1 :
名無しかわいいよ名無し :
トンファー使い、初の敗北。
2 :
名無しかわいいよ名無し:2005/09/01(木) 06:21:11 ID:MrR5ad4U
かくじつに歯は折られたろうね。
トンファーは攻守に優れてるけど欠点はリーチの短さ。
つーかネタバレすんなボケ 死ね
a
6 :
名無しかわいいよ名無し:2005/09/04(日) 22:36:45 ID:gr8/s0nE
歯はまだ折られてないだろ
わざわざ折られてないって出してるってことは救出が間に合って抜歯回避フラグ立った予感
というか先週の最後で敗北フラグ立ちまくりだったから今回もあたりそう
だと思いたい
あっさり負かされすぎ…さすがに可哀想
9 :
名無しかわいいよ名無し:2005/09/07(水) 04:27:20 ID:n7MJpqiJ
ヒバリ最強伝説も終わり。
六道骸の言葉からしてヒバリ級はゴロゴロいるようだから
10 :
名無しかわいいよ名無し:2005/09/07(水) 14:23:29 ID:jzzmisu/
しかしなんだ…今回の敵だった奴とかめちゃくちゃイケ面だな…
どうなってやがるちくしょうが
正直ヒバリの勝手ぶりにはムカついてたのでスッキリした。
嫌いじゃないけどたまには痛い目にあって欲しいと思ってたキャラなんでね
ヒバリさんはその後お兄さん方にまわされ無事に性奴隷になりましたとさチャンチャン
14 :
名無しかわいいよ名無し:2005/09/09(金) 07:10:10 ID:03V4ke3a
侮辱されて以後ヤムチャ化でFA?
作中で負けたのは今回が初めてじゃないんだけどね
そういえばシャマルに負けてたな。
殴る蹴るケンカだったら負けなかったろ、実際ふっとばしてたし。
蚊に奇病うつされて負けたとかカワイソス
本当に可哀相だよな
あの病気なければ勝てたな
ボロボロな状態の上目遣いがエロい…
お前なんか回されてしまえ
>あの病気なければ勝てたな
あっさり骸に否定されてましたが
「地獄のような場所で」つってたから入念に下準備した状態で倒してたって事だろう
なので小細工無しの殴る蹴るでの勝負なら負かせる可能性が多いに有る。
だが1人で敵の本陣に下調べも無しで正面から突っ込んでった雲雀は大馬鹿なので
どっちもどっちかな、まあ負けるのも良い経験だろまだ中坊なんだし。
ゴメンマジレスカコワルイ
確かに真正面から突っ込むのもなぁ…
でも桜には驚くだろアレ…。
負ける経験でさらに強くなれ、ワオ
今んところワオが負けているのは名うての殺し屋だけ。
ただのチンピラには負けたことはないはず。
ワオは格下を無視できない子ども、リボーンの余裕をみならうべきだ
24 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:43:53 ID:HfrPG81I
>>23まあ今回は部下とか生徒がやられて、頭にきたんだな
イイヤツ…………
自分のシマ荒らされて気に入らなかったに一票
ワオ、やくざ
ストップひばりくん
なんだこの萌える絵はああああ!!
29 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 21:26:07 ID:HfrPG81I
>>27ハアハァマ、マズイ…萌え死ぬ……!!!!
ハアハァこれ男の子だよな?なっなっ??テラカワイス(*´д`)ハアハァ
この作者爆笑問題のススメに出てたぞ。
↑up55749.jpg
訂正、何度も悪い
ストップくんとヒバリくん
ストリッパー!ヒバリ君!!
の方が萌えるなあハアハア
なんだ、元絵が黒髪少女じゃなかったのか
買おうと思ったのに
違和感なくて気付かなかった
元絵黒髪少女だったら俺も買qあwせdrftgyふじこlp
リアルタイムで読んでた自分にはこの知名度のなさがショックだ。
ここは雲雀女体化スレですか?
このスレでは一度も「女体」化はしてないんだけどな
>>41 漏れも見れない
携帯からなんだが404が……orz
ここはヒバリ女装スレですか?
どうやったら見れるのか教えてください
48 :
名無しかわいいよ名無し:2005/09/12(月) 20:30:24 ID:3Oqj800r
もうこのスレは雲雀たんにハアハアするスレが良いよぉ(*´д`)ハァハフ
>>43 おえええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ワオテーラは見れたけど、俺も
>>26が見れないorz
52 :
名無しかわいいよ名無し:2005/09/12(月) 22:09:12 ID:CnDUfdUY
>>27だった・・・ちょっとボコられながら歯抜かれてくる。
>>52 ネタの方向性が違うのなら・・・ってか、マロンに移住したほうがよくねぇ?
女装引っ張るのはある意味立派なアンチスレw
これからもこういうネタ出るなら移住賛成
自分今回のシリーズ=ヒバリ敗北の回からリボーン読み初めて、1〜6巻まで読んだ。
最初に読んだ話がヒバリが負けてる話だったから何とも思わなかったが、
初めからずっと読んでた人達にとって、ヒバリ敗北は結構衝撃的だったのではないかと・・・
あまりにもあっさりしてたから衝撃的ではなかった。
お約束の「初期は最強だったけど後々カマセになるキャラ」じゃん
しょぼキャラになったらやだな〜
ボンゴレに入るのか入らないのか
ビアンキの様に
フリーの殺し屋になる。
ていうかヒバリって結構もうフリーの殺し屋っぽくなってる気がする…。
でもやっぱり1回ぐらいは負けなきゃダメじゃね?
ちょいとショッキングだったけどね…
いつまでもヒバリが最強じゃ話が広がりにくくなっちゃうからだろうな
>>63 たしかにやりにくいよなぁ、でも不良って大体ちゃんとテリトリー決めてるじゃん
だから並盛内ではあんま負けさして欲しくなかったな('A`)
愚痴ってもしょうがないわけだが…
てゆーか、ちゅなたんの見せ場の為に使われただけだよ雲雀は。所詮脇役。
ぜ・ん・ざ(・∀・)ニヤニヤ
つぬるぽ
今回もヒバリは桜でやられたワケだし、
骸は実力でも「君程度の〜〜」とは言ってたけど
いざワオが復活したらワオの方が強のではないかとオモ
悪くても桜なしで互角がいい。
ここをアンチどころか萌えスレと見なして言う。
ヒバリの柔らかそうな髪の毛に触りたいハァハァ。
プチサラサラマニアの俺。
70 :
名無しかわいいよ名無し:2005/09/26(月) 21:08:41 ID:veqj8rAI
雲雀に、この豚とか、この淫乱みたいな下ネタで罵られたい
72 :
名無しかわいいよ名無し:2005/09/27(火) 13:41:04 ID:XJcZkGec
雲雀「まさか勃ってるの?踏まれただけでそんなに濡らすなんて、とんだ変態野郎だね。
でもまだイかせてあげないよ。」
ヒバリ厨超キモイ
75 :
名無しかわいいよ名無し:2005/09/27(火) 16:23:45 ID:v+nLi/Jy
猫っ毛って何?
エロパロ板で雲雀女体化書こうかと思ってたことがあるんだが
ここで書いたほうがいいんだろうか。
女体化って一応アンチ活動だよな?www
女体化はいろいろ気をつけたほうがいい
やるなら静かに
80 :
名無しかわいいよ名無し:2005/09/29(木) 01:45:33 ID:HzShozLP
( ゚д゚)ハァ?
雲雀は男の子だから萌えるんだよ。まんこやオパイなんぞ、付いてたらそれは雲雀じゃない
( ゚д゚)、ペッ
女子だったら風紀委員から貞操を守るのが大変そうですね
いっそ草壁も女体化で百合に
ポニーテールにして。
>>78 女体化すれというものがあるので、そこに投下して
リボスレにリンク貼るつもりだった。
これなら大丈夫。
84 :
名無しかわいいよ名無し:2005/09/29(木) 19:01:32 ID:x3Rg4eUo
漏れと同じにおいのする香具師がイパーイ
おおお朝から本格的なもん見ちまったよ
むしろ>85だったらもっとリボーン萌えだ。
>>85 本当に本格的だな。
セーラー服にトンファーだったらテラモエス(*´д`*)
おっさん役トマゾの細長い奴のほうが原画に似てて良かったかな('A`)
セーラー服テラモエス、意外と反応良いなサンクスw
>85
これであの口調のままのボク女だと直球ど真ん中で身悶えしちゃうよ
ワオ語録ワオ語録
それにしても女装すると吉田秋生の漫画にいそうなキャラクターになるな
よし、今日原作買って帰るわ
と思ったら
>>85見れた、スマン。
詫びに
「僕は弱くて群れる草食動物が嫌いなの。視界に入ると咬み殺したくなっちゃう」
「ゆっくりしていってね。救急車は呼んであげるから」
「さーて、あとの2人も救急車にのせてもらえるぐらいグチャグチャにしなくっちゃね」
「あなたが誰かは知らないけど僕今イラついてるの。横になってまっててよ」
「退屈しのぎにゲームをしてたんだけどみんな弱くって…」
「相部屋になった人たちにゲームに参加してもらってるの」?
「僕が寝ている間にうるさくしたら 噛み殺しちゃうよ」
「ちなみに僕は葉が落ちる音でも目が覚めるんだ」
「せっかくの雪でしょ、雪合戦でもしちゃおうかなって」
「といっても群れる標的に一方的にぶつけるんだけだけどね」
「ここで会ったのも何かの縁だし、今日は君を標的にしたげようかな」
「と思ったけど風紀委員の仕事がたまってたみたい。またね」
「何だか騒がしいと思ったら君達か」
「僕は群れる人間を見ずに桜を楽しみたいの だから、彼に追い払って貰ったんだ」
「でも君って役に立たないね あとはいいや僕がやるから」
「弱虫は 土にかえってね」
「この通り、僕は人の上に立つのが苦手みたい。 屍の上に立ってる方が落ち着いちゃう」
「赤ん坊 こうして会えたなんて嬉しいな」
「ゲーム… いいよ どーせ皆つぶすつもりだったもん」
「じゃあ君達三人とそれぞれサシで勝負しよっか お互いヒザをついたら負けだよ」
「消えてよ」
「いつもまっすぐだよね わかりやすい」
「で…? 続きはまだぁ?」
「二度と花見できなくしてあげる」
「やだよ」
「……!」
「ふうん どーかな?」
「僕の武器ってまだ秘密があったりするんだよね」
「君は変わってるよね 強かったり弱かったり よくわかんないから殺しちゃおっか」
「約束は約束だもんね… せいぜい桜を楽しでなよ」
「僕はいつでも自分の好きな学年なの」
「きいちゃった 君達 風紀委員に入りたいんだってね?」
「彼にきいたの」
「何のマネなの?」
「すごく咬み殺したくなってきちゃった」
「死を覚悟した人間を倒すなんてつまらないよ・・・とは、思わないなぁ」
「払えないなら屋台つぶしちゃうから」
「うれしくて身震いしちゃう」
「美味しそうな群れを見つけたと思ったら 追跡中のひったくり集団大量捕獲」
「集金の手間がはぶけちゃった 君達がひったくってくれたお金は風紀が全部いただくから」
「余計だよ」
「冗談じゃないよ ひったくった金は僕がもらうんだから」
「ちがうよ」
「イタズラされる覚えなんてないもん・・・」
「もちろんふりかかる火の粉は 元から絶つよ」
「君の知り合いじゃない?」
「笹川了平・・・・・・ やられちゃったって」
「ずいぶん探したよ 君がイタズラの首謀者?」
「ねぼけてるよね? 並盛の秩序は僕一人だよ」
「そんなの叶うわけないじゃない」
「君はここで 咬み殺す」
「座ったまま死んじゃってもいいの?」
「君とはもう 口聞いてあげないんだから」
「黙ってよ」
ワオ語録女verにしてみた。
が、今イチかな…。
>>98 口調はそのままの方が萌えるな。
いや別に女ワオに萌えてるわけじゃなくて。
たしかに口調はまんまのほうが萌る、ぶりっこしそうにない
いやむしろしてほしくない…が、意外とツンデレだったらどうしよう、相手は誰だ
もっと高飛車な感じがする。
ここは理想の女ワオを造るスレですか?
103 :
名無しかわいいよ名無し:2005/10/01(土) 09:57:19 ID:WtnC6s6p
このスレには男しか居ないのか
>>98 >>「いたずらされる覚えなんかないもん……」
ここだけは禿萌えた。
「笹川了平・・・・・・ やられちゃったって」
も萌えた
ツンデレ相手が笹川兄妹とリボーンだったら萌えるかもしれない。
ヒバリセーラー服だったら棒倒しのときパンツ見えちゃうな。
それで風紀委員にハアハアされるのかww
…………ヤバい本気で萌えてきたorz
110 :
名無しかわいいよ名無し:2005/10/01(土) 20:55:11 ID:WtnC6s6p
ふたなり?
なんかおもしろい試みだな
女キャラ(ハル・京子)を男にして相手させるなら見てみたい
おもしろいというか二代目いちご100パーセントみたいな試みだな。
雲雀って、黒のセーラー服+赤リボンが似合いそう。スケバン刑事みたいなイメージで。
>>113 こちらはいちごというより妄想100パーセントか?
(ツナは原作で十分にお腹一杯になれる材料が有る)
ハルを男にしてハルハルインタビューするより
ハルを女のままインタビューで百合させたい。
萌えるから性転換妄想が始まるのであって、萌えない男体化は意味がないな。
むしろ百合こそ萌える。ハルもちゅわんも女の子だからいいんだよ。
雲雀×ハルもいいけれど、個人的にはビアンキ×雲雀…
うん、これはこれで楽しい気がしてきた。
女体化でもそのままでも萌るんだがこの板結局何板なんだろうな
曲がった方面からひばりに萌える板?
で、そろそろマロンですか?と
>>54の意見を掘り返してみる
了平と雲雀女にかなり萌えてしまった…orz
苺スレの神のようにはなれないと思うんだが、書いてもいいだろうか。orz
119ガンガレ!カケ!カケ!
トコロデ85ノ続キ調子ノッテ作ッタンダガ
エロイノデupイタシカネル
(――コンコン。)
その、ノックの音がしたのはちょうど昼過ぎ。
転寝をしていた了平はそれではっ、と目が覚めた。
慌てて扉を見やる。
しかし、妹の京子は勿論、部活の後輩も見舞いに来るのは共に夕方。
一体誰だ、と微かに戸惑いながら了平は扉に声をかけようとした。
――と、そこで気付く。
個室でもない病室をいちいちノックする奴などいるか――、と。
(――ガラッ)
「寝ぼけすぎ。」
瞬間、了平の背後から響いたのは窓の開く音。
低音で愛想のない聞きなれた少女の声。
余りに予期せぬ、来訪者。
「……ひばり」
「どうして気付かないのさ」
強い風が柔な黒髪と規定違反の制服の布地を煽った。
どこにでもある、しかし彼女が着ると途端に衆人の注目を集めることの出来る、黒一色のセーラー服。
白を貴重とした病室に、それは酷く鮮やかだった。
――雲雀 恭香。
「笹川了平がやられたっていうから風紀の奴等が浮き足立ってて困る。どうしてくれるんだ、全く」
「む、スマンな。雲雀」
「謝ってすむ問題じゃないよ。…ほら、剥いて」
了平のベッドに乱暴に腰をおろした雲雀は、そう言うと同時に林檎をナイフと共に了平に渡した。
どうやら見舞いの品のようだが、皮は自分で剥けということらしい。普通は剥いてくれるものだろうに。
しかしお前が剥いてくれないのか、と駄々をこねたが最後、雲雀の腿に仕込まれたトンファーがお目見えするのは火を見るよりもあきらかなので、仕方なしに了平は、包帯の巻かれた腕が痛むのをこらえて林檎の皮を剥きはじめた。
雲雀はそんな了平を、ただ黙って見つめている。
窓から現れた雲雀が入室して開口一番言い放った台詞は、「君ってそんなに弱かったの」だった。
了平のことを弱い弱い、と常日頃もっとも多く罵っていたのは雲雀だ。しかしその口調はどこか拗ねた子供のようだった。
大切な玩具を、突然壊されてしまった子供のような。
『僕には及ばなくても……もう少し強いと思ってたよ、了平は』
窓枠に腰掛け、俯いたままぽつん。と、雲雀はそう零した。
そこには普段の、誰もが恐れている少女の面影はどこにもなく。
『すまん……、雲雀』
気付けば了平は、明らかに勝手で滅茶苦茶な彼女の主張に謝っていたのだった。
……か、書いちまったがこんなんでいいだろうか。
兄貴と雲雀は元々知り合いだったとかそんなんで。
入院直後雲雀が突然見舞いに来たとかそんなんで。
GJ!
女雲雀って萌えキャラだな。
口調がいちいち萌える。
子供じみてるツンツン黒髪女委員長最高だ。
>119
恭香タンかわいい名前キタコレGJ!
寝る前に覗いてよかった、続きそうな話だな(*´∀`)
「君」じゃなくて名前呼びだと親密っぽく感じる…
名前呼びされる一握りの人間になりたい風紀委員とかワラワラ居てほしい
なにこのプロジェクトH
うpろだ.orgに85の続(?)のエロイのうp
ワオ1は85の再ウp
拡張子jpg、100kbと103kb
パスはなんですか?
すみません。見るとまちがえてました。
パスないですね
>>122 おお、続きワクテカしながら待ってる。
林檎剥かせるとか萌えた。
>>128 GJ!GJ!
すげえ、自分の中で神認定したよ。
朝から興奮しちまった・・・
ヒバリたん(;´Д`)ハァハァ
133 :
初登場改変:2005/10/02(日) 12:24:11 ID:JVAca4Vv
「君、誰?」
(コイツは…)
(――女の身でありながら、不良の頂点に君臨する)
(風紀委員長、雲雀恭香……!)
「なんだあの女?」
「獄寺、待て…」
「風紀委員長の前ではタバコ消してくれる?
ま、どちらにせよただじゃ帰さないけど」
「んだとこの女(アマ)!」
「消してよ」
『――ビュッ』
「!! なんだこいつ!」
(聞いたことがある…)
(ヒバリは気にいらねー奴がいると、相手が誰だろうと)
(仕込みトンファーでめった打ちにするって――……)
「僕は弱くて群れる草食動物が嫌いだ」
「視界に入ると」
「かみ殺したくなる」
『―ゾクッ』
(この女…)
(やっかいなのにつかまったぞ…)
134 :
初登場改変:2005/10/02(日) 12:33:23 ID:JVAca4Vv
今いちだなぁ…。
ていうかほとんど変わってないorz
俺は名前恭弥のままの方がいいなあ。
>>128が見つからないんだけど消された?
恭弥でも女の子の名前として通る気もする。
恭子だったら恭子で萌えるものがある気もする。
>>128消すの早いよorz
女(アマ)とか言われてることに萌えた
>>128は消えてる?遅かったか…
恭子だとちゅわんとかぶるかと思い、
恭“也”の母音に合わせて恭香にしたんだが
そのままにした方が萌えるのか?
じゃあ続きはそうしようかと思います。
>>138 あ、個人的にはって話なんで書き手の好きな方でどうぞ。
>>138 >>119朝時間無くて読めなかったがやっと読めた
スカートで窓から侵入する図は馬鹿可愛い…!!んでりんごに萌えた、ありがとうGJ!!
名前は恭弥でも恭香も好きだ、続き楽しみガンガレ。
>>128のやつ
ごめん無修正風味だったから消されたっぽい。俺が馬鹿だった正直スマン
消されたくせに再ウプするのは激しく気が引ける、ので、後ほど別所探してパスかけウプ汁
あと他スレには迷惑かかりそうなので持ち出しはモニョってもいいか?
普通の雲雀好きに激しく気が引ける、更に総合系で激しく騒ぐのは好きじゃない人に悪い('A;:;::..
だが無反応だと小物もそれなりにショゲるww
ので、何かあったらとりあえずここのスレ内でヨロー、とか お願いしてもいいですか
142 :
136:2005/10/02(日) 17:08:10 ID:SGUESO/1
>>138 途中で変えるよりもそのままのほうがいい。
一人称だって人によっては「僕」がいい派と「私」派に分かれそうだし。
己の妄想に正直であれ。
>>141 ワクテカして待ってる
キョウコが被るからいいんだよ…とか思い立って書き出したら長くなった…orz
校時間。
部活動の準備をしていた笹川了平は、自分の妹と沢田ツナを見つけた。
「京子!沢田ツナ!これから帰りか?」
「うん。お兄ちゃんはこれからトレーニング?」
「こ…こんにちは、了平さん」
「おう、これからランニング100周だ。沢田は練習に来ないのか?」
「だーかーら、私はボクシングなんてやりませんってば〜」
心底、困った顔のツナは、まるで小動物のようで庇護欲を掻き立てる。
しかし、こんなか弱い少女から、自分を倒すほどのパンチが生まれるというのも驚きだ。
「おまえならいつだって大歓迎だ。俺は待っているからな。」
「うぅぅ…(相変わらず人の話を聞かない人だなぁ…)」
「もう、お兄ちゃんってば、ツナちゃん困ってるでしょ?
今日はハルちゃんも一緒にケーキを食べに行くの。急いでいるからまたね。」
「す、すみません、了平さん。」
ツナちゃんいこ、と京子はツナの手を取り、歩き出した。
去りゆく二人を見つめていた了平は、ふと思い出した。
(ケーキ…あれはたしか甘くて…脂肪と炭水化物の塊だったか…?)
「おい、京子…!」
『食べすぎで沢田を太らせるなよ』と続ける前に、了平は地面へと強かに顔をぶつけていた。
「キミに名前で呼ばれる覚えは無いんだけど…」
何が起こったのか理解するよりも早く、良平の上から声がした。
「で、キミ、誰」
「雲雀恭子…」
この学校最大にして最悪の組織、風紀委員を統べる存在。
学校指定のブレザーではなく、黒いセーラー服に身を包むその人物こそ雲雀恭子本人であった。
両手には雲雀愛用の仕込み武器、トンファーが光っている。
「あぁ、キミは笹川了平、ボクシング部の」
相手を確かめずに倒したのか、と不満に思うところもあったのだが、了平はうつ伏せで雲雀に乗られている状態だ。
雲雀はただその武器を振り下ろすだけでいい。首でも背骨でも、後遺症は避けられないだろう。
「今のは妹と…沢田ツナ?じゃあキミも赤ん坊と何かつながりが。そういえば…雪合戦のときに、いたかな…」
呟きながら、雲雀は考えに入り込む。
そこに一瞬の隙が生まれた。
「覚えていてくれて…光栄、だな!!」
逆転のチャンスを見逃さず、了平は雲雀の足を払った。そのまま体勢を入れ替えようとする。
「何、を!?」
雲雀はあわてて振り払おうとしたが、女と男、体格差がそれを許さない。
押しのけようとした手をつかまれ、蹴り上げようとした足を絡め取られ、体全体で押さえつけられる。
「くそっ…」
強い力で手首を握られ、力が入らない。雲雀はしかたなくトンファーを放す。
まるで犯されるようだ。
上に乗った男の呼吸音が耳障りでしょうがない。
了平はとにかく雲雀の攻撃を封じようと、がむしゃらに戦った。
気がつくと、雲雀は自分の下にいて、セーラー服は乱れスカートの裾は捲くれ上り、まるでこれから犯そうとするようであった。
そして、その上に自分がいる、ということは…?
目の前の雲雀と目が合う。パッと了平の顔は赤くなり、動悸が激しくなる。
「い、いや、これはっ、そういうつもりでは、決してなくてっ」
「…さっさと、どいてくれない。重いよ」
「いや、だが、」
「攻撃は、もう、しない」
開放された雲雀は、ゆっくりと体を起こし、トンファーを拾い上げた。
「とんだ目にあったよ。キミの妹…キョウコだっけ。僕としたことが勘違いだなんて…」
まったく、酷い茶番劇だ。おかげで殺意も失せてしまった。そう毒づくように雲雀は言った。
「今日は見逃す。金輪際、僕の側でその名前を呼ばないことだね。次は殺すよ」
(雲雀恭子…)
細く白い腕。首筋。
強い目。さながら美しい獣のような。
了平の足元には赤いスカーフが落ちている。取っ組み合いの時に解けたのか。
それを拾い上げ握り締める。
(あいつと、また、戦う機会があるだろうか…次は、必ず)
雲雀との再戦の決意を胸に誓い、了平は日が暮れるまでその場を離れなかった。
一気に書き上げたので下手な文でも殺さないでください。
女雲雀にも女ツナにも萌えた!
この二人の百合も見てみたい。
雲雀のスカートはやっぱ長めなんだろうか。
ってか笹川兄イイ思いしすぎだw
ワァオ、女ツナたん登場。
百合もいいし草壁との純愛もいいな。
>>148 個人的には膝下まで。
それでトンファーを太股に仕込んでいて欲しい。
ンでミニスカートの女子には
「君、風紀が乱れるからスカートはもっと短くして」
と、注意してるといいな。
も、もっと短く!?
……………………orz
噛み殺されてくる
恭香タン萌える。桜を虚ろな目で見ながら骸達に蹂躙される恭香タン。
口をきかないって言っちゃったから声を必死に殺す恭香タン。
妄想でこんなに萌えるのはグレイマンの神田タンを女子と信じてた頃以来だ。
骸、雲雀のことを男だと思って虐待。
→途中で女だと気づき暴力止めてリンカーン
な感じか?
「クフフフ、これはまた違った楽しみ方が出来そうですね」
「……!!」
意外と処女っぽそうだな雲雀恭香
なのに骸にリンカーンされて肉体的にも精神的にもボロボロ
俺は好きキャラが処女かどうかなんて気にしないけど、恭香タンは処女だと思う。
てか自分より弱い男とは寝なさそう。
骸は言葉責め、犬はある意味獣姦、柿ピーは変な趣味持ってるイメージ。
下品でスマン
助けにきたヤシはそんな恭香タソの霰もない姿に
惚れてしまうわけか。
「見るな……!」
肩を震わせ、顔を上げずに訴える恭香タソ
鬼畜軟禁モエス!!勢いで投下
荷室 0496
パス wao
女体微エロですので、背後を気にして開いてください
ぜんぜん天野神絵っぽくできなかったので苦手な方は注意
160 :
名無しかわいいよ名無し:2005/10/03(月) 00:29:51 ID:Kdoa3zqg
スマソ あげてしまった
土に還るよ
>>158 上手すぎる。すごい。神、いわゆるゴット。
しかもエロイ。やばい。ハァハァ。トイレ。
おっぱい。エロイ。汁。ハァハァ。エロイ。最高。
>>158 GJ!つまりアレだ。その状態で骸に監禁されているということか。
透け具合にそそられる(;´Д`)ハァハァ
柿ピー変な趣味って楽しいなw
−=≡ _ _ ∩
−=≡ ( ゚∀゚)彡 拘束!拘束!
−=≡ ⊂ ⊂彡
−=≡ ( ⌒)
−=≡ c し
…じゃなくて、躯一味はやりたいほうだいに違いないハァハァ
俺も下品でスマソ
ところで、移転願いどうしますか?マロン逝?
荷室がわからなくて焦る俺。
恭香がっ!
>>166 荷室 うpろだ とかで調べたら俺は何とかわかったよ。
今までの人生の中で1番頑張ってるよ>荷室探し
荷室はなんとなく理解出来てるんですが、うPろだやPASSの意味が分かりません…
あと携帯からでも見れますか?
教えてくれれば嬉しいです!
初心者丸出しでごめんなさいorz
>>170 ごめんなさい教えると隠してる意味が無いので自力でよろしく
全年齢向け板でうっかり出した俺が悪いわけですがorz
早めに消すのでがんがれ
>>171 分かりました
親切に答えてくれてありがとうございます
死ぬ気で探して来ます!
>>167 自分もおかげで辿り着けたよー!サンクス
>>157 GJ!すけすけテラモエス!
下履いてないのがまた(・∀・)イイ!!
>>158 神だ…!!!
すげぇいいもん見せてもらった、GJ!!
>>165 移転する必要はないと思う。
スラダンの藤間スレもここと同じ女体スレだし。
ただ、年齢指定作品(文)が増えたら、
保管庫の掲示板にスレ建てさせてもらうってことでいいんじゃまいか。
……つーワケで誰か了平と雲雀のエロいのください。
>>158 消される前にやっと探し出せたよ
すっげえ!!エロい!!
必死で見付けて良かった(*´∀`*)b GJ!!
俺も見たいのに今から学校…しかも学校のパソコン室は立ち入り禁止状態…なんて大学orz
こうもうp関係には運のない俺…OTL
もう少し髪を長くしたverが見たい…
「邪魔だから」と言って髪を伸ばさないところが萌えるんジャマイカ!
でも了平が長いのが好きと言ったからこっそり伸ばすのも萌えるな・・・。
レスアリガd妄想材料になればこれ幸い、今日帰ったら消します ノシ
11時は過ぎるとおもわれ。
>>164 黒曜ランドの便所にカメラ置いときたい
でも横にならされてるってことは床dqあwせdrftgyふじこpl;p@
>>174 保管庫は小説用?ではなかっただろうか
>>177 作り直すのめんどンゴフグゲフッ、心の目でみるんだやればできる
ショートカット萌ス!でも、ひばりって後ろ髪すこし長いのな
笹川とはプラトニックでも萌
遠慮しない了平にとまどう初々しい恭香タン、勘違い恭子タソも可愛いな。
草壁相手も気になるんだが名前覚えてなかったりw
了平がデフォになってるところ悪いが他は?
自分は了平もいいが獄寺をシバき倒す恭香タソも好きだぞ(*´Д`)ハアハア
獄寺=煙草くさい男
山本=イラつく奴
(弱いくせに僕の攻撃受け止めるなんて)
リボーン=素敵な赤ん坊
草壁=よく目につくけど、誰だっけ
とか、淡白な認識してそうだな
恐怖政治の我が侭っ子ヒバリタンにハァハァ
>>158乙!!
