ジャンプキャラバトルロワイアル準備スレ PART.3
877 :
名無しかわいいよ名無し:2005/06/24(金) 07:06:59 ID:UzIgLZJ0
心が清い人しか乗れないけどな〜キントウン。
舞空術はつかえるけどものっそい体力が減る…じゃだめかな。
ちょっと飛んだらしばらく休まないと動けなくなるみたいなみたいな
そういえばジョジョの波紋を使った水面歩行もあるな。
結局海有利か海がメインの戦場のどちらかになりそうだ・・・
1キャラ海は1日1時間だけとか時間制限決めない?
飛行キャラ、水上歩行キャラがいるから
予想外に海の存在がやっかいになってるな。
>>877 舞空術に限らず飛行、水上歩行は激しく体力を
消耗させた方が良さそうだ。
海上に逃げ続けるキャラが出かねない。
海上を禁止区域にするというのは?
北海道・九州・四国・沖縄には特別に橋をかけ、その上だけ通行可能とか。
橋はどうやっても壊せないような特殊な物って事にしとけば、橋を落として相手を閉じ込めるなんてのも不可能だし。
船で陸地間を移動とかも無しにすれば、いちいちボートだの船だの考えんでいいし。
>>881 穴をうめるために穴をひろげてるような補正だな…
ついに夜中の談義すらしなくなったか
早くオープニングが来てくれれば…
俺はもう決める様な事は無い気がする。
RPGロワだってガチガチに決めた方より、適当にやってた方が人が来てたし。
オ レ た ち の バ ト ロ ワ は こ れ か ら だ ! !
ご声援ありがとうございました
>>1先生の次回作にご期待ください
週末OP投下するって言っていた人光臨キボン
いや、光臨の前に投下を頼む
まだ書いてない……
絶賛休日出勤中……
もういいよ。本当は書く気ないんだろ?お前が新OP書くって宣言してからどんだけ時間経ってると思ってんだ。
まあどう荒らしだろうけどな。
みんなが思ってて、でも口に出さなかった事を言っちゃたよこの人
しかし、あと一日待ってもしOPが投下されなかったらもう120〜123のでいいんじゃない?
本当にぐだぐだだなw
893 :
名無しかわいいよ名無し:2005/06/26(日) 04:28:11 ID:Bw5oOXAW
じゃあ今日の0時リミットってことで
久しぶりに来たけど地理設定で良くわからない部分が多いのでまとめてみた。
主催者3キャラの作った仮想空間が舞台で
面積は東京23区の半分程度(80u)
地形は日本列島(沖縄県、他島は除く)
季節は北海道 冬 日本海側 秋
太平洋側 秋 九州、四国 夏
乗り物は列島の端と端をつなぐ無人蒸気機関車が定期的に走っている。
都市部はあるが無人。主催者側が人間の世界を模して作成したものなので
実際に生活できるようには作られていない。人の痕跡なし。ガス、水道、電気
食料なし。建物が密集しており隠れるのに最適・・・かもしれない。
海は移動禁止区域。入ると脱出者とみなされて首輪爆発。
空も同様。飛行能力を用いて一定の距離を移動すると首輪爆発。
エリア数は沖縄をのぞく都道府県46。六時間ごとに禁止エリアが一つ増えていき
46×6で最高276時間(11日と5時間)の死闘が続く。
最終的にこれでいいのかな?
「細かいところまで決めとかなければ始まってから困る」とか
言いながらこのザマかw
結局、見切り発車じゃん。論議の意味なかったねw
本当にレベル低いんだな、ここの住民。
まあ最後は「書き手に任せる」だからな。
無駄な論議してた無能どもが、実際はロワ開催を阻害していたって訳だな。
善良な住民気取りしてたバカどもが実は一番の荒らしってことか。
見切り発車する事で己の低レベルを受け入れるのは潔いが。
議論してるのは設定厨ばかりだったからな。
SS書けないけど設定考えて妄想するのは大得意な人ねw
「ジャンプキャラバトルロワイアル準備スレ」ではなく、
「ジャンプキャラバトルロワイアル妄想スレ」にしたほうがよかったんじゃない?
