1 :
1:
うんこ
NURUPO
原作バレアリ?ナシ?
じゃあアタシは、今週号のモブでひそかに死んでいったドラえもんに追悼の意を捧げるですぅ♪
にゃははっ☆
>>5 知恵遅れのコピペ馬鹿が。
コテも名乗れないヘタレのくせにさっさと死ねよ。
>>6 応援ありがとうですぅ♪
お礼になでなでしちゃうですよ〜♪
なでなで
なでなで
どうですかぁ?
キモチイイですかぁ?
にゃははっ☆
糞スレか
9 :
マロン名無しさん:04/10/09 19:23:28 ID:qtm3WGHW
そんなところで歌ってないで、早く帰っといで…
ノース2号…
ピアノの練習の時間だよ。
10 :
マロン名無しさん:04/10/09 22:02:00 ID:ZPVfJD9w
・・・いっぱい・・・
>9
もうね、あのシーンは言葉に尽くせないよ。
今のところ、ノース2号を追悼するシーンはまったくないのが余計に悲しみを煽る。
そりゃ「平和維持の為に活躍した」モンブラン・ブランドと「戦闘マシーン」だった
ノース2号を比べるなって話ではあるけどさ。
ノース2号は生前の描写しか無く、モンブランは死後の描写しか無い(回想はあるけど)というのも
対照的だな
>>4 原作バレはあり。ただし浦沢版でどう死んだかなどは雑誌連載(本家スレ)準拠で
いいんじゃないか?今の所はブランド編までOKということで。
本家スレの方じゃ訊きにくそうだから、こっちで訊いてみる。
PLUTOではヘラクレスは出たのか?
>>14 登場してますよ。
ブランドと同じく格闘士ロボットで、同じ戦場で共闘していた事があります。
面会していたゲジヒトと一緒に、ブランドの最後の通信を受信していました。
やっぱり最後はボラーなんだろうか
>>15 出てたんだ…。ルックスはブランド系?個人的にはノース2号以上の
感情を持たない戦闘特化ロボットってのを期待してたんだけど、そうでも
なさそうだな。
本家スレで「ノース2号だけが閉じてる」というレスがあったけど、その意味が
分かったよ。
ブランドとは対照的に「人間の真似はしない」って言ってたな
原作とはかなりイメージが違うキャラだ
>>17 パイナップルアーミーのコーツ大佐をごっつくしたような顔。
>>18 >>19 dクス。原作とイメージが違うのは既に北極2号からだし。
パイナップルアーミー読んでないわ。明日あたりにでも見てこようかね。
…MONSTERで近いキャラがいたら教えて欲しいけど。
浦沢版でどうなるのかが一番心配なんだよ、ゲジヒトとヘラクレス。
ゲジは言わずもがな。ヘラクレスもあんまり綺麗な最期じゃなかったしなあ。
アトム君は、まだパンツ一丁じゃないのか。
>>20 MONSTERだとテンマに銃の使い方を教えた傭兵を
スマートにしてちょっと鼻を大きくした感じかな。
とにかく浦沢マンガの軍人タイプの顔つき。
ふと思ったんだが、プルートゥに倒されたロボット達のうち、
モンブランとノース2号が修復・復元不可能なまでに破壊されている→死亡しているのは、
やっぱり原作にもあったプルートゥの角の電磁波(?)のせいなんだろうか。
(普通のロボットである最初の警官は、
鉄パイプで殴られただけでAIまで破壊されてしまったようだが、
戦闘用の彼らは単なる衝撃ではそうそうAIまで被害を受けるとは思えないし)
人工頭脳のメモリやAIにあたる部分まで電磁波で焼かれて、
データがすべて失われてしまったという事か。
ブランドは最後までゲジヒト達と通信していたから、彼のAI自体は無事だが、
機能を停止したまま海底のヘドロの中に埋まって、
回収不可能になってしまったという事なんだろう。
という事は、電磁波を通さない特殊合金でできていて、
そのため原作ではプルートゥの電磁波では破壊されなかったゲジヒトは、
もしこちらでも同じ破壊のされ方をするとしたら、
焼かれていないAIを回収・修理されて再び登場する事もあり得るのではないだろうか。
おそらくは予算等の関係で「大量破壊兵器となり得るロボット」としては復元されず、
それゆえプルートゥに再び狙われる事なく物語の語り手として最後まで登場できるとか。
もちろん、「プルートゥがAIまで念入りに破壊していった」
「プルートゥの目標はあくまでゲジヒト自身であり、
大量破壊兵器となり得る状態かどうかは関係ない」という場合は無理だが。
>プルートゥの電磁波では破壊されなかった
原作でも電磁波破壊はされなかったキャラだから、今回主人公に据えた可能性は
あるよな。浦沢が途中で主人公交代やるような作家とは思えないから、その予想は
ありだと思う。
モンブランとノース2号は物理的破壊+電磁波によるAI破壊ってところだろうな。
…ノース2号は自爆したんじゃないかという気もするけど。
本家スレで「ノース2号が最期に歌っていたのは”新世界2楽章”じゃないか」と
発言した者だが、「遠き山に日は落ちて」でググってみれ。歌詞がよく合っていると思う。
…これがボヘミア民謡だったら完璧なんだけどなぁ。残念ながら原曲は歌曲じゃないし。
25 :
マロン名無しさん:04/10/12 23:50:00 ID:Vr7AmMUW
「ピアノを弾けるようになりたいのです」
「もう戦場に行きたくないから・・」
その辺の戦場映画で役者が言うならわかるが、
なんでノース2号がこれを言うのだ?
どうしたら「彼の2つのセリフ」がつながるのか考えて、
考えれば考えるほど切なくなるのだ。
>>24 本スレでも色んな見解が出ていて楽しいが、ダンカンが
幼いころにかーちゃんと歌っていたシーンと、最後のあの
場面の両方に流れるとしたら、俺はおまいの意見に1票。
連載してたのも知らず、単に酒飲みのお供に浦沢の新刊でも
読むかと思って手にとりました。
深酒しちまったい・・・。
キモイなー
オマエモなー
29 :
マロン名無しさん:04/10/13 14:06:58 ID:bnW+Mmhq
コバルトは出ないの?
原作にそんなに出てないからなんとも言えない。
>>26 肝臓をお大事に。
ウランたんは?
32 :
マロン名無しさん:04/10/15 20:26:12 ID:IhHRfTpU
ウランちゃんは出てくると思いますよ。原作では結構重要なキャラだったし。
ただノース2号、ブランドで「単なる脇役キャラの存在感を増量」という浦沢アレンジを
加えてるから、その逆をやる危険性があるけど…(ウランちゃんの存在感減量)。
本家スレでずっと前アニメ化きぼんな話が出てたからチラシの裏がわりにちょっと語る。
どうせアニメ化するなら、ノース2号の出撃シーンからラストまでは、会話や台詞を
除いて後は轟音炸裂音といった効果音なし、何かのクラシック音楽(新世界2楽章
でも別れの曲でも)か、ボヘミア民謡の緩やかなアレンジのみをBGMにして欲しいなと思う。
浦沢コミックのあの描写を超えるアニメ化は正直、難しいんじゃないかと。
後のシーンは多分、劇場クオリティで十分凄いものになるだろうけどさ。
アニメ化はきついんじゃないでしょうか。
ノース2号前編後編で最低1時間必要でしょうし。後半30分はほとんどセリフ無し。
あっさり殺られたロビーと、それによって犬をなくした子供の気持ちがわかった
奥さんの話もアニメにはきついよ。
俺はモンブランのように、死んだ後あんなに皆から惜しまれることは
ないだろうし、ノース2号のように覚悟を持って死地に向かうことも
できないだろうな。
でも、ロビーのように、真面目に仕事をしつづけることはできるかな。
俺が真面目な仕事中にひょんなことで死んだら、あの子はロビー
の奥さんみたいに俺との思い出を大事にしようと思ってくれるかな?
そう思ってほしいな。
今日もがんばって真面目に仕事しよ。
本スレはやたら複雑になっちゃってついていけない。
おれはチラシの裏のこのスレで、感じたことを落書きしよっと。
35 :
マロン名無しさん:04/10/22 17:16:53 ID:BCXMe9Fo
>>34 なんか(・∀・)イイ!! もっとやれ !!
楽しみにしてます
あちこちの話題を見てると、皆それぞれ違うポイントで何かを感じてるのが
よく分かるね。そういう意味では、各エピソードをやり過ぎなまでに描き込んだ
浦沢GJ。てなわけで>34に便乗して当方も落書きしよう。長文痛レススマソ。
当方は音楽を専門でやっているからか、ノース2号のエピソードに一番キたよ。
ノース2号の音楽に対する想いの描写が、あまりにも純粋すぎたせいで
音楽に対する色々なことで考えさせられる。
過去散々既出だけど、「ピアノを弾けるようになりたい」は本当に強烈だった。
当方、一応ピアノで大学まで来てるけど、そんな気持ちでピアノ練習したこと
なんか全くない。つーか、身内にプロがいるほどクラシックに溢れた環境で
育ったから、正直音楽に対する渇望もなかったさ。
そんな状態でだらだら音楽やってる奴にとって、あの台詞はそこら辺の音楽家の
苦労話より痛いし、重い。しかもあのラストだろ?読み終えて数日は、ほとんど
鬱状態。情けない話だけど。
今はもう1度、自分の周りにある音楽を大切に思う所からやり直してる。
身近に音楽があるというのは、実は当たり前じゃない。音楽を大切に思えない
人間に、いい音楽を創れるわけも、音楽を教えられるわけもないしな。
>34 きっと思ってくれるよ。身体に気をつけてがんがれ。
37 :
マロン名無しさん:04/10/24 03:50:08 ID:e1u1S6fh
>>36 ノースたんは別にそれが音楽だから志したっていうわけでもないと思うけどね、
単純に殺しあい以外の職についたらそこに見知らぬ世界として音楽があったっていうだけで。
あそこではピアノは象徴的なものとしてしか使われてないと思うヨ、それが絵でも何でも変わんない。
ほかの生き方にいけるかどうかの場面でキショイ兵器の身体をさらけだすのがハイライトで、
対比するものが音楽でも絵でもそれは重要なコトじゃないとおもえちゃうんだけどネ。
でも、ニュース見てると兵器とかってもっと感情とか入る余地ないすごく酷なデザインしてて、
ノースたんはカマとかついてるだけまだカワイーじゃんとかおもってしまうような。。。
sage忘れました、失敬。
>>11 モンブランが『いいやつ』として散々いわれてるのに劇中では追悼シーンのみ=他人事で、
ノースたんは当事者的視点でかたられてるだけ扱いイイような気はしますけどね、
追悼というなら、あるじゃないですか、『ピアノの練習の時間だよ。』というしみる追悼シーンが。
深く関わったヒトの言と、ついでみたいに『あいつはいいやつだった』じゃ劇中での重みがちがうような気ガス。
むしろモンブランたんの追悼がもっと感情移入できるかたちでホスィ。。。
39 :
マロン名無しさん :04/10/24 22:52:45 ID:0gWxUlrn
あのう,興ざめかもしれませんが,今まで死んで行ったロボットの中でメモリーチップとやらを残してたのは
いないのですか?
