HUNTER×HUNTER ゴレイヌ専用スレッド part2

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266名無しかわいいよ名無し
 その2作目を僕がやるのはいくらなんでも変だろう? ……と思ったが、局プロデューサーと原作の編集部が『さすがの猿飛』と同じである。
 僕のことも金春さんのことも知っていての依頼である。
 「何かと色々あって、ともかく1作目を見てくれ」
 と、言われ、1作目「オンリー・ユー」を見た。
 コミックのアニメとしては結構面白くはできていたが、かなり引っかかった点があった。
 ラムもあたる(男の子)も、それらしくないのだ。
 おまけに女性がいないというか……つまり、金春流でない、キャラクターの形だけが高橋留美子風味なのだ。
 なんだか変だと思ったら、監督・脚色押井守とある。
 つまり、絵コンテで脚本が相当変えられて、何やらかにやらあった末、金春さんが怒って2作目の脚本を断ったらしい
 で、押井守氏がプロットを書いたら今度は原作とプロデューサーサイドがNOを出し、またまたなにやらかにやらあった末、
だったら『さすがの猿飛』のシリーズ構成にやらそうということで、僕にお鉢が回って来たようである。
 こっちは『さすがの猿飛』で好き放題させてもらっているし『街角のメルヘン』のアニメ化もある。
 なんだか断りきれない状況になり、ただ、NOの出た監督のプロットが、友引高校の一同が自主映画を作るという話ということは聞いた。
 このプロットが『うる星やつら』の映画4作目に似ているというが、僕はNOになったプロットの内容を聞いただけで、4作目を見ていないのでよくはわからない。
 ちょっと、インターネットで検索してみたが、4作目に押井守氏の名はない。
 どうなっているのだろう?
 まあ、僕のプロットではないから関係ないが……。
 監督やスタッフとも、2度ほど会ったと思うが、ほとんど監督の印象がない。
 なんだか、ぶつぶつ要領を得ない世間話をしたような覚えがある。
 ともかく、監督は、ストーリーについては何も言わないのである。
 後の発言からすると、もうその時はすでに僕の脚本を使う気はなかったようである。

ttp://www.style.fm/as/05_column/shudo165.shtml