【カイジ】堕天録の社長・村岡隆に萌えるスレ6【福本伸行】
本日は社長スレ夏のスペシャルシナリオをお送りいたします。
宇海君は誰に対しても平等に優しい。どんくさい私に対しても…。
もちろん宇海君のそんなとこが好きなんだけど、もし私が『特別』になれたら…。
私ってなんて心が狭いんだろう少し落ち込んでたら宇海君と目が合ってしまった。
思わず目をそらしてしまう私。やだ…変に思われたかも…。
今日はせっかくの登校日。夏休みに宇海君に会えた日だったのに…。
どんよりした気持で帰りの支度をする私。
…その日の夕方。
なんと宇海君から電話がかかってきた!ドキドキして携帯持つ手が震えてる…。
『(夏休み明けにあるクラス対抗合唱コンクールの練習のために)
音楽室が借りられたんだけど、明日来てもらえるかな?』
「う、うん!わざわざどうもありがとう…。ご苦労さま…」
精一杯そう答える私。声の震えが伝わっていないといいが…。
『じゃあまた明日。バイバイ(ニコッ)』
「あっ、バイバイっ…!零くん!」
やだ!思わず「零くん」なんて言っちっゃた!
明日宇海君と目を合わせられないっ!
クッションに顔を埋めじたじたする私。
翌日、指定された時間より早めに音楽室に行ってみると
すでに宇海君が先に来て窓を開けたり、指揮台を準備していた。
「お、おはよう宇海君っ…!あのっ…私も手伝うっ!」
「おはよう!一緒に優勝目指そうね!」
宇海君の笑顔は窓の外の青空よりも眩しいよ…。
「あ、それと…」
「なっ…何かなっ…!?」
「オレのこと…昨日みたいに『零』でいいよ…」
「………!!!」
…後で知ったのだが、零君は他のクラスメイトにはメールで連絡をしていたらしい。
つまり……あの電話は私にだけ…特別…。私の特別な夏の日の出来事……。