>>39 ロビー
彼はプルートゥにやられたわけじゃないから。
>>39 プルートゥの電磁波にやられました。
ゲジピーの頭は電磁波にやられないのは
何かの伏線???
原作の順番どおりなら、次ぎはゲジヒトなんだが・・・、やっぱりこっから展開変えてくるのかな〜
ゲジヒト物理破壊→データのみでアトムをサポート
という予想が本スレで出ていた。
ノース2号で号泣しました…あの雪の中の主人との語らいとか
読めば読むほど涙が…
それと、ロビーの奥さんの「あの人の記憶、消さないで…」
これでも涙が…ああ涙腺が。涙腺が。破壊。
>>45 激しく同意だ。
雪かきのシーン。あくまでも無表情なノース2号と、さらっと描かれたダンカン
の大口空けおよび額の動きを表す線。
それだけなのにノース2号もダンカンと同じ情緒の中にいるのだろうなと想像
できてしまう。あのシーンのノース2号は幸せそうだよな。
ここは本スレからも「チラシの裏側」と認定されている自由なスレだから、
思ったことは書いちまおう。
PLUTOの進行状況のために話題が続かなくなるのは、まあ、仕方ないことだ。
>>46 そうだよな!あの台詞も何もないあのシーンの二人に、
楽しそうな幸せそうな空気を、自分も感じてしまった。
秋から春になるまで、短いけれど歩み寄れて楽しい時間だったんだろうなと。
本当にあそこは好きなシーンだ。
だからこそ、ラストは泣ける…
ノース2号編、単行本の他のエピソードに比べて妙に表情を感じさせる。
何回か読んでからようやく2人の目が全く描かれていないのに気づいた
(盲目&マスクなので当たり前なんだが)。
ロビーの奥さんの時といい、浦沢は「表情のないはずのものに表情を
感じさせる」のが巧いと思う。…表情ってどこで決まるんだろう?
表情を決定付けるのは「目」だと思ってたけど、これ読んでからちょっと
分からなくなってるんだよな。
>>48 「無表情の中の表情」というのが、思うにロボット物の真骨頂ではないかなぁ。
これが描けるか描けないか、で作品の全てが決まると思う。
そして幸いにして浦沢氏はそれを表現するのが巧い。
浦沢氏は顔だけで表情を描いていないような気がする。
たった1コマに描かれた全てが表情、という気がしてならない。
間とか台詞とか、雰囲気とか…上手く言えないんだけど。
スレ違いだけど、浦沢氏が描くアシモフとか読んでみたいかもなぁ。
表情といえば、「鉄腕アトムの巻」のアトムの表情(正面を向いたとき)は一見の価値がある
デザインが全く違うのに手塚アトムが透けて見える…
これは手塚デザインを真似しただけの人にはできないよ
この回だけは浦沢を尊敬した
>>49 結局「表現」なんだよな。無表情に表情を想像させるようなセリフを、ロビー
奥さんやノース2号に簡潔に言わせてる。
セリフがしつこいと「こいつセリフでカバーしてやがる」と勘ぐってみるが、
ロビー奥さんのメイド→坊ちゃんのイヌ→気持ちがわかった。って流れは
特殊な状況を少ない語彙で自然に伝えられてしまったと俺は思ってる。
うちのガキが見たらR2D2以上に笑える風貌のロボットが言ったセリフに
こうまで思い入れを持たせられるとはなあ。と読後に考える。
52 :
マロン名無しさん:04/11/04 00:38:21 ID:2OM03nj3
漫画:さいとう・たかを×原作:手塚治虫なジャングル大帝はでないのですか?
真・ノース2号の姿が割合と牧歌的だったのが少し救いでしたね、カマとかついてたりして(笑。
ニュースなど見る感じでは兵器ってもっと血の通わない、すごく酷薄な姿してますから。
戦場には行きたくない、という選択肢はまだ可能なわけですからノースたんはまだ幸せのような。
>>48 >>49 >>51 無表情の表情。
「悲しい知らせ」と聞いて何コマも何も出来ず固まってしまう間合い。暗めの画面。
うつむき加減のしぐさ、目も体の向きも合わさない態度、そのとき話されるエピソード。
「データの一部を消去しましょうか?」と訊かれたときは間をあけずすぐかぶりを振り、深くうつむいたまま途切れがちに紡ぐ言葉。(<ロビーの奥さん…火の鳥にチヒロとかっていなかったっけ?ものすごくうろ覚え)
表情はないけど感情ならあるんだろう。だから表情も、感じるんだろうなと思った。
それが人をまねただけのものかもしれなくても。
まねる対象になっただろう、周りの人々がいい人たちでもあったんだろうとか思ったり。
>アシモフ(板違いスマソ)
死を目の当たりにしたダニールが膝を押さえるシーンとか見てみたい。
いたなぁ、チヒロ。しかしあれをベースにしたにしてはデザインが違い過ぎるような…。
確かチヒロ登場は復活編で、最後男主人公とチヒロとが一緒になって出来たのがロビタ。
(ロビーの元ネタ?と思われているロボット)
>53
あれでも禍々しいという人はいたケドナー。
…兵器が牧歌的な格好をしていて、「戦場に行きたくない」と思うほどの
感情を身につけてしまっているのも十分哀れな気がするぞ…。
ニュースで見る兵器は姿はシビアでも心がないからいいんだと思う。
そういや、「ノース2号が本当に兵器として使い物になるのかどうか」が
本スレでも一時話題になったね(3か4あたり?)。軍事板の人まで来てて
ちょっと面白い流れだった。
>>55 > …兵器が牧歌的な格好をしていて、「戦場に行きたくない」と思うほどの
> 感情を身につけてしまっているのも十分哀れな気がするぞ…。
それってアトムのことやん・・・。しかも浦沢アトムはより生々しいし・・・。
ロボットは死なず、ただ壊れるのみ。
>>55 そうですね、兵器は戦場以外の選択肢がないというよりは、そもそも選択肢という概念をもたないのですし
ノースたんの場合、戦場にいかないという選択肢をもっていた所で出自や記憶は変えられませんし。
ロボットに人権みたいなのが与えられている世の中というのも、『用途を予め決めて製造するのは是か非か』とか、
ちょっと厄介な問題がいろいろでてきそうな気はしますね、とくに戦闘用なんて場合には。
>>57 自我をもってて、その自我が消滅をおそれることがあれば死は始まってるとおもいますよ。
ロビタはすごい変わりようで驚きましたね、いちおう人間ぽい形だったのが『こけし』に。。。
こけしも人形といえば人形ですが、あれは主人公の脳でもおさめてあんな形になってしまったのでしょうか。
人間だったころには周りの人間がゴミのような姿に、無機物が美しい姿にみえてしまうという主人公さん、
彼の目にはあの『こけし』がどういう形に映ったのか、ちょっと興味あるかも(笑。
ロビタがばんばん溶鉱炉(?)に身投げするシーン、あれ『あ、ホントにロボットになっちゃったネ。。』な感じ、
同じ情報もったコピーがたくさんあれば一部は使い捨ててかまわない、みたいな、働きばちみたいな。
ロビタ、完成直後は足もあったけど、バランス悪くてすぐこけるんで、
尻滑車多用→足なんて(ry→という展開だった。主人公の脳内情報を
コピーできる電子頭脳載せるには、千尋のボディじゃサイズ&強度不足
というのも、原作で語られてた。
主人公の認識異常は、元々の脳と人工脳のハイブリが原因だから、
完全にロボット化した時点でどっちかに振れてるのではないかと。
最新号に今まで破壊されたロボットが出ていましたね。
バッテン張っていくシーンでノース2号に気をとられ、ニヤリとするのを
忘れていました。原作読んでたのに。
>58
いくらロボットに権利が与えられていたとしても、人間の方に何らかの偏見が
残りそうだもんな…。しかもノース2号はヒューマノイド型じゃなく、思いっきり
露骨に兵器ボディだし。あれで好感持つ人間の方が少ないだろ。
結局ロボットと人権(ロボット権)は一番相反してるのかもしれん。
>59
>彼の目にはあの『こけし』がどういう形に映ったのか
「こんな姿イヤダ」と主人公がわめいていた気がするんだが。
>>60 尻滑車。。。なんかあまり格好よくないネーミングですね、ま、ロビタ自体が格好わるいですしね(笑。
下から見るとたしか小さいボールがたくさん付いていたように思いますが、
やはりあれを転がして進むのでしょうか、ロビタ、いっちゃわるいけどダサすぎ。。。
主人公氏、そういえば事故であの異常が起こっていたんですよね、すっかり忘れてた。。。
ロボット化でどちらかに振れたなら、チヒロに対する憧憬も一緒に失ってしまったのでしょうか、
その記憶で惹起されるものは以前と同一なのか、それともその記憶だけがデータとして残っているのか。
手塚さん、火の鳥シリーズでは割と酷なコトしますし、以降のロビタシリーズの扱われ方とか見ると
なんか主人公氏とチヒロの恋は『ロビタの人間くさい行動』程度まで薄められてしまったようにも思えますね。。。
挙句に集団ジサツですし。。。
age失礼しますた。。。
>>61 最新号、ですが、PLUTOってどの雑誌に連載してるんでしょうか?
