は「SW-9573」である。DVD MULTI規格に対応した既存の「SW-9572」の後継機になるもよう。
米ラスベガス市で開催中の「2004 International CES」で,同社の製品を扱う販売会社の説明員が明らかにした。
現行機に対する最も大きな変化は,DVD+R/+RWディスクへの書き込みに対応することだ。
これにより,DVD-RAM,DVD-R/-RW,DVD +R/+RW,CD-R/-RWなど,
現在出回っているCD/DVD系の媒体にすべて書き込めるようになる。
いわゆる「全部入り」の記録型DVD装置になる。
こうした全部入りの記録型DVD装置は,既に日立LGデータストレージが
「GSA-4040B」「GSA-4081B」として製品化済みで,販売も好調なようだ。
ただし,DVD-RAMには対応しているものの,カートリッジ入りのディスクは挿入できなかった。
今回のSW-9573は,これに対応できる。つまり,名実ともに全ディスクへの書き込みができるようになるわけだ。
さらに現行のSW-9572に対して,記録再生速度の高速化を図る。
まず最大3倍速だったDVD-RAMに同5倍速で書き込めるようになる可能性がある。
DVD-Rは8倍速,DVD-RWは2倍速でそれぞれ書き込める。現行機はいずれも半分の4倍速および1倍速だった。
新たに加わるDVD+RとDVD +RWには,それぞれ2.4倍速で書き込める。ちなみにCD-Rには32倍速で,
CD-RWには24倍速で書き込めるという。