【Rozen Maiden】雛苺萌えスレ12.1【ローゼンメイデン】
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名無しかわいいよ名無し:
だが、この声を聞きつけたのが火達磨2号。
体中丸焼けで足腰は立たなくなり、髪は焼け落ち、目が片方つぶれたようだ。しかし最後の執念を見せて、身をよじり、ひねり、くねらせてこけた糞苺に向かっていく。
「オマエハクルナナノ!ソコデシネナノ!アンマ、アンマー!」
静かに、しかし着実に迫ってくる2号に怯えた糞苺が騒ぎ立て、じたばたと暴れるが、何の役にも立たない。
「う゛ー・・・う゛ー・・・・・・!!」
焼けて真っ赤に膨れた顔、その顔よりも赤く目を血走らせて、ついに2号はジャングルジムにたどり着き、糞苺に覆いかぶさって力尽きた。
下になった方の糞苺は最後まで「ビャー!ビャーーーー!」と喚いていたが、火が燃え移ると訳の分からないことを叫びだし、そのうち気絶して丸焼けになって事切れた。
これでゲームは一対一、いよいよ大詰めである。しかし一方の糞苺が
「モウコンナコトヤメルノ・・・ハンブンコシテイッショニウニュータベルノ・・・!」と停戦を申し出た。
既に3匹の糞苺がグロテスクに死ぬところを見ている糞苺である。
自分が焦熱地獄で狂死するリスクと苺大福半分このリスクとを天秤にかければ、いくら糞苺でも後者を取って不思議はない。
提案を持ち掛けられた方も大人しくそれに従い、先に立ってこちらに歩いてきた。
が、そのとき。後ろに回った糞苺が落ちていた釘を拾うと、先を行く方を蹴り倒し、太ももに釘を突き立てると松明を奪って投げつけた。
謀られた方の糞苺は、一気に燃え上がり、熱と痛みに一際大きな声で泣き喚く。
「ウビャー!ウビャアァァアァーー!イイイイイダイノオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!」