こちらコンビニ立ち読みでコミクス読んで存在を知ったかたなので阿呆な質問すいません。。。
人間側の偏見も大きな問題となるでしょうし、それはロボットだけじゃなくて超能力者だとか、
異なる立場のものへの迫害とかはいろんな著作で描かれてきた問題ですしね、大きいんですけど、
あの世界だとさらに『ロボットを目的別に作ることが許されている』というのが大問題かな、と。
ヒトの世界でも世襲制みたい、レールが敷かれた立場というのは存在するものだとは思うのですが、
あくまで他人が決めたコトだけに当人の意思でくつがえすのも度胸次第で可能とは思うんですよね。
もちろんそれだっておいそれとできるコトじゃないのはそれが恋愛もののテーマになったりでもわかるのですが、
ノースとかたんの場合は生まれる前からそれ用途として作られちゃってるんですから、
その否定はそれこそ、『エンピツが削られるのイヤ!』的な、自分の存在事由も否定する話になってしまうのではと。
人権に類するものを認められつつも、道具として生まれてしまうというのはすごい矛盾のような気がするんですよね。
かといって『用途を限るのを禁止する』とかでは、ロボットを作る意味すら失われてしまいますし。
>「こんな姿イヤダ」と主人公がわめいていた気がするんだが。
失念してました、すいません。
と言いますか、いきなりあんな姿になったら誰でも嫌がるでしょうに、
ロビタ作ったヒトはもう少しヒトの心というものが(ry。。。
>>51 遅レスですが、Mrsロビーやノースたんの無表情って行間みたいものなのではともおもいます。
小説でも人物の表情をこまかに説明するより台詞と背景から読みとるほうが力をもったりは多いですし、
絵でこまかな表情を描くのはなかなか難しいコトですから、あえて描かず読者の想像力にまかせる、というのも
絵にも文章にもよれる漫画ならではの表現という気もしますね、補完がゆるされるのがフィクションなのですし。
浦沢さんが表情かけないまんが家だっていうのじゃなくて、むしろこういう形で描けるのは上手いからこそ、とおもいますが。
手塚さんも行間よませるかたの描写ってすごく上手かったようにおもいますし。
>>63 連載雑誌は ビッグコミックオリジナル 隔週誌の隔号連載、つまり1話/月
ビッグコミックオリジナル!
。。。正直よくいくコンビニのどこにあったかすら思いだせない。。。
なんか吉田戦車のまんがとか載ってそう、青年誌コーナーかな。
>>66 たぶんそう>青年誌コーナー
表紙のむちむちした猫イラスト(たまに違う動物)が目印です
最新号は黄色い。
>62
>ノースとかたん
w 上の方のレスでノースたん言ってるのは全部君かな?
かわいいからいいんだけど。最新号のノース2号はちょっと若いです。
>人権に類するものを認められつつも、道具として生まれてしまう
逆だろ。道具として生まれてきたものに人権を認めようとするから
おかしくなる。もっと言えば、道具として生まれてくるものに感情を
持たせようとするからおかしくなる。
この話を読んでから「心のあるロボットなんてイラネ(゚听)」と思うようになった。
過去スレでいつ読めなくなるか分からないが、↓の>800以降に目を通してみると
面白いかもしれん。
http://makimo.to/2ch/comic4_comic/1076/1076086461.html
手塚アトムの世界ではロボットがいつのまにか心を持っていて、人間のようになっている
この感覚は現代人にはわかりづらいだろうな
あえて言えば、T2とかが近いかな?
鉄腕アトムでは、ロボットは丁度かつての黒人やその他マイノリティのごとく
差別される存在として描かれていたからね。
PLUTOでは絵がリアルすぎて、逆に差別されてる存在とは思えなくってかえって
違和感があるかも。
>>89 はたらき蟻ってただ世話するだけじゃなくて、じぶんとは遺伝的にとおい♂蟻をうませるよりも
じぶんにちかいはたらき蟻をうませようとする、とかの話もどこかでみたような希ガスますしネ。
もんだいは『くいころせ!』がどうゆうふうに、女王ミギーの世話とかにむすびつくのかです。
もし無理やりパラサイトたちの生まれをかんがえるのだと、やっぱり『だれかがヒトへらそっかなー』だとオモ。
『だれか』は狂い科学者でも宇宙人でも環境にめをむけた作者さんでもいいですけど、
そうなるとオチもなんだか、
おろかにも かりそめのいのちを創造し おのが手でほろぼした
人間たちを かれらはいつ さばくのだろうか
がいちばんキレイにまとまってきちゃいますネ。。。
誤爆しました。。。すいません。。。。。。
>>67 どうもです!さっそく見てみました。
クマー!と残りのロボットたちの画像がでてましたが、やっぱりあの長髪のヒトがエプシロン?
ノースたんの場合はまんがチックなデザインが前面にでてるから割りきって見れたけど、
長髪のヨハンみたい美形にエプシロンの角ついてたらクロ高みたいギャグにしかならないとおもう。。。
>>68 その号見逃したんですが、若い? ノースたんで老けを感じさせっるのって頬のシワだけのよーな?
でもシワなくてもあんま変わんない気もするだけに損なデザインでカワイソウなノースたんだネ。。。
道具と人権のくだりですけど、いわれてみると全面同意です、まずは存在意義からしてヒトのためなのですから、
そこでいきなり『自分の権利をかんがえろ』と言われても彼らだって途方に暮れるはずでしょうし。
愛着のある道具を擬人化して、あるいは権利さえもたせてあげたくなる気持ちはすごく理解できるのですけど、
その相手が自我なり欲求ナリをもっていたらと考えると、権利をみとめてあげることすらエゴなのではと。
こういう人権みたい話だと、相手がホントにそれをのぞんでるのかどうかという視点がわりとおざなりな気がします、
なにより、権利を認められる道具とそうでない道具の線はだれがどういう基準で引くのかとか、
そこは動植物への過度の思いいれで感情的な保護をうったえる動物愛護団体とかともかぶってみえますネ。。。
クジラはあたまイイから? カラスもあたまイイヨ? みたいな。
だからアトムの世界じゃロボットが人間化してるのがデフォルトなんだよ
最初からそうなってるんだから仕方ないだろう
>73
個人的にはなんで口元だけあんなヒューマニスティックにしたのか謎だがな>ノース
まさか歌うためだけでもあるまい。
エプシロンはアストロのようにティアラから角を出す手があるが、
あの絵柄じゃ余計ミスマッチだろうし…浦沢氏のお手並拝見です。
髪の毛が逆立って角化とかだったらその勇気を尊敬するが。
自我を持つほどの道具には権利を認めざるを得ないだろうな。
だから多分「何があっても自我(感情)を持たせちゃいけない道具」ってのがあるんだと思う。
たとえば戦闘兵器とか。
逆に刑事ロボットなどに関しては、被害者の心情を思いやったり最適な捜査方法を
考えてそれを人間に提案したりするために自我、感情が必須になってくるだろうし。
>愛着のある道具を擬人化して、あるいは権利さえもたせてあげたくなる
裏返せば、「愛着のないただの道具には何をしてもいい」と思う気持ちになるけどな。
そうなると現実における人間関係と何も変わらないわけなんだが。
「なぜ人間が泣くのかわかった。俺には涙は流せないが…。」
俺は 涙を流さない ダダッダー
ロボットだから マシンだから ダダッダー
悲しい時、ゲジヒトの目は青くなります。
怒った時、ゲジヒトの目は赤くなります。
悲しい時ぃ〜
悲しい時ぃ〜
>>75 あなたの表現方法には全く同意できないが、わざわざ3行に分けて書いてくれているところ
がうれしいぞ。
私も
>だから多分「何があっても自我(感情)を持たせちゃいけない道具」ってのがあるんだと思う。
は同意だ。「何があっても私(存在)を持たせるために餌になるもの」に通じる。」
私は食う。利用する。それは私個人の話だが、浦沢がどう書いてくれるかな。
便所の落書きということで(これをあえて仁義切るのも情けないが)モンブランの死(?)を
あれだけページを割いて、色々な人物を登場させて、登場した全員に賞賛させたのだけど
淡々と進んだページと、原作では瞬殺のノース2号をあれだけ情緒的に書いている対比が
このあとどうなるのか気になって仕方がない。
便所の落書き認定版ってのは何を書いてもいいから楽しいな^^。
誰かが自我を持たせたんじゃなく、かってに自我が芽生えたんだろ
でなきゃ、ノース2号が戦場に行きたくないって言うのはおかしいし、ブラウが殺人を犯すはずがない
>>76 ターミネーターですな、遅レスですがw
>>81 勝手に自我が目覚めたとして、「何故」自我が目覚めたのかっつーのも
着眼点として面白いかもしれないですなぁ。
ノースにとっては戦争で破壊されていく仲間達だろうし…
ブラウが殺人を犯した「理由」ってのも、自分は気になる。
ウランキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
>>82 >「何故」自我が目覚めたのか
ヘラクレスも明確な自我を持っているらしいことが判明しましたね。
人間に対して契約不履行…十分人間だよそれ。
自我の目覚めたロボットは、電子回路に元々なんかのバグがあったのかな。
本スレで強さランキングしてるのがいたけど、あれ、PLUTOと原作じゃ順位
変わりそうだ。
ここに何か書きたくて仕方がないのだが、一方で俺は単行本で読みたい。
ウラン、イプシロン・・・。本スレ読むと、想像が頭を駆け巡る。
>>84-85 本スレ発言に対する誤爆と思われ。つーか一晩寝たら、すでに妄想忘れちまったw
89 :
84:04/12/07 16:15:24 ID:???
>>88 誤爆スマソ ちゃんと投下出来ていれば・・・鬱
>>87 代わりに何か妄想をレスしてくれい
ノース2号に関しては色々想像しちゃうけどな。
本スレランキング見たけど、今の浦沢ノースは多分モンブラン以下だと思う。
メンタル面でアウトだろう。
>87 何でも思ったことを書けばいいかと。ここは既出テンプレないし。
91 :
マロン名無しさん:04/12/08 01:43:48 ID:tiBWuPRg
>>9 このスレ全部読もうと思ったのに、思い出して
画面が見れなくなっちゃったじゃないか。
92 :
マロン名無しさん:04/12/08 01:53:17 ID:tiBWuPRg
音楽はダンガンの平和で愛に溢れた思い出そのもの。
平和のための音楽もあるし、軍歌など、戦争のための音楽もある。
ノース2号がピアノを弾きたいと思ったのは、愛に溢れたダンガンの
思い出の曲がどんなに素晴らしいかを感じていたから。
現に、彼は「心から感動いたしました」といっています。
そういった対比がまた切なくて、泣けます。ていうか泣いています。
93 :
マロン名無しさん:04/12/08 01:59:08 ID:tiBWuPRg
>>24 連投すいません。
「遠き山に日は落ちて」は、ドボルジャークの新世界第二楽章、新世界とは
アメリカの事で、アメリカに彼が渡ったときに黒人霊歌から倣って作られた曲
なので別曲と思われ。
原作ノースを思い出すとより泣ける罠。
原作とPLUTOを読み比べるたびに、浦沢は秀逸なアレンジをしたと思わされる。
メチャメチャ改変してるように見えて、ベースの所は変わっていない。なおかつ
ちゃんとPLUTOに狙われる必然性も納得できるしな。
多分これだけアレンジを成功させてるのは今のところノース編だけじゃないか?