学校で気づいて空き時間に大慌てでネカフェに飛び込んでテカテカしながら見ました。
期待以上で大満足です!ありがとうございます。
草壁=よく目につくけど、誰だっけ <<ワロス
シャマルに桜クラ病の治療と称して悪戯されるってのも萌える。
でもやっぱ了平がいいな。プラトニックでもエロありでも。
>>158 見た!!神だ…!
シャマルがふざけて保健室のベッドでいじったら女だって気づいて、
そのままいじり倒すのが良いな。
ベッドに縛り付けて。
>>181 了平=弱くてしつこい男
勧誘にあってる前提で。
>>158 やっべ見れた。この萌えをどこにぶつければいいだろう。
骸にヤられて気付いたら繋がられたって感じだな。目が挑発的だがそこがいい。
このスレ、女体化になって急にレス伸びたね
>>181 その文章だけ見ると、山本と恋愛フラグ立ちそうに思うのは自分だけ?
いまだに荷室がわからない漏れ…_| ̄|○
マジ恋愛系はキモいので勘弁
タイムリミットが近いからヒント
うpろだの愛称でぐぐって、でたページを荷室でページ内検索。
地道って大事。
もしかして消された?orz
191 :
190:2005/10/03(月) 21:29:02 ID:dsbcTxzf
すみません、見付かりました。
エロ過ぎる……まさに神!!
山本と女雲雀は微妙。
なんか山本が天然キャラじゃなくなりそうで。
了平以外なら獄寺か草壁が萌えス。
・獄寺
何回も突っかかってくる獄寺を初め恭香タソは出会うたびボコボコにしていたが
次第に慣れて、ある程度加減して可愛くあしらうようになる。萌え。
・草壁
雲雀が男装してる前提で唯一本当は女だってことを知ってると萌え。
骸らのせいで傷付いた恭香タソを前に「俺の力が足りないばかりに…!スミマセン!」
と言って泣きながら土下座する。
けど一番はやっぱ「強い奴」から少しずつ「女」を意識し始めていく了平と
了平の鈍感さに苛苛する恭香タソ
・ツナ
死ぬ気の時のツナの裸体に照れてまともに直視できない恭香たん。
死ぬ気の時のみツナのが有利で闘ってる最中に押し倒されるがちょうどそこで5分経ってしまう。
その瞬間に股間に思いっきり蹴りを入れる恭香たん。
すみませんマゾなんですorz
194 :
187:2005/10/03(月) 22:01:06 ID:YQp4WC5/
ありがd!やっと見れた…!
何だこれすっごい萌える…_| ̄|○ノシ
別に他キャラと絡まなくてもいい。
エロい姿を見せてくれ!
>>193 >>その瞬間に股間に思いっきり蹴りを入れる恭香たん。
イイ!!!!
恭香タソには皆マゾになるんだよ(*´Д`)ハアハア
さすがの猿飛に出てくる、黒髪セーラーの女の子がヒバリっぽく見える。
サイバーダムで歌ったら映像が出てきて萌えた。
最初は「ヒバリ?あーそういえばあいつ負けたよなー」なんて面白半分でこのスレ見始めたのに、
今ではすっかり恭香タソの虜だ。
新境地をありがとう、ネ申!
158ただいま消しました ノシ
場所探し乙、期待はずれの人ごめす
嬉しかった人は妄想こぼれ話を是非
多方面にほのぼのから鬼畜までモエス
>>182 桜クラ病の治療してやるから「保健室においでー」
とか、誘ってもなかなかこないヒバリに痺れをきらして捕獲
↓
殺す勢いで抵抗するのを越えてきた死線の数が違う大人の余裕(蚊)でおさえこみ
治療と称して悪戯
↓
そして伝説へ…(タイーホ)
こんなかんじか、オイシイなあの医者
>>158乙!
普段ドSだと無理矢理いじめられる姿がテラモエスハァハァ
うぁああああああああくぁwせdrftg!!!!!!!!
もう消されてしまったか・・・orz
もっと早く家帰るんだったな・・・
女ヒバリは実は可愛いもの好きだといいなあ。
部屋にはぬいぐるみイパーイのメルヘンチック。
203 :
六道骸:2005/10/04(火) 01:20:43 ID:zj1LMhcD
「痛っ…」
身体に鈍い痛みが走る。
目を開けると、壁や床がボロボロに崩れている廃墟のような場所だった。
頭が痛い。どうやら誰かに気絶させられて、ここに運び込まれたようだ。
「おや、起きましたか。」
声のした方を向くと、そこには口元に嫌味ったらしい笑みを浮かべた六道骸が立っていた。
すぐに身構えようとしたが、自分の手足が鎖で繋がれている事に気付く。
トンファーもどうやら奪われてしまったらしい。
「…殺すならさっさと殺してよ」
「誰が殺すなんて言いました?」
六道骸がゆっくりと近づいてくる。
「じゃあ何が目的?」
そう言うと六道骸はまたもら笑って、
「君、血の匂いがしますよ」
と言って僕のスカートの中に手を入れた。
「やめろ!」
抵抗虚しく、六道の指が下着の中に滑り込んで来た。
そのまま指で撫で始める。
「――んっ…」
声が出そうになるのを必死で堪える。
六道はそんな僕を見て満足気な顔をした後、下着から手を抜いた。
六道の指先は、赤く濡れている。
「やっぱり、そうでしたか」
顔を背けようとする僕の顔を無理矢理自分の方に向け、六道はその指先をそっと舐めたのだった。
生理ネタ苦手な人スマン。
ネ申絵師の作品に感化されて初めて書いてみた。
あと、携帯でばーって書いちゃったから読みにくかったらごめん!
文才がないのは勘弁な!
ハアハアハアハアハアハアハアハアハア(*´Д`)
ハアハアハアハアハアハアハアハアハア(*´Д`)
ハアハアハアハアハアハアハアハアハア(*´Д`)
,、ァ '`ァ ,、ァ '`ァ
'`ァ '`ァ,、ァ '`ァ
'`ァ '`ァ
'`ァ ,、ァ(*´д`),、ァ '`ァ
'`ァ '`ァ
'`ァ '`ァ
'`ァ '`ァ
'`ァ,、ァ
GJ過ぎる。トイレの上にいたのはそういうわけなのね。
(;´ー`)
>>203 GJ!
血とか苦手だけどあの絵があったから異様に萌えた。
骸だと鬼畜系なんだな。
※↓以下整理話、苦手な人はごめん
なあお前ら。
監禁されてる間にはじまっちゃった、っていうのも
萌 え な い か 。
当然用意していない生理用品。
じわりと朱にそまるショーツ。
(ていうかヒバリの下着は何呼びが一番ふさわしいのだろうか。ぱんつのほうがいい?)
自らの身体の異変に気づき、骸への態度が微妙に変化、びくついてしまうヒバリ。
勘付いた骸に発見されてあとは203展開だ。
どうだろうかこれ。
血の臭いがすると犬がかみついちゃあwせdrftgyふじこlp
むしろ自分は、まだ初潮の来てない雲雀タソが
(中学生なら十分ありえる)
骸にずたぼろに侵されて、それまで自覚したことのなかった性に目覚めて欲しい。
リンカーンの途中、骸がそれに気付いて中ryしまくるというのも良い。
ただし、病院では了平による
ぼろぼろになった雲雀タソへの優しいエチーが待っている前提で。
そうじゃなきゃ辛いから。
>>208 つか犬はバターけry
バターry…!!!
自分の可愛さとかはそこそこ分かって育ってて欲しいな
あえて色気出さないように高飛車に生きてきたのに
その上でズタボryにされてるほうが屈辱じゃあるまいか(;´Д`)=3
この際躯にとことん陵辱されておくといい
一段落ついてもプライド故、他人に心中を悟らせないよう上手に何も無かったようにしてそう
と、ここまで書いておいて愛有る恋愛未満とかもいいなと思う相反する萌
クフフフこんな事を考えてるとレポートが進みませんよ
整理中は感度が上がるって言うよねw
タ●ポンバ●ブとか出来るかもなんて考えてる自分は変態かもしれないorz
リンカーンも萌えるけど
自分はやっぱり愛あってこそのエロが萌えるな
鬼畜に犯しまくった後で雲雀たんの愛らしさに改めて気付き、後悔する骸とか萌えるw
そこから発展する恋があってもいいじゃないか!!(*´д`)ハァハァ
聞いた話だと整理になる前だか整理中はムズムズするっていうか性欲がわくとか聞いたけど
213 :
203:2005/10/04(火) 08:25:57 ID:zj1LMhcD
自分
>>203なんだけど、骸とかセイーリとか嫌がられるかと思ったからホッとした。
でもナ〇キンの存在をすっかり忘れてたんで
>>207の書いてあるとおりって事で!
あと俺、了平の文字師の人ヌゲー好きなんだ。
自分じゃあんな文書けないから尊敬する。
>>212 整理前なら性欲わくが、整理中はどうなんだろう…?
好意に及ぶにしても生理的嫌悪が先に出そうな。
でも絵や生だと引くが、文字なら問題なし。むしろ萌えた。
バターけんは読みたいな…骸に酷くゴーカンにされたあと犬に払い下げられて、
プライドズダボロになりながらも感じてしまうキョウタン(*´Д`)ハァハァ
あ、「、」忘れたorz
ちなみに21547で大きめサイズ
>>215 キョウタン可愛いよキョウタン
ル/ン/ル/ンですか?
>>217 yesyes!マシマロの表紙っす
ヒバリたんの私服早く見たい…
>>215 うほっ余りの可愛さに早速待ち受けにさせて貰ったよ
220 :
了平×雲雀女:2005/10/04(火) 21:25:38 ID:q2D5toKn
またも途中で投下。
出来てから時間置くと投下する勇気のなくなるチキンでスマソorz
221 :
了平×女雲雀:2005/10/04(火) 21:27:44 ID:q2D5toKn
掻き忘れたが
>>122の続きな。
『俺はもっと、強くなる。』
『……。当然じゃない』
答える前に一瞬、わずかな間があったのは了平の気のせいではないだろう。
『…その時はまた手合わせしてもらうぞ、雲雀』
『やだよ』
そうしてようやく、病室に入ってから初めて雲雀は笑ったのだった。
了平が林檎の皮を剥き終えると、雲雀が口を開けた。了平が「?」と首を傾げると「歯もないのに食べれないでしょ」と言う。
確かにその通りだが、それでは最早見舞いでも何でもない。
しかし断ると彼女の得意とするトンファーが(ryな為、了平は大人しく雲雀に従った。八頭分に切った林檎の端を持って雲雀の口に入れる。
シャクシャクという音が、静かな病室に響いた。
「…しかし、それで何かまずいことがあるのか?」
その間ずっと黙っているのも気詰まりだったので、了平は口を開いた。尋ねるのは先ほどの雲雀の言葉で少し気になったこと。
「何が?」
「お前の配下がいきりたっているという件だ。何がまずい? 下の者が戦えばその分お前の負担は減るんだろう」
「……大馬鹿だね、了平は」
雲雀は林檎を飲み込むと、にがにがしく顔を歪め吐き捨てる。
222 :
了平×女雲雀:2005/10/04(火) 21:32:05 ID:q2D5toKn
「下の奴等が倒されたら僕の力が甘く見られる。どれだけ馬鹿でも弱くても僕のなんだから。
何より、あんな勘違いを放っておくわけには――」
そう言ったところで、雲雀はハッと目を見張って、不自然に言葉を切った。了平から、林檎から、顔を背ける。
「勘違い……? 何だ、それは?」
どうやらその言葉に、雲雀が怒る本当の理由はあるようで、了平は素早くその言葉を捕らえた。
「…それは……」
「? お前の様子だと俺も関わっているようだが」
「……」
雲雀がますますうつむいて了平から顔を隠す。髪の隙間から僅かに覗いた耳が、心なしか少し赤くなっているように見えた。
(そんなに嫌なことがあったのか。)
それを怒りに血が上った所為だと判断した了平は思う。
勿論、事実は違う。
雲雀が、顔を赤くした真実。それは――
「…君が」
「うむ」
「君が…僕の男だから、やられたままにはしておけない。そういう…勘違いだよ。
全く……、嫌になる」
やけに辿々しい口調で話す、雲雀の言葉の意味が分からず了平は首を傾げる。
「『男』? 確かに俺は男だが…。お前の、とはどういう意味だ?」
223 :
了平×女雲雀:2005/10/04(火) 21:45:48 ID:q2D5toKn
間髪入れずに挟まれた質問に、雲雀がそらしていた顔を了平に向けた。その顔は、耳だけでなく頬も赤くなっていた。
しかもその表情はみるみるうちに不機嫌になっていく。
了平が困惑を深めたとき、雲雀がピシャリと叩きつけるように言った。
「馬鹿」
いつもの低く威圧感のある声とは違う、甘さを含んで少し甲高い少女特有の声で。
「――馬鹿馬鹿馬鹿。笹川了平、君は何て馬鹿なんだ。馬鹿。それすら分からないなんて、救えない」
「な……」
了平の言葉によほど自尊心を傷つけられたらしく、雲雀は今にも噛みつきそうな勢いで連続的に呟いた。
「馬鹿、最低、弱虫、最悪………サイアク……」
しかし暫くすると気力尽きたのか、再び了平から顔をそらして俯いた。
泣いてるとも怒っているともとれる表情で。
「…最悪だ、了平って」
「いや…しかし、そう言われても分からんものは分からんのだ」
――すまん。
謝りながら、了平は困りきったように(事実困っていた)、頭を掻いた。雲雀の言葉の意味も、怒っている理由も了平は本当に分からなかったので。
224 :
了平×女雲雀:2005/10/04(火) 21:48:14 ID:q2D5toKn
今日はこれで終わり。
オチは決めてあるんで多分次で終わる。
萌えてくれたヤシありがとう。
エロがかけたら強姦に挑戦してみたいです。
>>225 即レストン(つД`)嬉しいよ
しかしコラ携帯からアクセス出来ないようなんですが何故…?orz
>>224 続き待ってたんで嬉しい!
甘酸っぱい二人が何かいいね
青春って感じでw
ヒバリたんの姫っぽい態度とか可愛かったよ
>>225 ありがとう!!
早速携帯の待ち受けにさせてもらった!! シュールな可愛さだw
>>220 キターーー(゜∀゜)ーーー!
待ってましたよ、了平の神!
やばい・・・すごい萌える・・・
感想文を書きたくなるほどだ(*´Д`*)
了ヒバ神乙!これは相当いいツンデレですね!
自分は正直言って笹兄よりも山本がいいかなと思ってたんだが、
これはイイ!
ぜひこのままこの路線でおながいします。
上のアンカーまつがいorz
230は
>>226宛な
>>230 遅くなりましたが、今パソコンから見れたよ、d!!
テラモエス。なんか水野順子っぽいw
整理情報。
>>211 人によると思うけど感度1.5割増しくらい? かなり敏感になる。
ちょっと触っただけでビクビクしちゃう恭香タン!
あとタンポンは中学生はあんまり使わないから、
無理に入れて引き抜くとかなり苦痛かと。。(タンポンプレイ?)
>>212 整理前は性欲わく。オパイがちょっと硬くなってちくびも立ち気味かも。
何もしてないのにちくび立っちゃう恭香タン!
下品でごめん orz
ふだんよりおぱーいが少し張るよね。
個人的には恭香タンはスレンダーひんぬー気味がいいな。
なんだこの生々しいレスは。
エロい。
生々しいつーか女性の実体験レス?
参考になりますがお手柔らかに頼みます女性陣w
恭香タソハアハア
整理ネタは正直あんま引っ張られると引く。
あからさまなエロネタもな…
ノシ
自分も恭香タンはひんぬー寄りがいい。
なんかそんなイメージだ。柔らかさよりちょっとギスギスしてる感じ。
生々しい話してゴメソ、かわりに初々しい話をしたい。
自分229なわけで、山ヒバ派なのだけど、
山本に素で「そんなに綺麗な顔してんのにもったいねー」とか、
「一回だけさ、笑ってみてくんね?」とか言われて、
(照れ隠しに)トンファーでめった打ちにする恭香タンモエス。
応接室は妄想の宝庫ですね。
トンファー娘って普通に斬新に萌え
山本は女に積極的に関わるキャラにみえないんだよな。
雲雀タソがどんだけ美人でも。
兄貴だと強い奴には片っ端から興味持ちそうなんだけど。
>>153 遅レスだがナカーマ(・∀・)人(・∀・)
自分も前神田は女子だと信じてたよ…orz
最初から神田タンは女ry
>>239 監禁されてるキョウタンを最初に見つけたのが山本で、キョウタンは複雑そうな顔をして
「こんな時どんな顔したらいいかわからない」
とか言ったら萌える゚+.(・∀・)゚+.゚
>>239 自分も山ヒバ派。了ヒバも好きだが。
案外山本はそーゆーこと言うと思うのでテラモエス。
アヤナミかよwwww山本にシンジ似合わねーwwww
兄にしても山本にしても、かなりの天然ぶりをもっていないと恭香タンの相手にはならないと思うんだ。
野性の山猫をちょっとずつ馴らすように根気よく距離を縮めてほしいんだ。
兄も山本も、何度ボコボコにされてもそう簡単には諦めなさそうでイイ!
めげないね……君、マゾなの?とか見下されたりね!
山本の恭香タンに興味をもつ理由は、なんかおもしれー奴!ってだけでもいいと思うよ。
山猫恭香タン萌え!
というか、246がとことん漏れのツボだ…
保健室のオヤジがつまみぐい派の俺が来ましたよ
昼寝に来たのを大人口説きして2063人目の愛人候補にしてくれまいか
まあ「ちゅーしてあげる」の時点で瞬殺再びが目に見えてるけどな
オッサンの百戦錬磨の実力を見せて欲しい、今なら桜クラ病の治療で呼び出しもできる!
今は躯に監禁かorz
orzになどなるな!
骸による拉致監禁拘束羞恥陵辱バターryプレイを妄想するのだ。
相手より何より僕っ娘恭香タソの魅力を楽しみたい。
>>249 まだ中学生だからあくまで指オンリーでねだってもいれてやらず
処女のくせに触るだけでぐちゃぐryに開発される恭香タンとか萌えないか
そんな娘が監禁されてバターryじゃ大変だ(;´д`)ハァハァ
妄想してみたら止まらなかった俺(AA略)
エロイナオマイラ(;゚Д゚)カッ
人によって嫌な話がNGワードアボーンできるように文頭表記とか
ローカルルールのテンプレ考えたほうが良さす
やっぱサロンに移動願いだしてもいいか?
ワオスレと方向違うけど重複してるし
普通に削除の結果になったら諦めとくのはどうだろう
あんま混沌としすぎなのもアレなんで個人的な意見。
だよな…ここ普通に未成年とかも見てんのになんだかエロいこと言ってるよな
恭香タンに萌えな一人としてサロン行きがいいと思うが
漫画サロンにはもっと混沌としたスレもあるのになぁ…某料理人とか
流石にエロ杉のやつはキャラサロンに移ったようだが
サロン移動には一票
削除されたらされたで、サロンに雲雀ニョタスレで立てりゃ無問題ってことで
問題なければ今夜あたり書きにいこうかと思う、内容こんなんでいいかな
削除理由・詳細・その他:
6.重複
5.掲示板の趣旨とは違う投稿
女体化萌妄想が主なスレッドの内容なのでキャラ板にふさわしくない。
漫画サロン板への移動希望。
気になるんだがサロンに移るとスレは一からやり直すことになったりするのか?
一からやり直すってなんだ?確かにスレは1から始まるが
スレタイは変わるんだよな?
>>256 板が変わることで、このスレの今までのレスがなくなってしまうのか否か聞きたかった。
分かりにくくてスマソ。
もし全部なくなって、マロンで
>>1から始まるなら
いちごスレのようなテンプレを作ったりした方がよくないか。
>>257スレタイは変わるべ。それはスレ立てた人に任せるとかかな
>>258そういうことか。確かに今までのレスはなくなるけどレスすれば今まで通り。ただこれまで書かれた小説は続きからとかになるかもだけど
なんか偉そうでスマンorz
多分だが、上手く移転が認められれば、このスレのままでマロン逝き。
スレタイも変わらん。移転状態(今なら260)からマロンが始まる。
削除されても、誰かがログ張りゃ無問題。
なるほど。丁寧にトン。
全部なくなるなら移動は
>>1のテンプレ、スレタイを考えてからがいいと思う。
女体化ネタを扱うスレだって分からないと
今ここにいないヤシがマロンで初めてここ見たらキツいだろうから。
んで、スレタイは↓とかどうですか。
【REBORN】ストップ!雲雀タソ!【風紀委員】
ここの女体化ネタのはじめってこれだよな?確かw
いいんじゃね?
でもタソではなく正々堂々勝負しようぜ
>>261 良いと思う、ストップの後のエクストラテンションマークは二つでヨロシク
【REBORN】ストップ!!ヒバリくん!【風紀委員長】
ヒバリたんのがいいかな
>>262 確かにタソはやめた方がいいか。
>>263 二つだったとは知らなかった。お前細かいなw
自分はくんよりたんの方がいいんだが、これは皆の好きずきだよなぁ。
>>1は台詞改変キボン。
「こいつは…女の身でありながら不良の頂点に君臨する
風紀委員長……雲雀 恭也!」
「風紀委員の前ではタバコ消してくれる?ま、どっちにせよタダでは帰さないけど」
「んだとこの女(アマ)!」
とか。
「あんまり僕にハアハアするな。咬み殺すよ」
とか。
「やっぱ美人だな、テメーは」
「赤ん坊、そんな風に言ってもらえるなんて嬉しいよ」
とかどうですか。
「たん」に1票。
引っ越したら絵板でもつくらないか?
需要ないかな。
雲雀恭弥な。女子名は恭香?恭子?
自分もたんに1票。
>>1は注意書きゾーンではないだろか、台詞改変は2以降で良いと思われ
■テンプレ案
家庭教師ヒットマンREBORNの風紀委員長、雲雀たん(♀)にハァハァするスレッドです
・sage進行です
・エロネタを含みます、苦手な話題はスルーも大切です
・このスレの話題は他スレに持ち出し禁止です
・荒しや煽り、叩き等は並盛りの旗の元、粛正
・男のままでの絡みは801板、各キャラ板へ
■
絵板一応作って小説とかコラとかの倉庫にしたらどうだろ
スレタイはヒバリたんに一票
今までの了平神のログ誰かとった?
削除されたら普通に泣く。
わかりやすく(♀)をつけるのは?
【REBORN】ストップ!!ヒバリたん!(♀)【風紀委員長】
オエビットに新規登録申請してきちゃったけど気が早かったかな?
今設定いじってます。ほとんどベーシックのままですが。
>>267 雲雀タンはいつでもネ申の好きな名前だよ。恭弥のままでも恭香でも恭子でも。
最近は恭香タンがデフォになりつつあるけどね。自分はメンドイのでキョウタンと呼んでみる。
>>271 無い方がいいなぁ…そのためのテンプレだ。
■テンプレ案 勝手に修正
家庭教師ヒットマンREBORNのツンデレ委員長、雲雀たん(♀)にハァハァするスレッドです
・sage進行です
・エロネタを含みます、苦手な話題はスルーも大切です
・このスレの話題は他スレに持ち出し禁止です
・荒しや煽り、叩き等は並盛りの旗の下、粛正されます
・男のままでの絡みは801板、各キャラ板で群れてください
■
>>271 細かくてゴメン 「並盛り」の「り」はいらないよね
今「ストップ!!ひばりくん!」のOP曲聞いてたんだけど、結構スゴイ歌詞だな
これをヒバリたん(♀)が歌ってると思うとすごいハァハァする
周りのガヤ音がヒバリたんをねらう男たちの声に聞こえる…
>>272 GJGJ、早めにやるにこしたことはないと思うぞ(´∀`)
>>273 修正d、並盛の送りがないらなかったなうっかりしていたorz
それに
>>272が作ってくれた絵板アド
エロコラとか小説とか投下するならこちらへ、と案内書くか
…絵板は純粋に絵板のみのがいいか?
>>274 歌詞さがしてみた
是非音つきで聞いてみたい俺がいます
276 :
272:2005/10/05(水) 23:51:03 ID:DX36akKL
小説投稿も絵板でいいならそれで済ませてしまえば?
増えたらまとめサイト作るのもいいしね(無論、ネ申が許可してくれたらの話)
絵板に試し描き中の自分だが下手でも叩かないでねママン
>>275 ファイルうpにうpしてみた
パスはstop
【REBORN】ストップ!!ヒバリたん!【風紀委員長】
■ここは家庭教師ヒットマンREBORNのツンデレ委員長、雲雀たん(♀)にハァハァするスレッドです
・死ぬ気でsage進行です。
・エロネタを含みます、苦手な話題はスルーも大切です。
・このスレの話題は他スレに持ち出し禁止です。
・荒らしや煽り、叩き等は並盛の旗の下、粛正される恐れがあります。
・男のままでの絡みは801板、各キャラ板で群れてください。
まとめてみた、ついでにちっと改変
絵板の説明、本スレで気まずい小説等はこちら。とかでおk?
>>273,279
乙ー、それでいいと思う
>>277 この曲原曲??リミックスとかしてあるか?結構立派な電波ソンry
文字だけ見ると「ねえ神様のいたずらと…」のくだり
雲雀の台詞にみえなくもなくて恐ろしいw
>>280 この頃はこういう音がはやっていたんだと思われる
うる星とかさるとびもこんな感じだし
「問題あるの、ねえ」とかそれっぽい!
282 :
272:2005/10/06(木) 00:43:29 ID:99xGN3hk
>>281 原曲ままか!懐メロに詳しいおまいに乾杯、聴けてよかったありがとう
それっぽすぎてワロス、この歌詞ヤバス「ねえ」と「問題有る?」がデジャヴるな
何度か聴いてたらネタ的な笑いがひっこんできて萌てきた、末期萌ヤバス
>>272 設置乙、セラ服キタ(゚∀゚)!
背景黒とかどうだ?絵周りの枠セーラー服っぽく紺とか
>>282 乙!
早速1枚投下してみた。
背景黒くしたら怖くなったよ orz
285 :
272:2005/10/06(木) 01:19:20 ID:99xGN3hk
>>284 d!こっちも背景色変えたりなんだりしてみたよ。
やっぱりヒバリたんにはダーク色が似合うのか…
セーラー服は紺もいいが黒が似合うね!
>>282 絵板トンクス、そして乙!
恭香タソ(*´д`*)ハアハア
しいペってアプロ出来る?
使い方わからんorz
絵板乙です!
誰か、髪長いバージョン描いてくれー
>>286 出来るよ通常投稿押すとアプロできるよ確か
パンテーラの格好させてみよ
腐女子uzeeeeeeeeeeeeeeee!!
女体化希望って腐女子のすることなのか?
>291
同学年の笹兄や草壁はともかく、山本やディーノと絡ませたい奴は腐女子
女体化はじめの頃は男ばっかだったはずなんだが
本スレにキャラスレ晒すのはやめような
>>291 いや、腐女子だけとは限らないよ
>>293の言うように初期は男だらけだったし。
今でもちょくちょく男性も混じってると思ワレ
>>293 性別をほのめかすような発言やめよう
荒れる原因に成り兼ねないからな
ヒバリに萌えてる
その気持ちがはっきりしてればどうでもいいことだ
煽りは徹底スルーが良いと思うぞ(o∀o)
ところでネタバレ有りか?
これだけ許せ、来週もヒバリたんは放置のようで心配だが
黒躍の便所で大変な事になってそうなので、これはこれで萌
>>296その言い方だと恭タンが公衆便所みたいだな。
エロネタはどこまでおkだと思う?色々自粛してるつもりなんだが自信ない。
>>292 俺男だけど山本との絡みは好きだよ。
蒸し返してごめん、これだけ言いたかった。
てか絵版見てて楽しいな!
設置して正解だよ。
>>297 その言い方だと恭タンが肉便器みたいだな。
>>299同意だな。やめろ、萌え殺す気か300GET
ヒバリたん(´Д`;)ハアハア
>>158 おおぉぉおお超亀レスだが見たかったな。
外でのされてた奴らも使いたがってるぞその肉ry
や、今言うのも難だが激しいネタをあからさまに書くのはまずい
エロ隔離ピンク逝?
>>300メデd(・∀・)
>>303 言いたくてたまらないネタが有ったら文字だけ書き込みとかやっていいわけか?
板自体には年齢制限の注意書きないからなあ、タグで文字色反転書き込みとかかな
305 :
絵板の中の人:2005/10/07(金) 00:40:42 ID:io5/IlyG
中の人としては、全然かまわんと言うかそのための絵板だと思ってるんだけど、
注意書きいれとこうか、上のとこに。
あからさまな性表現がある場合はタイトルに※つけてもらうとか何とかで注意喚起。
あとは自己責任でいいかな?
字だけ投稿もお願いしますよっと。
通常投稿からできます。
306 :
了平×女雲雀:2005/10/07(金) 00:45:55 ID:RvlaUXQQ
>>223の続き。
次で終わりとか言っといて終わらなかった…orz
しかし出来たら即落とさないと(ry
なので、またも途中で悪い。
あと上で絡みにかんする煽りなんだが
初めにここに絡みを持ってきたのは俺なんで悪かった。(´・ω・`)
これが終わったら、今後新しいのかいたら
掲示板出来たみたいなんでそっちに落とすようにするな。
マターリ行きましょ。マターリ。
ツンデレ雲雀たんが大好きだよ。
307 :
了平×女雲雀:2005/10/07(金) 00:46:55 ID:RvlaUXQQ
描き忘れ。
>>305 中の人マジ乙です。
――しかし。
「……。」
謝っても雲雀は答えなかった。無言で了平から目を逸らし続けている。
これは、相当に機嫌を損ねている。
……こういう時の雲雀の対処法は一つしかない。
了平は暫しの間を開けて、もう一度謝った。
「……すまん。…『恭香』」
「……」
雲雀は答えない。
ただ、ようやくその目を了平に対してに戻した。
相当機嫌の悪くなった雲雀の対処法――それは、名前を呼ぶこと。
何故かは了平には分からない。しかし、大抵そうすると雲雀の機嫌は直るのだった。了平は今までそうしてきたようにそれに賭けた。
そしてそれは当たった。
308 :
了平×女雲雀:2005/10/07(金) 00:47:51 ID:RvlaUXQQ
「……林檎」
「何?」
「林檎剥いて。うさぎにして。」
雲雀が再び口を開いた。出て来たのは変わらず唐突な要求だが了平はそれに従う。
八等分にした林檎に細工をして『うさぎ』にして雲雀に差し出した。
またも、シャリシャリという音が響く。
「それで、何なのだ? 『お前の男』というのは」
「……恋人って意味だよ」
雲雀がさも忌々しいといわんばかりに吐き出す。
「…………。……何だと?」
「恋人だよ。コ、イ、ビ、ト。僕の。
………いくら君が馬鹿でも分かるだろ!」
雲雀の最後の一言は、殆んど叫んでいるに等しかった。
同時にバン、と雲雀はベッドの淵を叩いた。体が大きく揺れるのを感じて、ようやく了平は雲雀の言葉の意味を飲み込んだ。
「…ああ、なるほど!
