ねえ、猿野くん?
めいくんってすっごくすっごくかわいいでしょ?
昔はね、そりゃあ、床の間に飾っておきたいくらいかわいかったんだから。
そう、想像つくでしょ。
大神はね、ボクがめいくん好きすぎるっていうよ。
でもしょうがないじゃない。あの子は天使に授かったんだからね。
めいくんはしあわせを運ぶ子供なの。
じゃなかったらあんなにかわいいはずないでしょ?違う?
いくつになってもボクにとってはちっちゃなかわいいめいくん。
あ、実はね、ちょっとだけ不安だったんだ。
めいくんだって年をとる。いつかはかわいくなくなっちゃうんじゃないかって。
ボク悪い母親だね。ずっとこどものままでいてほしいなんて願ったりして。
でもね、大丈夫だった。
めいくんね、おおきくなってもしぐさや表情はちっちゃいころのままなの。
(猿野くんもそのへんに引かれたんじゃないかな?)
やっぱりめいくんはかわいい。20になっても30になってもきっとかわいい。
あんなにかわいいんだもん。
女の子たち、みんなめいくんに触りたがるでしょ?
やっぱりね。ボクもそうだよ。今でもくっついたり手を触ったりキスしたい。
今は恥ずかしがってしてくれないけど昔はボクにべったりだったんだから。
一緒にお風呂に入るのもいいな。だっこしてあげるのにねえ。ふふ。
重くたって平気だよ。浮力あるもん。パパにだってしてあげるし・・・
ふふ。なに顔赤くしてんの。想像した?
え、近親相姦?
そうだね・・・エッチはとんでもないけど、その手前までだったらしてもいいよ?
あの子の唇をこの唇で感じて、
あのつるつるした肌をこの肌でじかに感じるのも悪くないよね・・・。
ねえ、猿野くん、
君、一回変わってくれないかな?なんてね・・・
ああ、もちろんボクは大神一筋。今のは戯言。
こんな酔っ払いに付き合ってくれるなんて、君もほんとに物好きだねえ・・・