後のストーリーは確かに手塚原作の浦沢リメイク作品として、ストーリーは
凄いけど、アレンジではなくなっているし。
そういえば、ヘラクレスのあの外見はかなりショックだったな…_| ̄|○
原作からあんなヒューマノイドを思いつく浦沢、ある意味すごいけど…。
95 :
93:04/12/08 16:22:39 ID:tiBWuPRg
妄想レス。
確かに「遠き山に日は落ちて」は黒人霊歌から影響を受けて
作られた曲といわれていますが、アメリカに行ったとき、ドボルジャークは
ホームシックにかかっていたとも言われています。
「故郷を思って作られた曲=ボヘミア民謡」として未来の世界では
歌い継がれているかもしれませんね。
ということでした。
最初はプルートウがこんなにいい物語とは思わなかった。
普通版売って愛蔵版を買おうかなぁー。
94さんなど、原作との比較が楽しそうでうらやましいです。
>>94 俺は手塚オリジナルの行間(コマ間)を、丁寧に浦沢氏が浦沢氏の解釈
で、丁寧にほどいているような気がする。で、ほどいた結果にさらに行間
が存在する。フラクタルみたいなもんか。
それがずばりはまっちゃったのがノース2号編だと思う。浦沢氏が得意な
東ヨーロッパ背景に描かれたらどーしようもないです。これは語れるよなあ。
ぜひ語ってくださいな
>>96 あのノース2号編から改めて原作を読み直して、原作ノースにも惚れ直したクチです。
原作と絡み合いつつ浦沢氏の強みが存分に発揮されたエピソードだったと思う。
それでも、浦沢氏の強みが暴走せず、きちんと手塚原作にかみ合っている(それは
やはり>96の言うとおり、丁寧に解釈していったのが理由だろうけど)。
あと、音楽やってる人間にはなかなかこたえるみたいね、あれ。
98 :
93:04/12/11 23:20:46 ID:2KacCajp
>>96 97さんに同意、是非語っていただきたいです!
>>97 ええ、こたえましたとも。相当こたえましたとも…
わたしもボヘミアの歌を採取したくなりました。
98氏の語りもお待ちしとります。
…音楽の姿勢とか考えさせられたりしたのか?知り合いで音楽やってる奴が
これ読んでえらい凹んでたんだが…(このスレの上のほうにもそんな話があるが)。
100 :
98:04/12/13 16:11:21 ID:HluKiTDN
>>99 わたしも音楽をやっているものです。
>>91からは殆どわたしのレスです。
わたしは原作を読んでいません。その上での妄想レスです。
戦争が始まって即、ノース1号が完成した。彼は最初、なんの戸惑いもなく
指示に従っていたが、その完成度の高さから、自然に自我を持つようになり、
仲間であるロボット達を破壊できなくなってしまった。そこで作られたのが
ノース2号。
彼は原始的な五感のプログラムを強化され、ライオンの檻に入れられた無敵の
ウサギのごとく、迫りくるロボット達を次々と破壊した。
ある日、アンドリュー・ダグラス将軍のそばで護衛をしていた時、彼は
兵士たちがなにやら口ずさみながら行進しているのを見る。
ノ2「あれは何ですか?」
ダ将「あれは軍歌というものだ。兵士の士気をあげるためにやっている。
お前には関係ない」
しかしノース2号は、この時から「軍歌」に興味を持ち始める。
壊していくロボット達から、時折人間が歌っている「軍歌」が
聞こえるからだ。それはノース2号に太刀打ちできないとわかっていながら
出陣させている兵士たちが、せめてもの弔いとして何体かに、故郷や
軍歌、国歌などの歌のチップを入れているからだった。
その歌は自然にノース2号のメモリーチップに記憶された。
戦争が終わった頃、その歌をたまにうなされながら口ずさむノース2号を
みて、開発者たちは執事として、音楽家の下へ送ろうと決めた。
それがダンカンだった。
一方ダンカンは、映画のバックグランドミュージックを作曲し続けていた。
心の中にはいつも故郷の風景が浮かび、それを元に映画の画像に合わせて
作曲し続けた。彼の悲しみや郷愁をすべて、音楽に表現しているつもりだった。
実際、彼は長年評価され続けて、自分はすべてを手に入れた、金持ちを
選んだ母親に復讐してやったのだ、と思い込んでいた。
しかし晩年になるにつれ、彼は無意識に、母親との思い出を完全に再現したいと
思うようになっていった。自分の本当に作りたい曲を、心の底から模索しようと
した時、彼は映画のための曲などかけなくなっていった。
周りから人が消え、仕事が減り、自分と向かい合っている時間が長くなるにつれ、
彼はいよいよ故郷と母親への想いが募りはじめた。
母親に復讐したつもりだった。だけれどなにかが違う。そんな葛藤に陥っていた
時、ノース2号が彼の前に現れた。
おわり
>98のノース2号萌え!
原作読んでるけど全く無問題(というか原作ノースと浦沢ノースは立場が相当
変わってる)。むしろ、原作読んでるとこういうエピソードは浮かばないかも。
いいものを見せてくれてありがとう。
音楽やってるとのことですが、専門は何?
実は
>>24書いた人間なんですが、最後のシーンを見た時に直感的に聴こえてきたのが
「遠き山に日は落ちて(変ロ長調で)」だっただけで、あんまり詳しいことは知らなかった。
>93とか勉強になりましたよ。
それと、もしあのラストシーンで何か曲が聞こえてきてたら、どんな曲だったか教えて
欲しい。興味あるんで。
>>101さん(
>>98さん)の、ノース2号のメモリに曲がいつのまにか記憶されて行く
という設定、感服しました。
そうだよな。「(消そうとしても)消せない記憶」をノース2号は語ったが、一方で
「(記憶するつもりが無いのに)記録された記憶」も当然ありますものね。
それが「音楽」だった。と。
>>105 私は何となく「夕焼けの下でお母さんと息子が歩きながら歌う歌」というのを
イメージしてましたが、それに
>>24の「遠き山に日が落ちて」がはまっちゃいましたよ。
これが井上雄彦が描いた日本母子の絵なら「からすの歌」を想像すると思います。
ロボット追悼していないけどいいよね?
>>106 確かに98氏の着眼点はうまい。
ノース2号の場合「記憶するつもりがないのに記録された記憶」の中に
「消そうとしても消せない記憶」が多くてうなされたわけだし。よく
PLUTOを読んでる。
>>105 …最初は「夕焼け小焼け」かなと思ってたよ。…でもボヘミア民謡違うしw
ロボット追悼…というよりは本スレのチラシの裏なわけだしもう別にいいんじゃね?
第一、死んでいったロボット達追悼スレとか言いながら、追悼してるのはノース2号
ばっかり。ブランドがあまり追悼されていないのは、ここの住人に単行本派が多い
せいか?
108 :
98:04/12/15 00:09:17 ID:???
お褒めの言葉ありがとうございます。
>>105 専門に勉強している分野はありません。仕事&趣味で、広く浅く音楽を聴くのが
趣味なだけです。あのラストシーンで聴こえてきた歌は、きっと最初にノース2号が
歌った「ダンカンの思い出の曲」だと思います。ネット上でボヘミア、およびチェコの
民謡を検索してみましたが、どれも牧歌的でのんびりと優しい曲調な上、種類も
少ないので、時間があればボヘミア民謡のCDでも探しに行きたいです。
彼らが和解してからは、雪かきのシーンではダンカン氏が笑っているようにも
見えますし、「おまえの友達でもやってきたんじゃないか?」や最後の「早く帰っといで。」
等の台詞から見ると、なんとなく親子関係ぐらいに親しくなっているように感じます。
ダンカン氏も生涯独身だったんじゃないかと思っています。
109 :
98:04/12/15 00:37:12 ID:???
また「消そうとも消せない記憶=音楽」という話が想像できたのは、特に
中編の戦場を思い出しながらピアノを弾いているシーンです。ノース2号は
破壊されたその最期に歌を歌っていますが、それは自らが破壊した彼らから倣ったものでは
ないかとも思えます。
彼は自分の、いつのまにか持ってしまった感情を顔や態度では表現できない。
だからこそピアノで表現したかった。破壊兵器である自分がピアノで戦争の悪夢を
表現する事によって、平和のためになにかができるんじゃないかとも思っていたかもしれません。
(前編最後の台詞、「もう戦場にいきたくないから……」から)
ダンカン氏とノース2号がまるで親子のようになったから、最期のシーンでは
「ダンカンの思い出の曲=あの曲」だと思えます。
>>107 確かにわたしは単行本派で、ただただコミックの発売を待つ身です。
ブラントが亡くなってしまったのはサイトで知っていますが、やはり
亡くなった経緯などを知らないため、うまく?追悼できません…
早く次の巻などを出版していただきたいものです。
長文、乱文失礼いたしました。
/.:.:..:..:..:..:.:.:.:..:..:..:.:.:.:.:..:/ ..:::::;;;;;;;;/  ̄~丶、
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\ヽ_ .. -‐ '" ..::::::/;;;;;;;;;;::::::.:.:.:::::l
本スレでもこのAA見たけど、よくやるよなぁ…。ついでにゲジヒトやブランドなんかも
作ったりしてくれないだろうか?(台詞をいれずにAAだけ貼っていった所に良心を見た)
以下、98氏につられてちと長話。不愉快ならごめんなさい。
>109
>だからこそピアノで表現したかった。破壊兵器である自分がピアノで戦争の悪夢を
表現する事によって、平和のためになにかができるんじゃないかとも思っていたかもしれません。
もしそうだとすると重すぎる…(つд`)・゚・ぶっちゃけ、戦闘兵器がそう思っていたとして、
平和を訴えたとして、人間がどれだけ耳を傾けるか…。戦闘兵器が訴える平和ほど
深く響くものはないだろうなと思うが、それゆえに人間は耳を塞ぎそうだ。
そう言えば、前編の「もう戦場に行きたくないから…」の台詞を見た時、存在意義の
危うさを感じた。「お前がそれを言っていいのかよ」みたいな…w
ノースの場合、純粋な戦闘兵器であるが故に、下手に平和を訴えるとスクラップに
されかねない危うさがあるし。
上で言ってる「純粋な」ってのは「つぶしが利かない」という意味です。
ブランドもヘラクレスも、ヒューマノイド型のボディを貰っているだけ幸せですな。
ダンカンがノースのことを息子のように思ってただろうとは本スレでも言われていたし、
自分もそう思う。というよりは、ひょっとすると親子を越えていたかもしれない。
(少なくともピアノにおいて、ノースは自分にとって唯一かもしれない弟子。
こういう世界での師弟関係の絆は非常に(時に親子以上に)深くなることが往々に
してある。弟子が師匠を尊敬するのと同じくらい、師匠は弟子を大事に思う)。
感情を持つノースにとって、歌いながら死んでいくロボット達は興味を惹かれると
同時に困惑させられる存在だったかもしれない。上の方でロボットにおける「死」の
概念が話題になっていたけれど、自分が破壊される時にまで歌い続ける存在に
ノースは困惑し、同時に彼らが歌っていた曲=歌→音楽に惹かれたのかもしれない。
本当の意味でノースが破壊されていったロボット達の歌を理解したのは、ひょっとすると
最後PLUTOに破壊される瞬間だったかもしれない。だから歌が口を衝いた。
ここまで書いていて、「火の鳥ヤマト編」のヤマトとカジカが埋葬されるシーンを
思い出したよ。あそこでも確か歌うシーンがあったので。
以上です。なんか「かもしれない」ばっかりですみません。>98氏の文章から色々と想像させて頂きました。
自分も単行本派。でも正直、次の巻が出ても後のメンバーをノースほど追悼できるとは
とても思えない…。
>>111 >ノースの場合、純粋な戦闘兵器であるが故に、下手に平和を訴えるとスクラップに
>されかねない危うさがあるし。
この視点もあったか。
闘う為に生産されたロボットが「戦場に行きたくない」って言ったんだもんな。
考えてみよっと。
後ね、
>>112で「ノースほど追悼できるとはとても思えない…。」ってあるけど、俺は
ゲジヒトが逝っちゃうシーンがあったらどーしようかと今から心配しているクチです。
俺も単行本派だから連載はしらんが、ブラントと別れた直後のゲジヒトの「頼むから
死なないでくれ・・・・」という台詞が気になって仕方がないです。
110のノースのセリフに遠き山の日が落ちての歌詞を入れてみようかと思ったけど、
あまりに陳腐なのでやめた。
むしろハミングじゃないかと…
>>113 一応ゲジヒトは主人公だし、死ぬことはないだろうと思っています。
でも…精神まっぷたつとかだったらやっぱり凹むかな…_| ̄|○
死んだらショック倍増なんだろうな…原作知ってるだけに先が読めないですね。
>闘う為に生産されたロボットが「戦場に行きたくない」って言ったんだもんな
使う側の軍人にとってみればこれは反逆に等しく、おそらく一番許しがたい
言動だと思います。
マンガだから、と言ってしまえばそれまでだけど、あの時ダンカンが本気で
追い出したりしなくて良かった(もし派遣側にその言動がばれたらそれこそ、
98氏のノース1号と同じ運命を辿った可能性大)。
なんだかんだで結局、ダンカンの方も一番ノースが自分に合う性質の存在だと
無意識で思ってたんだろうな。
ボヘミア民謡を採取して帰ってきたノースを見て明らかにホッとしてるし。
117 :
98:04/12/18 17:18:33 ID:???
