最近思うんだけどさ………織姫が何かほんとにうしとらの某誰かさんみたいな立場になってきたよな……
肝心のその誰かさんの親友ポジションはルキアなんだけど………………orz
こう言っちゃ何だが、
SS編で長期放置されたし、
人気も低いし、カラーには何時もいないし、
誰もたつきの事気に掛けてくれないしorz、
物語への影響度はほぼ0なんだから、
過度な期待はしない方がいいと思うぞ。
舞台が現世に移って本誌に登場する率は上がってるんだから、
死神好きの人たちよりは恵まれてると思わなきゃ。
954 :
カレンダーの裏orz:2006/02/11(土) 01:39:54 ID:Pu89068y
誰かが空から降ってきた。
2月14日、乙女が菓子に想いを籠める日。
それなのに、確かに乙女の一人はずのたつきは、不機嫌なのを隠そうともせずに大股で校内を歩いていた。
たつきが不機嫌なのには、三つの理由がある。
一つ目は校内を包むバレンタイン独特の浮き足立った雰囲気。
・・・こういう女の子女の子したのほんとは嫌いなんだよなぁ。
二つ目は鞄の中に隠した手作りのチョコレート。
・・・なんであたしが菓子屋の巨大宣伝なんかに踊らされなきゃなんないの。
そして最後の理由は、そのチョコを渡す相手が見当たらない事。
・・・誰にも見つからないように、朝のうちに渡しておきたかったのに。
「一護のやつ!…、んもぉ一体どこにいんだぁ?。」
一護の居そうな所は粗方探し終えて、最後の望みを託して駐輪場に居るたつき。
しかし、一護の姿はどこにも見当たらない。
たつきは朝の内にチョコレートを渡すのは諦めて校舎の外壁に背を預けた。
「くっ…やっぱ、慣れない事はするもんじゃないっ…。」
発端は単なる思い付きだった。
数日前、スーパーのバレンタインコーナーで見かけた楽しそうにチョコレートを選ぶ女の子。
それを見て、昔、一護にチョコレートをあげた時の事を思い出した。
そのときは特に深い意味なんてない。
けれど、今は…今はどうせなら、一番に渡したい。
「折角、最初に渡そうと思ったのに。あのおひさま頭…」
思わずついた溜息が白く濁って舞い上がる。
たつきはなんとなくそれを目で追って空を見上げた。
すると、激しく回転しながら空から落下してくる物体が目に入る。
955 :
カレンダーの裏orz:2006/02/11(土) 01:41:51 ID:Pu89068y
「な?」
それは狙ったかのように正確にたつき目掛けて降ってきた。
いつものたつきなら造作もなく避けただろう。
しかし、一瞬目に映ったオレンジ色がたつきの足を地面に縛り付けたのだ。
「・・・い、ちご?・・っっ、あっ、うわっ!」
ドッ!!
たつきはソレの直撃を受け、その場に倒れて動かなくなる。
落ちてきた物体はゆっくりと立ち上がり、何回か目を擦った後に絶叫した。
「うをををいっ!や、やっべ!やっべ!コイツ、有沢、…あっ、たつきだっ!!」
落下してきたのは一護ではなく、一護に入ったコンだった。
コンは自分が踏んづけた物が一護の身近な者だと気付き、慌てて抱き起こす。
「し、死んでねぇよな・・?つうか、なんでこんなとこいんだよ!?」
「コンっ!!てめぇ、なにやってやがる!!!」
すっかり動揺したコンがたつきの口元に耳を近づけていると、死神化した一護が先ほどのコンと同じく校舎の上から降りてくる。
「一護悪い!こいつ有沢…だよな?踏んじまった!」
「馬鹿野郎!なにやってやがんだ!!」
「うわーん!!オレが悪いのかよぉ!!まさか今頃、こんなとこに人がいるとは思わなかったんだ!」
眉間にいつもよりもかなり深い皺を作った一護に脅えて、涙目になるコン。
その姿を見るとまるで『自分』が悪いことをして怯えているようで、とやかく責めるのが嫌になる。
「ちっ!しゃーねぇ。変われコン!」
一護はコンと即座に入れ替わる。
956 :
カレンダーの裏orz:2006/02/11(土) 01:47:38 ID:YxXVumQW
いつの間にか後ろに立っていたルキアが指差し、叫んだ。
「どこへ行く、一護っ!虚に付けれられた傷が残ったままではないか!」
「こんくらい平気だ。…お前さきに教室戻っていいぞ。あと、越智さんに俺は 急に倒れた有沢に付き添っている っつっといてくれ」
その言葉にルキアは一瞬何か考えて、何故か急に耳まで真っ赤にして俯いた。
「・・・ふん、仕方がないな。今回だけだぞ?」
「へーいへい。」
振り向きもせず、たつきを抱えたまま器用に手を振る一護。
「アー、コホン……一護。」
先ほどとはトーンの違う声で呼びかけるルキアを一護は訝しげに肩越しに見る。
「なんだよ?」
するとルキアはそっぽを向いてボソッと言った。
「ぞ、存分に楽しめ。」
「…っ!な…っっなんて事口走ってんだてめぇ!!」
数十分後、保健室。
「・・・左之介っ今だ足を狙え!!」
・・・ん、あれ?天井・・・?
