1 :
:
2 :
黒ムツさん:04/11/29 03:00:07 ID:mfcyPHOR
http://world-reader.ne.jp/psychology/matayoshi-010308.html > 甘えたくても甘えられない状態にある人が、甘えられる人を
> 見るときに生じる感情は、「嫉妬」の感情であると、私は考える。これは何も
> 「人」だけに限ることではなく、「動物」や「もの」にもあてはまろう。
>
> 自分に甘えてくる動物に対して嫉妬の感情が発生すれば、それは動物虐待と
> なる。また、幼児であれば、幼児虐待となる。これは、本人の表現を借りれば、
> 血が逆流するような不快感を覚える、ということなのである。
思う存分、人間に甘えられるペットというものに対しての憎しみ、嫉妬が
潜在的にあるのかも知れないね。ここの人間には。
3 :
黒ムツさん:04/11/29 03:04:53 ID:6nr57S9u
既に新スレ立ってるのでこちらは削除依頼だしますよ
4 :
黒ムツさん:04/11/29 03:07:26 ID:6nr57S9u
5 :
黒ムツさん:04/11/29 03:21:22 ID:mDpSVcmb
>>2 そうした屈折した部分のケアも考えないと、克服はおぼつかないな。
6 :
:04/11/29 03:40:05 ID:7+/G/tNc
7 :
1:04/11/29 04:27:41 ID:LqNrQgnN
犬嫌いの私が初めて犬を飼った。
玄関先の自転車を盗まれたり、窓ガラスを壊して泥棒が入ったりと
物騒な出来事が続いていた折り、友人の家に子犬が産まれ、
引き取り手を捜して困っていたところを貰いうけた。
五匹いたうちの一番顔のいい犬で、そのぶん頭は悪かった。
けれどもそこが、かえってかわいくもあった。
8 :
2:04/11/29 04:27:55 ID:LqNrQgnN
桜の季節は、満開の枝近く「ほうら、きれいだね」と抱き上げると、
困った顔をした。
むしろ「花より団子」の犬だった。
拾い食いをするので、散歩の時はこっちが下を見て、道に食べ物が
落ちていないか探しながら歩いた。
丈夫が取り柄の犬だったけれど、十七年目に後ろ足が不能になると、
命をまるごと預けてきた。
9 :
3:04/11/29 04:28:09 ID:LqNrQgnN
やがてボケると食べ物と間違えて私の指をぱくっと食べたりした。
夜中に鳴いて起こされたり、排泄の世話が大変だったりしたけれど、
それでよけいにかわいさが増したのはなぜだろう。
医者に治らないと言われていた床ずれが治り、ホッとした日に死んだ。
10 :
4:04/11/29 04:28:19 ID:LqNrQgnN
次の日、犬の写真に飾る花を買いに行くと、花やさんが「犬に」と、
コスモス一鉢をくれた。
犬小屋の前に置き、毎日犬にしていたように新しい水をやると、
次々花を咲かせる。
「ほうら、僕はここにいるよ」
と、しっぽを振っているみたいだ。
きょうも犬小屋の前で、コスモスが風に揺れている。
12 :
黒ムツさん:04/11/29 13:44:26 ID:ETY3AnQk
泣けた
13 :
無駄age万歳 ◆D/c0HLMMtU :04/11/29 13:47:58 ID:M67v1o83
>>11 そっちのスレはビミョーにタイトルが違うでしょ?