>>116 >なんだかんだで結局、ダンカンの方も一番ノースが自分に合う性質の存在だと
無意識で思ってたんだろうな。
合う性質って、「孤独」だと思います。ダンカン氏は母親に捨てられた(と思っていた)身
ですし、ノース2号は戦争が終わって用なしになった身です。
モンブランと比較すると、モンブランの開発者ラインハルト博士が「息子」と
言っているし、ブラントには愛し愛される家族がいて、ゲジヒトにも愛する妻と
親密的な関係のホフマン博士がいます。
ノース2号の開発者をわたしは知りませんが、愛着はなくてもきっと、少しは
哀れみの情をもってはいたんでしょう。だからダンカン氏の元へ派遣したのだと
思っています。
チラシの裏スレなのに、反論する行為を許してください。
>>117 >ノース2号の開発者をわたしは知りませんが、愛着はなくてもきっと、少しは
>哀れみの情をもってはいたんでしょう。だからダンカン氏の元へ派遣したのだと
>思っています。
これは違うと思うよ。 あなたのカキコにこれもある
>合う性質って、「孤独」だと思います。ダンカン氏は母親に捨てられた(と思っていた)身
>ですし、ノース2号は戦争が終わって用なしになった身です。
開発者がダンカンの深層意識まで理解し、あえてノースを派遣する意思も権限もあった
とは思えない。それに、ノースはダンカン氏のデータをインプットされてダンカン邸に
派遣されている。もし開発者に
>>117氏のいうような思惑があれば、・・・・・
あれ?
開発者がダンカン氏を救うという目標を持っていれば、ノースの行動も全て開発者
の事前設定になるのか。
「ダンカン氏の前で「戦場に行きたくないから・・」というプログラム」
「台所からわざわざ電源引いて、しかもうなされるギミックつきのプログラム」
・・・・・・。
すまん、ソースや理論的な裏づけは無いのだが、おれはノースに対して開発者うんぬんには
反対です。ノースは独立した存在って判断します。
>118
>「ダンカン氏の前で「戦場に行きたくないから・・」というプログラム」
>「台所からわざわざ電源引いて、しかもうなされるギミックつきのプログラム」
…うわ、そんなプログラミングされてたとなると一気に萎える…w
独立したというよりはノースの場合、捨てられた感じを受けますね(勿論ノースにその自覚はない)。
「軍隊での任務は済んだから後は適当に使いまわしてしまえ。使い物にならなきゃ
壊せばいい」みたいな…。
ダンカンの所に送ったのも、「あそこのじーさん癇癪持ちだし、適当な奴送っとけ」な
ノリだったんじゃないかな。そう推察した理由は、ノース編冒頭の「どうせまたろくでも
ないのを寄越したんだろう」というダンカンの台詞。ダンカンは盲目だから、無骨な
戦闘兵器を送っても見えないだろうと派遣側は予測。
ダンカン氏のデータを入力したのは、派遣業者の1つのルーチンに過ぎないと見ています。
「ダンカン様のデータは全て入力されています」との言い回しに非常に機械的なものを感じた。
多分、ダグラス将軍の下に派遣された時点でノースと開発者の絆は切れていると思う。
(これは原作との決定的な違いですね)
だからこそ、>118の「合う性質って、「孤独」だと思います」に同意。
ノースを開発した科学者はラインハルト博士やホフマン博士とは人種が全然違う気が
する。ひょっとするとノースを再び執事にしたのも、「哀れみ」ではなく、「せっかく
ここまで作ったものをすぐ壊すのは(費やした資源と時間と労力が)もったいない」と
計算してのものだったのかもしれない。…哀れみだったらまだ救いがあるけど…。
また語らせて頂きました。>98氏、>118氏の見解など、読んでいてとても
面白いし、そこからまた色々考えることが出来て楽しいです。
そういえば>98氏、原作読みました?
120 :
98:04/12/20 15:07:09 ID:???
>>118 わたしは、派遣された理由は「音楽」にあると思います。ノース2号はいつのまにか
音楽を覚えた。じゃあ執事を必要とするダンカン氏に派遣しようってことになったんだと
思います。「合う性質」については、実際彼らがあってから感じたものだと思います。
>>119 そうですね。兵器でありながら執事としても使えることのできるくらいの
高度な技術を詰めたロボットを、そう簡単に壊すのはもったいないこと、だと
思えます。
ひとつ疑問に思うのが、戦争時代のノース2号に腕はあったか?ということです。
もちろん仕えていたのだから、腕くらいあってもいいのではないかとも思えますが、
戦争時代は単に将軍の命令に従って破壊しまくっていただけのロボットだっんじゃないかと思います。
それを踏まえると、最初は真っ当な腕などなく、ダンカン氏の執事に行く前に、改めて付け加えられたモノではないかと
思っています。
156ページでノース2号がブーケを脱ぎ、体をさらすシーンがありますが、本来腕がありそうなところに
鎌みたいなのがついているので、腕はあとからつけられたんじゃないかとの推測です。
それが、開発者の最後の「哀れみ」だったんじゃないかと。
まだ原作は読んでいません。早く読みたいのですが、なにぶん貧乏なもので(汗)
121 :
98:04/12/20 15:12:19 ID:???
追記
ノース2号が古典的にさえみえる充電式であることについて。
やっぱり、また戦争があったらまた出される予定だったんじゃないかと思います。
言ってしまえば、戦争が終わったらとっとと充電をはずせばいいだけのはずなのに、
なぜか充電ははずされず、あえて執事として送られた。その辺に人間の情を感じます。
122 :
119:04/12/22 00:55:48 ID:???
確かにノース2号の腕の位置はちょっと不自然ですよね。
ただ、ケープを羽織っているとあの位置でいいようにも見えます。
…そういえばケープはいつから羽織り出したんだろう?
それから、将軍の言うがままに破壊していただけのロボットだったのではないか、
という意見にも賛成。将軍の方が、ノースに対してそれ以上の要求をしていなかった
ように見えます。
ノースが派遣された理由などは各人の想像するままが面白いと思います。個人的には
「たまたま」だと思いますが、別に「音楽」であっても話は成立するわけで。
腕に関しては「ないと執事として不便すぎる」という現実的な問題が先行していた
ように思えなくもないけど。
>充電
ひょっとすると逆かもしれませんよ。戦場にいた時は内臓バッテリだったことも
考えられます。いつ敵が襲ってくるかわからないのが戦場だから、ちんたら
充電している余裕なんてないのでは?(こう考えると光子ロボットのエプシロンって
ホント無敵に近いキャラだな…。)
以下にちょっと補足仮説を書いてみます。
123 :
119:04/12/22 01:19:54 ID:???
121を読んで思いついた仮説。それに付随する疑問。
…戦場ではかなり危険な動力(具体的には分かりませんが…ロケット噴射なんかで
使いそうな動力源及び高エネルギー発生回路)を持っていたノースが、執事になるに
あたり、手軽な(危険の薄い)充電式に切り替えられたという推測も出来ると思います。
ひょっとすると、その切り替えによるエネルギー不足がvsPLUTOでの直接敗因に
なったのかもしれません。…あのラストシーン、描写はこってりしてるけど、
戦闘自体はかなりあっさり決着がついた印象があるんですよね…(最悪出撃時の
ジェット噴射で、遠隔攻撃に最低必要なエネルギーまで使ってしまっていたとも
考えられる)。
そうなると「ジェット噴射できたこと」自体が結構謎になるんだけど、ここまで
考えるとさすがに無粋だろうからやめておきます。
だって…ロケットを家庭用コンセントで充電してたようなものなわけで…。
あと、無粋ツッコミで恐縮ですが、ブーケだと花束です。
124 :
98:04/12/22 22:33:07 ID:???
>>112 >ひょっとすると逆かもしれませんよ。
おお、なるほどって感じです。戦場じゃあコードがない!!って言ってられないですしね。
戦争が終わってから充電式にされたとすると、やっぱり執事として仕えられるようにも
改造されたってことでしょうか。でも、なぜメモリーチップを替えてあげなかったんでしょうか…。
>>123 >最悪出撃時のジェット噴射で…
ああ、そうかって思えます。なんせ充電式。しかも家庭の電気から。
ジェット噴射で充電が半分以上尽きてしまったとか?
戦争時の内蔵された強力なバッテリー、戦争後の充電型。対比して考える程
切ないですね。本当に、執事としてダンカンの息子として馴染んできていたのに。
というわけで明日は早速、豪華版を買いに行くつもりです。楽しい時間を
ありがとうございました。
125 :
98:04/12/23 22:06:00 ID:???
