住民は各自、車や花壇の周りに忌避剤をまいたり、
単車のシートや足置き場に猫が歩くのを嫌がる専用のマットを置いたりするなど対策しているが、
効果が持続しなかったり、対策したところ以外で被害があったりしている。
野良猫が減らないのは、日常的に餌をやったり、他地区から捨てに来たりする人がいることが原因とみられている。
県や市は入居者にビラを配ったり、看板や張り紙をしたり、餌をやっている人に直接会ったりして注意を促している。
しかし、改善がみられないため、県や市などは最終的に猫を保護し、保健所に引き渡すことも検討している。
田辺保健所は「引っかかれたり、ふんを触ったりした場合、病気にかかる可能性がある。
猫を捨てることは犯罪。動物愛護法で50万円以下の罰金に課せられる」と話している。
県建築課は「多くの住民が迷惑しているので、餌をやったり、猫を捨てたりすることはやめてほしい」と話している。
紀伊民報
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