たつきは意味不明な言葉を叫んで目覚めた。
すると少し離れた場所からガタンっ!と何かがぶつかるような音。
「おう、もう起きたのか。やっぱ丈夫に出来てんなぁ、お前。」
先ほどの音から少し間を置いて、一護が後ろ頭を抑えながらベッドの周りを囲む白いカーテンを開けて入ってきた。
さっきのは、変わった寝言に驚いて頭を打った音だと、たつきは気付かないが…。
一護はたつきの寝ているベッドのすぐ横に椅子を引っ張ってきて腰かける。
「あ、一護?」
「おう」
たつきは無言で一護に向かって手を伸ばした。
「な、なんだよ?」
少し躊躇しながらも、その手を取る一護。
「本物・・・だよね?」
「なに言ってんだ・・・?お前、どっか壊れたか?」
「あんたが空から降ってきて・・・」
「!!」
・・・こいつ、オレの死神姿が見えてる!? と、たつきの言葉に一護は狼狽する。
「…なんかそんなんではじまる夢をみたんだ」
「ああ、夢か!そう夢だよなっ、ははっ・・て大体、なんで俺が降ってくんだよっ!」
「で、それからK腕の試合を最前列で見てさ………?あれ、ねぇ、あたしどうしてここにいんの?」
と、これは一護も予想していた質問。
「いや、お前が裏庭に倒れてたから俺が運んできた。」
一護はあらかじめ用意していた口実をそのまま唇に乗せた。
「そう…?」
まだ納得のいかない様子のたつき。
しかし、すぐに当初の目的を思い出して一護に鞄を取るように言った。
957 :
カレンダーの裏orz:2006/02/11(土) 01:59:31 ID:StVB8HGb
・・・今なら、渡せるかも。
「? あっ!あーぁ…」
たつきは鞄からチョコレートの入った赤い箱を出したが、それを手に取ると眉を顰めて開放し始めた。
「なんだよそれ?」
「・・・割れてる」
蓋を開けてみると、中には直径15センチほどの丸いチョコレート。
それは無残にも三つに割れていた。
「チョコか?」
「うん…」
たつきは溜息を付いて答えた。
数日前から悩み抜いて持ってきたチョコレート。
やっと渡せるという矢先にそれが割れていたのだから、ショックも大きい。
「いや、うんじゃなくてよ。」
「 なに? 」
「 なんだ、俺にくれるんじゃねぇのか? ・・・期待した 」
一護はバツが悪そうに目を逸らして言う。
コレが自分の物ではないのなら、たつきは他の誰かのために持ってきた事になる。
そう考えて、内心は複雑だ。
そんな一護の思いに気付きもせず、投げやりにたつきが言う。
「あんたにあげるために持ってきたのよ」
「はぁ?じゃあ、なんでくれねぇんだよ?」
「・・・割れてるから」
そう言って視線をチョコレートに落とす。
「 くっ・・・。 」
突然、一護は体をくの字に曲げて声を押し殺して笑い出した。
「・・なんだよっ!」
「いや、お前が可愛い事、言いやがるからよ。ツボに入った・・・。」
一護がそう言うと、たつきの顔に一瞬にして赤みが差す。
「・・・っ!?だっ、だったら普通同情するような目でみるとか、なんか…
…そーゆーよなリアクションだろ!なんで、笑い堪えてんだよっ!!」
「いや悪ぃ…くっくっ…」
悪いといいながらもだらしなくにやけた顔はそのままで、一護はたつきに向かって手を出す。
「とにかく、それくれよ」
「だから割れてるってば!」
「関係ねぇよ。チョコなんてどんな形してても一緒だろ?」
口調こそ偉そうだが、まるですがるような瞳。
「な?」
お預けを命じられた子犬のように 小さく乞う一護。
「・・・・」
しかたなくたつきは折れた。 何も言わずにチョコレートを渡した。
「サンキュな、たつき。」