原作を読みました。
>>94さんの秀逸なアレンジ、という感想にものすごく同意。
ノース2号があえてメモリーチップを取り替えられなかった理由って、開発者側の
「哀れみ」ではなく「好奇心」なんじゃないかと妄想が変化しました。
ブラウ1589が「恐怖」のため壊されなかったのと同じ様に。
ブーケ…じゃなくてケープは戦場では、被ってなかったんじゃないかと思います。
それこそ戦場でバッて脱いでいる暇がないでしょうし。ただ、オリジナルと違って
武器の腕を引っ込める機能がない様なので、マントを上から羽織っていた程度では
なかったかと想像しています。あれでは誰も近づけませんしね(汗)
お!原作デビューおめ。豪華版、手に入ったんですね。
これで語れるネタがまた増えたかなw
「好奇心」かぁ…。もう少し深く伺ってみたいですね。つまり、過去の記憶を
心を持つロボットはどう受容するか、に開発者の興味があった、ということ?
誰も近づけなくても、とりあえず射程距離に相手を入れさえすれば攻撃可能ですし、
ダンカンの台詞から察するに「人間には無条件に従順にプログラミング」されている
ようなので、もしかすると機動性重視で戦場ではマントすら羽織ってなかったかも…。
ケープを羽織り始めたきっかけは、将軍か派遣業者かに「お前の姿は見てるだけで殺伐と
するから何か羽織れ」とでも言われたからとかw
123書いて以来気になってたりするんですが、ロケットのエネルギー源とチャージ手段は
何なのでしょうか?理系板には恥ずかしくて聞きに行き辛いんで分かる方教えて下さい…。
空中戦をやったということは、少なくとも数分はジェット噴射をかけていたはずです。
ノースには翼に相当する装備がないので、vsPLUTO時は常にジェットエンジンを吹かす
必要があるでしょう(原作でも確か空中戦ではロケット噴射をし続けていたはず)。
…ありゃ?
そもそもノース2号って描写から見る限り陸軍にいたっぽいんだが…。
ひょっとしてバッテリー不足以上に、うまく動けない高空に誘い出されたのが直接敗因
だったりして…(ノースのあの体型は空中でバランス取りにくい希ガス)。
メモリーチップに関しては、ゲジヒトのように「メモリはクリアしたはずだけど断片が
残っていた」方かなと思っていました。でも、その割にはノースの抱えるイメージが
クリアすぎるので、98氏説の方が説得力はありますね。
…なんかどんどん我に返って考証モードに入ってる自分がいる…。
128 :
98:04/12/24 09:31:33 ID:???
>>126 どもです。
そうです。戦争で自らの仲間を破壊しまくったロボットが、戦争で歌を覚えて
彼の中で、なにかが変わってきた。音楽家の元に送ったら、単なる兵器であった
彼がどんな変化をするのか、という好奇心。原作ではロボットの命を手玉に
とったような人間の愚かさを描いていますが、こういう好奇心も、残酷な位の
好奇心と言ったほうがいいんじゃないでしょうか。
>>127 誘い出されというよりも、ダンカン氏(及び人間)に危険が及ばぬようわざと遠くまで
飛んでいったんではないかと思えます。おそらくは荒野の真ん中で待ち構えて、
かなわないと思った瞬間に自爆したのかもしれません。それと同時にあの歌を…。
129 :
118:04/12/26 23:24:29 ID:???
皆さんご無沙汰してます。
原作読み返してみました。
>>128さんの指摘する「ダンカン氏(及び人間)に危険が及ばぬようわざと遠くまで
飛んでいったんではないかと思えます。」
のところ、原作でも「戦ってもよろしいですか?」と確認するノースの姿が描かれてます。
このセリフと128氏の解釈が私の中では妙につながるのですよ。極端な話、浦沢氏は
この「戦ってもよろしいですか?」という原作のセリフから浦沢ノース2号編の構成を始めた
のかな?と。原作のこのセリフにいたるまでの2ページを浦沢氏がノース2号編として
展開しちゃったかな?と。浦沢作ではノース2号は「戦ってもよろしいですか」とダンカンに
聞かないけれど、原作のノースが博士に愛着を持っていたと仮定してこのセリフを言った
のなら、浦沢作でその表現は雪かきの場面などに描かれてますよね。
妄想です。
130 :
118:04/12/26 23:29:44 ID:???
やばい、書き落としました。
原作のノースが「戦ってもよろしいですか?」と主人に確認したのは、主人が
「戦い」を否定していたと想像しました。そこから浦沢作でダンカンがノースに
「何人殺した」という場面を紐解くのではないかなと。
妄想追加です。
>>129氏、こんばんは。
「戦ってもよろしいですか?」
確かに原作でのこの台詞はちょっと気になっていました。執事としての原作ノース
らしさが一番出ている台詞ですね。
本当は浦沢ノースも伺いたかったのかもしれません。
原作ノースは主人もOKするだろうと読んで伺った節がありますが…(結構原作博士、
血気盛んに見えますし)。しかし、ダンカンの今までの自分に対する態度(+破壊者の到来を
報告した時のダンカンの反応)を見て、「下手にお伺いを立てない方がいいかもしれない」
→「しかしここで出ないとダンカンに危害が及ぶかもしれない」→「すぐ戻ります」
ダンカン、「脅威がやってきた」とノースが言ってもイマイチピンと来てなかったっぽいし。
(脅威の襲来→ノース出撃の大きな流れ、原作とPLUTOは結構違うような…?)
ひょっとすると原作の「戦ってもよろしいですか?」に対応するのが「……すぐ戻ります」
だったりして。…これも妄想です。
>>128 >原作ではロボットの命を手玉にとったような人間の愚かさを
あぁ、そう来たか…。残酷ってのはちと言いすぎな気もしますが、非常に納得しました。
…そうなると浦沢PLUTO、大元のところはちゃんと手塚原作を踏襲しているといえますね。
主人公のゲジヒトすら、なにやら国家の手玉にとられて翻弄されてるようですから…。
かなわないと思ってダンカンにさようなら、か…。やっぱり泣けるよなぁ…(つд`)・゚・
133 :
118:04/12/27 00:53:38 ID:???
>>131 >ひょっとすると原作の「戦ってもよろしいですか?」に対応するのが「……すぐ戻ります」
>だったりして。…
そんな気がしてきました・・・。両方の台詞とも、各々に描かれている主人に対して、この
ように話すことによって、主人に心配かけることなくPLUTOとの戦いの場に赴くことができる
台詞ですよね。前者は
>>131さんが指摘するような「血気盛んな」博士かもしれませんし、
後者はここで議論されたダンカン氏ですしね。
両ノースとも、「PLUTO」に勝つことが目的ではなく、ただただ、今の状況を破壊するかも
しれない強大な敵(異物?)に対するため、主人に対する最良な一言で戦いに赴いたのか
もしれませんね。
原作の台詞は、主人の自信に裏切らないかたちで、浦沢作はダンカンの愛情に裏切らない
かたちで。
134 :
98:04/12/27 19:14:57 ID:???
>>132 そうですね。残酷っていうのは言い過ぎかもしれません。開発者はまさかノース2号が
偏屈じじい(笑)のダンカン氏の元で、あれほどまでに感情を持ち「本物」に近づいたなんて、
想像も付かなかったんだと思えます。
>>133 >原作の台詞は、主人の自身に裏切らないかたちで、というところは非常に同感です。
「……すぐ戻ります」は、「戦ってもよろしいですか?」よりもずうっと本物の
人間らしい台詞だと感じます。心配させまいと思ってでた台詞なんでしょう。
ダンカン氏と暮らしてノース2号は「本物」に近くなった。原作ノース2号は、
絶対服従の完璧なロボットで、博士はその完璧さに自信と愛着を持っていた。
だから浦沢氏作のノース2号の死はとても悲しく感じるし、原作では博士が
哀れと感じます。あくまでわたしの感想ですが。
最初はきょとんとしていたダンカン氏が、次第に心配になってきて名前を呼びながら屋外に
でる場面から、泣けてきます。途中でダンカン氏が「ゴロゴロ」という音に反応して
空を見上げ「ノース…」と言いかけたその時、最悪な予感がしたんでしょうか。
横顔があまりにも寂しげで、あのコマだけでもダメです。
僕はあの「ピアノの練習」という単語が出てきたあたりでかなり悲しくなってきました。
136 :
118:04/12/27 23:29:33 ID:???
ノースから離れて申し訳ないですが、手塚作では博士がノースの残骸の前で慟哭していました。
浦沢作ではそれは描かれていません。
一方、モンブランに対しては、手塚作では誰もモンブランを回顧していません。(ブランドは除く)
でも、浦沢作では博士、ボランティアと、これでもかとモンブランを追悼する人間を登場させています。
この部分に関しては、浦沢氏は原作に書かれていたことは描かずに、原作で描かれていないであろう
ことを描いていますよね。
もしかしたらブラントの家族にも手をかけるのかなあ、いやだなあ、でも読みたいなあ。
これが今の正直な気持ちです。
あと、第39次アジア紛争というのが気になって仕方がない。手塚作のサルタンがこれだとすると・・。
私は単行本派なので現在の連載内容はわかりませんが、どういう展開になってもここで追悼すること
にします。
137 :
98:04/12/28 00:23:29 ID:???