つまり『お前の男』とは、『お前の恋人』を指すのだな!」
「そうだよ、馬鹿。
しかもそれが……広まりつつある。最悪だよ」
――どうしてくれるんだ、と雲雀が了平に詰め寄る。了平はそれに対し、ドン、と自分の胸を叩いて見せた。
309 :
了平×女雲雀:2005/10/07(金) 00:50:49 ID:RvlaUXQQ
「何、心配はいらん! 退院したら片っ端から否定してやろう!」
「……え?」
「まず、そうだな…確か、草薙だったか?
あの男はなかなかしっかりしていたからな。あいつに二人揃って『違う』と伝えよう。そうすればあいつから後輩達に連絡が行くだろう」
「……」
「次にオレの後輩達だ。あと京子だな。
あいつらと京子に、興味本位で尋ねてくる奴等がいたら片っ端から否定するように頼んでおこう。『笹川了平と雲雀恭香は何でもない』とな!
何、オレは意外と人望が厚い! 頭を下げれば協力してくれる奴には困らん!」
「……」
「ついでに、お前さえよければ『雲雀恭香はこの噂をとても不快に思っている』とでも付け加えてはどうだ?
お前の名前はここでは恐れられているからな、そうすればそんな勘違いなど、あっという間に消えるぞ! 三日とかからん!!」
――何ら心配は無い!
「……。」
そう、言いきって、了平は笑った。自分の案は完璧だと思いきっていた。これなら雲雀の機嫌が直る、と。
その為了平は気付かなかった。
目の前の少女が機嫌を直すどころか、さっきよりもさらに不機嫌になっていることに。
310 :
了平×女雲雀:2005/10/07(金) 00:54:25 ID:RvlaUXQQ
「…笹川了平」
「ん? なんだ?雲雀」
「……君なんかずっと入院してろ!!!」
「、ぅおっ!!?」
(――――――――――ガシャンッ!)
了平のベッドのすぐ脇においてあった花瓶に向かって、雲雀がトンファーを振り下ろした。
病室では聞き慣れない陶器が砕け散る音。
活けられていた花はバラバラと倒れ、当然だがすぐ脇にいた了平の体には飛沫が掛かった。
「雲雀、何をする――」
それと、陶器の破片から身を守ろうとして了平は腕で顔を庇う。
――その刹那。
ガクン、と了平の上体が引っ張られた。
さらに。
「!!? な―――…っ」
状況が掴めない了平のもとに降りてきたのは、唇への柔らかな感触。甘い香り。
視界を埋め尽くす、雲雀の顔。
了平が、自分が何をされたか理解するのにそう時間は要らない。
しかしそれでも雲雀の方が早かった。
「馬鹿で弱い草食動物。僕は君なんか大嫌いだよ」
そう言い捨てるや否や、雲雀はひらりと窓から身を躍らせる。今日ここへ来た時と同じ様に。
開かれた窓から風が吹きぬける。
それは濡れた体を冷やし、同時に室内に残っていた林檎の香りを吹き散らしていった。
雲雀が齧り、残していった林檎の香り。
しかしそれが全て消えても、了平の唇に残った柔らかな感触は暫くの間消えることはなかった。
いつの間にか口移しされた、林檎の一欠片と共に。
311 :
了平×女雲雀:2005/10/07(金) 00:55:23 ID:RvlaUXQQ
今日はここまで。
長くなって悪いが、本当に次で終わる。
レスくれるヤシ、どうもありがとう。
312 :
絵板の中の人:2005/10/07(金) 01:03:32 ID:io5/IlyG
注意書き加えてみたけどどうかな?
血表現は便宜上加えたけど(生理ネタとか苦手な方いるだろうし)
全然ないとヒバリたんじゃないし難しいところだ。
つーか了ヒバのネ申!
兄……兄の鈍感……!なんだこれすげーもどかしー!!
林檎味のキス萌えますた。
腐女子いい加減にしろよ
同じヒバリファンとして恥ずかしい
ツンツン少女萌えるな〜
>>311 乙。見事なツンデレ…女雲雀ってマジ萌えキャラだな。
ただ、自分ケータイから見てるんで
出来たら次回もここに落として欲しい。
>>311 乙!このデレっぷりが人前では甘さマイナス5万になると思うと非常に楽しい
板に移動すんならついでにログもおとしといてくれると通して読めていいかもな
完結楽しみにしてるんでがんがれ
ストップひばりくんの逆で、男装美少女設定はありだろうか。
絵にするとまるっきりただの男ヒバリに見えて、兄なり山なり骸なりと絡ませたら板違いになりそうだけど。
いや、それはありだろ!?
ただし絵にする場合は、ニョタ男装少女がどこまで女に見えるかが問題だと思われ。
小説もそうなんだけどね。何か書こうと思いたっても、雲雀の場合は難しい…
どうしても、男と大差ないような気がしてしまう。自分の文才が無いだけだが。
もう少ししたらまとめサイトとか作んない?素敵SSの倉庫とか色々
※21歳未満の方の閲覧はご遠慮ください※
ヒバリたん女体化スレッドの派生絵板です
文字のみ投稿も歓迎、通常投稿からどうぞ。
※投稿するイラスト・文章にエログロスカ系列や別の男が入っている場合は
タイトル欄に※印+簡単な注意書きを入れてください。見たくない人は死ぬ気でスルー※
↑
絵板の上説明こんくらいでも良くね?駄目?
あと遅くなったが141のやつUPしたんでURL貼ってきた
>>311乙。
いいデレっぷりで読んでてむずがゆくなったw(悪くない意で)
最後ヒナに餌をやる親鳥を連想したが萌
>>317 女体化の上であえて男装か、いいかもしれない(;´Д`)
322 :
中の人:2005/10/07(金) 18:29:06 ID:lVPgZU0t
注意書きはいくらでも書き替えるけど21歳以上でFA?
中の人は21を軽く超えてるので問題ないがスレ住人はそれでいいかね。
いやさ、2ちゃんのピンク板が21歳以上なのは鯖のある国だか州だかの法による制限だと聞いたことがあるんで、
2ちゃんを離れたら18でも20でも同じかなーと思う反面、
2ちゃん発である時点で21にしたほうがいいのかなあとか、とにかく迷ってワケワカラン
スレ引っ越しの件もどうなりました?
まとめサイト作るなら引っ越しの件がはっきりしてからにしたほうがいいとオモ。
とりあえず今外で携帯からなので夜中帰宅してから考える。
>>322 移動願いは削除人の気まぐれで受理されるので、出してすぐ返答がくる物では無いですよ
2ch発だからというか、今までのを見る限りヤバいレスは出そうだと思いませんか
ただ、無法地帯も嫌なんで 下品過ぎる話題はご遠慮ください、とか 伏せ字推奨とかは必要かと
>>323 確かに。ここのスレダイレクトだからな
下品ご遠慮・伏字推奨に賛成!
まとめサイト作るんだったら移転待たないで向こうに立ててもいいかもね
漫サロじゃなくてキャラサロンに立てた方が手っ取り早くね?
>>325 キャラサロンにはなりきり系のリボーンスレがいっぱい立ってるみたいなんで止めたほうがいい
現行スレ見てきたが、お互い全力で関わらないほうが良い世界だと思った^^;
このスレただでさえ存在がギリギリっぽいし地味にきたいぜ
移転か削除大人しく待つに一票
エロパロ行くほどエロだけでもないしな……
どこへ行くのがいいのやら。
つうわけで中の人ですが無料鯖でも探してきましょうか?
アダルト可のとこだと結局鯖規約で全面21禁になりそうなのと、
今のところ了ヒバネ申の小説なんかは純路線で年齢制限必要ないと思われるので、
アレなイラストだけ年齢制限つけておきましょうか。
って携帯からもPCからも自分どれだけヒバリたんにいれこんでるんだよと小一時間(ry
サイトは後々で大丈夫かと、今は絵板で十分だと思う
はりきって過疎っても後寒いからマターリ逝こうぜ
…お節介だが中の人はまとめより個人サイトでも作って
好きに頑張る方が良いかもな、絵板設置で十分感謝してるぞ
ヒバリタソ(*´д`)ハァハァ
sage
今週もスルーか…
どう再登場するか想像つかん、このまま黒耀編終了までスルーで
後日談、倉庫からボロボロで発見されたとかやりかねない天野先生
>>311 亀レスだが、了ヒバとてつもなく萌える!!(*´∀`)
素晴らしい文才GJ!!
続き楽しみにしてます
書き込み少なくてもつい通いまくっている自分がいる。
ヒバリたん(´Д`*)ハアハア
キモイ本音が叫べるのはこのスレだけ!!
ヒバリたんハァハァしながらコピペ
雲雀が独りで殴り込んできたので虐待してやることにした。
犬の目にふれると噛み付かれるので家に連れ帰る事にする。
まず最初に行なう事は嫌がる雲雀を風呂場に連れ込みお湯攻め。
充分お湯をた後は動植物油脂に水酸化ナトリウムを加え、煮沸・攪拌し
食塩を加え塩析することにより生成した薬品を体中に塗りたくりゴシゴシする。
薬品で体中が汚染された事を確認し、再びお湯攻め。
お湯攻めの後は乾いた布でゴシゴシと体をこする。
風呂場での攻めの後は、冷やさないように温風をかける。
その後に、乾燥した不味そうな塊を食わせる事にする。
そして俺は、ある生物の出す白い液体を飲ませる。
もちろん、温めた後にわざと冷やしてぬるくなったものをだ。
その後は棒の先端に無数の針状の突起が付いた物体を左右に振り回して
雲雀の闘争本能を著しく刺激させ、体力を消耗させる。
ぐったりとした雲雀をダンボールの中にタオルをしいただけの質素な入れ物に放り込み
寝るまで監視した後に就寝。
>>336 懐かしいなww
猫なヒバリもイイ!(*´∀`)
猫萌るよ猫
でもヒバリたんは黒ヒョウっぽい
「雲雀って手乗りになるんだっけ?」
小耳にはさんだこの言葉が耳から離れない。
手乗り恭香タン萌えないか?
ちなみか?南君の恋人。
342 :
340:2005/10/09(日) 22:48:23 ID:FdQybzUJ
>>341 そう。そんな感じ。
話してた人達は純粋に鳥の話をしてたっぽいのに、
脳内で勝手に妙な変換をしてしまたよ。
>>340 何だその斬新な萌え
俺無しでは生きられない恭香タソ(*´д`*)
344 :
了平×女雲雀:2005/10/10(月) 10:09:32 ID:mpYEQtTW
病院をでてすぐに、雲雀は愛車を走らせた。
花瓶を割り、やりたいことはやってきたが苛立ちが収まらない。
そうしてそれが、結局のところ単なる八つ当たりなのだということは、彼女自身分かっていた。
了平は鈍い。
妹の京子も、彼女に憧れる男子生徒の間でその鈍さに定評があるが、了平のそれは彼女の比ではないだろう。
大体他の人間なら、雲雀がある程度加減して戦闘に応じている時点で、気付いていいものだ。
もはや了平は、鈍いというのを通り過ぎた、戦闘本能だけの生き物なのではと雲雀は時折思う。
……まぁそこが、雲雀の興味を引いたところでもあるのだが。
だから、了平がああした返答をするのは当然で、分かっていた以上雲雀はもっと別の問い方をするべきだった。
言ってもらいたい言葉が一つで、決まっていた以上、雲雀ならそれを答えさせることは容易だったのだから。
噂を『否定する』のではなく『構わない』と言って欲しかったなら、自分から言えばよかったのだ。嫌じゃないよね? と。したらば了平は応じてくれた筈だ。その奥の意図には気付かないにしても。
何より――その方が、ずっと楽ではないか?
直接、『好きだ』。というよりも。
噂なんて、本人達が否定しなければそれが事実だ。
上手く利用すれば雲雀は労せずして了平を手に出来たのだ。
けれど――――
(言えるか、馬鹿)
『笹川了平と雲雀恭香は付き合っている』
それが――、嫌じゃない。
なんて。
(言えないよ……)
ほんの少し落ち込むと、直後余計に苛立ちが増した。
到底収まりそうになかったので雲雀は誰かに八つ当たりしようと決めた。
明日は規則違反者を片っ端から制裁しようと決めた。
345 :
了平×女雲雀:2005/10/10(月) 10:15:27 ID:mpYEQtTW
これでラスト。
今まで付き合ってくれた皆、本当にありがとう。
書けたらまた何か書きたいんで、その時はよかったらまたよろしく。
出来ればその前に誰か、もっとツンツンした女雲雀を書いてくれ…。
本当はもっと理不尽で傲慢な、ツンツンした雲雀が書きたいんだよな。ツンデレではなく。
勝手言って悪い。じゃ。
>>345 乙!!面白かったです
もし気が向いたらでいいんで続編ギボン(*´∀`)
今後の了ヒバがどうなっていくのかテラ楽しみw
少女漫画キタ…!!!乙女オチ乙。
文字書き出来ないので見てるばかりですまないが
他のも待ってるんでネタ降ってきたらガンガレ!
乙です!
今後の展開が楽しみな終わり方ですな
個人的にはセーラー服で愛車にまたがる雲雀にドキドキだぜ(*´∀`*)
自分もこんな話書いてみたいもんだぜ
(*´∀`*) この顔やたら多いなこのスレw
そろそろツンツンが欲しいぜ
こんな時間に投下していいですか。いつか言っていた男装ネタ、山本とヒバリの話です。
ツンツンになるかどうか、長いかもしれませんがとりあえず第一話を何回かに分けて投下。
-1-
あの雲雀が女だ、と聞いた時、三人はまず耳を疑った。
あの雲雀が。風紀委員長でありながら不良の頂点に立ち、学校内はおろか町内すべてを我が物顔で取り仕切る、あの雲雀が。
初対面では応接室で三人を滅多打ちにし、つい数週間前には花見の場所を巡って戦った、あの最強の名を誇る雲雀恭弥が。
「うそ、でしょう!?お兄さん!!あのヒバリさんが、その……おんな、だなんて」
声を震わせてツナが問うた相手は、雲雀と同級生の笹川了平だった。
「うむ。特に隠していると言うわけではないようだぞ。制服があの通りなので皆誤解しているようだが、
気が向けばたまに受ける体育は女子のクラスでやっているそうだし、同学年の者ならば皆知っていることだ」
いやーあのスピードとパンチ、奴が男であれば是非我がボクシング部へ入部させてみたいものだ!
……などと豪快に笑っている了平を尻目に、三人はそれぞれ複雑な思いを抱いていた。
ツナはといえば。
今までは死ぬ気弾に助けられてきたけど、もしも死ぬ気弾なしでヒバリさんと俺が戦ったらどうなることだろう。
ヒバリさんは強い、男だろうと女だろうとそれは揺るぎない事実だけど、ああそれに引き換えこの俺と来たら。
――ツナの口から漏れるのは嘆息ばかりだった。
獄寺はといえば。
もとより彼は姉から受けた幼少期のトラウマのせいで、女……特に強い女は大の苦手なのだ。
今までも虫が好かないと思っていたが、これからは今以上に奴には注意しなければ。
それにしても俺が、10代目の右腕たるこの俺が、女相手になんてざまだ!!
――獄寺の口から漏れるのは、怒りに任せたぎりぎりという歯軋りの音だった。
山本はといえば。
彼にとっては応接室の件も花見の件も一種のスポーツであって、恨みだの仇だの何だのという言葉は彼の辞書には存在しない。
へぇ、あの強かったアイツ、女なのな!すげー意外!でもやるじゃん。
いや、女だからとか言うわけじゃねえけどさ、やっぱり普通体力的に差が出るもんだろ、男と女って。
それがあそこまで強いなら、きっとすげー鍛えたり努力してんだよな。見直したぜ!
――山本の口から漏れたのは、ヒュウ!という小気味いい口笛の音だった。
-2-
次に山本が雲雀を見かけたのは、それから数日後の放課後だった。
その日、いつものように野球部の練習に参加していた山本は、やはりいつものように自分が飛ばした白球の軌跡を見送っていた。
「山本ぉ、こりゃ、うちの学校はお前のためにもう一枚向こうまでネット貼らにゃいかんなー」
監督の言葉も聞きなれたものだ。
「あはは、スイマセン!俺、ランニングがてら球取りに行って来ます!」
山本はニカッと白い歯を見せ、言い終わらないうちにもう駆け出している。
監督もチームメイトも、頼もしいエースの背中が夕焼けの校庭に消えていくのを爽やかに見送っていた。
白球の行った先は、校庭の端も端、こんな時間では近寄る者もない焼却場のそばで、銀杏の木が植わってちょっとした木陰になっていた。
木陰で文庫本を広げていた人物の姿を見て、山本は思わず小さく声を上げた。
「あ、」
声に気づくと、雲雀は俯いたまま、かすかに視線を泳がせ、視界の端に山本を捕らえた。
「えーと、よぉ!じゃなくて、ちわっす。雲雀……先輩」
部活中だったこともあって、何となく一学年上の雲雀に対して敬語を使ってしまった山本だったが、自分でもこりゃガラじゃねーな、と思っていた。
「君は……ああ、あの赤ん坊と一緒にいた」
あくまでも雲雀の目に入っているのはリボーンだ、ということらしい。
「今日は群れてないんだね」
群れていたら咬み殺したとでも言うのだろうか。部活の時間に群れるなと言うほうが難しいだろうが。しかし山本はそんなことには構わない性分だった
。
「なぁ、丁度よかった。俺、お前のことずっと考えてたんだ」
もう既に敬語は忘れて、親愛の情を前面に押し出したいつもの山本節が始まっていた。
雲雀は、そう親しくもない――雲雀に馴れ馴れしく話しかける相手など校内、いや町内中探してもいるはずがなかった――後輩に、いきなり「お前の
ことを考えていた」などと言われることなど当然予想もしていおらず、怒りよりもまず驚きで手が止まった。
「――何?なんで僕が君に、考えてられなきゃいけないわけ。っていうか、ずっとって何?不愉快だよ」
「考えてちゃいけないか?」
山本はよっこいしょと雲雀の正面に腰を下ろし、まっすぐに雲雀を見つめてきた。
「普通、気持ち悪いと思うだろう、そんな親しくもない相手に、ずっと自分のこと考えてられたら」
「そっか、そーいうもんかな。あーごめん、悪かったよ。俺こういうのわかんなくてさ、女子の気持ちっつーか」
ぴくり、と雲雀の柳眉が動く。山本はそれを見逃さなかった。一瞬の間ののち、山本から口を開く。
「聞いたんだけど、お前が女だって」
「――別に隠してたわけじゃない。君たちが勝手に勘違いしてただけだろう」
そう言う雲雀の声を、会話をしながらも山本はじっくり聞いていた。変声期前の少年とも、ハスキーな少女ともつかない声だ。
それでも普段きっちりと一番上の釦まで閉められた制服のシャツから見える白い喉もとの細さ、言われてみれば全体的に華奢なこの身体つき。
ツナも中学生男子としてはかなり小さく華奢なほうだが、それでも触れると小さいながらもがっしりとした骨が、その性を主張する。
どうだろうか、目の前にいるこの相手の身体は。
雲雀は急に現れた闖入者に読書意欲も失せたのか、持っていた文庫本をぱたりと閉じると、それをひざの上に置いた。
山本の視線は自然とその白い手首に注がれた。
「――っちょ、何……!!」
「あ、悪い」
気がつけば山本は雲雀の手首を掴んでいた、というか手を握っていた。「悪い」と言いながらもその手はいまだ離れようとせず、雲雀は相手の真意を
図りかねて最早困惑に近い心境だった。
「悪い、って思うなら早く放しなよ」
「いや、やっぱ女なんだなーと、ああごめん本当に、俺どうかしてるわコレ」
言いながら山本はようやく手を放した。雲雀のほっそりした骨の感覚、白いすべらかな皮膚の感触がまだ指に残っている。
「――馬鹿にしてるの?本当に咬み殺されたいみたいだね」
チャキ、と金属音がする。まったくどこから取り出すのか、いつの間にか雲雀はあのトンファーを構えていた。
「わぁっと、ちょ、待った待った!俺、部活中なんだって!ごめん、女の子にいきなり触るなんて本当に俺が悪かった!謝るからさ、足りなかったら今
度応接室でもどこでも行くって!今は勘弁、な!ヒバリ」
すばやく立ち上がると、山本はもうグラウンドに向かって走り出す体勢になっていた。
「じゃあな、ヒバリ!」
またなー!という声は次第に消えていった。
残された雲雀は、手首に残った自分よりも体温の高い男の熱だとか、普通に呼び捨てにされていることだとか、「女の子」などと言われなれない言葉
をかけられたことだとか、とにかく混乱していた。
どうにもむしゃくしゃするので、、明日は抜き打ちで全校持ち物検査でもして違反者を血祭りに上げてやろうと心に決めたのだった。
前フリと一話終わり。長くてスマソ。また続きできたら投下します。
>>351 ヤベーGJ!!!!朝から激しく萌キタコレ!体育の様子が激しく気になるよ
意外と山本相手もいいなヒバリたん
てか文umeeee(´Д`)!!好きだ!続き投下待ってる。
かなり萌えるんですけど
続きおながいします
>>354 続きを激しく楽しみにしてる俺がいる
ツッパリ少女可愛いなオイィイ!!!
>>354 うわ、文章うめー!
山本は無いとか思ってた俺がバカだったよ。
続き超期待。
ツンツン少女は永遠の萌えだな。
ヒバリ人気ランキング2位?
ワオは4位だとオモ
>>352に間違い発見。などが重なっちゃってるよ……_| ̄|○
×「お前のことを考えていた」などと言われることなど
○「お前のことを考えていた」と言われることなど
に脳内置換お願いします。
あとメモ帳の折り返し機能のせいか変なところで改行入っててごめん。
続きはまた朝方か明日の夜、とりあえず朝から夕方にかけて投下することはないんで
ワクテカしてくれている人どうもありがとう。嬉しかったです。
うわ、文章ウマー!
しかも山本のキャラに違和感なくてすんなり読めた。GJ!!
雲雀たんの体操服姿は想像するだにたまらんものがありますな
ハアハア(*´Д`)
…………だが、山本の文なのに一番萌えたのが
しっかり同級生してる了平と雲雀な自分を許してくださいorz
ヒバリタソ ブルマーブルマー!!
並盛中はジャージじゃないかとマジレス
あ、でも一人だけブルマかもしれないな
いじめ?
ヒバリはいつでも自分の好きな格好で授業を受けるので学校指定ジャージなんて関係ないのさ。
でもブルマ…は自発的には穿かないだろうと思うけどな
スク水なら着そうだな。モエス。
少し大きめのジャージを腕まくりして着てたら萌える。
367 :
名無しかわいいよ名無し:2005/10/12(水) 16:19:35 ID:bng1uTF2
そうだな
>少し大きめのジャージを腕まくりして着てたら萌える
そのジャージが実は笹川のだったら萌える
しかも勝手に借りてたりすると尚イイ
さも当たり前のように笹兄のジャージを着るヒバリタソ…
ヒバリタソは借りても返さないから「またお前か!」とか言って笹兄がとりにくる(*´д`*)
ヒバリタソはそれが嬉しくて返さないんだったらテラモエス
出遅れたが
>>354GJ!!手放しで萌た
体操服は夢が尽きないな…
ここにいると兄貴と雲雀がすごく親しいように思えてくるが
原作だと接点ないんだよな…
いったいどうしてそうなったのか。
とりあえず自分は神のせいなんだw
同学年+強い奴をスカウトしまくる了平の性格で接点が作りやすいから?
俺もわからん。教えて、職人さん!
>>369 何だよそれテラモエス(*´д`)ハァハァハァハァ
さっきまで着用していた為にほのかに残った雲雀タソの良い香りに笹兄も(*´д`)ハァハァ隠せないよなw
>>371 俺もそうだ
もう笹兄と雲雀じゃないと萌えられなくなってしまったようなんだよ…(ノд`)アチャー
笹雲神の新作をおとなしく待つさ
笹雲も山ヒバもムクヒバもいいよ
>>351男装山ヒバテラモエス
続きの投下もう来るかな?
漏れはもう雲雀タンなら何でも良いぞ
ごめんぬ 呑気にK-1見てた
今まとめてるからちょっと待ってね
ちなみに自分は単純に、
ヒバリたん至上主義→ヒバリたんに絡む男は強くカッコよくないと許さん→
ちょwww最近やまもっさんかっこよくね?www→1個下だし本気になったらこれからもっと強くなるんじゃね?→
∴(結論)山ヒバ
に落ち着きました。自分の萌えは展開次第で何とでも転ぶと思う。
>>375同意。
本当はもう誰相手でもいいし何でもいい、ヒバリたんなら。
377 :
375:2005/10/12(水) 23:48:43 ID:BF2bm8r4
>>376おお山ヒバ神だ!
雲雀タンなら何でも良いと言いつつ実は山本が一番萌えるから
続き楽しみに待ってまつ!
男装美少女萌え。
やっとできた、遅くなったよすまん。
また長くて読みづらいかもしれんが小分けして投稿します。
-3-
学校内における雲雀は、一日の殆どを応接室で過ごす。
時折授業に出るのは気が向いたときだけで、それを咎め立てする者は誰もいない。
冷暖房完備の応接室だが、この時期は自然の風の方がはるかに心地良い。
例の気まぐれで授業に出てみたものの、教師の板書に誤字を見つけ、くだらないと呟いてそのまま教室を出てきた雲雀は、応接室の革張りのソファに腰をかけて白いレースカーテンを揺らす5月の風に吹かれていた。
ここでは授業の声もチャイムの音も遠くに感じられる。今、かすかに聞こえたあれは4限終了を知らせるものだったか。
いつもこの時間になると、風紀委員と言う名の雲雀の下僕が毎日昼食を用意してほぼチャイムと同時にやって来るのだが、今日は遅い。
――さて今日の担当は誰だったか、名前など一々覚えてもいないが、どう落とし前をつけるつもりかな。
そんな風に思っていると、扉の外がなにやら騒がしい。
「おい、ここは部外者立ち入り禁止だ!」
「だーから、俺ここの委員長サンに用があるんだって!なっ、入れてくれよ、お願い!」
「こらっ、勝手になにを……!」
声に続いて間髪をいれず、ドカッ、バタン!と何やら倒れる音。
「あー、わりぃわりぃ!通してもらうぜ」
不躾に扉を開けて入ってきたのは、山本武だった。その背後で蹲る数人の風紀委員をちらりと一瞥した雲雀は、ため息をついた。
「――役立たず」
「失礼、しまーす」
職員室に入る時のように(無論、雲雀はそんなことはしないが)大きな声で呼びかけてから、長身を軽やかに揺らして山本はやってきた。手には購買のパンの袋と牛乳を持って。
「また君……何しにきたの」
「何って、こないだ言ったじゃん。今度改めて謝りに行くって」
そう言ってにっこり笑う山本は、とても「謝りにきた」ようには見えない。
先ほど山本に軽く倒されたらしい風紀委員が「おい……!」と言いつつ入って来そうになったのを、雲雀は冷たい眼差しで留めた。
「いいよ、こんな草食動物ひとりに――で、ドアいつまで開けてるのさ」
その言葉ではっと姿勢を正した風紀委員は、声を震わせて返事をしつつ、応接室の重い扉を閉めた。
「サンキューな」
白い歯を見せて笑った山本に、雲雀は怪訝な顔をした。
「何で僕が君に礼を言われるのかわからないな」
座れ、とも言っていないのに、向かいのソファに腰を下ろした相手に何か言ってやろうかと思ったが、最早何から文句をつけたものかわからなかったのでやめた。
「入れてもらえねーかと思った」
言いながらも山本はおもむろに牛乳パックにストローを突っ込み、勢いよくそれを吸い込む。陽に焼けた喉がごくりごくりと上下するのを見ながら雲雀はいい加減呆れ始めていた。
「謝りに来たんじゃなかったっけ」
「だって喉渇いちまってさー、チャイム鳴ってソッコー走らねーと購買のパンなんて残ってねーじゃん」
知らないよそんなこと、と雲雀はまともな会話を諦めて視線を宙に泳がせた。
牛乳をひとしきり啜って一息ついたのか、ようやく山本が話し始めた。
「ふー、生き返ったぜ。……と。こんなことしに来たんじゃねーんだった、いけねーいけねー。
こないだの事な、俺、あの後一人で考えてみたんだけど、よくわかんなくてさ」
ぽつり、と言葉を途切れさせる。
「何で俺、あんなことしちまったのかなって」
山本の敵意をまるで纏わない眼差しがやけに真っ直ぐ自分を見つめて、それが突き刺さってくるようで、まぶしくもない室内で雲雀は無意識に目を細めた。
「俺はお前に興味があるんだ、と思う。変な言い方だけど」
まぶしいのはかつてこんな目で自分を見てきた人間がいなかったからだ、と雲雀は頭のどこかで漠然と考えていた。
恐怖におびえる草食動物の目、雲雀の噂を聞きつけて喧嘩を売ってくる他校の奴等の好戦的な目、強者に諂う下僕たちの目。山本はそれらのどれでもない目で雲雀を見つめていた。
「あれから何日か、会わなかった間ずっとお前と話したかった。聞きたいことがいっぱいあるんだ」
「――変わってるって言われない?君……」
「あ、それやめてくんねーかな、キミっての。名前教えてなかったっけ、今更だけど俺、」
「やまもとたけし。知ってる」
パッ、と山本の顔が明るくなる。彼は笑った。心底嬉しそうに笑った。
「知っててくれたんだ、マジ嬉しい!な、山本でいいからさ」
雲雀が黙っていると、「何なら武でもいいぜ」と調子に乗ったことを言うので、「冗談!」とだけ吐き捨てた。
「ヒバリ、は……下の名前、恭弥って聞いたんだけどアレ違うのか?男の名前だよな?」
答えるべきかどうか。答える義理はないのはわかっているのだが、これまでのやり取りで普段の自分ならとっくに山本を殴り倒しているはずなのにそれをしないでいることが不思議だった雲雀は、山本がそうであったのと同じように、その訳を知りたいと思った。
「――恭香」
「へえ!あ、そうか、男だと思った奴らが聞き間違えて伝わってきたのかもな」
山本は一人で納得したらしく、うんうんと頷いている。
「じゃあ、恭香さん?あーいや、そういうガラじゃねえなー俺。恭香ちゃん?もっとガラじゃねえかー。やっぱ恭香?」
さすがに呼ばれ慣れないファーストネームで呼び捨てにされると気に障る。トンファーを出すのも面倒で、雲雀は素手で山本の鼻っ面を一発殴った。
「誰に向かってそんな口が聞けるの?君は本当に……呆れるよ」
「ってェ……いいじゃん、せっかく可愛いのに……ってまたキミって言ったろ今!や・ま・も・と、だってば」
赤くなった鼻を擦りながら山本が言った時、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。
「やっべ、次体育なんだ!」
山本は慌しく立ち上がると、駆けていって応接室の扉を開けた。風が通り抜けて、白いカーテンが大きく揺らぐ。
雲雀の肩に掛かった黒い学ランもその拍子にするりと滑り落ち、音もなくソファの背もたれにかぶさった。
「お邪魔しました!今度はちゃんと名前で呼んでくれよ、ヒバリ!」
手を振って走っていった山本は、走りながら購買のパンを食べ損ねて置いてきたことに気がついた。
畜生、午後の授業に腹がもつかなあ?まあいいや、それよりもなんだか面白くなってきやがったな!