OP来ないんで妄想SS投下します。
(く、来るなぁ・・こっちに来ないでくれ〜・・・!)
真中淳平はとデイパックを抱え瓦礫となった建物の下に隠れていた。
土埃や粉塵で気管がおかしくなりそうだった。しかし、ココ以外に短時間で逃げ込める場所はなく
鼻を塞いでジッとしているのが最良の手段といえた。
(くそっ!なんでこんなことになっちまったんだ!!俺はカメラを回してただけなのに!)
気配が近づいてくる。真中はゴクンと喉を鳴らした。首から下がるカメラには数滴の血がついている。
「出てこいよォ〜〜隠れても無駄だぜェ〜」
近い。しかし声の大きさからしてすぐ見つかる距離でもないことがわかる。
ずず・・・と足を引きづる音。ぐちぐちと肉と骨が再生しながら這いずり回っているのだ。
(悪夢だ・・・)
真中は彼に関わってしまった事を猛烈に後悔していた。
真中は彼とはじめて遭遇した時、本当にこれは映画の撮影で自分はその現場に
迷い込んでしまったのだと思うほどのスプラッタだった。肉が裂け骨の欠片が飛ぶ。
真中は思わずカメラを回していた。離れていたがカメラのズーム機能を使えばいい絵が撮れる。
彼は剣を持った小柄な少年と戦っていたがなんら臆するところなく組み合っていた。
彼は一方的に切りつけられてるようであったが
顔は笑っていた。真中は彼の表情をアップで映しながら観戦していた。何故笑うのか。
あんなに身体は傷ついているのに・・・その時、真中は恐ろしいことに気がついた。
再生している。少年に斬られた傷が戦ううちにふさがっていくのだ。人間じゃない?
その時、少年の右手から黒い炎が上がった。
「くらえ!邪王炎殺黒流派!!」
「ひ、ひいいい!!」
恐怖に声を上げたのは戦っていた彼ではなく真中だった。
熱波で辺りの建物が揺れる。真中の足元のアスファルトが溶け出しスニーカーを
飲み込もうとする。これだけ離れているのになんという熱だろう。直撃を受けた彼は
消滅してしまったかもしれない。真中は慌ててコンクリートの上に逃れる(それでも熱い!)
とあの小柄な少年を探した。
901 :
900続き:2005/06/26(日) 21:32:37 ID:uHWwS21q
戦いの一部始終をカメラに収めた真中は慌ててあの小柄な少年を探した。
勝者のヒーローインタビューをしなくては。そしてあの不思議な術の正体は?
おかしなことにカメラを構えた真中は目の前で殺し合いが起きていた現実を
全く恐怖していなかった。頭の中は勝者への質問。何歳ですか。どこの中学。
あの黒い龍はどうやったら出せるんですか。ああ、それより日本語は通じるかな。
真中は焼け爛れた道をよけギリギリまで爆心まで近づいた。
なによりこの世界に来て始めて会話をする相手だ。慎重に行こう。インタビューを前に
真中の胸は高鳴っていた。機嫌をとれば仲間になってくれるかもしれない。カメラに撮られて
しかも映画になるかもしれない作品に出演できるとなれば絶対悪い気はしないはずだ。
さらに強い奴が味方になればあの支給品がうまく使える!真中はデイパックの中パンパンに詰まっている
バスケットボール大の球体を思い出した。重くは無いがかさばるためよっぽど置いて行こうと思った
アイテムだったが町を歩くうち空っぽのデイパックを見つけそれに詰めて持ってきたのだ。
名を「宝貝・太極符印」といい、調べるうちにエリア内にいる参加者の座標が自動的に表示される機能がある
ことがわかった。人を探すのにこれ以上有利な支給品はあるだろうか。この機能に気付いた時
一筋の光明が見えたかに思えたが、残念ながら表示されている相手の名前まではわからないのだった。
結局、どんな人間かは実際会って確かめる他ない。あまりに危険だ。あの大男を消した主催者のように
どんな強引な力を持っているかわからない。しかしそれでも名簿に載っていた東条、西野、さつきを
探さなければならなかった。ただ逃げ回るだけなら最適だがきっと向こうも自分を探してくれているだろう。
そのためにも強い味方がいればいい。味方を作れば多分、きっと脱出できる。
さっきの戦いを見てそう確信したのだ。こんな戦いをできる人間がこんな殺し合いゲームに甘んじて