>>136 わたしも単行本派です。
原作では、モンブランは単なる序章としてしか描かれてませんね。
一方、浦沢作では、モンブランは平和の象徴、人類の誇り。ノース2号は
単なる兵器ロボットで、戦争の象徴といってもよいでしょう。
この光(モンブラン)と影(ノース2号)の存在を1巻のうちに対比させて、
ここまで深く想像をさせてくれる浦沢直樹氏はすばらしい漫画家であると思います。
また、そのような想像を沸かせた原作者である手塚治虫は、やっぱり漫画の聖書を
作った人なんだと思います。
プルートウは世界最強のロボットを狙っているわけですから、きっとブラントの
家族には手をかけませんよ。
>>135 そうですね。あの瞬間から彼らの関係は単なる人間とロボット執事ではなくなった、
と思えます。
あぁもう、写譜がやってもやっても終わらない。助けてノース2号。
(…五線読めるロボットがいたらこういう作業は絶対早いだろうなぁ…)
>133>136
そうだとすると最高の執事ですね。主人を何よりも尊重していることが覗えますし。
そして、ノースを抱えて慟哭するシーンがなかったのは、「描くまでもない」と
浦沢氏が判断したのでしょう。連載当時の本スレでも、ノース没後「ダンカンの
ノース追悼」が入るかどうかが話題になっていました。
>137
>光(モンブラン)と影(ノース2号)
どちらかというと、ブランドも光側ですよね。個人的にはノースの死を聞いた時の
ブランドの表情が気になりました。「知ってるけど関わりたくない」という顔だったような…。
当方は単行本を買ってから雑誌立ち読みに転向しました。でも気分は単行本派。
>>112 >「火の鳥ヤマト編」のヤマトとカジカが埋葬されるシーンを思い出したよ。
あれは名シーンですね。思い出して涙が浮かんできた。
うちのガキ(小五)に、
「ノースは、なんでプルートーと戦いに行ったの?」
と素朴な疑問を提出されました。
ああ、俺は原作を読んでいたから、ノースが戦いに出るのを当たり前と思っていたかもしれないな。
と、手塚浦沢両氏の作品を離れて、ガキの素朴な質問を堪能しました。
ストーリーをつなげる為の流れであの展開になったかもしれないけれど、うちのガキが言った
「戦争に行きたくなくて、ピアノを弾きたいのだったら、残りの武器の手は全部捨ててしまえば良かった
のに」という問いかけに対して何も言えなくなりました。
連投申し訳ない
ノースはダンカンとの生活に対しての異分子=プルートーに対し、最終的に戦うという
方針を決めた
というのがうちのガキどもにはわからない。うちのガキの見解は、
「手がなくなって弱くなったノースに、勝負をプルートーが挑むわけがない。」
この辺は原作本も一緒に読んでないとわからない感覚かな・・。
さらに連投、というか、うちのガキは先に原作本を読んだなあというのに気づきました。
浦沢プルートーはまだ登場していないのに、うちのガキの反応は最初から出ていた
手塚プルートーを前提でノースの腕のはなしとかしているな・・。
ダンカンのボディーガードっていう役目もあるからじゃないか?
ダンカンは金持ちだし
>>143 …ボディーガードにしたってありゃ過剰装備じゃなかろうか?
腕は捨てなかったのではなく、捨てられなかったと予想。人間がパーツ組換えを
考えなかった。
>141
子どもさんにマジレスするのも大人気ない気がするけどw
まず、PLUTOにおいては、プルートウに勝負を挑ませた存在がいる(人間か
ロボットかは現状では分からないが)。
そして、そいつにしてみれば、ノースが今どんな状態かは関係ない。
「とりあえず『以前大量破壊兵器だった→今後も破壊兵器になりうる』存在のノースを
消せればそれでいい」と考えていた可能性がある。
ノースはそれに対して出ざるを得ない。理由は>141に書かれている「ダンカンとの
生活を乱す異分子が相手」だから。腕がなかったとしても、多分ノースは絶対に勝てない
ことを承知した上で出撃したと思う。自分が出なければより酷い事態(ダンカンにまで危害が
及ぶとかね)になる可能性があること位、ノースなら簡単に見当つくだろうし。
多分「ピアノを弾きたい」という願いよりも「ダンカンを守る」という責任感の方が
強いはず(というか執事である以上、そうプログラミングされていなければならない)。
ノースの腕があってもなくても、プルートウvsノースの流れは変わらなかったと予想。
プルートウは後ろに「命令する存在」がいる故に。
ノースは後ろに「守るべき存在」がいる故に。
>>144 遅レススマソ
>腕がなかったとしても、多分ノースは絶対に勝てないことを承知した上で出撃したと思う。
そうですね。そうだよな。
>ノースの腕があってもなくても、プルートウvsノースの流れは変わらなかったと予想。
>プルートウは後ろに「命令する存在」がいる故に。
>ノースは後ろに「守るべき存在」がいる故に。
今度帰省したらガキともう一度楽しんでみます^^。
146 :
ノース2号:05/01/17 12:12:14 ID:Oh+YjuH+
ageてもよろしいですか。
147 :
ゲジヒト:05/02/01 13:26:49 ID:ff+PqLCL
保守しましょう
148 :
名無しかわいいよ名無し:05/02/02 07:30:28 ID:C129Hgoj
遅ればせながらの参入。
オレも民間に転用されたノース2号の武装が解除されてなかったのは、
不自然だと思うクチなんだけど、
だからこそ弾は装填されてなかったと思うんだよね。
PLUTOとは手だけで戦ったんじゃないかと。
ノース2号の「もう戦場には行きたくない」という台詞からは、
「有事には戦場にいかなくてはならない」っていうニュアンスが
感じられるんだけど、どうだろう?
今はたまたまどこでも紛争がないから執事なんかやってるだけで、
例えて言えば予備役軍人とか保管兵器みたいな立場だとか。
これはヘラクレスやブランドも同じだと思うんだけど、特にブランドは
「本当なら陸軍に有るコンバットスーツを使いたいところだが……」
って言ってたし。
150 :
145:05/02/03 00:35:39 ID:/RalLR5H
>>148 ようこそチラシの裏スレへ。
「民間に転用されたノース2号の武装が解除されてなかったのは、
不自然だと思う」
これは新しい切り口だなあ。ちょっと考えてみる。
それまで、ここのログ楽しんでみてね。
ちなみに俺はガキに「何でノースはピアノを弾く腕以外を全部捨ててしまえばよかった」
と言われて絶句したレベルです。
それにしてもまだ2巻はでないのかいのう。ブラント話とか色々ありそうなんだが。
単行本派は、ただ待つのみか。
151 :
145:05/02/03 00:36:57 ID:/RalLR5H
すいません。括弧内の「何で」は無視してください。
152 :
145:05/02/03 00:43:52 ID:/RalLR5H
>>144と
>>148の見解から、ノースは武装解除の状態でありつつPULUTOを
迎え撃ったって仮定が成り立ちますね。
「じゃあ、ノースが全ての腕を使えていたならPULUTOに勝てたの?」という
ガキの突っ込みにどう答えていいかわからないという新たな問題が・・・。
153 :
名無しかわいいよ名無し:05/02/03 10:01:29 ID:1iyb2Lg9
>>152 >ノースが全ての腕を使えていたならPULUTOに勝てたの?
肝心の敵の戦闘能力等が現時点ではまったく不明ですからね。
ノース2号の武器がすべて使える状態であっても、それで勝てるという保証はないと思います。
>>153 プルートゥの目的が (原作と同じとすれば) 7大ロボットの破壊である以上、
例えベストコンディションであっても勝てるように設計されているのではないかと。
>>148 機関砲等の装備はそのままでも、弾丸類は模擬弾、
あるいは非殺傷系のもの(ゴム弾等)しか装填されていなかったのかも。
あの凶悪なブレードは…園芸用の高枝切バサミだと言い張ってスルーされたとか。
明日ってちょうど1年前にPLUTOvsノース掲載号が発売された日じゃなかったっけ。改めて追悼。
>>153 確かにフル装備でもノースの勝率はかなり低そう。理由は2つ。
>154の言うとおり、相手はブランドなどの重量級からゲジヒトやアトムなどの
機動タイプ全員をターゲットに設計されてるだろうし。後ノース側にも、たとえ
フル装備だったとしてもちょっと気になる要素がある。
ノースが倒したロボットは、戦中描写を見るとただの兵士ロボットが多い。
なんというか「銃を持ったロビタ」みたいな感じの。だからブランドを始めとする、
自分と同系統のロボットとの戦闘経験はあまりなさそうな印象あり。それが
そのままPLUTOと対決した時の弱点になる(結局旧式で最強だったとしても、新型の
最強には勝てない。感情補正入りまくりの人間と違って、ロボットはチューン
アップしない限り、開発段階から装備や燃費その他が向上することはありえない。
そして執事に転向したロボットにはまずチューンアップの機会はない)。
今ごろ旧7体を襲いだしたということは、PLUTOは新型の最強と見ていいだろうし。
つまりなんだ、どれだけあがいても結局95や98はXPに勝てないだろ?という話。
個人的に気になるのは7体の間に世代差があるかどうかだけど。
しんみりしてる所にネタレスに近い書き込みしてごめんよ…。
あと>148へ
当然のように「実弾は抜いたもの」として読んでましたよ(ただ、装甲は費用の問題と
ロボット法から変えられなかった?)。ぶっちゃけガドリングマシンとか、何かのきっかけで
暴発したら困るでしょうし。
まあさすがに「夢にうなされて寝ぼけて銃乱射」なんてのはありえないだろうけど…
(ゲジヒトあたりならやりかねんが)。
ブレードは切れないように刃をこぼしたのかもしれない。
>149が挙げた可能性も考えたけど、そうすると有事においてけぼりを食らったダンカン氏の
心中やいかに、という気分になるしなぁ…。
連投スマソ…
>(ゲジヒトあたりならやりかねんが)
ゲジヒトさん・・・あなたは・・・(つД`)
4/26第2巻発売お祝い保守
161 :
名無しかわいいよ名無し:05/03/13 20:08:58 ID:9YIbZCfn
ゲジももうそろそろここに名前を連ねそうな悪寒(ノД`)
原作どおりなら次だからなあ……。
164 :
名無しかわいいよ名無し:2005/04/07(木) 16:52:13 ID:TNossNNV
その前にまずブランドの追悼から・・・
ここではあまり追悼されてない気がするモンブランも(まぁ原作でもぶっちゃけ
事件の発端を説明するための噛ませ犬に近い扱いだったし)、2巻に収録される
であろう第11話では実は内面色々思っていたことがわかるので、2巻が出れば
また見方が変わってきそうですね。
何はともあれ、2巻発売まであと少し。
本スレの過去ログを読むと昨年の今頃にも
「ああ、日本でアトムと会っちゃったよー死亡フラグが立ったよー
さようならゲジ・・・」てな書き込みがあった
とりあえず一年後も生き延びてておめでとうということで
キャラ板が新設されたのを忘れてて、必死でサロンでスレ探してたよ…。
>164
生まれて初めてカレンダーに目印つけた。楽しみだべ。
てか既にブランド祭りは決定なのか…決定だよな_| ̄|○
>167
これまだ売ってんのか?ノース2号気になるから探す。
しかしなぜ「心優しいスーパーロボット」とエプシロンだけ単体で名前が出てるんだw
>168
167です。まだ売ってると思うけど、残念ながらノース〜ヘラクレスまでとボラーは
全部端折ってた。エプシロン単体で出てるのはそーゆーこと(人情噺に通じるのか?)
例の詩は冒頭で朗読してるけどね。
>169
ああ、そゆことか。てかヘラクレス端折ってよくエプだけ出来たな。
探してみよう。
といいながら今日はチャペックとアシモフのロボットSF買ってきちゃったから
そっちを先読むつもりなんだが…。
今更気づいたけど、火の鳥に出てくる「ロビタ」ってアシモフの「ロビー」が
思いっきり元ネタなのな。「ロビー捨てないで!」と喚く幼女の話がデジャプー。
いよいよ豪華版発売が来週に…!