残された雲雀は、机の上に放置された購買の袋を一瞥し、捨てるかどうか判断に迷いながらもそれを手にとってみた。昼食を食べていないのは雲雀も同じだったがちっとも腹は減っていない。
気まぐれで、入っていた大降りのチョコメロンパンの端をちぎって口に入れてみた。
「――甘すぎる、よ」
呟いて、口直しに一緒に放置してある牛乳を手に取ろうとした。一瞬の逡巡の後、「馬鹿みたい」と言い捨てて、飲みかけの牛乳と一欠片ちぎっただけのメロンパンはゴミ箱に行く羽目になった。
あ、しまった
>>382は(後)な!
季節感があってなくてごめん、5月の設定だ。
山本的にはまだ興味の域を出てません、多分。
書いてるうちにどんどん山本が好きになってきたよ自分で。何やってんだろwwww
書き忘れ。
3章は今までのを、前フリが第1章、次が第2章にしたほうがいいのではと今更思ったのでそう書いてみました。
続きは週末かなあ。金曜か土曜。
神!山ヒバ神!待ってました!!
おあーーすげぇ!上手ぇーーー!!!大好きだーー!
続き激しく待ってます
乙!!読んでるうちに山本好きになってきたよww
最後に牛乳飲めなかったヒバリたんに萌
無慈悲に捨てられたパンの残りを掃除当番の風紀委員が発見して回収し
ヒバリさんの食べかけハァハァドキドキしながら食ってたらテラキモワロス
牛乳パックのストローに口をつける権限を争ってたらプチカワイソス
男装少女というと、定番ネタかもしれんが
着替えの最中にバッタリ!
が見たいなー
神頼む
>>376 同意
山本とヒバリのからみいいねーー
続き楽しみにしとりやすw
>>368 >>369 のレスに触発されてジャージ雲雀書いてみました。
でもコミックス読み返したら、女子も長ジャーだよね…… OTZ
その1
「む、またか」
スポーツバックの中を手でかきまわし、念のためにと顔をかたむけて
机の中を覗き込んだ笹川は、その姿勢のまま一人つぶやいた。
昨日の夜に、部活用のウエアと一緒にバックに入れておいたはずのジャージが、
どこを探しても見つからない。
「笹川ー 早めに体育館行ってバスケしねえ?」
「ばかもん! 男のスポーツといえばボクシングに決まっておろうが!」
「や、今日の体育バドだし…… どこ行くんだ?」
毎度のごとく笹川の熱すぎるボクシングへの情熱にやや引きながら、
制服のまま教室を出て行こうとするその背中に、クラスメイトが声をかける。
「ジャージをとってくるんでな、先に体育館に行ってくれ」
ふりむいた笹川の返事に、クラスメイトの顔が一斉にひきつる。
しかしすでに廊下を向いていた笹川が、それに気づくことはなかった。
「とってくるって、あの人からだよな」
「そういやあのクラス午前中に体育あったっけ」
「笹川とあの人って…… 仲いいのか……?」
「……オレ、二人が付き合ってるって話し聞いたことがあるぞ」
「まじで!?」
「うわー想像できねぇ!! 何話すんだよ!?」
「こえーだろあんな彼女!」
「こえーよ! 肩に手置いただけで殺されそうじゃん!」
「……黙ってりゃ可愛いけどな」
「まじかよお前」
「え、可愛くね?」
「ま、まぁ…… アレださなきゃ…… 可愛いけどな」
「……なに赤くなってんだよお前」
「お前もじゃん……」
「でもさ……」
一瞬にして盛り上がった「仮説・笹川の彼女」ネタは始まりと同様、唐突に沈静する。
ヒジで横に座るクラスメイトをつつきつつ、半笑いで照れをごまかしていた少年たちは、
やがて申し合わせたように大きくため息をついた。
その2
「「「雲雀なんだよなぁ……」」」
眠れる森の絶世の美姫の美貌と、全ての侵入者を拒む
(というか侵入してこなくても進んで咬み殺すパックンフラワー)
イバラのとげを同時に持ち合わせる並盛中の風紀委員長、雲雀恭香。
男なら一人残らず目を奪われる可憐な容姿とは裏腹に、
彼女の中見はあまりにも強烈だった。3年間同じ学校に通った、
並盛中の3年生男子は、全員その中身を嫌というほど知っている。
「トンファーで殴られるのがご褒美」などという噂がまことしやかに
囁かれる風紀委員を除いては、指をくわえて遠巻きに眺めるより他はない、
彼女は実に複雑な意味での高嶺の花だった。
「笹川くらい強かったら大丈夫ってことか?」
「でも笹川って、雲雀さんに風紀委員会に誘われて、っつか入れって
命令されて断ったから、一時期すげえ険悪だったって話だぞ」
着替えながらひそひそと交わされる会話は、雲雀に対してなんら臆することなく
向かい合える笹川への疑問と嫉妬が入り混じり、どんどん加速する。
「強いったって、負けたんじゃなかったっけ?」
「それソース誰だ?」
「負けて再戦の約束したとか」
「ジャンプの漫画かよ」
「笹川、ほんとに雲雀さんのことが好きでつきまとってるとかなのかなぁ……」
「でも雲雀さんの方が嫌ってたら、すっげー冷たいこと言われるだろ?
オレならへこむぞ」
「ああ、それなら……」
やがて落ち着いた結論は、笹川にとって実に気の毒なものとなった。
「笹川、バカだから」
その3
幸い体育は5限で、今は昼休憩に入ったばかりだ。時間は充分ある。
窓から見える校庭の背の高い時計を見ながら、笹川は廊下を歩いていた。
雲雀の教室は笹川の教室と同じ階にある、そして風紀委員が使用している応接室は
渡り廊下を渡った隣の校舎にあった。
笹川のクラスから、二つの部屋は右方向と左方向で真逆にある。
無駄足を避けるなら、まずは同じ階の教室をのぞいてから、そこにいなければ引き返し
応接室を訪ねるというルートだったが、笹川の足は迷わず渡り廊下へ向けられた。
来客を迎えるという応接室の性質を考慮して、その階は授業時間中には使用頻度の低い、
文化系の部室や進路指導室といった特殊教室が配置されている。
笹川はこちらの校舎に足を運ぶたびに、昼休憩で元気を取り戻した学生があふれる隣の校舎と、
同じ敷地に建つ建物とは思えないさびしい静寂に、わずかに戸惑った。
奥まった応接室のドアノブを回すと、いつものように抵抗なく動く。
首だけで覗き込むとソファーからはみ出した靴先だけが見えた。
たぶん眠っている、そう考え、声をかけずにそっとソファーの前へ回り込もうと、
忍足で応接室への侵入を試みる。
針の落ちる音とは幾分大げさながら、それでも雲雀の眠りの浅さは事実であり、
そういったことで起こされたときの雲雀の機嫌の悪さは、手に負えない。
思い出すだけでまいってしまうような記憶が笹川の体を固くし、
なにもない床に靴をひっかからせ、あっと思った時には転んでいた。
「……!!」
目線が半分以下の高さになったところで床に手をつき、顔面を打つことはかろうじで避ける。
顔を上げ、ふう、と息をついた笹川の目に、寝起きの雲雀よりとんでもないものが飛び込んできた。
あと半分くらい、書けたら今晩投下するっす。
やべぇ!!超グッジョブ!!
パックンフラワーとかジャンプとか
的確すぎるクラスメイトの突っ込み最高だww
>>393 神GJ!!乙っす!
クラスの野郎共の会話がやけにリアルで吹いたよw
俺も学生時代はよく気になる女子の話をダチとしてたもんだと懐かしく思ったww
続き期待してるからがんがってくれよ!
本日は更新なし。みなさんレスd。やる気出ます。
全レスする気はないけどちょっとだけ。
>>386 最後まで、ヒバリたんに牛乳飲ませるかどうか迷ったよww
いやっまだいかん、間接キスでも早すぎる!!と、
年頃の娘を持った親父みたいな変な倫理観が働いた。
風紀委員の牛乳パックストロー争奪戦、もて王の真白木ビジュアルで想像してテラワロス
ジャージ了ヒバの方もナイスラブコメ展開gj!
自分はラブコメの「コメ」路線苦手で真面目にシリアスに突っ走る傾向があるので、逆にラブコメ読みたいです。
山×男装ヒバ小説は多分こんなペースであと3,4回続いてしまいます。短くまとめらんねー自分にorz
脳内BGMは銀杏BOYZでお送りしています。
山ヒバも了ヒバもシャマヒバも、もっと色々投下されたらいいなあ…。
小説いっぱい来てて嬉しいなウハ
山神、了神乙!ヒバリかわいいよヒバリ(´Д`)ハァハァ
この頻度でこの文章を書けるのは神としか言いようがないな。
毎回GJです!
400GET! なんかすごく良スレになってて住民としては嬉しい
その4
予想通り雲雀は、眠っていた。
ベッドより大分幅の狭いソファーで、窮屈そうでもなく足を折って胎児のような姿勢で眠る雲雀は、
細いその体に借りもののジャージを身につけたままで、靴も履いたままだ。
当然の成り行きで、今、足元から近づこうとして転んだ笹川の鼻先には、
雲雀の尻とハーフパンツのすそから伸びた真っ白な太ももがあった。
全ての思考が止まってその光景に釘付けになる。スカートとソックスの間からみえる素足を普段から見ているはずだが、
横になって意識をなくして眠り込んでいるという状況のせいで、やけに色っぽいものに見える。
体を折っているせいで、普段はプリーツスカートに隠れて見えない、
丸みを帯びたラインがハーフパンツの上からくっきりと見てとれた。
暇さえあれば、むしろなくとも日々ボクシングに打ち込む笹川は、同年代の少年よりも異性への興味はかなり低い。
家族を除けば最も親しくいている雲雀も、他の同級生と比べてずいぶんと整った容姿をしているとは思っているが、
それ以上のことを考えたことはなかった。
それがいま、無防備にぽんと女らしさを目の前に放り出され、思考回路がパニックを起こす。
助けを求めるようにぐるぐる頭を振っても、抗いきれない引力で、いつのまにか眠る雲雀の肌に視線は固定される。
(い、いかん!)
じりじりと丸みに伸ばしかけた右手を、自分の左手で叩き落すというはたから見ればコントのような、
それでも笹川にとっては試合なみの必死さで誘惑を振り切り立ち上がる。
はーはーと荒い息のまま、笹川は雲雀の肩を揺さぶった。
「お、おきろ雲雀−−−!!」
その5
ずいぶんと涼しく心地よくなってきた秋風を窓から入れて、いつもの定位置で
一人喧騒を離れて眠っていた雲雀は、突然上からふってきた叫び声に飛び跳ねるように身を起こす。
どこの誰かは知らないが、自分の眠りを邪魔した不届き者に、
一発食らわせてやろうと握り締めたトンファーは、触れそうなほど間近にあった男の顔に驚いて
ゆるんだ拳の隙間から、床に滑り落ちた。
がちゃん、と耳障りな金属音を立てる凶器も目に入らないような必死さで、
間近から自分を見下ろす男の顔はなぜか真っ赤だ。
常にない笹川の雰囲気につられ、赤くなりかけた雲雀の耳に笹川の声が飛び込んできた。
「く、く、食ってすぐ寝たらブタになるぞっ」
「牛だろ、バカ了平……」
わずかでも期待した自分がバカだったと、肩にかけられた手を払いのけ立ち上がる。
「何の用?」
拾い上げたトンファーを、笹川の鼻先ぎりぎりで振り下ろしてみる。
日頃から阿呆のように鍛えているせいか、笹川は雲雀の戯れの軌跡を見切って、わずかに顎を引いただけでよけた。
「ジャージを返してもらおうと思ってな」
その6
「なんだ、それだけ」
「それだけとはなんだ! 大体人に物を借りるときは一言断ってだな、
いなければ持って行ってもおれは一向にかまわんが、持ち主が使う前には必ず返しに来いと
何回も……う、うわぁぁああqあwせdrftgyふじこlp!!!」
何回となく口にした説教を言い出せば、のほほんとした妹に注意しているような錯覚を覚えて
ついくどくどと言ってしまう。
しかしそれも雲雀が自分のサイズに合わせて、袖が折られたままのジャージを脱いで投げつけ、
下に着ていたTシャツの裾をつかんでめくり上げようとした時までだった。
「ほんとうるさいんだけど、殺すよ?」
シャツをつかんだ腕ごと引き下ろして荒い息を吐く笹川を、雲雀が睨みつける。
「こ、こっちはいい! いらん!」
もはや首まで赤くして、首をふる笹川に不満げに唇をとがらす。
「返せっていったじゃない」
「こんなとこでいきなり脱ぐやつがあるか!」
もはや一刻の猶予もない。これは敵前逃亡ではない、戦略的撤退というやつだ。
今にもぽろりと口から飛び出しそうな心臓の音を聞きながら、笹川は脱兎のごとく応接室を飛び出した。
「し、下もいらんぞ! 誰かに借りる!!」
駆けていきながらの笹川の声がだんだんと遠くなり、スプリングの力でゆっくりと閉じきったドアの内側で、
Tシャツを脱ぎキャミソール一枚になった雲雀がぽつりとつぶやく。
「……男子と女子はデザイン違うんだけど…… こっちはボクのだよ」
その7(END)
シャージ1枚を握り締めて、息を切らして帰ってきた笹川に、クラスメイト達は物言いたげな視線を力いっぱい送る。
「お、おい大丈夫か?」
気の毒さを好奇心を9:1くらいで混ぜ合わせた視線に、鈍い笹川は気づかない。
大丈夫だと、それだけではなにがなんだか分からないと心の中で地団太踏む同級生の心の内を知ってか知らずか、
シンプルな返事を返すだけだ。
壁にかけられた時計を気にしつつ、部活用のTシャツの上にジャージを着ようとした笹川の鼻先をふといい匂いがかすめていく。
跳ね起きた雲雀の、さらさらした髪から香ったのと同じ匂いだった。
あっという間に心拍数は撤退前の連打を取り戻し、笹川は袖を通したばかりのジャージを脱ぎ捨てた。
そのまま隣で着替える同級生の襟首を引っつかみ、ジャージを突きつける。
「た、たのむ! 上着を交換してくれ!」
「え? ははは、なんだお前女の子じゃあるまいし」
襟首をつかまれた同級生は振り返り、必死な顔の笹川にそういって笑った。
「女子ならいいのか」
「そうじゃねえよ、でもいま女の子の間で、制服取り替えて着たらずっと仲良しでいられる、とかそういう
メルヘンなおまじないってゆーの? ジンクス? あんだってさ。俺の彼女もやりたいっていってたけど、
男と女の制服じゃ無理だよなぁ、なんのプレイだっつー」
(仲良し……)
カンジス川並みにゆったりと流れる笹川の思考が、じわりとなにかひとつの結論を出そうと回転していた。
しかしそれも、するりと手の中で布地が動く感触で中断される。
「いいぜー上着ぐらい。私たち高校行ってもずっと仲良しよね、笹川ちゃん」
冗談めかした同級生が、おかしなシナを作りながら笹川のつきつけたジャージを羽織ろうとする。
「い、いかん! お前が仲良しになったらいかん!!」
次の瞬間、笹川は雄たけびを上げながら、今まで繰り出したどんなジャブより早く手をつきだした。
着ろといったばかりのジャージを奪い返し、あっという間に羽織り袖まで通してしまう。
もはや奇異なものを見る目の同級生たちが、やや大きめの人垣の輪を笹川の周りに作る。
顔も埋もれんばかりに、力の限りジッパーを引き上げると、鼻先に襟からまたあのいい匂いが漂い、笹川は低く低く呻いた。
GJ!
やべぇ…めっちゃイイ!(*・∀・*)ノ
兄の挙動不審っぷりが最高だ
GJGJGJGJGJ!!
やべー笹川と雲雀最高だ!
>>「あqwせdrftgyふじこlp!!」
禿ワロタ
2ch語が入ってるのに普通に読めてしまうあたりが恐ろしい
徹夜明けでぐったりしてたが朝からにやけて元気出たよ蝶GJ!!
挙動不審がデフォルトの人テラオモシロス
微妙にかっこいいのがコニクイ演出、よ…よけた!
レスdd。
ふじこは5回トライしても出せなかったのでぐぐってコピペw
笹川は普通に書いてみたらコメディになるので楽しかったっす
後日談として、洗濯にだすのをためらってたらちゅわんに洗われて
再び「あqwせdrftgyふじこlp!!」
黒曜とシャマルと草壁さんあたりも、ネタ練ってみたいかも
監禁か開発か(草壁さんが)ご奉仕な雲雀タン
中の人が作ってくれたお絵かき掲示板で、タイトルに注意文+背景色とかなら
エロ書いてもいいのかな?
409 :
中の人@携帯:2005/10/14(金) 11:41:50 ID:Twvhei98
文字色反転か、考えてもみなかったよ。
タグの制限とかデフォでついてるかもしれないので夜、帰宅次第調整いたします。
GJGJGJGJGJ!!!!
激しく乙です!!
掲示板設定済みましたー。文字色変えられます。
エロものは最初に注意書きして白文字で投稿してください。
まってますよーwktk
遅ればせながらジャージ神GJ!
おまえは俺の心の師匠か?萌えもさることながら文章演出が上手いな。
413 :
了平×女雲雀:2005/10/14(金) 23:42:13 ID:H84N2D9q
――この中学で強い奴は誰だろうか。
「は?何だって?」
「いや、だから強い奴を探しておるのだ。貴様は強いか?」
進級直後。初対面の挨拶もそこそこに、突然そう尋ねた了平を、新しいクラスメイトはいささか困惑した面持ちで見つめた。しかし彼があまりに真剣なので
「一体どうしてんなこと聞くんだよ? あー、オレは文科系だから喧嘩とか無理な、ちなみに」
と、尋ね返した。
了平はそれに一瞬躊躇う様子を見せたが、やがて元の表情に戻ると「実は……」と、切り出した。
自分の趣味はボクシングで、小学生の時から中学に入ったらボクシング部を作ろうと考えていた。
しかし、一年生の時は規則でそれが出来なかった。
今ようやく二年生になったので、ボクシング部を作ろうと思うが、あと一人部員が足りない。
ので、出来る限り強い奴が欲しい。
了平の話は、要約すると大体こんなところだった。
「なるほどなぁ……」
「誰か知らんか? …俺の知っている奴は皆すでに別の部活に入っていてな……」
言いながら、はあ、と了平はため息を吐く。聞いていた彼は口にこそ出さなかったが(当然だろうな。)と思った。
強い、と言うことは戦うことが「武道」というスポーツになっている現代社会では、運動神経が良いこととほとんど同義である。
並森は公立の割に運動部が優れていることで有名だから、そんな周りに知れ渡るような強さの者がいれば既に何らかの運動部に引き抜かれていて当然だった。
「誰か強い奴はいないものだろうか…あと、一人でいいのだ!」
バン、と了平が机を叩く。
すると話を聞いていた(聞こえていた)らしいクラスメイトの一人が、了平に向かってからかうような声を上げた。
「あ、オレ知ってるぜー強い奴」
「何!? 本当か!!?」
途端に了平は食入るように相手の顔を見つめた。
了平に声をかけた男子生徒(ちなみにこちらも初対面)はニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべながら、了平に向かって力強く頷いてみせた。 それに周囲のクラスメイトも、一体誰だ? と思わず聞き耳を立てた。
「ああ! 間違いねーぜ。すげー強いしどの部活にも入ってねーよ、確か」
「名はなんと言うんだ! 何年何組だ!!? 今すぐ行く!」
「名前はヒバリ。クラスは――いや、クラスより応接室いったほうが早いぜ。今もいる」
「応接室だな…、分かった! 感謝する! では!!」
男子生徒の言葉を聞き終えるや否や、了平は挨拶もそこそこに応接室へと駆け出していった。
凄く強く、どこの部活にも入っていない存在――まさにそれは、今の了平の求めている人材だった。
「おい……」
了平がさって数秒後の教室。
二人の会話に聞き耳を立てていたクラスメイトの一人が、静かに声を出した。
何故か、その顔には微苦笑が浮かんでいる。
しかもそれは、一人だけではなく。
「いいのか?『ヒバリ』って…」
「あれだろ? 委員長だろ?」
「しんねーのかよアイツ…マジで?」
二人の話を聞いていたクラスメイトのほとんどが、呆れたような困ったような笑みを顔に浮かべていた。
それを見た、了平の相手をした男子生徒は大声と共に手を振り上げる。
「何いってんだよお前ら! オレは嘘は言ってないぜ嘘は――『応接室のヒバリは、強くて部活にも入ってない』! 事実だろ?」
途端に一同がドッと吹き出した。
「ま、確かにな!」
「嘘は言ってねーな嘘は!」
「つか『ヒバリ』を知らないってのが有り得ねーよなー」
アハハハハ、とクラスメイトの哄笑は廊下まで響く。
しかしそれは既に応接室へと向かっていた了平にとどくことはなかった。
(応接室…応接室……ここか)
他の特別室と違い、来客専用の応接室へ行く機会はまずない。
了平はその場所こそ知っていたが、入室するのは勿論、扉を目の前にするのすら初めてだった。
看板を見て室名を確認すると、意味も無く辺りをキョロキョロと見回してしまう。
(……誰もいない、な)
そうして、辺りの人の気配を確認しても何があるわけでもないのに。
了平はしん、と静まり返った周囲の空気を感じながら、慎重に扉を開いた。
同時に、一声。
「…突然すまないが――『ヒバリ』とやらは、おるか?」
415 :
了平×女雲雀:2005/10/14(金) 23:58:22 ID:H84N2D9q
>>413で名前欄に(1/2)ってつけるの忘れちまった…orz
突発で。了平と雲雀の出会いがこんなんだったらいいなーと妄想してみた。
時期設定は二年進級直後(始業式?)。
続きは後日。
前の女雲雀ネタにレスくれた皆々、マジd。
絵板でイラストまで貰えて感動しました。
そして話しずれるんだが自分
>>372は自分宛ってことでオケ?
実は自分ぶっちゃけると
>>97-98の台詞改変作ってみたヤシで。
この時点では特になんも考えてなかったんだが、
続く数レスのツンデレとか口調そのまま僕女とか
>>106(名前出しちゃってゴメン)読んでたら
兄にデレツンな僕女が見てみたくなったんだ。
元々兄が好きで、兄に恋愛感情はあんのかなーとか
兄ってちゅわん関連でどんな美味しい目にあっても気づかなそうだよなぁ、とか
考えたことがあるのが妄想に歯止めをかけなかったくさい。
>>372じゃないが接点も作りやすいし。
山本が相手として思いつかなかったのは、奴に今以上に美味しい思いをさせるのが嫌だからだ。
…いや、別に山本が嫌いなわけじゃないんだがな。むしろ好きなんだがな。
恋愛要素いれるとなるとちょっと…… 羨 ま し す ぎ る 。orz
では、長々と自分がたりスマソ。神様方がんがってください。
おお…!
バイト終わって覗きに来たらまたもや了ヒバ神降臨してた!!
いち早く乙!!
このスレのお陰か了ヒバ萌えが止まらんてw
続編期待!
つか…このスレ俺以外男居るか…?
なんつーか最近場違いのような気が…
気にし過ぎだろうか
>>415 乙です!明日が楽しみで仕方ない
了ヒバ萌えるな〜
>>416 男か女かを聞くと荒れやすいからやめといた方が良いと思うよ
それにここは女雲雀に萌える人間が集まるスレなんだからお前は場違いなんかじゃないさ
このスレで場違いになるのは女体化や雲雀が嫌いなヤツだ
>>416 大丈夫。お前浮いてないからさ。
ネナベウザスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>416 ノシ
いやでも明日にはお前一人になってるかもしれない
>>415乙!
見境無いから接点が出来るというのも妙な話でいいな
>>416 萌スレの名無しの中身になんて興味ナサス、安心汁(。A。)
またもこんな時間に続き、第4章を投下します。
先に言っておきますがなんか雲雀萌えっつーよりも山本萌えっぽいというか
ボーイミーツガールというのだっけ、恋に落ちる瞬間(言ってて恥ずかしい)を考えてたらそんな感じになっちまってさあ大変。
山本がちょっと情けないです、スマソ。
では行きます。
-4-
鍵がかけられて生徒の出入り禁止になっているはずの屋上に、最近勝手に出入りしている者がいるらしい。
下僕――もとい、風紀委員からそう報告を受けた雲雀は、
「ふぅん、そう……」
と気のない返事をした。
「粛清なさらなくてもよろしいのでしょうか。なんでしたら、わたくしめが見回りを」
「へぇ、僕に意見するんだ?度胸あるね」
切れ味の鋭い刃物のような光を宿した雲雀の冷たい微笑を受けて、風紀委員は一瞬で凍りついた。
「はっ、も、申し訳ありませんでしたっ」
普段ならばここで制裁が行われるところだが、雲雀の手にトンファーが握られることはなかった。
「どうでもいいけど……そうだね、気が向いたら僕が行ってもいいかな。暇つぶしにね」
屋上が出入り禁止になったのはかなり最近のことだ。
去年の今頃ちょっとした事件があり、その時点で学校の安全面での見直しが取り沙汰されていたのだが、それだけでなく最近では授業をさぼって屋上で時間をつぶす生徒が出始め、学校側が屋上の開放を全面的に禁止したのだ。
去年の事件、あれは。
将来を嘱望された1年生野球部エースが腕を痛めたことを苦に自殺未遂、挙句にもう1名を巻き込んでの転落事故。
奇跡的に怪我もなく、事件は内々に処理されたのだったが、当然そのことは雲雀の耳にも入っていた。
目の前にちらつく事件の張本人の顔を吹き飛ばしたくなって、雲雀は徐に立ち上がった。
時間は13時半、5限の授業が行われている最中だが、無論そんなことは雲雀には何の足枷にもならない。
屋上へ通じる扉はチェーンと南京錠がかかっているが、こんなものは何の役にも立たない。雲雀はトンファーを一閃させると何事もなかったかのように扉を開けて屋上へ出た。
気に障るほど晴れた空だ。
夏にそろそろ手が届きそうな5月の終わり、風の匂いはむせ返るような若草色。日なたのコンクリートからはじくりと熱が立ち上っているが、貯水タンクの日陰はひんやりと冷たい。
校庭で体育の授業をやっているらしい。号令と笛の音、あの草食動物の群れで一緒になって手足をばたつかせる馬鹿げたお遊びに付き合うつもりはないが、ここまで遠くで聞くそれは不快ではなかった。
不意に感じた人の気配に、雲雀は袖の下でトンファーを握りなおした。
扉を開けてやってきたのは。
「――山本武、また君か……」
「先客がいると思ったらヒバリだったのか。お前も、サボリ?じゃねーな、お前のはいつもだもんな」
ニカッと笑った山本に、思わずトンファーを構えていた手の力を緩めてしまう。
厚顔なこの男は初めて応接室に来たあの日から、何度もやって来ては取るに足らない話をして帰っていく。それに慣らされてしまったのか、最近ではこの位で腹も立たなくなってしまっていた。
「何しにこんなとこへ来たの」
ことさら真面目というわけでもないが、授業をサボるようには見えない男だった。
「だから、サボリ。なあ、隣いいか?」
答えてもいないのにつかつかと歩み寄って、貯水タンクの壁にもたれるようにして腰を下ろす。立ったままそれを見下ろしていると、上機嫌でぺたぺたと地面を叩いてみせる。ここに座れ、と小さい子に示すように。
「エースでクラスの人気者、よい子の山本武君がこの時間に何でここにいるの、って聞いたんだけど」
「やっぱり今日、俺ここに来て正解だったな」
なるべく毒を含ませて吐いた言葉も、彼の親友が言うところの『山本節』で上手くかわされるらしい。山本の顔は喜びに満ちていた。
「さっきから今までで、もう2回も呼んでくれた。俺の名前」
せっかくならフルネームじゃなく名前だけのがいいんだけどなー!と言って笑う山本に、自分が意外なほど自然に名前を呼んでしまっていたことに動揺しながらもそれを押し隠して雲雀は「馬鹿じゃないの……?」と呟いた。
「なんかさ、嬉しいっつか照れるよなー。あ、いややっぱ嬉しい。すげー嬉しい」
――ああ、まただ。
まぶしさを午後の日差しのせいにして雲雀は山本から目をそらした。
「知ってるだろ。俺、去年さ……」
山本の声、にしてはいつもと違うトーン。振り返ると、見たことのない山本がそこにいた。
その寂しそうな顔をした男は君か?