乗るわけがない。きっとファーストコンタクトが悪かったせいだ。もとはといえばあの変な長髪の男が
因縁をつけて少年に飛びかかったのが悪いんじゃないか。人相も悪かったし。
真中はカメラに変なものが映っていることに気付いた。
真っ黒に焼けた土からなにかが・・・
黒い芋虫のような塊がこっちへ向かって・・・
何か口をもごもご動かしていたが真中はカメラを回すのをやめて来た道を全力で引き返した。
書きおえてから投下しようね
903 :
901続き:2005/06/26(日) 22:26:38 ID:uHWwS21q
ズキンズキンと腕の傷が痛む。学生服が少量だが血に濡れている事に気づいた。
攻撃されたわけではなく逃げる途中に転んだ傷だ。カメラを庇ったせいで酷くなった。
ああ・・・カメラ。俺はこんなときでも命よりカメラが大事なのか。もうすぐ持ち主が
いなくなるかもしれないって時に。こんなことなら自分の遺言メッセージでも映しとくべきだった。
「出てきて顔を見せてくれないかぁ。俺は小心者でねェ身を隠されたりされると
とても腹が立つんだよ。出てきてくれよ〜。殺しはしないと約束するぜククク」
信用できねーー!!真中は見つからない事を祈るしかなかった。
再生途中とはいえ自分が100人いても勝てはしないだろう。百人の自分が惨殺される様を想像し
真中は震えた。戦う?あのとんでもない炎でも焼け尽くせなかったあの化物相手に?
無理無理無理無理・・・・真中は首を振る。殺されるに決まってる。死にたくない。
東条。もう一度東条の小説が読みたかった。殺すの殺されるだの彼女の書くとは無縁だ。
だがこんなとき東条の小説の主人公だったらどうするだろう?けっしてあきらめないで
助かる道を探すのではないか(東条がサバイバル小説を書いてるかどうかは別として)
かっこいい主人公。自分とは無縁のかっこよさ。恐怖でブルっている自分とは大違いだろう。
ああ、こんな状況ならきっと天地みたいな美形が助かるんだろうな。真中はブチブチつぶやきながら
首を掻いた。硬質のリングが指に当たる。首輪?首輪。何かひっかかる。
あいつは?真中の脳裏に再生途中でグロ画像のあの男の姿が映し出された。
首輪はしていた。あの炎を受けても色一つ変わらず。着けているほうは炭のように真っ黒だったのに。
何故つけたままでいるんだ?手足や腹が焼けても再生できるような奴が。
脳があるから?いや、頭部の損傷も激しかった。かろうじて口の位置がわかる程度だったから。
??
「見ィつけた」
顔を上げた真中の視線の先には黒焦げのいまだ両目の開ききっていない男の顔があった。
>名を「宝貝・太極符印」といい、調べるうちにエリア内にいる参加者の座標が自動的に表示される機能がある
ところでレーダー系の支給品は前々からスカウターがいいという意見が出まくってるのだが。
905 :
900:2005/06/26(日) 22:31:58 ID:uHWwS21q
>902すいません。勉強してきます・・・。
とりあえずあと少しだけ。
もうぐたぐただしレーダーが二つあったって別に良いよ
超兵器が出てこないだけマシ
>>904 別に太極符印の機能はレーダーだけじゃないから。
それに、この程度(レーダー機能の支給品)のことなら書いたモン勝ちだろ。
908 :
903の続き:2005/06/26(日) 23:45:42 ID:uHWwS21q
130余の人間、妖怪を殺し現世に戻る。悪くはないなぁ・・・
戸愚呂兄は薄笑いを浮かべながら獲物を探していた。この建築群に入るまでに
すでに数人の人間を嬲り殺害していた。ふいに強い妖気が漂う。
「惜しい。探していたのはお前じゃなく桑原なんだがね」
小柄な黒装束の少年・飛影はフンと鼻を鳴らした。
「人探しとはずいぶんと余裕だな。あの失敗ヅラになんの用がある」
桑原が聞いていたら間違いなく激怒する台詞に戸愚呂は答えず
「クク・・・先に会えたのが飛影、お前でよかったよ。邪眼の能力の一つに
千里眼てのがあったな・・・そいつをいただこうかクククク」
瞬間、飛影は後に飛んでいた。戸愚呂兄は獣のように歯を剥いて突っこんできた。
「クク、この世界は奇妙でなぁ〜力の制限ってのがされてるようなんだよォ〜!
