【名探偵コナン】遠山和葉スレ4【ポニテ娘】

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331名無しかわいいよ名無し
大学の冬休みを利用して帰省していた国末は、ある一人の少女と再会する。
この再会が、二人の関係を大きく変えることになるとは、今の国末は想像だにしていなかった。

ドンッ!!
「きゃっ…」
「うおっ!」
国末は一瞬よろけたが、すぐに体勢を整え、彼にぶつかり尻もちをついた少女に手を差し伸べ、引っ張り起こす。
「大丈夫か?…って、和葉ちゃんやないか。どないしたんや、そんな急いで」
「……」
国末の問いに、和葉は答えず俯いている。
「和葉ちゃん?」
ポタッ、ポタッ。
答える代りとでもいうように、和葉の愛くるしい大きな瞳から涙が溢れ出した。
「お、おい、どないしたんや?」
「へ、平次が…平次が…っ!」
「平次?平次ってあの色黒ボウズか?」
こくん。
黙って頷く和葉。
「こんなとこじゃ話しにくいやろ、今日はお袋も誰もいてへんから、オレんち来いや」
優しくリードするように和葉の手を握り歩き出す国末に、和葉は素直に従った。
332名無しかわいいよ名無し:2011/02/18(金) 05:02:39 ID:jyzyYaQV0
シンプルで飾り気のない国末の部屋の床にぺたんと女の子座りをして未だ泣き続けている和葉に、国末が優しく微笑みホットミルクを差し出す。
「あったかいもん飲んだらちょっとは気持ち落ち着くやろ」
「あ、ありがとぉ…」
涙を浮かべたまま蚊が鳴くような声でお礼を言う和葉に、更に優しい微笑を浮かべ、そのまま国末は和葉の横に腰を下ろした。
「で、色黒ボウズがどないしたんや?」
「……『好きな女ができたから、もうお前には会えへん』って…うっ…うっ…」
かつて、らしくもなく願掛けやジンクスに頼ってまで告白を決意し、失恋を悟った今も尚、忘れられず恋焦がれている想い人の悲痛な泣き顔に、庇護欲を自然と掻き立てられ、国末は思わず和葉を抱き寄せた。
突然の国末の抱擁に最初は面食らっていた和葉だったが、小さな子供をあやすように背中を優しく擦る国末に安堵したのか、しばらくすると完全に力が抜け、身も心も国末に預けてしまっていた。

「なぁ和葉ちゃん、オレじゃアカンか?」
暫くの間、ただただ和葉を抱きしめ慰めていた国末が、不意に和葉に問いかける。
「え?」
意味がわからないといった表情で上目遣いに国末の顔を見上げた和葉の唇に、国末の唇が静かに重ねられた。
「…っ!!」
驚いた和葉が国末の厚い胸板を押し返そうとするが、国末の体はびくとも動かず、がっちりと和葉を捕らえて離さない。
それどころか、唇を軽く重ねるだけの静かだったキスは激しさを増し、強引に舌を差し入れ、あろうことか、和葉の豊満な胸を肌触りの良いウールのセーター越しに揉みしだき始めた。
「…んんっ!」
諦めず抵抗を続ける和葉の唇を唐突に解放し、セーターを強引に捲りあげ胸元に顔を埋めながら、国末が囁くように言った。
「オレ、和葉ちゃんが好きや」
「く、国末さん…」
333名無しかわいいよ名無し:2011/02/18(金) 05:03:20 ID:jyzyYaQV0
あのお守りの落書きと蘭から伝えられた国末の伝言で、和葉は国末の気持ちに薄々気が付いていた。
そして、一人の男性として、少なからず国末のことを意識していた。
だが、平次への一途な恋心を守る為に、ずっと気が付かないふりをしていた。
しかし、肝心の平次には好きな女がいて、もう自分とは会ってもくれない。
その事実が、和葉の胸を抉るように突き刺し、気がつくと、和葉は国末への抵抗を止めていた。
それを合意の合図と受け取ったのか、国末の骨張った手が純白の下着を器用に外し、戯れを知らないピンク色の胸の頂を口に含む。
「あっ!やっ…」
和葉の甘えを含んだかわいらしい鳴き声にニヤリと満足すると、国末は口で胸の頂を執拗に攻め続け、もう片方の胸を左手で揉みしだき、右手でむっちりと肉付きの良い太ももを撫であげる。
「…んんっ…やぁっ…」
女の子らしいフリルのミニスカートをたくしあげ、太ももを撫でていた右手を下着の中へ潜り込ませ、蜜壷を探り当てると、すでにそこはグチョグチョに濡れていた。
「やらしい子ぉやな和葉ちゃんは…」
「ちゃ、ちゃうぅっ…!そんないけず…言わんといてぇ…!…やぁん…」
かわいらしい和葉の懇願に気を良くし、しばらく和葉の敏感な部分を擦った後、国末は中指を蜜壷に押し込んでいく。
「い、いやっ…!やぁっ…!」
じわじわと差し込まれていく国末の指を、柔らかく熱いソコがキツく締め付ける。
押し込む指を2本に増やした頃には、国末の肉棒は痛いほどに勃起していた。
「和葉ちゃん、入れるで」
「え?…あっ…!!」
和葉の足を抱え込み、国末自身が押し入ってくると、あまりの痛さに再び和葉の瞳から涙が零れ落ちる。
「力抜け…」
唇で涙を拭った後、今度は耳を唇で愛撫しながら優しく国末が囁く。
和葉は痛みに耐え、無意識で必死に国末にしがみつく。
334名無しかわいいよ名無し:2011/02/18(金) 05:05:28 ID:jyzyYaQV0
「和葉ちゃん、よぅ頑張ったな…」
その言葉に、国末が和葉の中に全部入ったことを知り、安堵するのも束の間、少し国末が動いただけで、和葉の中に激痛が走る。
そんな和葉を気遣って、暫くの間、繋がったままの和葉を国末の逞しい体が包み込むように抱きしめていた。
「…動くで…」
低く掠れた声で国末が囁くと、緩い動きで和葉を突き上げる。
「あ…あんっ…国末…さんっ…!」
始めは痛いだけだった和葉の下半身に、徐々に甘い痺れが広がっていく。
和葉の腰を力強く掴み、緩やかだった国末の腰の動きがいつの間にか激しくなり、和葉の最奥を容赦なく突き上げる。
「和葉ちゃん…めっちゃかわいい…!好きや…!!」
「あぁぁぁぁぁぁん!!!」

「ん…」
和葉が目を覚ますと、そこは国末のベッドの上で、国末の腕の中だった。
ぼんやりと見上げてくる和葉のおでこに国末が軽くキスを落とすと、和葉は幸せそうに頬を染め、国末の厚い胸板に顔を埋めてきた。
「大丈夫か?」
「うん…国末さんが優しくしてくれはったから平気や…」
「そら良かった…」
言いながら、国末は和葉の頭を撫でてやる。
「和葉ちゃん、好きや…」
「…アタシも…」
和葉の言葉を待たず、国末は筋肉質な腕に力を込め、もう離さないと体で伝えるかのように、力強く和葉を抱きしめた。

幼い頃から当たり前のように和葉の心の中に存在した平次への恋心が、愛される喜びを教えてくれた国末によって跡形もなくきれいに消化されていることに和葉が気付くのは、もう少し後の話である。