その笑顔は、それは泣き顔というんだ。涙は流れていないけれど。
馬鹿みたいにいつも笑って、草食動物の群れの中心で誰よりもまぶしかった君が、僕にそんな顔を見せているのか。
「ちょうど今頃だったんだよな。今考えると、馬鹿なことやったなって思うんだ。あれがきっかけでツナっていう親友もできたし、それはよかったんだけど、ホントにあの時は俺おかしかったと思う」
でも、と言って山本はしばらく口を噤んだ。タンクの影の端をぼんやりと眺めながら。
5限の終わりを告げるチャイムが鳴る。その響きが空に溶けきってしまうまで二人はそのまま動かずにいた。
「――でも、あの時の俺も、俺なんだ」
「……。」
雲雀が黙っていると、山本はハッとして顔をあげた。
「……悪ぃ、こんな話されても困るよな」
ごめんな、と謝りながら、決まり悪そうに頭を掻いている。そのすぐ隣、肩が触れるほど近くに、雲雀は無言で腰を下ろした。
そういえば殴り合い以外でこんなに近くに寄ったことがあっただろうか。突然の雲雀の行動に山本は目を丸くした。
「ヒバリ――」
「黙っててよ」
これほど近くにいながらも、雲雀の目は真っ直ぐ前を見つめていて山本を見ようとはしない。
「僕は群れの中で笑ってる君が嫌いだ、吐き気がする」
だから今の君なら一緒にいてあげても、いい
小さく呟いた言葉はちょうど6限開始のチャイムと重なって。
山本の耳には届いたのだろうか。
雲雀にもそれはわからなかったが、その日山本は6限の授業にも出なかった。
二人は何も言葉を交わさずにただ座っていた、それだけだった。次第に伸びていく影や、赤黄色の絵の具を垂らしたように変わっていく空の色を眺めながら。
やがて立ち上がった山本は雲雀に向かって微笑んだ。微笑んで背中を向けて軽く右手を上げ、屋上を後にした。
長く伸びた影が扉の向こうに吸い込まれるのを見ながら、雲雀は、山本のことよりも自分で自分の行動にひどく驚きを感じていた。
夜中に書くと駄目だ…必要以上にくさくなるね。
いい加減住人の皆にクサーと言われそうだ。
続きは明日明後日ぐらいには多分。
あまり期間を長く続けるのも食傷気味に感じられるだろうし自分でもそう思うから、さくさく行きますよ!ええ。
あと3回の予定。
もっさん屋上ダイブの時期なんて覚えちゃいませんが突っ込まないように。
コミクス人に貸してて確認できねー……
>>416、以前に性別発言は控えていこうよってレスあったよね
もう一回読み直して。
それと
ここ一応キャラ板なんだから数字板的なノリは控えていこうよ
投下作品の感想も過剰過ぎだと。
同じ言葉の羅列が目立つから一人が言えば十分だと思うしね。
投下氏も投下は有り難いけど、執拗な自己語りや作品経過語り等は避けてほしいです
多少なら良いのですが
少し目についたので。
中の人を執拗に主張したりするのも同じく。
>>421の言う通り中の人には興味無いし
ここは日記スレでもないから。
長文で自治レスごめんなさい。
でも何かこのままだといつか荒れてしまうような気がしてしゃしゃり出てしまいました
もっともな意見だが今後投下しづらくなりそうだな。
数字板って何処だ、
と素で分からないオレがいるんだが…
あと連投スマソ。これだけ。
多少のマンセーも馴れ合いも自分語りも、今はあれを呼び込む気配なんて全然ないのに
「自治レススマソ」とか言って、空気を盛り下げるのはどうかと思う。
荒れたときは荒れたときで対処すればいいじゃないか。
感想って感じた想いなんだから良いじゃないか
と思った自己中でスマン
でも今結構盛り上がってるんだしこのままでもそんな問題無いんじゃないかと思うんだが考え足りないだろうか…
あ、連投で申し訳ない
感想ってのは作品作りの糧の一部みたいなもんだから今くらいの感想の量なら控えなくても良いんじゃないか?
感想だけで数十レスとかになるなら別だろうけどな
>>426乙です!
山本の情けなさとか雲雀の歩み寄り(?)がイイ
続き楽しみにしてます。
つか正直
>>427みたいな長文自治厨が一番ウザい。
またーり盛り上がってるところに水差してどうするんだよ。
数字板とか持ち出してきてキモい。
自分は職人さんの書き込みには何の問題もないと思うんで
気にせず今まで通りでいてください。
頑張って書いて感想がひとつとかだったら自分だったらすごくへこむ。
それに感想から新たな話が発展したりしてるんだし、「ここが萌えた!」っていう発言は見てて面白い。
だからこのままでいいんじゃないかな。
下手に規制すると過疎っていくだけだと思う。
小説ネ申の次の投下が待ちきれない。
なんだか意見の連投で
>>426への感想がないな。
426GJ!萌えたよ!
>>426 GJ過ぎるqあwせrfふじこlp;「’早速続きが気になってもんどりうってます
言ったけど聞こえなかったかもしれない台詞とかテラモエス、山本ウラヤマシス
屋上の日差しの強さとかそういう情景描写も大好きだ!
>>427 言いたいことは実に良く解るがちっとタイミング悪ス('A`)
小説読む前に目に入ったから良かったけどしょげる、が、大体同意
中出し(?)はさじ加減がな…、たまーにやられると萌るが
>>426 すげー良い、邦画見てるような感覚(;´Д`)
ボーイミーツガールテラモエス、どう転ぶか楽しみワクテカ
連投ごめん、つけたし
屋上ダイブは半袖着てる+中間テストらしきもの後と思われ、六月後半から7月前半?
並盛が二期制か三期制かにもよるけど
季節感的には違和感無しで読めるので無問題*+(・∀・)+*
余談だがコミックス読み返してたら全部本の描写がかなり怖かった、頭皮イテテ
投下神の華麗なる降臨を今か今かとワクテカしながら待ってる俺が登場ですよ(・∀・)
>>427は少しもちつけ、な?
気持ちは分からんでもないが、この雰囲気でのあの書き込みは空気嫁てないからさ
不満があるならチラ裏で吐いてここではスルーが常識だよ
そのせいでせっかくの和気藹々とした空気が悪くなったし、過疎の原因にもなりうるしね
俺は感想はあのままで良いと思うよ
スレが賑わっている証拠だしさ
投下神の語りも作品について熱く語りたいのは制作者としては当たり前の感情だと思う
こっちも見ていてああ、ここはこんな感じになっていたんだ!と色々知れて楽しいし
経過伝達は待つ身としては言ってくれると有り難い
性別発言は一斉スルーでいいと思う
スルーしてればその内そんな発言も無くなるだろうよ
長くなるので続き→
→続き
だから
>>427の発言自体が今の過疎や、空気の悪さを持ってきてしまったように思えるんだよね
煽りでない事は確かなんだけど、なんというか…まあ、半年ROMった上で空気が嫁るようになったらまた書き込みよろ
連投までした割には大した事言ってないけど、このままこのスレを過疎スレにするのだけは避けたかったんだ
投下神は今まで通りで構いませんので、続き投下お願いします!
期待して待ってますから!
>>426 萌っ…!つーかかっこいいな、しっかり萌たが
なんかもう文自体かなりGJ、是非がんばってください。
変な言い方だがスレ小説にはもったいないくらい好きぽ
>>439 おまえもチラシのうry、5年RqあWせDRFTGYふいKじょLPと小一時間言いたいがが・ま・ん…
釣りか?釣られた…orz
分かったから全員落ち着いて暫らくROMってろ
連投してる奴等は書き込む前に自分のレスを10回読み返して
問題ないと思ったら書き込め
長文な割りにちゃんとした発言してないからさ
つか、全体的にここ初心者多過ぎだから見てて気恥ずかしいよw
一気に過疎化
流れをぶったぎって萌え話を振ってみる。
ここでは恭香たんは了平と仲が良いことが多いわけだが
恭香タンとちゅわんの仲は果たしてどんな感じだと思う?
実はすごく仲良しで、恭香タンは了平の鈍感さをちゅわんに愚痴ってたりすると萌えないか?
いつも洒落っけのない恭香タンに、ちゅわんが可愛い髪飾りとか着けてあげてたりしたら萌えないか?
恭香タンが女の子らしいちゅわんにひそかに憧れてたりしたら萌えないか?
そしてぶっちゃけ、ちゅわんがツンデレ恭香タンを襲ってレズプry
……が、あったりしたら自分は超萌える。
そしてそこに明るいハルが混じって、3人で原作に出てきたケーキ屋さんに
行ったり買い物にいったりするわけだな!
……みんなで仲良く3ry
妹がいること自体知らなくてヤキモチを焼いても可愛いと思う。
笹兄妹仲良いし似てないし。ベタだけどさ。
>>445 3ryなら了平とry
>>446 少女漫画だなーちゅわんに焼き餅をやく恭香タン…
やばい萌える(*´Д`)
>>447 そういや3ryて書いてる椰子いたっけ
恭香タンに群がる男共 ハァハァハァ(;´Д`)
>>446 焼き餅イイ!!
唇尖らして群れる草食動物を一掃
笹川兄妹とヒバリたんが幼馴染とかでも萌えるな。
幼稚園で同じ組の兄とヒバリたんハァハァ
女の子らしいちゅわんに密かに憧れる恭香タソいいな!
「似合わないから…」って渋る恭香タソにちゅわんが可愛い洋服を着せて、それを了平に見せにいくというのはどうだろう。
照れまくる恭香タソをひっぱって兄のところまで連れてゆき、披露。
了平は見とれて、食べてたミカンを落とす、とかw
幼馴染!
もうここでの兄貴とのラブryデレデレっぷりを見ると
その設定違和感ないなー。
幼馴染の鈍感男にだけでれっぷりをみせてくれる
普段はツンツンの僕娘。
萌え。
>>450 それを見て嬉しいんだけど嬉しいといえず
「…汚い、何してるの?」といってしまう恭香タン。
けど顔は真っ赤でちゅわんには照れ隠しだとバレバレ。
……なんてどーだ?
ちゅわんの事が好きな男装女子とかどーだろう
了→恭→京でヤヤコシス
ちゅわんはヒバリたんのこと「恭ちゃん」って呼んでて、
学校でもいまだにその呼び方で他の奴らがびっくりしてるってのもいい。
京子ちゃんすげー!あのヒバリさんを!みたいな。
>>453 それいいなぁ…。
了平も雲雀もちょっと痛々しいことになりそうだが。
あれ?絵板行けないの自分だけ?
いけるよー
ごめん、行けたorz
誰かちゅわんが絡む了平と女雲雀の話投下してくれー。
ほのぼのしてて激しく萌えだ
カタンと小さな音が聞こえた。
シャマルは回していたボールペンを机に放る。
「・・・誰だ?」
入口の側で、少女が一人、夕暮れの陽射しを背にして、所在無さそうに立っている。
「何で居るのさ。」
「何でもなにもねぇだろ・・・。ここは俺の城だ。お前の名前何だっけ・・・。雲雀・・・。」
「恭香。・・・そんな事はどうでも良いよ。」
血の気が失せて顔色が悪かったのだが、例の風紀委員だとすぐに気づいた。
それで少し警戒しながら近づくと、微かな臭気が鼻をつく。
「あぁ?お前・・・どうしたんだ?足の所、血が・・・。」
白皙の肌を伝って落ちた血で、白い靴下が赤黒く染まっている。
シャマルは一瞬呆けて、まじまじとそれを見てしまった。
「あぁ、何だ・・・おまえあれ忘れたのか。それで貰いに来たって?」
ヒバリはその視線に晒されるのを恥らうように身を引いた。
もどかしそうに濡れた膝を擦り合わせた。手が少し震えていた。
「元から・・・持ってない。」
「一応ひとつ位常備しておくんだよ。普通は。−−ホラ、これつけて今日は
もう帰っちまえ。スカートは血ついてねぇんだろ?
俺が担任にうまく言っておくからよ。」
棚から昼用の生理用品を取って差し出した。
ヒバリは躊躇うように眉を顰めるだけで、それを受け取ろうとしない。
「それ、つけたことない・・・から、判らない。」
その言葉を理解するのには数秒の時間が要った。
「えぇ?!嘘だろ?!−−何だよ、今なったのか!初めて?!」
ヒバリは、その言葉にプライドを傷つけられたように、親指の爪を噛んだ。
頬が赤くなる。
そんな反応を返されるとシャマルも自分の発言を少し無神経だったかと反省する。
「ああそら悪かったな・・・。じゃぁまぁ、そこ座れ。しょーがねぇから俺が教えてやるよ。」
「何であんたなんかに・・・。」
「じゃぁそのまま教室戻るのか?」
「・・・・・・。」
「おまえさ、保健の授業サボりまくったんだろ。だからこうやって実際なった時に困るんだよ。」
ヒバリは返事をしなかった。
シャマルは彼女を椅子に座らせると、濡れたタオルで足を拭いてやり、靴下を脱がせて捨てた。
保健室にある新しい下着と靴下を差し出すと、ヒバリが軽蔑しきった目でシャマルを見た。
「・・・やっぱりこういう趣味なんだ。」
小さい苺の絵が描かれている白い下着と、
校則規定以外の紺のハイソックスを見てヒバリが云う。
「バカ云うな!これは生徒が面白がって持ってきたんだっつぅの!
俺の趣味じゃねぇよ。」
「ふーん・・・。本当かな。」
「ホントだ!!」
強く断言したら、ヒバリが、皮肉な具合にではあったが、笑った。
シャマルは、その時ふと、自分がツリ目の女がタイプであったことを思い出した。
そして、思い出したことをすぐに後悔した。
ヒバリの顔に何かの感銘を受けたような自分が、嫌だった。
意識を逸らすために別の事を言う。
「良かったな。」
「何が?」
「だから、初潮が来てさ。目出度いことじゃねぇか。」
椅子に座ったままヒバリが俯く。細い素足を無造作に揺らした。
「ナニソレ。何にも良くない。何にもめでたくない。僕は子供なんか欲しくない。」
腹部に手を当てて、ゆっくりと爪を立てた。
そこにある胎盤を、痛めつけてやりたいように。
「あのなぁ・・・世の男女は何も子作りするためだけに夜毎励んでるわけじゃねーぞ。
知らないワケじゃないよな?子供が欲しくない連中だって・・・。」
「五月蝿いな。そんな事聞いてないよ。」
神経質な反応の仕方にシャマルは肩を竦める。
十代の少女の潔癖さは、理解出来ない範疇の問題だった。
「へぇへぇ。オッサンは黙りますよ。」
ヒバリはまだ下腹に爪を立てている。
潔癖の一言では片付かないような何かが、その真剣な目つきにあるような気がして、
シャマルは不安になる。
「・・・お前好きなヤツとかいねぇのか。」
「僕は誰の事も好きじゃない。」
ヒバリの返事は過ぎるほどにアッサリしている。
シャマルは溜め息をついて、ヒバリの髪を撫でてやった。
彼女は不思議と抵抗しなかった。
「そんな淋しい事云ってねぇでよ・・・。お前結構可愛いんだからさ。
そのペッタンコの胸もまだ希望が無いワケじゃねぇし。」
ヒバリの眉がピクリと神経質に動いた。
「−−勝手に見るなよ変態。やっぱりあんたそういう趣味なんだ。」
力を取り戻したヒバリの手に手を払われてシャマルはニヤリと笑う。
「ばぁか。俺は処女は相手にしねぇの。信条なの。」
判ったか、と言ったら、雲雀が憤然と立ち上がった。
アッサリとシャマルに背を向けて、保健室から出て行こうとする。
ドアに手をかけた姿勢で、彼女が言った。
「僕だってオジサンは相手にしないよ。信条だから。」
音を立てて閉められたドアを見て、シャマルが首をかしげた。
「中学生ってのは大人なんだか子供なんだか・・・ワッカンネエもんだなぁ。
あんな素直に強がられると、こっちもな・・・。」
無精髭を摩りながら、俺もまだ若い娘にモテるのか、とシャマルが呟いた。
生理ネタキタ―――、(゚∀゚)ノ――――!!!!
テラGJ!!
繊細な思春期中学生な雲雀たんカワイス(*´Д`)
苺パンツに紺ソックスとかマニアでたまらん(*´Д`)
シャマヒバキテター!テラモエスgj!そして生理ネタ!ウレシス!
前ので終わってもそれはそれでいいかなあとか色々考えましたが、
連載打ち切り風味でいやなので(俺たちの冒険は始まったばかりだぜ!-完-みたいな)
続き行きますよ。淡々と行きます。5章はちょい短め。
-5-
あの屋上のエスケープから1週間が経とうとしていた。
その間、山本は一度も応接室を訪れなかった。
学校を休んでいる気配はない。放課後になればいつも、白球の飛ぶ小気味いい音や野球部員たちの声に混じって山本の笑い声が聞こえてくる。
今まで気にも留めていなかったが、応接室の窓から校庭を見下ろすと、ちょうどフェンスを隔てて真っ直ぐバッターボックスの裏が見えるのだ。
――来て欲しいなんて思うはずがない、そもそも彼のここへの出入りを許しているわけではない。
雲雀は理由のわからない苛つきを抱えていた。
その日は金曜日で、雲雀は読んでいた本を鞄に仕舞うとそれを脇に抱え、帰宅すべくソファから立ち上がった。
換気のため開けていた窓を閉めようと窓際に寄り、何気なく外を見たちょうどその時、白い練習着に黒い帽子を目深に被った一人の野球部員と目が合った。
一際目立つ長身のその男は、3秒ほど目を合わせたまま動かずにいたが、急にチームメイトに何やら告げて走り出した。校舎のほうへ、というよりも、こちらへ向かって。
近づいてくる足音に雲雀が振り返った瞬間、応接室の扉が開いた。
汗と土埃まみれの薄汚れた練習着と、手にはぐしゃぐしゃに握られた野球帽。上履きを履く手間も惜しんだらしい男の足元はこれまた薄汚れたスポーツソックスだった。弾んだ息を整えるでもなく、口を開く。
「まだ、帰って、なかったん、だな」
「――山本」
「よかった。俺、どうしても今日お前に言いたいことがあって」
入室の許可も与えていないのにずかずかと入ってくるのは、1週間の期間をあけても変わりがない。
窓際に立ちつくした雲雀の正面に立つと、山本は汚れた手で鼻をこすりながら言った。
「――の前に、久しぶり。1週間ぶりか?」
「別に君と毎日会う約束なんてした覚えはないよ」
「なんつーかさ、あの時変なとこ見せちまって、照れくさかったって言うか、顔合わせづらかったんだよな」
へへ、と笑う顔は陽に焼けた分を差し引いてもかすかに紅潮しているようだった。
「でもお前に聞いてもらえてよかったと思ってるぜ、俺は」
「……そんなことわざわざ言いにきたの?」
雲雀が眉を顰めると、山本は慌てたように喋りはじめた。
「いや、それもあるけどそうじゃなくて。えーと、明日の土曜にな、練習試合があるんだわ。うちのグラウンドで」
口ぶりに、日頃の山本には見られない一種の躊躇いのようなものが感じられて、雲雀は違和感を覚えた。
「だから何?僕、帰るところだったんだ。早くどいてくれないかな」
「あーわかった!待てって!話すから、とっとと話すから!」
山本を押しのけて帰ろうとした雲雀の肩を掴んで、元の位置に押し戻した。そう大した力でもなかったのだが、なぜか抗いがたく、雲雀は口をへの字に曲げながらも足を止めて話を聞くことにした。
「応援に来てくれとは言わねーから、見ててくんねーか?ここから見えるだろ、ここホーム裏特等席じゃん」
ほら、と言って雲雀の肩越しに窓の外を覗いてみせる。山本が身を乗り出すようにしたので、二人の距離が縮まった。
ふわりと不快ではない程度の汗の匂い、干した布団のような埃っぽい太陽の匂い。
自分の体温が急激に上がっていくのを感じ、雲雀はとっさにいつもどおり装備していたトンファーで山本の右頬を打った。
「近いよ、っていうか勝手に触らないでくれるかな」
パタパタと触れられた肩をはたいてみせる。山本の頬は腫れ上がり、内出血もしているようだ。しかし当の本人はさほど気にした様子でもなく、いってぇな〜などと笑って見せた。
「でさ、練習試合のことなんだけど」
「全然懲りてないでしょう、君って……」
雲雀の文句は聞くつもりがないらしい。山本は淡々と続けた。
「賭けをしねえか?もし明日の試合、俺が勝ったら、一つだけ俺の願い事をきいてくれよ」
「何それ、勝手に決めないでくれる?僕に何のメリットがあるのさ」
唐突な申し出に、雲雀が首肯するはずもない。それでも山本は無視して続けた。
「一度だけでいいんだ、ヒバリさ、女子の制服着てみてくれよ」
「はぁ!?何それ」
しばらく呆れて口も聞けなかったが、雲雀は何とか怒号を発した。
「馬鹿でしょ、君本当の馬鹿だ……呆れた、全く」
「俺は本気。なー、何もそれで学校通えって言ってるわけじゃないんだって。一度着て見せて欲しいって言ってるだけ」
「君のためにだけ女子の制服着ろって?そのほうがよっぽど……」
よっぽど馬鹿げてる、と言おうとしたのだが、それは最後まで言い終わらないうちに山本の言葉で遮られた。
「うん、そう。その通り」
驚いて雲雀が口を噤むと、山本は続けた。
「俺のためだけに着て欲しいんだ」
雲雀が呆気に取られている間に、「じゃあ、約束な!」と言いながら山本は出て行った。
ひとり残された応接室にはまだ太陽の匂いが残っていて、雲雀はしばらくそのまま動けずにいた。
やっと男装である意味が出せたぞ、と。
ではまた続きはいずれ。
>>460 ナイスシャマヒバ乙!手を出さないおっさんもなんか新鮮だな
妄想してたのはストレートにおっかけてるのばっかりだったからこれはストイックテラ萌ス!!
>>467 ネ申GJ…!殴られ慣れる男恐るべし、やることが強気だww
言うこと聞いてしまいそうなヒバリたんにハラハラします、まさか制服は山本が用意?
青春テラモエス(;´Д`)=3
思春期カワユス(*´Д`)=3
この萌でコラでも作る事にするぜ
男装少女の初セーラー超期待。
ここで連載打ち切りなどせずに、絶対完結させてくれ(*´Д`)
>>469 コラ!!すっげー楽しみに待ってるぜええぇぇぇ(*´∀`*)
>>460 GJ!
そしてIDがみなとみらい21w
恭香タンが男装少女にしろ僕っ娘にしろ
何故そうなったのかを妄想してしまう…。
自分恭香タンに入れ込みすぎだorz
けど萌えて萌えて仕方がない。
職人の皆皆様グッジョブです!
GJ!!!
アンドロイドたんハァハァ(*´Д`)
>>475 なんだっけ。以前本スレだかキャラスレだかで
ワオ=ヤクザの子供
説があったから、ヤクザの跡継ぎになるために男の振りをしてるとかどうだ。
ごつい野郎どもにお譲お譲!と慕われる恭香たんを考えてしまった。
ごくせん?
>>478 異母兄弟が事故で死んだ日から、恭香タンが身代わりとして育てられるんだ。
小さな頃は誰も振りむいてくれなかったのに、急にチヤホヤされるようになるんだ。
だから更にグレちゃって群れるの嫌いになったんだ、と補完してみる。
>>480 な、なるほど…!
息子を望んでいたのに娘だったから
父親には相手にされず母親にも捨てられ
誰からも相手にされない中で
せめて強くなろうとがんばり続けた結果が
群れ嫌いの男装少女とかはどうだ。
>>475 個人的にはそんな大それた理由がなくても、
10代の少女にありがちな一時的なTV(トランスヴェスティズム)でもいいな。
性的に男になりたいわけでもないんだけど女になりつつある自分の身体に違和感を持って腹立たしい、
みたいな理由で、入学時は普通に女子制服だったのが、
だんだん身体が女性らしくなってきてそれが悔しくて男装、なんて。
シャマヒバ初潮SSに萌えたせいで、今そんな風に思っている。
金八でいう、ナオポジションでいいよ
>>483 イイ!!それだ!!
……ついでにその状態から了平との出会いで少しずつ変わってくと萌え
今週の医者がえらい強いわ格好いいわ、あとロリコン疑惑浮上だったので投下。
その1
引き戸の取っ手にかけた手を引こうとして動きを止めた。
数分の後に自分が口にするであろうセリフを考えただけで、
堪えきれない怒りと嫌悪が身の内に沸き起こる。
(許さない…… あの医者)
症状は風邪に似ていた。頭がぼんやりとし、やや熱っぽく感じる。
鈍い動きは重い荷物を背負っているというより、たぶん酔っ払いの所作に近いのだろう。
退屈しのぎのつもりで顔を出した花見で、気に食わない男は
大変気に入らないことをしてくれた。
殺意のかけらもなく、酒臭い息を吐きながらだらしない表情を
作っていたくせに、とんだ狸だ。
ふらつく足腰を叱咤しつつ公園を抜け、嘘のようにまともに歩けるように
なったその足で、雲雀は中央病院に向かった。
診察室の入り口に立ったセーラー服の少女を認めた医師は、あわてて問診中の患者の
カルテに適当にドイツ語を書きなぐり、外に放り出す。
「きょ、今日はどうしました雲雀さん」
もみ手せんばかりの卑屈さで聞いてくる医師に、雲雀は先ほどの出来事を語った。
「こんなふざけた病気なんて面倒だよ。さっさと治して」
「治してと申されましても…… 浅学にして診たことも論文で
読んだことすらございませんで…… 桜…クラ?」
医師は首をひねりながらも、雲雀が告げる症例を聞くたびにわずかに
前かがみになっていく。
「力が抜けて、ぼんやりですか?」
(ひ、雲雀さんのお体が…… どこの男か知らんがGJ!)