俺がどんなにリキんでも普段の何分の一しかでやしねェ〜!!
飛影。お前の黒龍はどうかな!大人しく俺に食わせろよォオ!!」
「こいつ・・・」
厄介な相手に絡まれた。黒龍の反応が弱い。飛影は舌打ちすると「洞爺湖」と刻まれている
剣を抜いた。一瞬にして戸愚呂兄の身体に無数の傷が走る。
「フン。桑原の次元刀が狙いらしいが、貴様。あんなもの食ったら腹を壊すぞ」
「ヒヒヒ・・・この世界から脱出したらなァ〜まずお前の妹から食ってやるぜェ」
貴様・・・飛影の邪眼が開く。右手に施された封印の包帯を解いた。
「あわてて地中にもぐりこんだのさ〜ヒヒ。あの単細胞は俺を倒したと勘違いして
ぐっすり眠っちまった。心臓を抉り出してやろうかと考えていたところに
お前を見つけたのさ。ククク手が震えてるんじゃないのか?ブレてたら殺すからな」
真中はカメラを回していた。瓦礫の下で戸愚呂に見つかった時咄嗟に構えたカメラ。
お前はずっと俺と飛影の殺し合いを撮っていたのか?
はい、許可も取らずにスンマセンでしたッ!!
男の身体は徐々に(充分とはいえないが)元に戻っていた。手足は千切れていたかに見えたが
地中に潜りやすくするために変形させたに過ぎないことも男は語った。
「黒龍波を放った後の飛影は力を使い果たし冬眠に入る。
じっくり嬲り殺せるというわけだ。ついてこい。良いものを撮らせてやる。
ククク、テープは足りているか?記録を撮り終えるまでは生かしてやるよ」
まあ、俺は約束をよく破るがな・・・。不穏な呟きが聞こえても真中は薄笑いを浮かべる男に
従うしかなかった。スナッフムービーなんて撮りたくないが自分が殺害されるよりは
マシというものだ。真中はカメラを構え歩き始めた。
日付変わったが誰もOP書かなかったから120〜123になったのか?
>909
なった。
「書いたモン勝ち」
「書き手に任せる」
「見切り発車」
結局これか。ま、予想は出来たが。
今までの議論はクソの役にも立たない事が証明されたな。
妄想しか出来ない無能の書き込みはもう禁止にしようや。
ここの無能住民に自治なんて無理。
クソみたいなプライドがある分、荒らしよりタチが悪い。
912 :
908の続き:2005/06/27(月) 00:31:15 ID:0ZFXksRK
【真中淳平
現在状態 やや健康
現在位置 東京エリア
所持品 荷物一式 カラのデイパック 私用カメラ 宝貝・太極符印
第一行動方針 戸愚呂兄の記録撮影。隙を見て逃亡
基本行動方針 誰とも戦わず東条、西野、さつきと合流
最終行動方針 強い味方をつけて脱出、もしくは主催者打倒に強力】
【戸愚呂兄
現在状態 体の表面に火傷
現在位置 東京エリア
所持品 荷物一式 英語の参考書
第一行動方針 飛影にトドメを射す
基本行動方針 適当にゲームを楽しむ
最終行動方針 桑原を食い奪った能力・次元刀でこの空間から脱出】
【飛影
現在状態 冬眠中??