それにえあえっぢ専用スレじゃ、一部の携帯電話会社を使ってる人以外利用できないぢゃないですか〜
14 :
黒ムツさん:04/11/29 13:57:55 ID:D/3+5Jp3
バカ猫ぶっ殺せ
15 :
黒ムツさん:04/11/29 16:41:39 ID:VPHzQt4B
ねこあげ
16 :
虐反猫嫌:04/11/29 16:47:56 ID:6NhC8tVI
つーか2つも立ってるのか・・・
スレタイも内容も殆ど前スレの趣旨と変わらないし何がしたいのかさっぱりだが
重複はまずいだろ
目障りだからどっちか削除してくれ
17 :
黒ムツさん:04/11/29 17:37:55 ID:p990+iME
>>1乙鰈
18 :
:04/11/29 22:04:02 ID:FOBAijsN
苦手であることを責めはしない
しかし、苦手であることに引け目を感じているなら、それは克服したいという心の声がそう感じさせているのです
自分が本当は何を望んでいるのか、小さな心の声に耳を貸してみよう
心に波が立ってざわついていては、本当の心の声は聞こえません
静かな空間と静かな時の流れの中で耳を傾けてこそ、その小さな心の声は聞こえてきます
心を落ち着かせて、ささやくように聞こえてくるその声を受けとめてください
揺るぎないその心の声を聞いた時初めて、あなたは真に自分が望むことを知るでしょう
19 :
黒ムツさん:04/11/29 22:22:46 ID:2tttuctw
>真に自分が望むこと
害獣と、見境の無い愛護の消滅
20 :
:04/11/29 23:16:37 ID:PPevjR1o
21 :
1:04/11/30 02:43:26 ID:5HykkKMI
「そのうちきっと、わらじみたいに大きなステーキを食べさせてあげるからね」
口ではそんなこと言いながら、いつも汁かけご飯ばかりで、
ついに食べさせてあげられなかった。
私のこと、ウソつきと思ってたでしょうね。
だまし続けてごめんね、ロン。
家族のなかで私が一番かわいがっていたのに、結婚して家を出てからは、
全然相手にもなってあげられなくて、冷たい人だ、もう見放された、
と思ったでしょうね。
22 :
2:04/11/30 02:43:36 ID:5HykkKMI
私に赤ん坊が生まれてすぐ、もう愛情はハッキリ赤ん坊のほうに行ってしまったと
思ったのか、ガックリしたように急に死んでしまったロン。
今のようにペットが贅沢できる時代ではなく、おいしい物も食べさせてあげられず、
そのうえ犬小屋までボロっちくて・・・・・・・・、楽しいこともあまりなかったでしょうね。
本当にあやまることばかり。
ロン、せめてあの世ではやすらかにーーーーー。
柴犬を見かけるたび、ロンのこと、思い出します。
23 :
黒ムツさん:04/11/30 05:06:22 ID:Yd1YWLU9
24 :
黒ムツさん:04/11/30 18:08:00 ID:F6INNnfo
ふれあいage
25 :
黒ムツさん:04/11/30 22:58:48 ID:wziDRtUB
こっちのスレの方が過去スレまでちゃんとしてるし
スレタイトルもちゃんとしてるので
支援あげ
26 :
1:04/12/01 03:43:52 ID:txCnVqS5
雨の中、ダンボール箱の中、生まれたばかりの五匹の仔猫が捨てられていた。
既に四匹はもう死んでいた。
虫の息の最後の一匹を連れて獣医に駆け込み、なんとか命をとりとめた。
五匹のうちの最後の一匹なので「五郎」と名づけた。
何の動物も飼った事のない俺は、友人に教わりながら、必死に世話をした。
家にいる時は、食事する時も風呂に入るときも寝る時もいつも一緒。
朝仕事に行くときは玄関で見送ってくれる。
そんな生活が三ヶ月ほど続いた。
27 :
3:04/12/01 03:43:58 ID:txCnVqS5
帰宅すると、玄関には五郎が吐いたと思われる吐寫物と、血痕があった。
五郎はいつものベッドで、俺の隣の定位置で、眠るように死んでいた。
部屋のあちこちに、俺を探し回ったと思われる形跡があった。
五郎には、わかっていたのだろう。今日が別れの日になることを。
「五郎、ほら、俺はここにいるよ」
そういいながら俺は五郎を胸に抱きしめた。
28 :
2:04/12/01 03:44:13 ID:txCnVqS5
五郎は、身体は大きくなっても、病気がちで何度も病院に通わねばならなかった。
その日五郎は、俺が会社に行く時間になっても、ベッドに寝たきりだった。
心配だったが、仕事は休めない。
「五郎、行って来るからね。」
すると五郎はぱっとはね起きて、玄関まで飛んで来た。
ドアを開けて出て行こうとするのに、ついて来ようとする。