脳内で桜の下にしどけなく倒れ付す少女の姿を描き、これまた脳内で
満面の笑みを浮かべ、握った拳から親指をつきたてる。
そんな喝采をあの男に送っているとは知らない雲雀は、油ぎった顔で
卑屈な笑みを浮かべながら、上目遣いにちらちらとこちらを見る医師の表情に
嫌悪を覚え、眉間に深いシワを刻んだ。
その2
「桜クラ病だってば。ないの、血清とかワクチンとか。桜…シャキワクチン?」
唇に人指し指を当てて、想像上の桜クラ病に対するワクチンの名前を口にした雲雀に、
医師がこらえきれずふきだす。
「お、お上手な、ご冗談で…… あ、い、いえ! なんでも!!」
「こっちはね…… 機嫌が悪いの、冗談言ってる気分じゃないんだよ」
どこから取り出したものか、鈍く光るトンファーを構えながら低い声を発すると、
命の危険を感じたらしい医師があわてて言葉を紡いだ。
「い、一過性のものかもしれませんし、桜のある場所にさえ行かなければ問題は
ないのですよね? 幸い明日は日曜で休日ですからご自宅で静養されて、
それでもダメでしたら、その……桜クラ病をかけた方にお話しをされるのが
一番確実かと思われますがっ」
構えたトンファーから飛び出る棘を真っ青な顔で見つつ、
医師が倒れた椅子の向こうにじりじりと後ずさる。
「そう…… 分かったありがと」
礼を述べる雲雀に、医師の顔があからさまにほっとする。
使えない、心の中でつぶやいて、雲雀は凶器を握った拳を振り下ろした。
「全然役に立たなかったけどね」
鼻血を出しながら床の上に倒れこむ医師に言い捨て、窓枠に足をかける。
春のうららかな日差しが照らす中庭に、紺色のスカートがふわりと舞った。
その3
翌日は家族とすら顔を合わさず自室にひきこもり、あけて月曜の早朝に、
桜の咲いている近所の公園に足を伸ばしたものの、結果ははかばかしくなかった。
萎えた足で自宅に戻り、桜のないルートを選んで遠回りで並盛中に到着する。
すでに群れる草食動物達は、教室にみっちりと詰まって1限目の授業を受けているころだ。
色とりどりの自転車の並ぶ駐輪場にたった一台のバイクを駐車し、雲雀はまっすぐ保健室を目指した。
そういうわけで本日雲雀はDr.シャマルの前に立っている。
「いらっしゃーい、て、おー一昨日のじゃじゃ馬ちゃんか」
「雲雀だよ ちょっと話しがあるんだけど」
「うれしいねぇ、愛の言葉ならいつでも歓迎だ。まぁ座んなよ」
仁王立ちでスカートに手をあて、にらみつける雲雀にいささかもひるむことなく、
にやけた顔の男は部屋の隅に立てかけてあったパイプ椅子をひろげる。
用意された席を一瞥し、雲雀は事務机に座りなおしたシャマルに歩み寄った。
男が見上げる必要があるほどの至近距離に場所をとり、口火を切る。
「一昨日のあのわけのわかんない病気、治しなよ」
「んーーー? あー桜クラ病?」
ふざけた名前、いらだたしげに吐き捨てる少女は本気で怒っているらしい。
しかしシャマルから見れば、子猫がふわふわの毛並みを逆立てて、
にゃーにゃーと可愛らしい声で必死になってかけらも迫力のない威嚇を
しているようにしか見えない。
「別に死ぬ病気じゃないぜ? 恭香ちゃんだっけ、相当元気がいいみたいだね。
あ、煙草吸っていい? ここにもきみの愛の鞭くらった野郎どもがよく来るんだよ。
俺、男は看る気ねぇから適当に手加減してくれると嬉しいんだけどねぇ」
背中をそらして椅子をぎいぎいと鳴らしながら、ぺらぺらと一人で喋るシャマルの顔を、
雲雀はじっと見ていた。
くわえ煙草で両手を頭の後ろで組み、体重を完全に椅子の背に預けている。
煙草を噛んだ歯の隙間から吐き出す煙が目に沁みるのか、うすく瞼を閉じていた。
一度ふい撃ちを食らわせたくらいで油断しきっている男が憎かった。
あれはフロックだ、女の尻を追い掛け回し、喜んで殴られている風に見える中年に、
気さえ抜かなければ自分が負けるはずがない。
頭を下げて頼みごとをするなどという選択肢は、雲雀の中になかった。
喋りつづける男に視線をやったまま、息を殺して両手で制服の裾を掴み上げる。
するすると劇場の緞帳のように引き上げられるスカートから、傷ひとつない滑らかな
肌が露になる。そこにはなんの飾りもない無骨な革のベルトが、乳白色の肌と
コントラストをなして回されていた。ホルダーに差し込まれているのは愛用のトンファー。
グリップを握って引き抜くと、華麗なショーの終わりを告げるようにプリーツスカートが
波を立てて落ち、太ももに巻きつくひそやかな戒めを覆い隠した。
その4
両手に獲物に構え、獲物に飛び掛る肉食獣のように全神経を目の前の男に集中させる。
「だからね? 俺は女の子専門なの。あーだからって女の子に怪我させろって
いってんじゃねえよ? 風邪とか貧血とかでふらふらしちゃってる、可哀想なカワイコちゃんたちを
俺の愛で癒すのが仕事なのね。 まーツバつけときゃいい男が多少怪我したって、
どうでもいいっちゃいいけどさ、春は恋の季節だし、元気がいいのはいいけど、
桜が咲いてる時くらいあんなおっかねえもん振り回さなくてもいいんじゃ……」
「ごちゃごちゃ言ってないで……」
くわえたままで喋り続けていた煙草の灰は、かなり長くなっていた。
もそもそと揺れる歯の動きで崩れた灰が、シャマルの顔に落ち、むずがゆそうに鼻の頭にシワを作る。
咳こむ気配があった。噛んだ歯のすきまから大きく息を吸った次の瞬間、
「治せって言ってる!」
渾身の力を込めてトンファーを叩き下ろす。そのままスイカの潰れるような
鈍い音と手ごたえがするはずだった。
だが望んだ衝撃が雲雀の手に伝わることはなかった。
のんきで憐れだったはずの獲物は、振り下ろされる鋼鉄の武器の下で目を開く。
その瞳はいささかの動揺も浮かべることなく、だらしなく伸びていたはずの足が
机の脚を蹴り、座ったままわずかに椅子を回転させる。机と椅子の間にできた細い隙間で、
トンファーが空を切った。
「……っ!!」
傾いた雲雀の上体の背後に回った形になった医者へ、首だけ捻じ曲げて強い視線を投げる。
視線がぶつかる。短くなった煙草を吐き捨てたシャマルが、薄く笑った。
引き結んだ唇の端を上げて、肩をすくめ、だだをこねる子供を見るようなシャマルの視線に、
雲雀の中で怒りが爆ぜる。
振り切った右手を曲げ、肘よりわずかに突き出た先で、男の鳩尾を狙う。
肩を支点にして地面と水平に振り子のように振った腕は再び空を切り、
シャマルがその勢いを使って雲雀の両手首をトンファーごと背中に縫い止めた。
「そんなもん当ったら死んじゃうと思うんだけど、俺」
「死んじゃえば……」
「ひでーなぁ おじさん泣いちゃうよ」
後手に取られた雲雀の声の低さとは裏腹に、シャマルは先ほどからなんら変わりない。
取られた腕は痛くはないが、雲雀の手首など両方合わせて掴めている
大きな手はがっちりとしていて、この体勢で暴れたところで振りほどける望みは薄かった。
その5
「まぁ落ち着いて、座ってお話ししようか」
楽しげにシャマルが言って、腕を引かれる。座ったままで全ての攻撃をいなした
男の膝の上に腰を下ろさせられ、制服の生地ごしに感じる体温に、雲雀は舌打ちをした。
「ところでさ」
空いた手が雲雀の腰に回って、引き寄せられる。椅子に男の足の厚みが足された高さに座った、
小柄な雲雀の足は宙に浮く。
踏みつけてやる代わりに、踵で男の脛を蹴ってやるが、じゃれつく子猫を構うように
ぽんぽんと膝下が動かされて、乗った雲雀の足が、体に合わない椅子を与えられた
子供の足のように空で揺れる。
「なんかさっき俺の前ですげーいいことしなかった?」
腰に回された手も、背後で雲雀の腕を押さえる手も緩まない。
ぶらぶらと安定しない足元のせいで、男を跨いでいるほかない雲雀の背中に、
シャマルが体重をかけてくる。じわりと沁みるように漂った煙草と体臭の交じり
合ったにおいに、雲雀はわずかにひるんだ。
(目閉じてたのに……)
いぶかしんだ雲雀の視線の意味を悟ったらしい、馴れ馴れしく雲雀の肩に顎をのせ、
いかにも自慢げに言う。
「女性の服の衣擦れの音なら、100メートル離れてても聞き分けちゃうぜ」
「変態だね」
「愛してんだよカワイコちゃんたちを」
なぁだから、男の唇が雲雀の耳朶に触れんばかりに近づけられ、熱い息を吐きながら、
落としたボリュームの低音が流し込まれる。
「もっかい見せて?」
その6(END)
蹴破る勢いで保健室のドアを開けた少女が、走り去っていく。
翻るセーラー服の襟を見送りながら、シャマルは床に大の字に転がった。
「おー痛て 子猫の爪でも本気は効くねぇ」
じんじんと傷む鼻をすすりあげると、喉の奥に血の味がする。
2062股の男、平手でもパンチでもなく、頭突きで逃げられた経験は初めてだった。
>>488-493 ごごごごごちそうさまあぁぁぁっ!!
神うpにライブで立ち合っちゃったよ(*´д`*)
GJ!
手馴れたおっさんに子猫ちゃんモエス!!
乙です!流石凄腕。子猫扱い萌えー!
497 :
名無しかわいいよ名無し:2005/10/19(水) 16:23:52 ID:upXngtsW
ネ申乙!
頭突きで逃げる子猫に萌え…w
か、かかかかか神GJ!
子猫だよ子猫
どんだけ萌えるんだこれ
そしてスカートに忍ばされたトンファー萌え!
俺トンファーになりたいわ
大人の余裕かっけえぇ…!!ヤバイ仔猫扱いヤバ萌GJ!!
仔猫GJ!!
太股のトンファー禿モエス(*´Д`)
>>483 その理屈でいくとシャマルが次会う時には男装してることになるな。
突然男装してきた雲雀タンに動揺するシャマルとかいいなー
>>493 頭突きいいな頭突き、締め好きだ、笑
男装設定で「こないだは坊主とか言って悪かったなお嬢ちゃん」とか言って怒らせるのも萌かも
しかしそうするとスカートからホルスターチラリが出来ないな。
>>493 シャマヒバまた新たにキテターーーー!桜シャキワクチンにワロタよ。
ロリコン親父と子猫ちゃんカワユス。続編期待していいですか。
さて自分も投下させていただきます、第6章です。
>>483ぽいヒバリたんの心理描写がありますが、
483から取ったというより当人です。
設定似てると言われても困るので先に言っておきます。
では投下↓
-6-
たとえば、今日の天気が快晴でなければ。一つでも雲が出ていれば行かないつもりだった。
目覚まし時計はセットせずに寝た。1分でも寝過ごしたら行かないつもりだった。
快晴の初夏、午前10時。
「山本!」
試合前のウォームアップで軽く素振りをしている山本に、フェンスの外側から声がかかった。
「ツナ、獄寺。来てくれたのな」
「頑張ってね山本!ごめんね、チビたちも来るって言って聞かなくてさー。迷惑はかけないようにするから」
そういうツナの背後ではランボとイーピンがいつものごとく走り回り、おめーらうぜえんだよ黙れ!!と獄寺の怒号。
「――あー……早速これだよ。ごめんね本当に……」
「いいっていいって!応援は多いほうが嬉しいもんな!おい、チビたちも応援してくれよな!」
途端に、はしゃぎ回っていたランボは、張り切って「もちろんだぞ!」とお返事。イーピンもなにやらわからない言葉で返事をしていた。
「あれ、山本。ほっぺたのところどうしたの?」
ツナが気がついたのは、山本の頬に貼られた絆創膏だった。そこからはみ出して、紫色の内出血が見える。
「あーこれな。まあなんつーか、男の勲章?」
ニカッと笑った山本にツナが首をかしげていると、
「山本君!」
「山本君頑張ってね!!」
黄色い声援がいくつも飛び込んできた。クラスの女子もいるし、ツナの知らない他学年の女子も混じっている。
それに対して山本が「おう」などと手を軽く挙げて見せるのを眺めながら、そういえばバレンタインでもかなりチョコ貰ってたしなあ……とツナはぼんやり思っていた。
「きゃあ、武かっこいい!」
「手ぇ振ってくれたね!」
「こっち見てた!!」
女子たちがはしゃいでいるちょうど真上に当たる校舎内の一角、2階の南側、一番日当たりがよく風の通りもよく、校内一快適な部屋――応接室には、黄色い声に眉を顰めて、これ以上ないほど不機嫌な顔をした雲雀がいた。
あれは僕とは別の生き物だ。とてもじゃないが同じものとは思えない。
雲雀は頭の中で、これまで何度も自分自身に繰り返してきた言葉を吐き続けた。
女の子だって?女子だって?あの群れるしか能のない生き物が。
ふわふわ頼りない肉体と、好きな男子やアイドルタレント、他の女子への悪口しか詰まっていない頭で。なんだかわからない甘ったるい匂いをまとわせて。用を足すにも昼食を取るにも一人では居られない草食動物の典型。
誰が女の子だ、この僕のどこが?山本武、君はこの僕のどこを見て女の子だなんて寝言を言ってるんだ。
「――不愉快だ」
やっぱり来るんじゃなかった、と窓を閉めようとしたとき、フェンス間際に立って女子の相手をしている山本の右頬に貼られた絆創膏に目がいった。
あれは、僕のつけた傷だ。
あの傷は、僕の――僕のものだ。
雲雀は無性にそのことを、山本と今話している名前も顔も知らない女子に告げてやりたいと思った。
彼を取り巻くすべての者に告げて回りたいと思った。
あれは僕のものだ、あれは僕のものだ。
彼は、僕のものだ。
そこから先、雲雀に野球を見ていた記憶はない。
窓際に立ってグラウンドを見つめていたはずなのだが、何も目に焼きつきはしなかった。
白球の飛ぶ音が何度かこだまして、声援が巻き起こり、時に「ああっ」と落胆の声。
しまっていこうぜ!まわれまわれ!セカンド!ボールツー!かっとばせー!まだまだ!
細切れの音ばかりが耳に入ってきて、気がつけば試合は九回裏を回っていた。
短めですが終わり。
次で最後なので明日の日付が変わるころには投下できたらいいなあ。
今思えばそんなに
>>483風でもなかったな。余計なこと言った。
女の子を嫌悪してるところが女の子らしいと思うんだけどな。
>>505 GJ!!毎回好きすぎる(*´д`)=3
ヒバリたんの心理の微妙な病み具合に萌、恋の病か
レスdクス!
太ももトンファーホルダーは、トゥーム/レ/イ/○ーのラ/ラ・ク○フトのやつをイメージ
女の武器の隠し場所はやっぱり太もも (*´д`)ハァハフ
>>502 桜シャキワクチン、本スレかバレスレの次回予想レスからのパクリっス 笑
山本×男装女雲雀完結楽しみだー!
>>460-462 (例の女子生徒が最近頻繁に保健室に居るらしいですねぇ。)
(いえね、それを咎めろと云っている訳では無いんですよ。)
(ただ彼女は…ご存知でしょうけど色々と複雑で、云ってみれば特別な子ですから、
我々も正直手を焼いておりましてね。)
(それでまぁ…彼女の様子や、喋った事などをね、
逐一こちらに知らせて頂きたいんですよ。
それでこちらもある程度の理解と準備が出来ますからね…。)
頼みましたよ、と一枚の個人調査書を手渡されながら、
丁寧に命令されたとき時の慇懃な声が、また耳に返る。
それを忘れてしまいたくて何度も頭を振った。
そんな酷い事は出来ないと、何故そう云えなかったのか。
何故その場で紙を突き返せなかったのか。
「…何してるの?」
涼やかな声が背後から届いた。シャマルはその声をすでに記憶していた。
切望していたと云っても過言でないくらい、彼女が訪れるのを待っていた。
何時も通り膝小僧が見え隠れする丈のプリーツスカートと、赤いスカーフ。
ただ一つシャマルを痛ましい気分にさせるのは、白い素足を包む紺色のハイソックスだ。
頑固に校則を守る風紀委員長の彼女が、敢えてその靴下をはき出した意味を考えれば、
それはシャマルに対する好意の(或いは思慕の)表れにしか見えなかった。
「…何だまた来たのかお前。」
そんな風に垣間見えてしまう少女らしい素直さを、一瞬でも可愛いと感じてしまった。
それからずっとシャマルはヒバリがここを訪れるのを待ち望んでいる。
「不都合がある?」
「俺は別にねぇがな…。授業出ろよ。お前。いちおー生徒だろ。」
「一応、ね。」
鼻で笑ってヒバリはシャマルの隣のパイプ椅子に腰を下ろした。
「続き読んで。」
細い指が一冊の本を机の上から取り上げる。シャマルが向こうから持ってきた私物だ。
何時だったか彼女がそれを発見し、興味を示した。
シャマルが原文を読んで指でなぞりながらその場で日本語訳をしてやると、
ヒバリが案外喜んだ。以来仕方なく付き合っている。
「そりゃ構いやしねぇけどよ。その本、邦訳出てるぞ。」
「知ってる。読んだ。でもあんたの訳し方のが面白い。」
表情のないままそう云い切って、ヒバリが頬杖をついた。
さっさと始めろとその横顔が云っている。
「はぁ。そーですか。」
膝を近づけて本を読み始める。並んだ自分の腕とヒバリの腕とは、
怖いくらいに太さが違った。
そっと手を伸ばして髪を撫でる。
彼女はシャマルを警戒する様子もなく(性癖は知られているのに)黙っている。
「あんまし無防備にしてっと襲うぞ。」
「あんた処女は相手にしないんだろ。なら…。」
「それなら安心してくつろげるってぇワケか。」
ヒバリが瞠目してシャマルを見た。
真実を指摘されて驚いたように。
「こんな風に…大人に甘えたいのか。お前は。だからここに来んのか?」
裏表のない、阿諛追従しない人間の、本物の優しさに寄りかかりたいと、
この幼い少女は真剣に願ったのだろうか。
彼女が従える数多の級友や、様子を報告しろと命じた教頭の事をシャマルは思った。
「何…?」
「知ってるよ。お前の事。…お前んちの事。」
ヒバリの顔色が瞬時に変わった。本の傷んだ紙が彼女の指先で少し乱される。
何処に視線を遣ったら良いか判らず、シャマルはその皺を見ていた。
「…へぇ。調べたんだ。」
シャマルは淡々と頷いた。
「お前の調査書を見た。でもわざわざ調べなくたって嫌でも伝わってくるさ。
教員の端くれだからな。これでも。お前の事なら尚更だ。」
ヒバリの握り締めた拳が、僅かずつ震え始めている。
それでも強張った笑みを浮かべて、必死に平常心を取り繕おうとする様子が、
シャマルの胸には痛かった。
「知ってるって、親の事?僕の素行の事?どっちも別に…そんなの皆が知ってる。
今更あんたに知られたって痛くも痒くもない。」
彼女の震える手を掴んだ。片手で顎をすくって視線を合わせる。
彼女の様子や、喋った事などをね…
逐一こちらに知らせて頂きたいんですよ。
「甘えたいだけだったら他を当たんな。何度でも言ってやる。俺はロリコンなんだよ。
手は出さねぇけど俺はお前で勃つぞ。そんな大人はお前だって嫌だろう。」
顎を持ち上げていた手を力任せに打ち払われる。
叩かれたその手よりも胸が先に痛んだのは、見下ろした少女の目に怒りでなく
悲しみが見えてしまったからだ。
「俺を軽蔑するか?」
幼く不器用で、けれども率直な好意…それへ深い傷をつけたと、理解した。
「軽蔑ならもうした。ロリコン云々じゃない。今、観察するみたいに僕を見てた事をだよ。」
ヒバリが即答した。普段抑揚のない声が、その時だけは激情を押し留めるように
震えていた。
「もう来ない。」
赤い唇がそう云い切って、彼女は保健室を出て行った。
「そうだな。そのほうがいい…。」
ヒバリが来なければ、何も報告など出来ないから。
彼女を騙すのよりは、こうした方が良かったのだと自分に言い聞かせた。
それでも胃のあたりが切なく痛かった。
「アーア。ふられちまった。一応オッサンだって傷付いてるんだぞー…」
GJGJ!!続きが気になる!!
>>502 乙ー!女の子が嫌いなの良いな
神経質さに萌、独占欲とか恐い感じがたまらん
ネ申文読んでてはまる、好きだ(*´Д`)
>>510 なんて所で切るw
続きをワクテカしながら待つ…!
シャマル神も山本神も最高だ!!
恭香タン萌え!!
うぉぉぉぉおお!
山ヒバ神! シャマヒバ神!
GJ!
山ヒバは次回で最終回か…楽しみと思いつつ
ちょっと寂しい。
最終回以降も投下願う!
神多過ぎるなーこのスレ
色んなものに目覚めた気がする
山本恭香もシャマル恭香タンもGJGJGJ!!
けどそろそろ了平や草壁さん相手のも見たいよ
神頼む
だれか骸ヒバを…っ
>>519 その神は既に読んだんだけど、もっと読みたいなーと。
贅沢でスマソ
神頼む
518
禿同…!!
山ヒバもシャマヒバも多いに萌えました!
が、そろそろ了ヒバ禁断症状が…(´д`)
待ってますよ〜ネ甲!!
>>次で最後なので明日の日付が変わるころには投下できたらいいなあ。
そろそろですか!?神。ワクテカしながら待ってます。
がんばってる・・・死ぬ気でがんばってる
なんかすげえセーラー服どんなの着せようとか怪しげな制服サイト見てたら時間がwwww
神様の多いこのスレは幸せだな。
1時間半遅刻です。長いです。行きます。
-7-
得点は3-2。九回裏、並盛中の攻撃。
山本は4打席で2本のホームランを打った。それで2点。今日の並盛中ナインは余程勝負運に見放されていたらしい。
ワンアウト2塁、逆転の望みもまだある。ツーストライクツーボールから、バッターボックスの三年生が緊張の面持ちでバットを構えなおした。
対戦校のピッチャーが投げた球はバットの芯をわずかに外し、内野手が素早い反応でキャッチ、これでツーアウト。
既に2塁を離れ3塁へ向かおうとしていたランナーが挟み込まれてタッチアウト。これでゲームセット。
「あーっ」とギャラリーからいっせいに溜息が発せられた。
試合後、山本は野球部の部室前に座り込んでスパイクの土を落としていた。
「惜しかったね、山本は2本もホームラン打ったのに」
「ありがとな、ツナ。でも負けは負けだよ」
ツナがかける言葉に、山本は困ったような苦笑いで返す。
「馬鹿だよなー俺……勝負の世界に色んなモンを持ち込みすぎて野球の神様に叱られたのかもしんねー」
あーあ、とため息をついて山本は大きく天を仰いだ。
「無様だね」
背後からの言葉にハッとして振り返る。そこには彼が今一番会いたくて一番会いたくない相手が立っていた。
「ヒバリ……」
「勝負は勝たなきゃ意味がないよ」
それだけ言うと、雲雀はひらりと肩に掛けた学ランの袖を翻し、山本に背を向けて歩き出した。
山本はしばらく呆けたようにその背中を見つめていたが、弾かれたように立ち上がると、手に持っていたスパイクを放り出し、その後を追った。
「山本っ!裸足……!!」
残されたツナの声は山本には届かなかった。
「まっ……待てよヒバリ!!」
部室から少し離れたところで山本の手が雲雀の腕を掴んだ。
振り払われるかと思ったそれは意外にも拒否されず、振り向いて真っ直ぐ自分を見つめ返してくる雲雀の、混じりけのない黒の瞳に鳥肌が立つような気がした。
「ごめん、せっかく来てくれたのにな」
「僕は君が勝つことなんて毛ほども望んでなかったよ」
「それでも、俺は勝ちたかったんだ。――制服姿見れないのも残念だけどそれ以上に、俺は自分と賭けてたことがあってさ。それもできなくなっちまった」
そう言いながら山本が浮かべた諦めたような微笑が、雲雀の気に障った。
「君、それ本気で言ってんの?」
「ヒバ……」
「だとしたら君のこと、見損なったよ」
唇をわずかに曲げ、嘲笑とも取れる笑顔を見せて雲雀は続けた。
「ねえ、君は知ってるはずだよ。応接室は部外者立入禁止だし、屋上も今は立入禁止だし。
それでも、いくら言っても君は勝手に入ってきたじゃないか。
勝手に入ってきて、かき乱しておいて、今更踏み込むのを思い止まるんだね」
「ヒバリ、俺は――!」
山本が口を開いたとき、部室のほうから三年生の声が飛んできた。
「山本ー!お前何やってんだ、反省会がまだ残ってんだぞー!!」
条件反射的に振り返って「はい!」と言いながらも山本の手は雲雀の腕を掴んだまま放そうとはしなかった。
「呼ばれてる。」
「でも……!」
「行きなよ」
そう言った雲雀の眼が、挑むように自分を捕らえているのに気がついて、山本は出かけていた言葉を飲み込んだ。
「僕は逃げないよ」
君はどうするの?と無言で問うてくる。
「絶対、だな」
待ってる、とは言わなかった。逃げない、と言った雲雀の言葉を、山本は一字ずつ確かめるように頭の中で繰り返した。
「二度は言わない」
山本の手がゆっくりと雲雀から離れた。
「――わかった。信じる」
雲雀の視線を真正面から受けて、それに負けないほどの決意を込めて言った。
「終わったらすぐに行くから。お前がどこにいても、すぐ見つけるから」
そう告げると、山本は駆けて行った。
反省会と言っても4打数2HRの山本が何かお小言を言われるわけもなく、注意と叱咤激励が一通り監督の口から語られると、三年生部長が部員全員に檄を飛ばし、
「ありがとうございました!!!!」
殆ど語尾しか聞こえない発音でチーム全員が一礼をし、反省会は終了した。
反省会自体をすっぽかしてしまうという選択肢もあったのだが、雲雀の言葉の含むところを山本は本能的に感じていた。
あいつは必ずいる、今日だって俺のために来たんだ。俺のために。
そんな確信めいたものがあったので、先刻のように急いで後を追おうとはもう考えなかった。
ロッカールームで着替え始めるチームメイトをよそに、山本は校舎に向かって真っ直ぐ歩きはじめた。
休日でも開いている教員用の出入り口から階段を上って、ほんの少しだけ迷う。応接室、それとも……
階段の踊り場にある天窓からわずかに見える空は雲ひとつない晴天。つい先ほどまで山本をひたすら照らし続けていた初夏の太陽がほぼ南中している。
山本は応接室には向かわずに階段を更に上り続けた。
もう何度も山本の、もしくは雲雀の手によって強引にこじ開けられた屋上に通じる扉の鍵は、最早ないも同然のものだった。申し訳程度に引っかかっていたチェーンも今は無造作に打ち捨てられている。
その扉を開く。白いコンクリートに反射した太陽の光があまりに眩しく、一瞬視力を奪われた。
「遅かったね」
白い光の中に漆黒がはためいた。
誰よりも黒の似合う少女は、濡れたような髪の色にも瞳の色にも負けない黒を纏ってフェンスを背にし、光の中に立っていた。
いつもの黒い学ランではなく、黒いセーラー服。半袖の上着もスカートも真っ黒で、セーラーカラーの白いラインと赤いスカーフが目にしみた。足元は白のハイソックス。
そう言えば彼女の何にも覆われていない足なんて見るのは初めてだ。
「――ヒバリ」
「面白いね、なんて顔してるのさ」
少女は半袖からすらりと伸びた白い腕を曲げて口を覆う。皮肉でも嘲笑でもなく、ただ笑った。ころころとよく響く笑い声だった。
それを見つめながら山本は、ああ、ヒバリはやっぱり雲雀だから、こんな晴れた日は太陽に向かって高らかに啼くんだ、と思った。
「何でそれ、試合は負け……」
「試合のことなんて知らない。僕は自分が着たい物を着るよ、現にほら、これはこの学校の制服なんかじゃない」
くるりと回ってみせる雲雀の黒いスカートがふわりと揺れて、かすかに風が吹いた。山本の驚きや動揺も吹き飛んだ。
「すげえ、似合ってる」
「当然でしょう、だって僕だからね」
そう言って笑って見せる雲雀は屈託のない少女の顔だった。
山本はようやく自分が扉を開けたままの位置で立ちすくんでいたことに気がついた。
「ヒバリ、俺そっちに行っていいか。もっと近くに行って、それで」
「勝手にすれば?」
「それだけじゃ済まないけど、いいんだな」
「まだそんなこと言ってるの。僕の許可なしでは何もできない?」
「――知らねえぞ」
「――望むところだね」
喧嘩の前のようなやり取りのあと、山本が足を一歩踏み出して、また一歩踏み出して。雲雀はただそれを受け入れた。
あまりにも自然に山本の手が伸び、雲雀の陽に焼けにくい白い頬に触れた。
「俺、こんな綺麗なもんに触っちまっていいのかな」
「咬み殺す、って言って欲しい?」
身長差から、やや上目遣いになった雲雀が小さな声で言った。ほんの小さな声でも十分なほどに、二人の距離は縮まっていた。
「言われても触る」
山本が笑うと、雲雀も声を出さずに笑った。
「俺、お前が好きだよ」
何の気負いも衒いもなく、山本はそれを口にした。
「好きだ。大好きだ。めちゃくちゃ好きだ。」
何度も繰り返して、目の前の愛しい相手を抱きしめた。
「――知ってる」
雲雀はそう答えると、山本の右頬に手を伸ばした。貼りついた絆創膏を爪で引っ掻いて剥がすと、首に手を回して山本を引き寄せる。
「だってもう君は僕のものだから」
内出血の跡に口付けて、軽く舌を這わせた。
「お前は俺のものになってくれねーのか」
山本が言うと、雲雀はまた鈴が転がるように小さく笑って、顔を山本の胸の中に押し付けた。
「ねえ、自分じゃ気がつかないでしょう、君はいつも太陽の匂いがする」
雲雀の息遣いが練習着の布を通して山本に伝わり、そこから物理的に熱いものが流れ込んでくる気がした。
「ヒバリは太陽に向かって飛ぶらしいよ」
「愛してる」も「好きだ」も言わない、雲雀はただその言葉だけを告げた。
山本はそのまま雲雀を抱きしめ、何十秒も何分も二人には分からなくなっていた。
「満足した?」
「――まだ腹六分ぐらいだな」
「残りは……」
雲雀の言葉の語尾をさらうようにして、唇を合わせた。何度か慈しむように触れては離れ、山本はそっと身体を離した。
「これで、八分。」
「じゃあそのへんでやめておくんだね、何事も腹八分にしときなよ」
茶化して言う雲雀に、山本が耳元で残りの二分を告げた。
「愛してる、恭香」
かすかに朱に染まった耳を見ながら、
あー俺もう腹いっぱいすぎてダメかもしれねー、死んでもいいっつうかむしろこのまま死ぬかも、と思わず呟いたら、
「大丈夫、その時はちゃんと息の根を止めてあげる」
と愛しい彼女が微笑んだ。それはもう美しい笑顔で。
-終-
終わります。だらだら続けてきてめんどいのに読んでくれてありがとう。
男装雲雀の意識変化については勝手にテーマがあるので目欄にこそりと。
興味ある方はぐぐるとよい。
以上です。お付き合いありがとうございました。
乙!
やべー恭香萌え。
セーラー服を着てくるりとって描写がたまらねー。
山本もいい味出してる。山本がウラヤマ
セーラー恭香たん。萌えっ
山ヒバ神 乙カレー
最後まで楽しませてもらったよ。
おまいのせいですっかり男装女雲雀萌えだ。
乙です!!
男装雲雀の思春期特有の同性への嫌悪感や自分の性に対する葛藤や、
山本の妙に甘えなれてるくせしてたまに年相応にガキっぽいところにも萌え
一気にこのカプが好きになりました!!
ありがとうございます!!
酒入ってるので文章がおかしい…orz
神乙です!!
萌え死にそうになりました……
乙!!!GJ!!!!
マジでマジで本気で萌えた!!!!!
神、文うますぎだよ!!!
文だけで十分その場面の情景が浮かんできた。
ヒバリの告白の仕方が凄く良い!!!感動して泣きそうになった(っ′∀`゚)
ヒバリは太陽に向かって飛ぶんだね
神!これからも続編とか新作とか期待してます!!!本当にGJでした!!
マジでテラ萌え!!!!
セーラー服の描写とヒバリは太陽に向かって飛ぶのとことか
神すぎる
こんな寒い日はヒバリたんを抱き締めて布団の中でぬくぬくしてたい
眠くなると体温高くなる子だったら可愛いなあ(*´Д`)
>>538 眠くなると体温高くなる雲雀たん…可愛いなw
一見大人びて見える子の幼い部分は萌えを誘うよハァハァ
自分はあくびした時の子供っぽい表情が好きだ
きっと素直に笑ったら可愛いんだろうね
恭香タンは了平が眠ってる時隣で一緒に眠るといい。
そいで了平が起きた時、了平が何の動揺も見せないでいたら
キャンキャン怒り出すといい。
ツンデレ(*´Д`)
>>531 乙でした(´д`)b<GJ
ネ申文良すぎる恭香たん萌もう末期、し・・・死む!