現在位置 瓦礫の下のどこか
所持品 荷物一式 洞爺湖と刻まれた剣
第一行動方針 幽助と桑原を探す
最終行動方針 桑原の次元刀で脱出】
913 :
900:2005/06/27(月) 00:59:42 ID:0ZFXksRK
できる限り決められた設定にそって妄想SSを投下してみました。
次スレもこんな感じでいいんでしょうか?
感想、意見などいただけるとありがたいです。
使う人によっては危険兵器・太極符印を出してしまったのは
広範囲の座標確認の取れるアイテムが書きたかったからです。
書いてる途中でスカウターでも良かったことに気がつきました。
まあ、真中の手元にある限りただのスカウターですけどねw
読んでないけど、もうどうせぐだぐだだし好きなように書け
結局最後は「書き手に任せよう」だからどうかいてもいいよ
宇宙に戦場が飛び出そうが、オリジナルキャラだそうが
いきなり首輪外して超人外バトルしようぜ
もう始まったんならSS投下していいかい?
いいよー
来い来い
多分バカが煽り入れるけど気にするなー
即興だが短いの一本書き上がった。
ゲーム開始時刻は深夜0時でよい?
気がつけば一面銀世界。
肌を切る吹雪の中、大原大次郎は木陰に隠れて身体を震わせていた。
「ああ……悪夢だ、悪夢としか言いようがない……」
頭を抱えて唸る大原。
今までも悪夢のような出来事は両津のおかげで数多く経験してきたが、さすがに殺し合いの経験などない。
市民を守る警察官として日々努力している彼は、凶悪犯を捕らえるため柔道や剣道、射撃の特訓も十分している。
何か打開策を考えねばと、まずは支給された鞄を開けてみた。
「水とパン、コンパス、筆記用具、地図……日本地図!? ここは日本なのか!」
大原や目を丸くし地図を食い入るように見る。
地図に赤い点がひとつついているが、もしや自分が今いるのはその点の位置なのだろうか?
ならばこの寒さと雪もうなずける。赤い点がついているのは北海道北部なのだから。
「しかし日本列島で殺し合いなど、あの場にいた参加者で行うには広すぎ……おや?」
縮約に目を留めた大原は首をかしげた。その数字を信じるならば、この日本は東京都よりもずっと狭いのだから。
「むう……実際に歩いてみないと詳しい事は分からんな。他には……」
鞄をあさると、参加者名簿と五枚のカードが出てきた。
参加者名簿を見て両津達もこのゲームに参加しているのか確かめようとも思ったが、
それよりこの五枚のカードを調べる手間の方がずっと短く済むだろうと思い手に取る。
「何だこれは? 怪物の絵が描いてあるが……」
そういえば、と大原は思い出す。
孫がこんな感じのカードを集めてはいなかったか? というかむしろ、両津の馬鹿も集めていたような気がする。
確か集めたカードで対戦して遊ぶものだったはずだ。
「何でこんな物が……」
子供のおもちゃを支給されて困惑する大原だが、カードに添えられているメモ用紙に気づき、目の色を変えた。
『支給品名:マジック&ウィザーズのカード
世界的大ヒットをしているカードゲーム。
モンスター、マジック、トラップカードなどを活用し、互いのライフポイントを削って戦う。
このカードを掲げながら名前を叫ぶと、カードが実体化して助けてくれる。
モンスターカードを使用すれば、召喚されたモンスターが15分間戦ってくれる。
マジック・トラップカードを使用すれば、書かれている通りの効果が発動する。
一度カードを使用すると24時間使用不可能となる』
まぁ深夜でないとディオ様とかが身を隠せないしな
それで良かろうと思う
カードゲームのルールはよく分からない大原だが、支給品の使い方は理解した。
「なるほど、これは頼りになる。つまりこのカードの名前を叫べば……えぇと、これは青眼の白竜と言うのか」
その瞬間大原野持つカードが輝き出し、眼前に巨大な影が現れた。
雪に溶けるような白い身体を持つ巨大な竜。最強の称号を持つ伝説のモンスター。
