ふふふ、見せかけよ。
ボスは今ごろ、持ちこたえているんだ。
あの拒絶反応がとうとう限界まで達すると発狂するはずだ。
貴様、何故、あんな危険な実験をおいでなすった?
いいか、忠告しておくが、あまりでしゃばった真似だけはするな。
私らは植民星に行って、あの人体リサイクルの事情を見てきたんだ。
あの無茶な移植手術の現状を。くっつけられたやつは、しばらくは持つさ。
だがな、ある程度、時間が経つと、くっつけた部分が腐ってきて結局死んでしまうんだ。
この拒絶反応は、我が特務機関NERVの医療でさえ、お手上げだとわかっている。
戦争だと!?
ばかな!?何故、ロックさんの賢い頭で判断せずに、機械の言う事などを聞いたのだ?
ハレルヤとかダニューバーとかやらのマギシステムのようなコンピュータ任せにするからこのような事になるんだ。
渚カヲル
「僕も、セカンド・インパクト前は、このような難しい小説を読んで、情状を掻き上げたものだ…。
若きゲーテの本とか…。」