ワンピースのウルージさん Part98

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4名無しかわいいよ名無し
「怪僧が暴れているぞ!」
世間一般の人に一目で分かる格好をしている事によりインパクトを与えるウルージさんの作戦。
仮に後にあの怪僧は1億を越える賞金首だったのか!と、よりウルージさんのキャラを際立たせる事も出来る。
ここでウルージさんは頭脳派という事が伺える強烈な一言。

「命を拾いなさったな…マスクの人」
裏を返せばこのまま戦えば貴方を葬る事はたやすいが、まあ無益な殺生をする事もあるまい―と、いう余裕の発言。
本人も1億を越える大物であるが、対する敵も1億を越える。
その1億を越える敵を天秤にかけても余裕の超戦闘力。
本気を出せば覇気だけで町の一つや二つを壊しかねない、それ程の戦闘力を内に秘める。

「ヒザをついてやり過ごす以外になかろう 」
ただ目の前の事態を己の感情で動くだけではなく、場の空気を読みその場を納める知的派。
3億の賞金首とは言え、ただ伸びるだけのキャラとは大違いである。

「おーおー 好き勝手やりなさる…!!」
傍若無人の天竜人を見てこの発言。
王者の貫禄すら伺える余裕の表情。
人に対して酷い天竜人を一笑するウルージさんからすれば、過去の冒険に比べれば目の前の事態など、太陽が昇りやがて沈むような当たり前レベル。
ウルージさんから見てあの振る舞いの印象はたったアレだけ。
他人と格の違いを現す一言。

「船長の度量が伺えるな……」
一介の剣士を見ただけで、まだ見ぬルフィの度量を見抜く洞察力。
敵とはいえ、相手を賞賛もするその深い度量こそまさにカリスマオブカリスマ。
僧兵達が苦難の旅の中でもウルージにさんについていったが分かる。
この一言こそまさにウルージさん=超大物を伺わせる一言である。

「ハタ迷惑な一味だ…!」
この時のウルージさんの顔に注目してほしい。
言葉とは裏腹にこの事態を楽しんでいるようにも思えるではないか。
ウルージさんにとって、天竜人への反逆は大した問題ではないということなのだ。
また天竜人の横暴さをグッと堪えて場を収めた知性派でありつつ、実は憤りも覚えていたことも分かる名シーンである。

「「大将」ばかり警戒していた…!!」
この発言より、ウルージさんの前に現れたのが大将であった場合、余裕で蹴散らしていたと予想される。
大将より劣ると思われるくまがウルージさんにダメージを与えていたことから、くまが不意打ちを仕掛けたことは確実である。

「…何と言う悲運…!!前方に「海軍大将」…後方に「七武海」 ゼェ…ここまでか…!?」
この台詞にある「ここまでか」とは、当然ながら「手加減をするのはここまで」という意味である。
ウルージさんはくまとの戦闘で最初は手を抜き攻撃を受け、後から全く同じ内容でくまを攻撃するつもりだった。
そうすることにより、不意打ちをした愚かさと、因果応報という言葉の意味をくまの体に刻み込む作戦だったのである。
さらに海軍の最高戦力の1人である黄猿、鉄以上の防御力と鉄をも溶かすレーザーなどの強力な戦闘力を有すくまを同時に相手にしても余裕の笑顔。
ウルージさんの超戦闘力と超精神力の片鱗が伺える一言。

「敵ながら冗談でもありがたい………!!」
ホーキンスの占いを聞いての発言。
ウルージさんにとって大将とくまの相手など簡単なこと。
当然死相など見えるはずもないが、ウルージさんは良かれと思い自分のことを占ってくれたであろうホーキンスに感謝をした。
ウルージさんがいかに他者を尊重しているかがわかる名言である。

「さて本当に…希望はあるのかどうか…ボチボチ反撃してみよう…!!!」
ここの台詞にある「希望」とはホーキンス自身の占いの結果のこと。
ホーキンスが黄猿の前で自らの運命を占っていたのを広域に渡る心綱で一言一句逃さず聞いていたのである。
ウルージさんが反撃を決行したのは、目の前に守るべき弱者が存在するからであろう。
100%の力を出さずにあえてセーブしているのは、戦闘力の差を期待のルーキー2人に見せつけ、自信を失わせないため。
ウルージさんが常に偉大なる航路の海賊たちの未来を見据えていることがわかる。