「なっ、な……わしは別に使おうと思って言った訳では……」
巨大な異形に腰を抜かしそうになっている大原は、何とかこのモンスターをしまえないかとメモ用紙を読み直す。
が、戻す方法など書いてはない。15分間、このモンスターは大原を守り続けるのだ。
「ま、まあ……味方ならば心強いが……」
どうしたものかと悩みながら、とりあえず二枚目のカードを調べる。
人造人間サイコ・ショッカー。間違って召喚してしまわないよう、大原はきつく口をつぐんだ。
どうやらこっちのモンスターは罠カードを破壊する能力があるらしい。
これは現実に存在するあらゆる罠も破壊してくれると判断していいのだろうか? だとすれば非常に頼りになる。
なかなか役立つ支給品を引いたようだ。だが、こういった支給品を使いこなす自信は大原には無かった。
「両津なら要領よくこういった物を使えるのだろうが……」
呟く大原に向かって、突然青眼の白竜は口腔を開き強烈な光を溜め出した。
「なっ、何だ!?」
自分を守ってくれるはずのモンスターの予想外の行動に驚きつつ、大原は咄嗟に横っ飛びに逃れた。
次の瞬間、破壊の閃光が大原のいた位置……よりやや上を貫く。先ほどまで吹雪を防いでいてくれた木が倒れた。
雪面が大きくえぐれ、土までも削られる。こんなものをまともに食らえば、普通の人間など一瞬で灰と化してしまう。
青眼の白竜は再び口を開いた。大原が「ヒッ!」と悲鳴を上げながら身をすくめた瞬間、背後の雪が盛り上がった。
「クハハハハハハハッ!!」
高らかな笑い声に振り返った瞬間、氷の手が大原の顔面を鷲掴みにした。
「ぐわっ……あっ!」
「おーおー、すっげぇモンスターだな。あんたを守ろうとしてるみてぇだが……」
大原を盾にしながら氷の手の持ち主、氷炎将軍フレイザードは、ニタリと残酷な笑みを浮かべた。
破壊の閃光を消した青眼の白竜は唸りながらかぎ爪をフレイザードに向けている。
「クックック、分かってるようだな。無理に助けようとすればこいつも巻き込まれる。だが……」
吹雪を上回る冷気が大原を包み、全身を氷漬けにした。
「ぐっ……」
「お前が何もしなくてもこいつは死ぬ。残念だったな」
フレイザードが右手に力を込めると、凍りついた大原の頭が粉々に砕け散った。
すると青眼の白竜の姿が薄れ、雪に溶けるように消え去る。
主のライフポイントが0になれば敗北、召喚されたモンスターも消えてしまう。
大原が死んだ今、青眼の白竜がこの場に存在する理由は無かった。
フレイザードはしばし大原の死体の腕を砕くと、氷の中から五枚のカードを取り出した。
「……なるほど、このカードから出やがったのかあのモンスターは」
五枚のカードとメモ用紙を確認しながら、フレイザードは裂けた口をさらに裂いて笑う。
あれほどの力を持つモンスターが配下になるとは、なんと役に立つ支給品だ。
フレイザードは大原の残りの荷物を焼き払うと、ゆっくりと雪原を歩き出した。
【フレイザード
所持品:荷物一式(フレイザードの支給品は不明だが、本人はすでに確認済み)
遊戯王カード『青眼の白竜(次の0時過ぎまで使用不能)・サイコショッカー(罠破壊)・他三枚』
現在地:北海道の北部の雪原
基本行動方針:南に向かいながら出会った参加者を出来る限り殺す。ダイ、ポップ、マァムを優先。
最終行動方針:優勝してバーン様から勝利の栄光を】
【大原大次郎 死亡】
【残り129人】
おお、乙。
いきなり強力カードが登場かw
投下の邪魔してスマンかった
>>897>>911 まとめサイトが短期間で自滅する程度の実行力も継続力もない企画だし。
ダラダラと遠吠えが多いスレになるのも仕方ないんじゃないすか
×フレイザードはしばし大原の死体の腕を砕くと、
○フレイザードは大原の死体の腕を砕くと、
むっ、修正し忘れた。他にも簡単なミスあるかも(;´Д`)
>>923 いやいや、俺も返事待たず書き込んじゃったし。
初投下乙!
これをきっかけにスレが活性化することを期待