仔猫のブレイクダンスを楽しむ会 7蹴り目

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317黒ムツさん
数日前からニャーニャーうるさいと思ったら仔猫が隣のベランダに来たりしていた。
親から離れたばかりなのだろうか。野生じゃないからネズミや鳥がとれる訳じゃないし
こうして誰か餌やりを見つけるまで鳴き続けるんだろう。
実は俺の家周辺は構造的に猫が一旦迷い込むと捕まえやすいのだ。
ちょっと隣が留守を確認し追いかけてやると意外に小さいのか想定外の隙間から排水溝に逃げられた。
ちぇっと思いダメ元で上から踏むと飛び出してきて別の排水溝に逃げた。
そこの重いコンクリートの蓋を開けてみると、穴がありどうやら土手の上に出るらしいが
その土手上は私有地だからもう追跡できなくなってしまった。
今度こそ逃げられたか…排水溝の出口をダメ元でふさぎ、餌でおびきよせる作戦を考えた矢先
ガサッと黄色いものが一瞬見えてはまた消えた。…猫か? 俺は勇敢に排水溝に頭をいれてみた。
すると排水溝はなんと直後に急角度になっているらしい。
60度ぐらいでしかも湿ってる…よもやと思い、手でダンダンとコンクリートを叩くと猫がまた落ちてきた。音に慌てて登ろうとして滑っておちてきたらしい。なんて馬鹿な生物だ。