本スレでシールが話題になってる間にブランド追悼。
なんか自分の父親を連想した…。まだ父親は元気だけど、災害とかで家族を守って
死ぬ親って、最期あんな心境なんだろうな。
病気も全然してないしすっごい元気な人だから、今まで親が死ぬなんて想像も
してなかったけど、ちょっとブランド編読んで真剣に考えた。
実際自分の親死んだ時のショックってこれ以上に大きいんだよな…。
親孝行しよう…ロボットじゃないから葬式に泣くことは出来るけど、遅すぎるし。
なんか道徳の教科書読んだ後みたいな追悼でスマソ。
二巻発売記念カキコ。
ブランド追悼…しまった電車の中で読むんじゃなかった…
今のところ一番の泣き所が「ノース2号」だから、あれ以上は
ないだろうと踏んだんだが…死亡フラグばしばし立ってたし。
でも、最後の映像と、それに対しての「すまない…」で
うっかり涙がじわっときました。
>>172 いやいや、判りますよ。自分も親のことをふと考えたりしました。
普通の大事なささやかさを感じるからでしょうか…
ブランド追悼
「おかしいな……ごめんな……制御が効かない……」
なんとなく、うっすら笑ってさえいそうなブランドの表情が浮かんだ。
ノース2号では号泣だったが、ブランドの場合はずしっと来るような悲しみがきた。
モンブランも改めて追悼。1巻ではあっけなく死んだから単なる序章にしか思えなかったが
何体殺した?というブランドの問いに「いっぱい……」と答えた姿にぐっときた。
ブランド追悼。お前よりによって「ラッキーマン」て言い遺して死ぬなYo!
原作知ってるから、1巻読んだ時から嫌な予感はしてたけど、まさか
「ラッキーマン」があんなラストに繋がるなんて…。
というかブランド死んだ気がしない(ノースに比べて祭りになってないのは
そのせいか?)。
5巻とか6巻とか12巻あたりでひょっこり復活しそうな気がするのはなんで?
「男の約束」を自分もどこかで信じちゃってるんだろうか。
ノース2号の「すぐ戻ります」は「アホお前死ぬ気かヴォケ!」って感じだったのに…。
モンブランも「大丈夫。心配ないよ」と周りに言っといて死んだんだろうか…。
あと、ブランドの戦闘見たら余計、ノース2号vsPLUTOのバトルが気になるな。
多分描かれてたら描かれてたで面倒くさいんだろうけど(あのノースだし)。
>>175 ノース2号の「すぐ戻ります」はダンガン氏を心配させないための
『本物(人間)らしい』台詞だと思います。だからこそ、ダンガン氏が心配になって
名前を呼びながら空を見上げるシーンが染みるわけですよ。
モンブランは原作からして、不意打ちされたって感じじゃないでしょうか?
モンブランを探した博士も、何も知らないようでしたし。
ブランドの「男の約束」には二重の意味があったのかも。
それは、戦友であったモンブランの仇を討つこと。モンブランが殺されてから
ブランドはPLUTOに恨みを募らせている。仇を討つこと、それが彼が彼自身に結んだ約束なのではないかと思えます。
幸せな家族を手に入れた=ロボットとして、異例の幸せを手に入れることが出来た=ラッキーマン
だと思えます。幸せに満ちていて、せっかくモンブランの仇を討とうと敵と対面したのに、やっぱり最後には
家族の映像しか写せなかった。それが切ない。彼はモンブランの仇を討つ約束、それに
子どもたちと動物園に行く約束だってしていて、どちらも叶わなかった。でも、
家族をもてたこと、モンブランのようないい友人が居た事、ヘラクレスのようなよきライバルが居た事
全てを含めて彼はラッキーマンといえるでしょう。
177 :
ブランド:2005/05/07(土) 17:30:03 ID:fVoW3FhI
保守するぜ
>>174 自分は逆に、ものすごく戸惑っているブランドの顔が浮かんだよ。
焦燥感ってのかな。
仲間の仇で、皆のために映像を流さなければならない、という使命があるのに、
死を目の当たりにした自分の中には、大事な家族しか浮かばないってのが。
変な話だが、使命や目的とかよりも、自分の中の「感情」が勝ったというのは
彼もまた「人間」であったのかな、と。
モンブランの「いっぱい…」やノースの一連の言動含めて、
彼らの中に芽生えた心を思わせて泣ける…
あの戦いは、ヘラクレスもそうだけどロボットが「進化」しちゃった戦いだったのかな。
179 :
174:2005/05/07(土) 21:45:09 ID:GmRji6nU
>>178 焦燥感。いいっすね。時間に例えたら、ものすごいゆっくりなイメージが流れている気がする。
通常、ロボットだったら正確なデータを即座にできるはずのものの、それがなぜかできない。
海へ沈み行く体と、家族への愛情と、モンブランの仇のデータを送れないという焦燥感。
非常に味わい深くなってきたなぁ。
180 :
名無しかわいいよ名無し:2005/05/10(火) 14:32:37 ID:qnb5g0Vp
モンブラン・・・
物語冒頭で破壊されたとき、スイスだけでなく世界中がその突然の死を悼み、
追悼式では改めて彼をスイスの英雄として讃えていたわけですが、
その一方で当のモンブラン本人は、第39次中央アジア紛争の戦場で
敵のロボット兵を相手に3,000体を超すスコアを挙げるほどの壮絶な戦闘に従事し、
正義のために来たはずのペルシアの地で自分たちは何をやっているのかと自問。
さりげない描き方ですが、人々がモンブランに対して抱いている敬愛のイメージと、
本人の実像との落差が心に響いてくる気がします。
二巻、幾つロボットを壊したか?という問いに
モンブランの「いっぱい‥」と答える処が悲しかった
「アトムはいいなあ」ってのも・゚・(つД`)・゚・。
造られた年代で言うと実は子供姿のアトムよりも若かったりして。モンブラン。
そうかもね。
形は何とでもなるから、ヒューマノイド型じゃないから古い、とは限らないしな。
戦場でもオーバーオールを着てる(?)とこから見て、モンブランは元々戦闘用じゃなく、
環境活動とか、山岳救助なんかの力仕事のために作られたロボットのような気がする。
よく見ると、モンブランのくりくりお目目にも微妙な表情があって泣ける。
モンブランは永世中立国であるスイス作られ、本来は絶対に戦争に参加しないはずなのに
その怪力をかわれて、半ば騙されて参加させられたんじゃないかと思える。
ラインハルト博士も、自然環境
のために作った息子のモンブランを戦争に使われるとは思わず、きっと政府を責めた事もあったんじゃないかと思える。
でもきっとモンブランは
「いいんです博士。これからは平和です。ずっと…」みたいな台詞を言ったんじゃないかなぁ。
あの微笑で。
185 :
名無しかわいいよ名無し:2005/05/14(土) 20:21:11 ID:EmQUTM1X
ああ、そうか。スイスのロボットなんだよな、モンブラン。
「僕たちは、正義のためにここに来たんだよね…」
とうい台詞からも、半ば騙された、というのは当たっていると思う。
ますます泣けてくるモンブラン・゚・(つД`)・゚・
>184
>モンブランのくりくりお目目にも微妙な表情があって
同意。ちょっとスレの趣旨からは外れるけど、浦沢氏ってああいう
「パーツで表情感じさせる」のがメチャクチャ上手いね。
ノース2号でもびっくりしたけど(最初、あの2人の目は一切描写されてないことに
気づかなかった)、まさかモンブランであれだけ表情出すとは…。
まあ、ロビー奥さんで分かってはいたことだけど。
>>187 トーンの使い方や微妙な首の角度、台詞と目線の位置でそのロボットの心情がうかがえますね。
ロビー奥さんの場合は、お茶をすすめつつ「特に私みたいな旧式ロボットだと……」とふっと
顔を微妙に下げて、間をおく場面がいかにも思い出したことがあるって感じで素晴らしいと思いました。
モンブランの場合は、「いっぱい…」と呆然とした感じから、ヘラクレスの台詞でふっと現実に目覚めて
考え詰めていたことをふらりと言ってしまったという感じだった。そして「憎んでいる」という台詞にも
明らかに反応して、ヘラクレスの方を見ている。
そう思って一巻の冒頭を読み返してみると、子どもたちとつるんでいる時以外は真剣に見つめ、
やはりノース2号と同じ様に戦争のことを思い出しながら精一杯自然のためにプログラミングをしていたという
意思が目から伝わってくる感じがします。
ノース2号での表情的描写は、やはり彼がダンガン氏の故郷の歌を歌っているシーンで、
目がこの時描かれていないのが泣けます。恐らくノース2号の感情が人間に近すぎて、
彼の持っている仮面では描写できなかったからああいう描写になったんだと思えますが…。
ブランドは、ブランドらしすぎて泣けます。今度はブランドの表情を読者に想像させようっていう
浦沢氏の計算だと思いますが、だからこそ泣けます。ちなみに微笑みと焦燥感の表情に同意です。
本誌は見てないけど、頃合的にそろそろゲジヒト警部じゃね?
kono sureno goaiko arigatou gozaimasita
191 :
名無しかわいいよ名無し:2005/06/17(金) 02:51:52 ID:mvmg8zzk
ゲジヒト逃げてえぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
192 :
名無しかわいいよ名無し:2005/06/21(火) 02:27:24 ID:WH3oCVJ9
零号機逃げてーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
>>191 え?ええええええええ???(単行本派)
>193
いや、いちおう特にまだなんでもない(連載派)
(0皿0)<まあ来月どうなってるかはわからないからね・・・
197 :
名無しかわいいよ名無し:2005/07/01(金) 02:32:54 ID:jnrgbaek
18号逃げてえぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
198 :
名無しかわいいよ名無し:2005/07/07(木) 03:53:40 ID:pH2WTPxs
どうしようもなく、ノース2号の回で号泣して
目が腫れて翌日学校休んだ
私が来ましたよ
ぅゎ〜ん(p。>3<q)
いまだに泣ける
そして寝れない自分にも泣ける
199 :
名無しかわいいよ名無し:2005/07/26(火) 02:39:46 ID:P6p89++h
オスカルが作中で死んだ時、ショックで学校を休む女の子も少なくなかったらしいよ。
おい誰だよノース2号を「カニ」よばわりしたの。
201 :
名無しかわいいよ名無し:2005/07/26(火) 22:57:01 ID:P6p89++h
サイバラ?>200
原作読めよって思った。
202
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さて保守。
205 :
名無しかわいいよ名無し:2005/09/16(金) 22:56:16 ID:HwZTdrBD
コバルトって死んだの?
_,,..,,,,_
/ ,' 3 `ヽーっ
l ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''"
208 :
名無しかわいいよ名無し:
あげます