306 :
沖田受け大好物:
甘い優しい馴染みのある声。呼吸速度も昔から知ってる、だけど今そんな過去よりも土方さんを近く感じる。
泣きそうなんだ、今にも涙は頬を伝って外の雨のように零れていきそうなんだ。
そんな涙を留めた瞳に土方さんは慰める様に口付けをする
泣きたくて
泣きたくて
愛しくて、恋しくて、癖になる
総悟は思いっきり土方に抱きついた。華奢な体で力一杯。
土{泣くんじゃねぇよ、俺が好きなのはお前の呑気な顔なんだからよ
沖{ぅん。好きでさ、土方、さん…土方さん土方さん
土{呼吸整ってから言えよな
溜息混じりの笑い声にこれでもかと笑ってみせた
アンタが愛した呑気な顔で