【僕は】デスノートの夜神月に萌えるスレ34【照れてない】

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665名無しかわいいよ名無し
その逸脱した頭脳が失われるのを恐れ、そのバックアップを作るために設立されたワイミーズハウス。
そしてそこへ初めて連れてこられたL。
この中にいるすべての人の最終目標は自分。
だが、それは限りなく∞に近い遠い目標。
幼心に、自分の特異な頭脳と、その貴重さを思い知らされたL。
自分に匹敵する頭脳の持ち主は、この世界にいないのかもしれない。
自分と心の底から理解しあえる人など、誰一人として…。
一人ぼっち、産まれたときから、ずっと。

だからこそ、出会えて嬉しかった。
だからこそ、失いたくなかった。
だからこそ、犯人で…、キラであって欲しくなかった。

殺人は悪。これは事実。
キラは犯罪者。キラを追い、逮捕する事が正義。
そのために、葬らなければならない。
自分の手で。
ずっと捜し求めていたものを。

手に入れてはいけないのか。
自分に匹敵する頭脳は存在してはいけないのか。
あの日、あの施設を初めて訪れた時に痛感した思いが蘇る。
現実を思い知らされ、呆然と立ち尽くす彼の耳に、いやに響いていた鐘の音。
聞こえる。聞こえるはずの無い音が。自分の運命を痛感せざるを得ない、あの音が。

もし、もう少し早く出会えていたら。
もし、死神のノートなんて存在していなければ。
最高のパートナーとして、彼と二人で…。

救う事が出来なかった。
彼も、…そして自分も。
だから…。
だから…、これは、せめてもの罪滅ぼし…。