>>540 キャンキャン怒る<もえ
>>540 「…ねぇ、何か言わないの」
「ん?」
「僕が隣で寝てたんだよ? 何か言うことないの?」
「む! ああ、おはよう雲雀!」
「……(トンファー用意)」
こんなやり取りが浮かんでしまったorz
ヒバリたんもお年頃な中学生女子としてお洒落なんぞを普通に楽しんでたら良いな
ボンボン付いたふわふわのブーツ試し履きして
鏡の前でにこにこしてたらテラモエスww
スマン、アンカー付け間違えた_| ̄|○
↑のは
>>543宛てでした
>>543読んで気になったんだけど恭香タンって私服どんな感じだろ?
スカートははきそうにないけどGパンはにあわなそうだし、ハーフパンツ?
Tシャツやタンクトップみたいな体の線が出る服は嫌いそうだが
かといってメンズもの着るのも変な感じ。
547 :
名無しかわいいよ名無し:2005/10/23(日) 21:59:52 ID:03ngL9j1
>>546 普段はモノトーン系のタイトな服をさらっと着てるけど
ホントはピンクとかフリルとか可愛いものに憧れを感じてたら萌・・。
ボーイッシュなのもいいけど女の子らしいのも似合うよね
ミニスカート+ニーハイこれ最強
ヒバリたんの生足拝みてえハァハァ
ニーハイイイ!!!
黒タートルネックに膝上ミニフレアースカート(これも黒、ベロア生地とか)
で、ニーハイ。
黒猫ちゃんぽくて萌える。
ぐへぁ……!クキー食い残してた。
馬鹿だー……逝ってくる。
プリーツも捨てがたいよ
ニーハイとミニスカの間に見え隠れする白い太ももに誘われ
トンファーでめった打ちにされるシャマルw
気にシナイ!!
恭香タンの私服はメンズものっぽいと萌え。
スカートは嫌いな方が萌えるな…だけど好きな奴の前でだけは
顔真っ赤にしてスカートはいてくるとか
レディースファッションでもいい
特攻服!ジャージ!(*´д`)=3
特攻服wwwwwwww
サラシとか見えた日にゃもう…!!!(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ /ヽァ /ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
風紀委員の奴らと並んでたら違和感ないなwwww<特攻服レディース
襟の付いてない服は、敬遠してたりするのが良いよ、風紀だから
白を基調にした、メンズのカッターや、シンプルなデザインのブラウスに
いつもはモノトーンのパンツを合わせてるのが良いよ
でも、トップにあわせたスカートも、何故か持ってるよ
パンツは機動性を考えて無造作に選ぶのに、
スカート選ぶときは、何度も何度も躊躇して、迷った挙句に買うんだよ
下妻物語のイチゴみたいのがいいよ
バッタもんのベルサーチ着たり、ジャスコでジャージ買ったりするんだよ
いかついヤンキー刺繍が大好きとかでも全然(・∀・)イイ!!
学ランの裏もたいへんな事になってるし
とうとう名前だけでてきたな今週…
幽閉と聞くだけで飯が進む
幽閉って姫かyo!と突っ込みたくなった。
囚われのヒバリたん。もう姫でいいよ姫で。
561 :
名無しかわいいよ名無し:2005/10/26(水) 01:31:07 ID:a9PNI8pc
ヒバリたんはまだ歯、抜かれてないよな・・・??
でも抜かれてるとこ想像したらそれはそれで萌えるんだが。
「いふぁい、いふぁい、(痛い、痛い、)・・・ちょっと!麻酔使ってくれない?」
抜かれる立場なのに段々偉そうになって来たりしたらどうしよう。
了平神の投下来ないかなー
了平と雲雀がみたい
誰か…!!
>>562 クレクレは控えてこうぜ
つーか、寧ろ思い切ってお前が書いてみては?
それはそうと、今週のジャンプやっと見た!
雲雀たん幽閉されてるのか
どんなことになってるか想像するだけでハァハァするぜw
あーっ、1コマでもいいから久々に雲雀たんが見てえ!!
幽閉雲雀たん
勝手に
黒曜女生徒の制服着替えさせられてたら
テラモエw
誰が着替えさせたんだ!骸か!骸なのかーーーー!
ハゲモエス
ちょっと質問。
恭香タソの相手は了平と草壁どっちが人気?
草壁にイピョーイ
568 :
了平×恭香:2005/10/27(木) 23:52:00 ID:GihSMUZx
流れぶった斬って申し訳ないが、このスレみてたらものそい書きたくなったんで書いたブツを投下してみる。
謙遜抜きで日本語おかしいけど気にしないで欲しい。
569 :
了平×恭香:2005/10/27(木) 23:53:42 ID:GihSMUZx
ここ数日よく眠れない。原因はわからない。
夜、布団にもぐって目をつぶっても、なかなか意識が手放せない。
苛立ちを堪えてじっとしていれば少しずつまどろんでくるが、鳥の声や新聞配達のバイクのエンジン音ですぐに覚まされてしまい、深く寝入ることなどできない。
頭と身体に澱のように数日分の疲れが溜まっていて、苛々する気力もない。
休もうかとも思ったが、つまらない授業を受ければ眠くなるかもしれないと思い直し、重たい身体を引きずって学校に来ている。
しかし近くの席の奴の寝息(殺意を感じる)や辞書をめくる音がやたら耳につき、ますます意識がはっきりしていく。
仕方がないので応接室に引っ込み、長椅子に横になることにした。
電気を点けず、倒れこむようにして椅子に身体を預ける。
教室や購買部と離れたこの部屋には昼休みの喧騒が届かない。
ここでなら眠れるかもしれない、そう思い始めた次の瞬間ノックもせず乱暴にドアを開ける音がした。
「雲雀はいるか?」
目をつぶっていてもわかる。笹川了平の声だ。
無視していると乱雑に戸を閉める音がして、ずかずかという効果音が似合う、大股で早歩き気味な足音が近づいて来る。
間もなくこの部屋は静かじゃなくなるのだろう。残念だ。
「雲雀?」
長椅子に横たわる僕に気付いたみたいだ。起き上がるのも面倒なので、そのまま無視を続ける。
「寝ているのか?」
寝ていても狸寝入りでも返事なんてするわけがない。
しかし了平は僕が眠っていると思ったらしい。
ベッドで言えば枕元にあたる辺りから息を飲む音がした。
それから彼にしては静かな衣擦れの音もしはじめた。
制服の上着を脱いでいるのだろう。
「風邪をひくぞ。」
と小声で言いながら僕の身体にそっとかけた。
上着はとても暖かく、息を吸うたびに了平の匂いがして頭がぼーっとする。心臓の鼓動がどんどん早くなり、顔が熱くなっていく。
顔が見えないように、背もたれ側に寝返りをうつふりをして身体ごと向きを変える。
「了平の馬鹿」
ぼそっとつぶやく。素直にありがとうと言えれば良いのに。
「寝言か?ったく、失礼な夢を見おって。」
僕の髪の毛をくしゃくしゃに梳くようにして軽くなでながらぼやく。
了平の大きくて骨ばった体温の高い手の感触が心地よく、少し眠たくなってきた。
この調子なら眠れるかもしれない。
そう思ったのも束の間、手はあっさりと髪から離れ、彼にしては静かな足音が遠ざかっていく。
了平自体がやかましいんだから、眠っている人間から離れようとするのは当然のことかもしれない。
でも――
「待ってよ」
彼にしては静かにドアノブをひねる音が聞こえると同時に、彼を呼び止める。
眠れないまま一人でいるのが嫌だから誰かにそばにいて欲しいだなんて子どもみたいなわがまま、言えない。
570 :
了平×恭香:2005/10/27(木) 23:54:15 ID:GihSMUZx
まずいことになった。数学の小テストの点数が悲惨としか形容できない点数だったのだ。
成績なんてどうだって構わないが、厄介なことに補習と練習試合の日程がかぶってしまった。
先生に頼み込み、明日の再テストで8割以上とれば補習を免除してもらえることにはなったが、8割取れる自信なんて全くない。
こうなったら、頭の良いやつに教わりまくって、一夜漬けするしかない。
「雲雀はいるか?」
了平の知っている中で1番成績が良い彼女は、昼休みなら大概ここにいるはずだ。
学校の他の場所とは切り離されたかのように静かで薄暗い応接室に。
やっぱり、いつもと同じ長椅子にいた。だが――
「雲雀?」
最強にして最凶の不良雲雀恭香は、うずくまるようにして眠っていた。
粗雑に横になったらしく、セーラー服の襟は翻り、裾は捲れ、糊の効いたプリーツスカートは皺がより、だらしなくまくり上がっている。ちらりと覗くうなじと背中と太股はミルクを煮詰めたように白く、絹のようになめらかで、思わず生唾を飲む。
――触りたい。
それはかなり強い衝動だったが、持ち前の正義感がブレ−キをかけた。拳を交えることで分かり合えた強敵(とも)との友情を裏切る様な真似は断じてしてはならない。
目をぎゅっと瞑り首を強く振る。なんとかこの衝動をやり過ごさなければならない。
(そうだ!!見えなければ良い!)
大急ぎで、でも眠りの浅い恭香を起こさないよう細心の注意を払いながらブレザーを脱ぎ、そっと掛ける。
「風邪をひくぞ。」
誰も聞いてないのに小声でそんな言い訳をする。
寝ているくせに見抜いたのか、ぼそっと
「了平の馬鹿」
なんて図星を突く彼女に苦笑する。
「寝言か?ったく、失礼な夢を見おって。」
髪の毛をくしゃくしゃに梳くようにして軽くなでながらぼやく。
これだけよく寝てるのに起こすのは可哀想だ。勉強はほかの奴をあたろう。
そう思い、後ろ髪ひかれる思いで応接室から立ち去ろうとしていたら、雲雀に呼び止められた。
萌えた!!!
了平と恭香タソいいなー!
続きはあるのかな?なら楽しみにしてます!
恭香タンの白肌萌え…!!
触りたい(*´Д`)ハァハァ
続きあるなら是非投下して頂きたいっす!!
573 :
了平×恭香:2005/10/30(日) 11:38:38 ID:/9aflGNY
568−570です。遅くなってすんません。
とりあえずできてる分キリのいいとこまで投下します。今週の水曜完結予定です。
>>571.572感想dクス!絶対色白のもち肌で皮膚の薄いところは静脈が透けてると思うんだ。
574 :
了平×恭香:2005/10/30(日) 11:46:46 ID:/9aflGNY
ドアの前で振り返り、数学を教えてくれなんて叫ぶから何かあったのかと驚いたが、やっぱりボクシング絡みだった。
「明日迄に点数を上げなきゃいけないから僕に勉強を教えろ、てこと?」
僕の座っている長椅子とテーブルを挟んで向かい側に立っている彼の、下手糞な説明の要点をまとめるとそうなる。
「そうだ。俺達が引退して最初の練習試合なんだ。なんとしても応援してやりたい!」
他人事にこんなに一生懸命なのが了平らしい。
会話が噛み合っていない気がするが、いつものことだ。
「君みたいにうるさいのが来たら、気が散ってかえって邪魔なんじゃない?」
「そんなことはない!2年全員に応援を頼まれたんだ!!応えねばならん!!!」
了平は意外と後輩に慕われているみたいだ。碌でもない不良の群れだったボクシング部を、2年生で部長になって立て直した実績を考えるとわからなくもない。しかし
「面倒くさい。」
「友達は助け合うものだろう!!」
了平の口からとび出した友達という言葉が、自分でもびっくりするくらい悲しかった。
「…友達?」
肩にかけたブレザーの合わせ目を握り締めた。指先が白くなっている。
ただの友達のブレザーの埃っぽい移り香や高めの体温や大きな掌にどきどきしていた自分が馬鹿みたいだ。
こいつは僕を全く女だと思っていない。
「ああ!拳を交え、互いの肉体を極限まで痛めつけることで解かり合えた真の強敵(とも)だ!!」
良い笑顔だ。まったくフォローになっていないことを楽しそうに語るその笑顔を殴りたい。
断ろう。そう決心し、隠しトンファーに手をかける。
と同時に、面白い考えが浮かんだ。
にやりと笑みを浮かべると、流石の了平も寒気がしたらしく、一歩後ずさった。
「教えてもいいよ。僕のノート貸してあげるし、夜何時でも電話すれば分かんないところは解説してあげる。範囲分かってるなら予想問題と模範解答も即興でつくってファックスで送ったげる。」
「本当か!?」
「友達は助け合うものなんでしょう?」
今自分はきっと、さっきの了平に負けないくらいいい顔をしてるんだろう。
「ただし、僕を眠らせることができたらね。」
この不眠症は原因が分からない癖に結構しつこい。眠らせるより起こすほうを得意とする騒がしい彼には絶対に無理だ。了平には気の毒だが、少しだけほっとした。これで目を瞑ってからまどろむまでの間の意味不明な苛々や不安や心細さを、1人で味わわずに済む。
>>574 GJ!!初めてリアルタイムで遭遇した
すれ違い加減が甘酸っぱくていいな
>>「ああ!拳を交え、互いの肉体を極限まで痛めつけることで解かり合えた真の強敵(とも)だ!!」
>>良い笑顔だ。まったくフォローになっていないことを楽しそうに語るその笑顔を殴りたい。
ここ噴いた。
殴っていいよ恭香たん!!(つД`)
GJ!(´д`*)ヒバリタンハァハァ
添い寝とか期待してみる(*´Д`)ハアハア
再来週巻頭らしい
ヒバリタン今度こそカラーだとイイナ
今日明日に続き来るかなー?
スゴイ楽しみにしてるので神ガンガッテクレ!!(・∀・)
アンチと勘違いして覗いたワオスレで不覚にもほだされかけたのが三十分前。
誘導されて今度こそ叩くぞと意気込みここに辿り着いたのが十分前。
そしてこいつらマロン逝けと思いつつこみあげる何かと葛藤している現在。
言うもんか…ワオ萌えだなんて言うもんか……
……喪前等GJ(*´Д`*)b
582 :
573:2005/11/03(木) 01:16:56 ID:eIy0sn2G
ごめん…。フロッピーのデータが壊れた…orz。
今日もう一回打つ気力はないので、続きは日曜に延期します。
こんな時間まで待ってた人本当に申し訳ない。
582>>
おおそうだったんですかー!了解しやした
神のフロッピーガンガレ!
日曜楽しみにしときますハァハァ
584 :
583:2005/11/03(木) 17:47:35 ID:jfY5qYaB
>>の位置間違えた…何やってんだ俺
>>582 でした
一回壊れたもの打ち直すのってしんどいよね(´・ω・`)
マターリお待ちしておりますんで、出来そうな時にがんがって下さい!
>>581 イラッシャーイ
過疎だろうが恭香タソ萌えだよ
ログを見てハァハァだぜ
続き期待(*´Д`)ハァハァ
恭香タソ萌え〜
588 :
名無しかわいいよ名無し:2005/11/07(月) 17:25:35 ID:JYgNIoLG
雲雀タン・・・来週こそは出て欲しいな・・・・。
骸に操られていいように扱われる恭タソハアハア
カラーまでとは言わないから、1コマだけでも…!!
>>589 今まで出て来なかった理由はそれだ
幽閉恭香タソも萌えるけど
操られる恭香タソ…!! ハアハア
ここの男女比が気になるw
>>593 絵板流れちゃうからたまにそうしてもいいかもね
595 :
名無しかわいいよ名無し:2005/11/09(水) 11:34:16 ID:KoGmJcWz
恭香タン萌え。
恭香はどんな香りがするんだろう。
過度な香料が嫌いなイメージがある。
ありがちだが石鹸の匂いがいい。
おいここは雲雀追悼スレだろ?なぜに恭香スレになっとんの?
鉄のにおい
601 :
名無しかわいいよ名無し:2005/11/09(水) 22:37:48 ID:PatZo4qn
シャンプーは何使ってるんだろ?
ありがちだがアジエンスあたりか・・?
メリットでしょ?
リンスを薄めて使う、シャワランシャンプーかもしれないけど。
それかツボみたいなのに入ってる、海草シャンプーとリンス。
誰にも言わないけど密かにハーバルエッセンスを愛用してるとといいな。
微かに桜の匂いと返り血の匂いがする恭香
>>603 あぁ・・・んん・・・ワァオ・・・yes・・・Yes・・・・・YES!!!!
うほッ!!
恭香タンに言って欲しい!!
つハーバルエッセンスのCM
wao…WAO…WAAOOO!!!
あじあんびゅーてぃー せかいにかみころされそうなかみ
恭香タソハアハア…!!!
日曜神楽しみに待ってます!
613 :
名無しかわいいよ名無し:2005/11/11(金) 01:42:31 ID:xsgGEzA4
来週のジャンプ、雲雀タン出てた・・・!!!
らしいな!!!!ヤバイ位楽しみだ!!
10週目にしてようやく放置解禁。
615 :
山本と恭香:2005/11/11(金) 15:28:36 ID:rOSqUbSC
「ゃっ…だ…見るな…!!」
「何で?恭香の胸、すげぇ綺麗…」
つつ、と部活で焼けた手を彼女の小さめの胸に滑らせる。
それだけでぴくん、と震える恭香はすげぇ可愛い…。
「む…ね…小さい…からっ…」
「そんなの…気にするわけないだろ。それに小さいと感度いいみたいだぜ?……ほら」
「ぁぁンっ!」
つん、と胸の飾りをつつくと、恭香が甘ったるい声をだした。
俺はそれがもっと聞きたくて、舌で舐めて、
吸って、指先で恭香の乳首を捏ねるようにいじりまくった。
「ぁ、ぁ、ぁ…っん!ふぅぅ〜…!やま、もとっ…」
名前を呼ばれて顔を上げると、
恭香の頬が真っ赤になってて、目からは涙が出てた。
「気持ち良い?」
「ひぁぁっ!」
GJ!
女体化はアリだけどエロネタは個人的に苦手なので出来れば注意書きほしかったorz
了恭神は忙しいのかな?
サビシス(´・ω・`)
テラ萌えた!恭たんカワユス
でも絵板は注意書きが出来るので、エロはそっちでお願いします。
エロは板ルール違反だろ…orz
専用掲示板利用してくれよ。
>>615 GJ!エロなんで続きは絵版でおながいします。
ヤバイんだけど…。
どこのドリーム小説かと…
釣り文だろ
シャマヒバ了ヒバ続き待ち。
今日来るかな。
624 :
名無しかわいいよ名無し:2005/11/14(月) 21:17:59 ID:FZQycg+f
今週のジャンプはやばかった・・・。
うっかり獄ヒバでもいいかもしれないとか思ってしまった・・・・
幽閉された恭香タンを救った王子は獄寺でした。
今投下途中の作品の続きはもう来ないのかorz
うををををを
>>624 同士発見!!獄ヒバ良いよ!
628 :
獄寺&雲雀:2005/11/15(火) 01:40:31 ID:onbwngB5
「勝手に死なれちゃ困るんだけど」
「ばーか、勝手に殺すな」
「でも、こんなにぼろぼろになってるじゃない」
ぐりぐり(足で傷を広げる音)
「あがっ・・て、てめっ、そこはっ、がはっ・・死ぬ、死ぬからほんとに!」
ぐりぐりぐり(雲雀、獄寺の声を無視して続行)
「あだだだだだだ!!!」
「こんなに、傷だらけになって・・・・バカじゃないの?弱いくせに」
「うっせー。十代目を守るためなら、こんな怪我・・」
「とりあえず応急処置はしておいてあげるよ、動かないでね」
しゅる・・。
雲雀、何処からか包帯を取り出し、獄寺の体に巻き始める。
「え、お前その包帯、どこから・・・」
「・・・五月蝿い、バカ」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・・・・・・・あ、」
「・・・・」
獄寺、俯く。顔は耳まで真っ赤になっている。
「だ、黙って赤くならないでよ、バカ」
「や、だって、お前これ取っちまったら今、ノーブラ・・」
「言うなっ!!!(赤面)」
ばきぃいいいっ!!!!(トンファーで殴りつけた音)
長文&戦う前なのに既に後日談みたいでスマソ。
早く本誌で獄ヒバのちょっと和解したっぽいやり取りが見たいよ!
>>628 神キターーーー
GJ!!意外に相性合ってる2人がいい!
さり気なく優しい恭香たん萌えっ
ノーブラ(*´Д`)ハアハア
ふたりとも可愛いなゴルァ!!
ノーブラテラモエス
>>628 キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!
初めて読んだ獄ヒバだが、かなり良い!!
サラシモエスww
>>628 GJGJGJGJGJ!!
久々の神キタ(*´д`)
獄が羨まし過ぎる…!
「ヤラレタ!ヤラレタ!」
煩いほどに小鳥が啼く。
ああ、また誰かが血煙に倒れたのかと、力の入らぬ四肢をぼんやりと眺めながら思う。
「ダイニャ…ショウナ…、ッミガイー…」
取上げられた携帯に、出る者は居ない。
メモリを漁られる心配はない。登録者は居ない。だから放ってあったのだろう。
どれだけの回数鳴らされたのか、小鳥は調子外れの校歌の1フレーズを、耳障りにも繰り返す。
気に入らない。
「ヤラレタ!ヤラレタ!」の後に続けるのだ、神聖な並盛の校歌を下っ手くそに!
別に誰がヤラレていようが知ったことではないけれど、この下手さだけは我慢がならない。
「緑たなびく並盛の、大なく小なく並がいい―」
あの飼い主は、鳥を道具に使うくせにあまり構ってやらないらしい。
それとも僕の唄う歌が、かつて空に啼いていた鳥のそれを思わせたのか。
大嫌いなソプラノの揺れる小さな歌声に、それでも小鳥は合わせる様に唄いだす。
「緑たなびく並盛の―」「ダイナクショウナク、ナミガイイ―」
誰かが倒れるたび、小鳥は僕のところへ来て歌をせがむ。
せがまれるまま、僕は唄う。
まるで鳥篭に捕らわれたカナリアのようだと、自嘲のように微笑みながら。
―――僕は歌を忘れない。決して。
幽閉された部屋に残る血の匂いと、僕には酷く濃密に感じる桜花の薫り。
先ほど、同じ歌を啼き唄っていた小鳥を見送った小窓から、かすかな風が吹き込んでくる。
火薬の匂いを嗅ぎ取ったのと、近づいてくるいくつもの爆音を聴いたのは、はたしてどちらがさきだっただろう?
ふと、いつもと変わらない日常の、騒がしい学校生活の只中にいるかと錯覚を起こす。
ああ、違う。
そう、これは花見じゃないか。
満開の桜の下、その屍の上。
弱いくせに性懲りもなく歯向かってくる、爆煙にまっすぐな軌跡を刻むあの男。
うざいったらない。咬み殺してしまおうか。
桜の下。桜の下。満開の桜の下で、僕はゆらゆら舞っている。屍の上に膝を付く。
けれど、ここは囚われの城。
僕を封じ込める桜の壁。
こんな脆い鳥篭で、僕をつなごうなんてね!
爆音がやみ、すぐ近くでどさりと鈍い音がして、ようやく僕はまどろみからの覚醒に向かう。
我ながらこの混乱はどうにかしているんじゃないだろか。
たかが桜と爆煙が重なったくらいで、あの男ばかりを夢うつつで思い出すなんて。鳥をあらわす一文字をその名前の中に持つ、ただそれだけの共通点しかないのに。
小鳥が唄う。小鳥が啼く。
ああ、だからか。唇を噛み締めて、僕が空を想い、彼の存在を想うのは。
「ヤラレタ!ヤラレタ!」
小鳥が啼く。あざ笑う。
「ミドリタナビクナミモリノ―」
「緑たなびく並盛の―」
僕と小鳥の啼き声が重なる。
「ダイナクショウナク、ナミガイイ―」
数瞬後…
僕を空の遠くへと隔てていた桜の壁は、かの男の最後の一撃によって崩れ落ちた。
「へへ…へへへへ…」
ぶざまに、さも頭悪そうに、死にかけながら笑う男がいる。
「うちのダッセー校歌に愛着もってんのは…、おめーぐらいだぜ…」
しかも愛校心のかけらもなくって、相変わらず失礼だ。
瓦礫で積み上げた祭壇に、桜の枝の薪を組んで、傷ついた隼が横たわる。
その身を火葬の焔に捧げ、死と再生の翼を拡げるために。
隼が征く幾千里の雲の果てを、僕にかわりに翔べというのか。
「…元気そーじゃねーか」
王子様には失格のセリフも、不死鳥に捧ぐ祈りとしては上等だ。
「そう、そこの…」
「生贄の子羊2匹は僕にくれるの?」
スカートの裾を翻し、すこしよろけて立ち上がる。
たくし上げようとして、トンファーを取上げられたことを思い出したけれど、そんなことはもう大した問題じゃない。
彼は不死鳥を召還(よん)だ。
不死鳥は我が身と共に、霊魂を彼岸の空へ運び…、此岸へと帰還する。
連れ戻してやるよ、獄寺隼人。―――否が応でもね。
ヒバリカムバック
誰かシャマヒバ頼む!
639 :
名無しかわいいよ名無し:2005/11/16(水) 23:28:16 ID:M1iHUXey
>>633 GJ!雲雀の心情が非常によく表れててサイレントキリングって感じですタ!
サゲ忘れシーマシェーン(@_@)
続き楽しみにしてマース
>>628 なんで女体化なの?
男同士でも普通に萌えるのに残念だね
キモス
644 :
名無しかわいいよ名無し:2005/11/17(木) 00:09:43 ID:KmtZmvJN
このスレキモすぎ
ここエロパロに移動したほうがいいんじゃない?
アンチかと思って来たら・・・orz
引越し依頼を出したんじゃなかったっけ
ホモは好きだけど女体化には全く萌えません。
女が喘ぐのは嫌いです。
どっちにも萌えれる私が勝ち組。ツンデレならなおさらよい。
ただ男の雲雀にゃ今のところ何の興味も湧かない。
はいはいキモスキモス
応接室のシャマヒバ最高だったな。
神、続き描いてくれ!!!
ぽえむ続ききぼん!!
652 :
名無しかわいいよ名無し:2005/11/19(土) 00:34:19 ID:32PYwihA
とりあえず獄寺と雲雀たんの会話がもっと増えるといいな。
653 :
山本×雲雀:2005/11/19(土) 04:14:36 ID:DKUo6Q1E
不死鳥雲雀と山本。
キスしてるのでカプ苦手な方はスルー頼みます
その1
頭上高くを舞う鳥が細長く声を発する。もうすぐ日が落ちるようだ。
夕焼けが辺り一面を茜色に染める雑木林の中を、雲雀は一人で歩いていた。
長年人の手が入らず野放図に伸びた下生えの草が足元に絡みつき、
傷ついた体の動きを余計に妨げる。舌うちをひとつして、手にしたトンファーで、
眼前に垂れ下がった枝を払った。
「どこにいるのさ、あのバカ」
桜の呪縛の下から抜け出し、獄寺のダイナマイトで檻から解き放たれた雲雀は、それまでの屈辱を倍にして返した。
元凶である躯の姿は見えず、あの10代目と言われていた、強いのか弱いのかわからない少年が
立ち向かっているらしい。勝てるのあの子、問うた自分に重症を負った獄寺は深く頷いて答えた。
「リボーンさんも……姉貴もついてる、10代目は負けねぇ」
654 :
山本×雲雀:2005/11/19(土) 04:15:32 ID:DKUo6Q1E
その2
「あいつは?」
「誰だよ」
「あの野球馬鹿だよ。どうせ一緒なんでしょ」
額から流れた血はすでに乾き、鮮やかな赤から鉄の色へと変わりながら、
こめかみにべったりと髪を貼り付ける。
雲雀がわずらわしげに指で漉くと、ばりばりと音を立ててはがれた。
ひどい傷を負った少女の顔を複雑そうに見上げながら、
浅い息の合間に獄寺は山本の居場所を伝えた。
髪に差し込んでいた指の動きが止まる。眉をひそめ、
ゆらりと漂った視線が獄寺の胸元から顔を辿った。
「なんだって?」
「森の……中にい、るぜ……
ランチアって野郎と……戦った、ときの、傷、が深くて」
獄寺の台詞を最後まで聞き届けることなく、
雲雀ははじかれたように走り出した。
655 :
山本×雲雀:2005/11/19(土) 04:15:57 ID:DKUo6Q1E
その3
二階の窓から見た雑木林はこじんまりとしていても、中にはいれば案外と広い。
右も左も木に囲まれ、すぐに方向感覚が麻痺しそうだった。
幸いというべきか激しい戦闘があった場所は、木がなぎ倒され石畳が破壊され、
探し人の所在を主張している。瓦礫の散らばるそこでぐるりと回りを見回し、
入り口を土砂に半分埋められた建物へと、雲雀は足を向けた。
高さが半分になったドアを身をかがめてくぐり、中に降り立つ。
わずかに夕日が差し込むばかりの内部はひどく暗く、かび臭い。
痛む体を壁に預けてじっと佇んでいると、やがて薄闇に雲雀の目は慣れ、
荒れた内部の輪郭が朧に浮かんでくる。
そこはロビーのようだった。とっくの昔に動かなくなった自販機とカウンター、
床に据付の背もたれのないイスだけが整然と並んでいる。
「う……」
耳の痛くなるような静寂の中で、わずかに声が聞こえた。迷いなく雲雀は歩み寄る。
雲雀の立つ入り口から対角線の突き当たり、倒れた観葉植物の奥に置かれた古ぼけたベンチの上に、
傷ついた少年は横になっていた。
656 :
山本×雲雀:2005/11/19(土) 04:16:56 ID:DKUo6Q1E
その4
見慣れた白いシャツ。土ぼこりにまみれたその胸がゆっくりと上下しているのを確認して、
雲雀は小さく息を吐いた。最後に見たときにはなかった腕の包帯からも、血の流れている様子はない。
いつもよく日に焼けている首筋にそっと手を置いて、温かさを確認する。
とくとくと流れる血液の熱が、緊張でうっすらと湿っていた掌に生命を主張する。
ほっとして、心配がひっこむのと入れ替わりに、雲雀の胸にむかむかとした思いが広がっていく。
「なんで僕が走らないといけないのさ」
ベンチに眠る山本の脇のスペースに無理やり腰をおろし、左手に巻いた包帯の上からぎゅっと握る。
寝息が乱れて、眠ったままの山本の顔がゆがんだ。
生きている者にしかできないその反応に、鼻の奥がつんと痛む。
「弱いくせに」
埃にまみれた頬を雲雀の指先がなぞる。戦いで折れた親指の爪を立てると、白く跡が残った。
包帯の下の傷を与えた、姿の見えない人間に張り合うようにさらに爪をひく。
657 :
山本×雲雀:2005/11/19(土) 04:17:48 ID:DKUo6Q1E
その5(END)
そのまま顔を寄せ、泥で汚れた唇に、血のはりついた自分のそれを重ねた。
眠る男の唇を舐めると、口腔に泥と血がまじる。
ざらつくそれにか、反応のないことへか、わからないイラつきを抱えて、
唾液でまざったそれを返すように濡れた唇を更に舌で撫でた。
目を伏せて水音を立てながら、角度を変えて口付ける。
くいと顔を捻った瞬間、こちらを見る山本と目が合って、雲雀は動きを止めた。
顔を起こし、息がかかるような至近距離でじっと見る。
ずいぶんと久しぶりに見るような気がする男は、いつから気が付いていたのか、
明らかに雲雀の先ほどまでの行動をはっきりと認識している風だった。
証拠にやけにだらしない顔をしている。
「……おはよう」
「おはようございます先輩」
起こそうとした上体は、腰に回された山本の腕で阻まれた。
見上げる山本の顔は、やがてにやけたまぬけ面から、悲しげなくもり顔になる。
自分も血を吐くほどの怪我をしているくせに、ばりばりと血糊でかたく固まった毛先を
指でかきわけて、痛みを与えないように注意を払って、そっと触れてくる男がおかしかった。
「すげー顔だなぁ雲雀」
「キミもね」
わずかに赤く腫れた頬の爪あとに指を当てて、雲雀は薄く笑った。
ぽえむまだー?ワクテカ
GJ!かなり萌えた。
ツンデレ少女萌え。
山ヒバグッジョブ!!
