【Rozen Maiden】雛苺萌えスレ12.1【ローゼンメイデン】
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名無しかわいいよ名無し:
仏の顔も三度まで、常人なら一度我慢するのも難しい。それなのにこの仕打ちを受けて怒るなという方が無理だ。
俺も直ちにこの糞苺どもを叩き殺そうと思ったが、ただ殺すよりはじっくりといたぶってからの方が仕返しになる考えなおし、その場は丸く収めた。
こう一言で書くとあっけないが、実際には自分の喉を掻き切らんばかりの怒りに堪えるのは本当に難しいことだった。
事件の翌日、俺は糞苺どもに人形用のドレスを着せてやった。
ピンクを基調とした、下劣でどす黒い糞苺どもの根性にはあまりにも似つかわしくないが、せっかくの死に装束だから多少お洒落にしてやってもいいだろう。
どうせ、ドールショップで売れないままに古くなって、廃棄されるところだった物を貰ってきただけだし。
さらに次の日は、糞苺を一匹だけ別の部屋におびき出した。俺はある物を後ろ手に隠し
「お前、確か白くて丸くて柔らかいものが好きなんだよな?やろうか?」と問いかけた。
糞苺は「ウニュースキナノー!ヨコセナノー!」と手を前に突き出し、目を血走らせ突進してくる。その喉元をつま先で蹴り上げてやると「ウペッ!」と情けない声を上げて仰向けに転がった。
「欲しいなら欲しいなりの作法を見せろ、食い意地の塊め。こいつが欲しけりゃ、両手を合わせて『ちょうだい』をしてみせろよ。」
「チョウダイナノ!チョウダイナノ!ヒナ、チョウダイ、シタノ!ハヤクヨコスノ!」
やれやれ、どこまで意地汚いんだろう。そんなに欲しけりゃくれてやろう。あらかじめ輪にしておいたプラスチック製の結束バンドに糞苺の腕を通し、端っこを引っ張って締め上げる。
「どうだ、白くて丸くて柔らかいだろう。『ちょうだい』じゃなくて、手を合わせて『ごめんなさい』するなら切ってやってもいいぞ?手首がぴったり合ってるから馬鹿なお前にもやりやすいだろう。」
「ヒナヲダマシタノ?オマエバカヤローナノ!ヒナワルクナイノ!ウニューヨコセナノ!ヒナカワイーノ!」
本当にあきれた奴だ。じゃあずっとそうやってろ。捕まえた糞苺の口にタオルを押し込み、箱に放り込むと次の糞苺の捕獲にかかる。
残り4匹はまったく同じ手口で捕まった。なんだか頭の悪さに同情を禁じえない。