「・・・どういたしまして。」
「っかし、懐かしいな お前にチョコ貰うの小学校ん時以来だぜ。」
と、一護がかけらを頬張りながら言う。
「・・っ!」
あの事を一護も覚えていた、それはたつきの機嫌を直すのには充分だった。
...orn すまん、開会式目当てで起きてるもんだから…
>>954-957 ちょwこれ見たことあるぞw
転載はいかんよ
スレを盛り上げようとしてくれたのは嬉しいが転載はやっちゃダメだって
>>957乙
バレンタインネタもアリだな。
チラシの裏の人……とは別人だよね?
960 :
959:2006/02/11(土) 02:22:03 ID:7rCQcbC+
って転載かよw
どっかで読んだ展開だと思ったが、やっぱりかw
そろそろ、次スレについて話し合わないか。
まさか次スレまでいけるとはなぁ、少しだが追い風も連載見てると感じるし喜ばしいことだ
スレタイをオサレにしようというのかね
つ【立てっ】BLEACHの有沢たつきたんスレ二本目【ゲーセン行くぞっ】
たつきの名セリフってなんだろ??
【遠くに行っちゃ】BLEACH有沢たつきスレ2本目【ダメだよ】
ネタバレとかsage進行についてはどうする?
空鶴を始めて見たとき、たつきだと思ったのは俺だけ?
968 :
名無しかわいいよ名無し:2006/02/11(土) 12:10:31 ID:MqrIyHfS
たつきを見た時 ヒロインはこれだと思ったのはあたしだけ?
スレ立てる人はたつきのAAも貼ってくれよな
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ハイ::| , ! `¨ー j/
ヘハ /ケ/
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l!爪 .`ー‐'´ {:::|ヽ::!
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_, - '´/ l ``ァ--=、´ .ト,. \
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初めたつきを見た時 男かととんだ勘違いをしちゃった…
不甲斐無い自分に致死量一歩手前の毒薬を下さいorz
つ [ウェルタースオリジナル]
よし、腕出せ
注射してやるよ
空気を
安楽死じゃねぇか
やっぱたつきタンの突きで逝けたら本望だなorz
どうせならたつきたんのキスで逝きたい
キスと見せかけて頭突きで逝かされてもいいや
このM共めが!
来週のジャンプにたつきは出るだろうか…明日ジャンプ買うのが鬱だったり…orz
たつきが出てるかどうかのバレって落としたほうがいい?
自分は大丈夫だよ
他の人がネタバレ嫌だたら無理だよね…orz
だからネタバレ等についてどうするか話し合おうって言ってたのに。
ネタバレする時は嫌ネタバレ派に告知してからすればいいんじゃね。
とりあえずネタバレはその方向で。
次スレは
>>990頼む。スレタイは任せまつ。
たつきはPRIDEのリングにあがりたいんだろうか
バーリトゥードチャンプが先
最新号のジャンプに一コマ出てたけど前にくらべて顔変わったなあ〜
だんだん男っぽくなってきてる
980突破すると落ちやすくなるのです
た
つ
き
は
さ
い
こ
う
で
す
!
1000!!
携帯でこのスレ立てた漏れがゲト―
たつきと住人に幸あれ!!!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。