(*´Д`)ハアハア
ついでに
(*´Д`)ハアハアしつつ了恭神の投下待ち。
皆もう少しだけ催促は控えようよ
クレクレするぐらいだったら雲雀たんの萌え妄想するか
自分で書いてみるとかしてみよ
投下氏は何人いても無駄なものじゃないしなw
>>663 それもそうだ。じゃあ、試してみよう。
雲雀たんは鳥好きそうなんで、公園で鳩に餌やってる獄寺とフラグ立つんじゃないかと。
むしろ公園の鳩を雲雀たんが従えていそうだ。そこから獄寺の情報筒抜けだったりしないかな。
「君、よく公園で鳩に餌、与えてるよね?」
あるとき、唐突にそんなことを聞かれた。
学校の廊下。俺は10代目と(気にいらねーが)山本と一緒に、移動教室の途中だった。
「この前も…並盛公園、ブランコに乗りながら、1人で、」
雲雀が言い終わる前に、横から山本の声がかかる。
「獄寺、お前、そんなことやってんのかよ?」
なんかお前には似合わねなー、といつもの山本節の隣で、10代目の小さな声がした。
「へぇ、1人で公園…」
「ちょ、ちょっとまってください、10代目!?」
何か、それってまるで俺が寂しい人間みたいな、、じゃなくて!!!
「てめぇ、何でそれを!?」
弱みでも握ろうって魂胆か!?
俺は雲雀を睨みつける。しかし雲雀は下を向き、何かを言い辛そうな雰囲気だった。
「ううん、そうじゃないんだ…だから…その…」
なんだ、こいつ?
「彼らは僕の友人だから。」
それだけいうと、雲雀は走って行った。
ちょっとまて、何だそれ。えーと、つまり?
「獄寺もスミにおけねーのな」
「獄寺君…なんだか凄い…」
山本の揶揄も、10代目の言葉すら頭にはいらないほど、そのときの俺は混乱していた。
まあ、俺が書けばこんなもんさorz
神の素敵な文章を見習いたい…
>>664 萌えた!GJ!
恭たんモエスモエス
お前みたいに即行動できるやつって凄いよな
触発されてみたいが、話は思いついても文章に出来ないんだよなー。
すごいよ、
>>664。萌えた。
獄寺視点って萌えるな!gj!
>>667 よし、じゃあそれを書いてくれ。箇条書きでも矢印展開でもいい。
文章じゃなくても、脳内補完するから問題ない。
>>669 えーと、自分が考えたのは
眠っている了平に恭香がこそっとキスしてみたら
了平の唇が荒れてて痛くて、
怒った恭香は自分のリップを無茶苦茶了平の唇につけるという…
ごめん、こんな妄想で。
リップは神に習って林檎の香りつきを妄想。
恭香タンかわいいよ恭香タン
目覚めた了平の反応が楽しみだww
それが色付きリップだったしりてなー
小悪魔恭香たんは萌える(*´Д`)
このスレで百合恭香はアリなのか?
百合板でスレ立てるほどでもないし801板は違うしノーマルカップリングじゃないからカップリングスレも違うし
エロじゃなきゃ全然ありだと主。
かなり前の方でハルやちゅわんと遊ぶ恭香タンネタも出てるし。
801板からだけど、萌えたから貼ってみる↓
石の部屋に閉じ込められた姫が唯一言葉を交わせるのが小窓から訪れる鳥で、
その鳥にお気に入りの歌を教えて歌を聞いた王子が姫の居場所を見付けて救い出す
…みたいな童話ありそうだよね
それにしても雲雀の肩に気軽に触れられるなんてあの鳥くらいだよ
すごい、鳥
どこから持ってきたとかいちいち言わなくていいよ。
>>675 萌えた
白基調のドレス着て、ティアラ付けたお姫さまのカッコしてる雲雀タンもいい
ジャンプワオキターーー
ぽえむ萌えたので続きくれー
ジャンプのワオが久々にワオといっててワオ!
681 :
名無しかわいいよ名無し:2005/11/23(水) 00:17:32 ID:cK6BO9Yw
「ワオ、小犬かい?」萌え!!!!
801板のスレかと思った・・・
ゃおい だょ☆
684 :
名無しかわいいよ名無し:2005/11/23(水) 16:27:10 ID:T/VJyX20
いっその事獄寺も女体化で百合もありなんじゃないかと思ってしまった・・・
ひばりくん、犬ちゃうで。猫やねんでぇ。
>>684 スケバン不良中学生と
ギャルっぽい生活悪不良中学生か。
…絵板に描いてみるノシ
687 :
プッチョ ◆g0MoR0vL9I :2005/11/23(水) 19:22:26 ID:S0pCE9Gh
あァ…そうだな…
>>686 ここは雲雀スレだから獄寺やりたいならよそでやれ
最近とつぜんはまった
獄寺きゅんもかわいいな
はあ?
別に荒らしじゃないし。女雲雀スレなのに何故女獄寺の話に?
雲雀は受け入れられるけど、女獄寺はムリ。
自分は
>>581なんだが、ぶっちゃけ未だに本編のワオは嫌いだ。
でも女ワオは萌える。単体で萌える。アリだ。蝶蟻だ。
でもいい加減マロン行こうや。
書き込み数は少ないけど消えはしないだろ。
>>692 自分の場合はカプル話全般モニョるからスルーしてる。
苦手な話題出てきたらスルーすればいいだけの話じゃん。
塚もうマロンではリボン女体化スレでよくね?
別にスレで設定一律にする必要はないわけだし。
マロンに行くには埋めなきゃ。
埋め埋め
モニョるって何だ
>>692 自分も
ヒバリ以外の女体なんて
いらない
>>697 同意
他キャラで女体化したい人は別にスレたてたら?
需要あんのか知らんけど
699 :
名無しかわいいよ名無し:2005/11/25(金) 21:13:58 ID:9IsiOqvC
さっきネタバレみてきたが
雲雀たん、来週も活躍しそうでかなり嬉しい。
【リボーン】ストップ!ひばりたん【ツンデレ】
や、スレタイは前にでてた
【REBORN】ストップ!!雲雀たん!!【風紀委員長】
にすべきだと思う。
最近は恭香で統一されつつあるが初期は
恭子、や、恭也のままがいい、って話もあったから。
スレタイに恭香を使用するのはやめてくれ。
恭香は入れないに賛成
女体化は入れるべきだと思う
【女体化】ストップ!!雲雀たん!!【風紀委員長】
とか?
なんか女体化ストップに見える
>>703 ひとつだけ言わせてくれ
ヒバリは恭也じゃなくて恭弥だ
弥だから女の名前でいけるっぽい
>>705 REBORNは入れなくていいか?
【女体化】ストップ!!雲雀たん!!【REBORN】
>>706 確かにこの作品知らない人にはそう見えるかも
連投すまん
>>706,707
じゃあ
【REBORN】ストップ!!雲雀たん!!【女体化】
と逆にしてみればどうだろうか
>>709 いんでね?
細かいこというと元ネタ的に雲雀じゃなくてヒバリがいいと思うが。
ベストなのは平仮名だけど、平仮名は本編中に出てないから検索にひっかからないかもわからんし
移住賛成。
堂々と萌えられる。
元ネタとダブらせないためには漢字で書けば十分だと思う。
あ、すげえ久々に来たら完走しそうだな、移転の件は削除人にスルーされていた(´゚ω゚`)
このスレ使い切ったら移住するか?それとももうむこうに建ててここ捨てる?
それとテンプレ昔こんなんもでてた
>>279
>>279 の頃は、テンプレで説明を入れるから
スレタイに女体化を直接連想させるような言葉は入れないって方向だったんだよな。
自分も個人的にはそっちの方が好き。
279のテンプレがいいな。
念のため279コピペ
【REBORN】ストップ!!ヒバリたん!【風紀委員長】
■ここは家庭教師ヒットマンREBORNのツンデレ委員長、雲雀たん(♀)にハァハァするスレッドです
・死ぬ気でsage進行です。
・エロネタを含みます、苦手な話題はスルーも大切です。
・このスレの話題は他スレに持ち出し禁止です。
・荒らしや煽り、叩き等は並盛の旗の下、粛正される恐れがあります。
・男のままでの絡みは801板、各キャラ板で群れてください。
混ぜた。
【REBORN】ストップ!!ヒバリたん!【風紀委員長】
■ここは家庭教師ヒットマンREBORNのツンデレ委員長、雲雀たん(♀)にハァハァするスレッドです
並盛中番長にして風紀委員のヒバリが * 女 の 子 だ っ た ら * という前提のもとに進むスレです。
18禁作品及びネタバレ含作品の投下は下記の絵板でクッションを設けて投稿してください。
スレ住人には老若男女いるのでお互い配慮しましょう。
・死ぬ気でsage進行です。
・エロネタを含みます、苦手な話題はスルーも大切です。
・このスレの話題は他スレに持ち出し禁止です。
・荒らしや煽り、叩き等は並盛の旗の下、粛正される恐れがあります。
・男のままでの絡みは801板、各キャラ板で群れてください。
雲雀恭香絵板(21禁)
ttp://bbs4.oebit.jp/wao/bbsnote.cgi 【ウンコ】リボーンヒバリ様はエロウツクシイ6ワオ【不死鳥】(普通のヒバリスレ)
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1132070825/l50
テンプレの老若男女は入れなくてよくない?
一纏めに性別申告はしなくてよし、とかにした方がいいよ
「男」女と書いちゃうと
また俺女が沸き出す悪寒が否めないし
後は以前から注意されてるクレクレ厨も控えるようにと追加した方が良いかと
>>715 それでいいと思う。
じゃ、ちょっくらたててくるからこっちはあと埋めで。
建てられなかったorz
誰か↓よろしく。
【REBORN】ストップ!!ヒバリたん!【風紀委員長】
■ここは家庭教師ヒットマンREBORNのツンデレ委員長、雲雀たん(♀)にハァハァするスレッドです
並盛中番長にして風紀委員のヒバリが * 女 の 子 だ っ た ら * という前提のもとに進むスレです。
18禁作品及びネタバレ含作品の投下は下記の絵板でクッションを設けて投稿してください。
スレ住人には老若男女いるのでお互い配慮しましょう。(性別話厳禁)
・死ぬ気でsage進行です。
・エロネタを含みます、苦手な話題はスルーも大切です。
・このスレの話題は他スレに持ち出し禁止です。
・荒らしや煽り、叩き等は並盛の旗の下、粛正される恐れがあります。
・男のままでの絡みは801板、各キャラ板で群れてください。
雲雀恭香絵板(21禁)
ttp://bbs4.oebit.jp/wao/bbsnote.cgi 【ウンコ】リボーンヒバリ様はエロウツクシイ6ワオ【不死鳥】(普通のヒバリスレ)
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1132070825/l50
埋めついでに。
恭香タンがもっと女の子っぽいしゃべり方したらどんな感じだと思う?
〜よ かな
静かにしてよ
冗談じゃないよ
別にいいよ
むはー
そのままでも違和感無いよな
まぁ、もともとそこまで男っぽい喋り方じゃないしw
咬み殺しゅよ
>>724 無効無効無効無効無効無効無効無効無効無効無効無効
〜しちゃうよ。
〜だもん。
〜よね?
みたいなボーイッシュな女の子がよくする口調だと思う。
逆10年バズーカでロリータ雲雀たんとか。
>咬み殺しゅよ
728 :
名無しかわいいよ名無し:2005/12/07(水) 16:22:45 ID:bFUD1u6J
ほしゅ
埋め埋め。
>>727 逆十年バズーカなら有りwwwヤバモエス
保守
保守いらなくね?
雲雀に姉がいたらモエス
妄想で埋めよう
姉もきっとつり目可愛いテラモエス
雲雀たんの一族は女系で、代々あんな顔の女子が婿養子を…
てなもんだったらコワモエス
実は可愛い妹がいてそのこはちゅわんと仲良しなんだよ
と妄想をぶつけてみる。
埋め
姉には弱いと萌える
実家が893を根強く押す
>>736 まさにひばりくんw
でもあの権力は893だな。
>>736 そして同居人たちの慰み者にされていた過去が…
なんつーのはありがちかな。
雲雀たんのプロフィールが早く知りたいよ・・・
ツナがA 獄寺がB 山本がOときたら
やっぱり雲雀たんがABなのかな
740 :
名無しかわいいよ名無し:2005/12/15(木) 22:39:16 ID:FyXhskzQ
オレてきにはOがいいな。
741 :
名無しかわいいよ名無し:2005/12/17(土) 00:31:01 ID:IUeYMTM9
伝統を重んじて学ランを着てるあたり古風で真面目なA型かもな
でも群れる人を見ずに桜を見たいとか傍若無人なとこもあるしBって可能性も・・・。
不思議ちゃんなABがいいなぁ
Oに一票
「雲雀恭弥」って素晴らしい名前だよね。字体も響きも意味合いもすべて素敵だ。
恭弥の「や」が夜でも矢でも也でもなく「弥」なところがツボった。作者は神だと思た。
最近の子供は名前負けしてるの多いけどヒバリさんはぴったりだよ。
ねぇねぇ、ディノヒバって好きな人いる?
746 :
名無しかわいいよ名無し:2005/12/19(月) 18:28:13 ID:tSMyDC78
745
腐女子は巣にかえれ。スレ違い
雲雀たんは170センチないといいなぁ・・。
160センチ台希望!
>>746 ディーノ×恭香
と言いたいんじゃないか?
それにここは元ヒバリアンチスレだったからスレ違いでもない気が
>>747 163希望
あーいう無茶苦茶さはOじゃないような気がする
Aっぽくもないから、やっぱりBかABかな
群れるのは嫌いって言ってるしABかもな・・。
雲雀たんがインタビューされるのって何巻になるんだろ
表紙の順番で行けば次はランボか。
ハルハルインタビュー・恭香タンver
**********************************************
ハル「はい!みなさんこんにちはー!
ハルハルインタビューインタビュアー、三浦ハルです!!
記念すべき第五回のお相手は、並森中風紀委員長、雲雀恭香さんです!
よろしくお願いします! えーっと、初対面ですよね?はじめましてー!」
恭香「…そうだけど、きみ、何? うちの生徒じゃないみたいだけど?」
ハル「はひ? リボーンちゃんから聞いていませんか?
ハルは今日、恭香さんのプロフィールを聞きにきたんですよ?」
恭香「はぁ? なにそれ、知らない……赤ん坊がそう言ったの?」
ハル「はい! これがお手紙ですよー」
(ハル、恭香にリボーンからの手紙を渡す)
(『恭香、そいつの質問は俺からだと思え。よろしくなbyリボーン』)
恭香「(…)(赤ん坊の頼みなら仕方ないか)
……わかった。で、なに?」
ハル「はい! えーと、まずは、誕生日と血液型、そして年齢を!」
恭香「雲雀恭香。XX月XX日。X型。…」(←好きな数字を入れてください)
ハル「はい!あと年齢です!」
恭香「悪いけど、僕はいつでも自分の好きな年齢だから。」
ハル「はひ!!? あ、あのけどそれじゃインタビューに…」
恭香「何か文句ある?」
ハル「い、いえ、ありません!(はひー!!なんですかこのひとー!!怖いです!!)」
恭香「次は何」
ハル「は、はい!えーっと次は…(質問メモを確認する)身長と体重、それにスリーサイズ……
はえっ!?なんですかこれ!レディーに聞く質問じゃなくなってますー!!(質問メモを見て驚く)」
恭香「…それ、赤ん坊からなの?」
ハル「え? (メモを確認する) …は、はいそうみたいですけど…。」
恭香「……身長は16Xセンチ、体重はXXキロ。スリーサイズは上からXX・XX・XXのAカップ。」
ハル「はひ!!? きょ、恭香さん!そんな事言っちゃっていいんですかー!?」
恭香「…君じゃなくて、赤ん坊に答えたんだよ。だからいいんだ。」
**********************************************
オチつかなかった。
スリーサイズもお好み決定使用なのにAカップ指定になっているところに感動した
>>748 そうそう。ディノ♀ヒバって書こうかと思ったけど、当たり前に女体化スレだと思ってたから必要ないと思って
754 :
名無しかわいいよ名無し:2005/12/21(水) 00:37:15 ID:v+Fp8N4W
ちょwww
最後のはなんだww
マジレスするとかなり萌えた
明日早いのに眠れないから、制服のスカートも
ミニかロングならどちらが萌えるか考えてみるか。
恭香タンの胸は大なく小なく並がいいと思ってるのは俺だけか?
個人的にはB〜Cくらいが理想なんだが・・。
並ならBなんじゃないか?
Cってデカい方だと思………え、世の中の基準てそうなの?
中学生ならCはデカい。
中一〜二ならBでもデカいだろうなぁ。
中三ならBが半分位いるだろうけど。
恭香タソの服だが、どんな格好が一番萌える?
何だっけ、最近中島美嘉が映画で着てたような服装。
ゴシック?パンク?
ああいうの似合うと思う。
ナナ系か…
てゆうか最近の中島美嘉って髪切って雲雀たんみたいな髪型になったよな
とりあえず、ゴシック系恭香を描いてうぷしようと思う
>>758 最近の中学生は発育良いからBが普通。下着屋もB以上しかおいてないとこが多いそうだ。
Aカップの先輩(大学生)が勝負下着を買いにいったら、小学生向けの初めてのブラジャー
みたいなコーナーに案内されたってキレてたからよく覚えてる。
女体化云々以前に純粋に下手なのが何とも
おまwww
それ誰に出すつもりだったんだwww
>767
単行本巻末じゃね?
769 :
766:2005/12/28(水) 09:26:55 ID:hhcjv5V4
770 :
名無しかわいいよ名無し:2005/12/29(木) 01:59:39 ID:kxyPnb1+
ヒバリって読む時どこにアクセントを置いてる?
美空ヒバリと同じ
うーん
ひ↑ば↓り→
…かな
ヒ↓バ→リ→ 一番強く読む所は“バ”
美空ひばりとおなじ
776 :
名無しかわいいよ名無し:2006/01/02(月) 01:54:02 ID:mgvc1Ncz
g
777 :
777:2006/01/02(月) 01:54:47 ID:mgvc1Ncz
777 今年も雲雀タンに幸あれ。
スリーセブンオメ
779 :
名無しかわいいよ名無し:2006/01/08(日) 14:28:42 ID:z0cw+C7M
過疎ってるね
もう皆移住してるんだろ。
ageてやるな。
781 :
名無しかわいいよ名無し:2006/01/11(水) 01:28:54 ID:k5yRX4KX
とりあえずage。うん、雲雀サンは着うたのチョイスが最高だと思うよ。
だからもう落ちるの待ってんだよ
気づけ
783 :
名無しかわいいよ名無し:2006/01/11(水) 15:55:24 ID:pP/4m8zT
どこに?
sage
100スレ以内も遡れない奴は新スレに来なくてよし
なんでわざわざここがあるのに移動したのかがわからない。
正直な床。
使い終わってから行けばいいのに。
恥ずかしがりやさんが多いんだよ、きっと。単にチキンなだけだと思うが。
しかし埋めて行かないのはよくないな。
産め
埋めるのか?落とすのか?
791 :
名無しかわいいよ名無し:2006/01/13(金) 18:54:21 ID:h6Sj4MMJ
シャマルが桜クラ病にかけてなければ・・・・。
でも、そんな強すぎてもどうかと思う・・・。
まぁ雲雀さんも骸も好きだからいいけど。
埋めたほうがいいだろう。
こっそりと。
恭香たんの相手は誰が一番人気なのか知りたい。
自分は草壁が一番好き。
>>792同意埋め
自分も草壁が一番好き
つか草壁相手の見て、恭香たん萌えに目覚めた
ビアンキがいい
でも二人とも一番はリボーン
リボーンさんに一票
きっと雲雀たんは、リボーンさんの前では借りてきた猫のようにしおらしく可愛くなるんだw
了平かなぁ。
ここで了平と恭香の話をみてハマった。
エロは不特定
プラトニックは獄寺
シャマルかな
おっさんと少女の組み合わせに激しく弱いんだよ
コラには萌えさせてもらいました
痛がる雲雀たんに無理強いはしないシャマル
大人な余裕のシャマル
そんなシャマルに自分をもどかしく思うヒバリたん
ディーノはすごく丁寧に扱いそう
>>802うっかり恭香たんが群れてるディーノの部下を咬み殺そうとしたら
急に凄い力で引き止めるディーノ
普段とのギャップに驚く恭香たんとか想像した
804 :
名無しかわいいよ名無し:2006/01/27(金) 00:40:38 ID:ihV0HWuG
hoshu
HOSHU
806 :
名無しかわいいよ名無し:2006/02/06(月) 17:06:43 ID:LqmGdUnx
807 :
名無しかわいいよ名無し:2006/02/14(火) 04:22:14 ID:yNYvhXP2
保守age
雲雀本スレが回り早い分ほんとに過疎ってるね…
782 名前: 名無しかわいいよ名無し [sage] 投稿日: 2006/01/11(水) 01:39:01 ID:+nhgGGMU
だからもう落ちるの待ってんだよ
気づけ
809 :
名無しかわいいよ名無し:2006/02/21(火) 06:26:00 ID:Id3CD6Nf
ほ
し
ゅ
ageてるヤツって馬鹿?
うめうめ
恭香タソの下着は上下黒がイイ
梅
誰かディノヒバを投下してくれる神はおらんのか…
ノシ
カラカラーンッ!
強い西日の光を受け、吹き飛んだそれらは音を立てコンクリートの上を滑っていった。
「はあ、はあ、はあ、」
両者の荒い息遣いがその場に響く。
「……これで勝負は決まったな」
ロマーリオのその一言で、一気にその場は解放を得、それまで途切れていた秋風が、心地よく空に舞っ
た。
「俺の、勝ちだな」
ディーノの言葉が残酷に雲雀の心を射抜く。雲雀は荒い息そのままに俯くと、握るものを失った自分の
手を、ただじっと見つめた。ディーノはそんな雲雀に目をやり、そして自分の足元に転がっている二つのト
ンファーを拾い上げた。
「ついてこい、恭香。お前をもっと強くしてやる」
(なんて細いのだろう。)
それがディーノの雲雀に対する第一印象だった。戦う人間にしては華奢すぎる。どこをどうみればこの
人物が問題児なのか。それは応接室に入った時、人を間違えてしまったかと疑うほど、その衝撃は強
かった。しかしいざ拳を交えてみれば、その疑いは直ぐに消えた。重い一撃。軽い、けれど全て計算され
つくした動き。どこにあんな力が潜んでいるのか。一瞬にしてディーノは、その小柄な体系を上手く利用し
た雲雀の戦方に、魅了されていった。
綺麗、だという表現はおかしいだろうか。無駄のない鮮やかすぎるその動き。まさしく「綺麗」だという言
葉がピッタリだった。戦い方に綺麗だなんて言葉はおかしいもしれない。が、実際そう感じたのだから仕
方がないだろう。
(……確かにこいつは問題児だな。)
ディーノは軽く苦笑した。
こいつの存在がじゃない。こいつの、恭香の、その完璧すぎる慣れすぎた戦い方が、危険なのだ。
(女だからといってあなどれねえな。油断すれば直ぐにこっちが飲み込まれちまう。恭香という名の深い
魅惑に。)
一人勝手に笑っていたからだろうか。気が付くと、雲雀の冷めた視線が、ディーノを鋭く射抜いていた。
ディーノはソレに気づくと平静をよそうように軽く一つ咳払いをし、なんでもないようにヘラリと笑った。雲
雀はそれを受け流し、再び視線を前に向けた。
(――――面白い。)
目の前を行く、その闇に染まった漆黒の髪を見つめる。
(こいつが一体どういう変貌を遂げていくのか、じっくり拝ませてもらおうじゃねえか。)
ディーノは軽く目を細めた。その一瞬、シュッという音と共に、顎先にトンファーの腹が押し付けられる。
「今変なこと考えてたでしょ」
その口がニヤリと弧を描く。鋭く光る眼光が、真っ直ぐにディーノの瞳を見つめた。それは獲物を見つけ
た黒豹のように、気高く、そして誇り高い。
「僕はもう二度と、お前には負けない」
その言葉と共に、喉元に感じていた冷たい金属の感触が離れていった。
(―――――落ちるわけにはいかない)
ディーノは止めていた息をフッと吐き出し、軽く自分の両目を手のひらで覆った。
(俺も負けるわけにはいけない。――――キャバッローネのボスの名にかけて)
校舎の窓から見える景色は、すっかりと闇に身を落としていた。ぽっかりと空に浮かんだ三日月が、
ディーノの心を攻め立てる。
(覚悟しとけよ、恭香。―――――これからが俺たちの戦いだ。)
END.
819 :
818:2006/03/06(月) 04:28:11 ID:fSce9/oH
(;´Д`)'`ァ'`ァ 今週の恭香たんに萌えて書いてみたけど、全然だめだったよ。
どうも自分にはエロスというものが足りないらしい。
でも今週の絵はどっからどうみても恭香たんだったよ。
他の皆の作品も待ってるせぇぇぇいっっ
>>818 ネ申!いやいや、充分萌えますたよ(*´д`*)=з
ディノヒバテラモエス
も
え
824 :
816:2006/03/12(日) 22:28:57 ID:/+3JXcBQ
ネ申キター!
本気で感謝ス…今週のは自分も恭香たんと思うよ。可愛すぎる。
ディノヒバのあのカラーの体格差が萌。
ディノヒバはバイオレンスも萌えますな。
825 :
名無しかわいいよ名無し:2006/03/21(火) 08:51:08 ID:+P1lLETC
826 :
名無しかわいいよ名無し:2006/03/25(土) 12:33:49 ID:hzZYx/lj
age
萌えWKTK
828 :
名無しかわいいよ名無し:2006/04/03(月) 09:44:33 ID:ToZeU7cJ
age
831 :
名無しかわいいよ名無し:2006/04/18(火) 00:29:31 ID:YCcBYBsd
このスレまだあったのかwww
負け犬
834 :
名無しかわいいよ名無し:2006/04/19(水) 14:43:22 ID:9jiBcJ42
恭香タン・・・・・
埋めたほうがいいのかな
産めるか?
837 :
名無しかわいいよ名無し:2006/04/21(金) 03:09:38 ID:THBFlPbP
ライオンを「子犬」と言う男雲雀さん
埋めておこうか
梅
841 :
名無しかわいいよ名無し:2006/04/26(水) 01:34:20 ID:85xc+TLI
アヒルヒバリ
842 :
俺様:2006/04/29(土) 15:56:53 ID:dGtNd+5O
ヒバツナはどう思う?
ツナが嫌いだから却下。
シャマヒバについてはどう思う?
>>842 趣旨がちがうっぽい
ツナヒバなら可
父親を見てからツナ10年後はいい男になるだろうなと思えるようになってきた
>>843 有り。どう考えても有り。
ひばりたんが押せ押せ気味なツナヒバなら有り
押せ押せというか、
いつでもどこでも天上天下唯我独尊。
しかし同時に才色兼備の雲雀先輩(♀)に振り回されつつ、
しだいに憧れていったりすると萌える。
自分と全く違う雲雀に追われながら
尊敬とも恋情とも言いきれぬ感情がツナの中で育っていくのさ。
自分
>>845だがツナヒバは
スリッパで殴られたことによって「何この子強いの?」って興味持って、色々アタックしていく。(でもその時点ではまだ恋愛感情はなくて)
雲雀たんに振り回されて、あたふたしてるツナを見て「期待外れか」と思いつつ、一生懸命でたまにカッコいいツナにどんどんひかれていく雲雀たん。
ってイメージだ。ヒバリは強い人には自分から近寄っていきそうだから