>>38 話を整理しよう。ジッターは必ず存在する。その実態はピットの
長さ(3単位長、4単位長のように規格化 = 量子化されている) の
揺れだ。ジッターを「時間のゆらぎ」と解釈するヤツがいるが、
間違いだ。CDを読むとき、ディスクを回転させてピットの長さを
時間長に変換して読んでいるというだけで、本質的には長さを
読んでいる。
ピットがかすれた結果、3単位のはずだったピットが3.2単位
(これぞジッター)と読まれたのなら、それは 3単位に正しく
丸められるので無問題。3.6単位まで行ってしまうと C1エラーに
なる (そして、おそらく正しく訂正される)。
結果として、ジッターを含めてCDの記録精度が(通常の記録品質で)
音質に関係するなど、機構的にはありえない。無理に説明するなら、
モーターの回転変動が電源を経由してAD変換器に波及して、等の
風がふいて桶屋がもうかるみたいな隘路を考え出さなければならな
い。普通の議論ならナンセンスだ。C1訂正等は信号プロセッサで
やっていて、その寡多が特に負荷変動になるなど考えられない。