「だめだよ、具合が悪いんだから静かに寝てないと」
それでもついて来ようとするので、抱き上げて玄関の中に押し戻した。
五郎の目は何かを訴えていた。
それを振り切るように俺はドアを閉めた。
29 :
1:04/12/01 03:45:54 ID:bBMDEFn1
雨の中、ダンボール箱の中、生まれたばかりの五匹の仔猫が捨てられていた。
既に四匹はもう死んでいた。
虫の息の最後の一匹を連れて獣医に駆け込み、なんとか命をとりとめた。
五匹のうちの最後の一匹なので「五郎」と名づけた。
何の動物も飼った事のない俺は、友人に教わりながら、必死に世話をした。
家にいる時は、食事する時も風呂に入るときも寝る時もいつも一緒。
朝仕事に行くときは玄関で見送ってくれる。
そんな生活が三ヶ月ほど続いた。
30 :
2:04/12/01 03:46:16 ID:bBMDEFn1
五郎は、身体は大きくなっても、病気がちで何度も病院に通わねばならなかった。
その日五郎は、俺が会社に行く時間になっても、ベッドに寝たきりだった。
心配だったが、仕事は休めない。
「五郎、行って来るからね。」
すると五郎はぱっとはね起きて、玄関まで飛んで来た。
ドアを開けて出て行こうとするのに、ついて来ようとする。
「だめだよ、具合が悪いんだから静かに寝てないと」
それでもついて来ようとするので、抱き上げて玄関の中に押し戻した。
五郎の目は何かを訴えていた。
それを振り切るように俺はドアを閉めた。
31 :
3:04/12/01 03:46:51 ID:bBMDEFn1
帰宅すると、玄関には五郎が吐いたと思われる吐寫物と、血痕があった。
五郎はいつものベッドで、俺の隣の定位置で、眠るように死んでいた。
部屋のあちこちに、俺を探し回ったと思われる形跡があった。
五郎には、わかっていたのだろう。今日が別れの日になることを。
「五郎、ほら、俺はここにいるよ」
そういいながら俺は五郎を胸に抱きしめた。
32 :
五郎の死体:04/12/01 12:17:27 ID:HKw8zuxT
爆笑
33 :
黒ムツさん:04/12/01 17:44:04 ID:Qzw9CU8S
克服age
34 :
1:04/12/02 05:32:57 ID:dQV1Vjq/
私の命を二匹の白い子猫が助けてくれたという話を親類から聞いたのは、
小学校五、六年生のことでした。
私が生まれたのは、昭和五十二年。
動物が大好きな家族で、その当時も、我が家では猫を飼っていたそうです。
生まれながらに身体が小さく、病気がちだった私は、入退院のくり返しで、
ある日、もう助からないといわれてしまったのです。
ところが、同じ年に我が家では、猫も子供を産んでしまい、
この状態を昔の人は「あいばら」といって、生命力の強い方が
生き残ると信じられており、まさにそのとおりのことが起こりました。
35 :
2:04/12/02 05:33:07 ID:dQV1Vjq/
同じ年に生まれた子猫と私は、すごく仲がよく、私かかぜなどで寝こむと
子猫たちは元気で、子猫たちの元気がないと私が元気でいる、そんな
感じだったそうです。
私が医者からもう助からないといわれたとき、入院しなければならないのに、
祖父は私を家につれて帰ってきたそうです。
すると、時間がたつにつれ、私はみるみる元気になりました。
その反面、子猫はみるみる元気がなくなり、他界してしまったそうです。
「あいばらむという伝説を受け入れた家族と、私を助けてくれた子猫。
ありがとうと、心からお礼を言いたいです。
36 :
1:04/12/03 02:53:32 ID:kyyvS+/H
ポー、あなたを失ってからもう三十年が過ぎようとしています。
私は自分の家庭を持ち、お母さんになりました。
信じられますか?
あんなに泣き虫だった私がですよ。
内気な私にとって、小学校時代はとても孤独な日々でした。
それに、まわりの同級生たちから受けたいじめは、地獄でした。
37 :
2:04/12/03 02:53:42 ID:kyyvS+/H
どうして自分だけいじめられるのか、考えても考えても答えが
見つからなくて、真剣に、死ぬことを考えていました。
家族にさえ打ち明けられない私が泣く場所は、暗くなった庭先。
泣けばいくらか気持ちが楽になるので、いつしかそれが
日課になりました。
誰にも気づかれぬよう、無花果の木の陰で静かに泣いていると、決まって
あなたがどこからかやってきて、私が部屋に戻るまで、ずっと寄り添っていてくれました。
寒いときでも、隣のあなたから温もりが伝わってきました。
38 :
3:04/12/03 02:53:53 ID:kyyvS+/H
いつしかあなたに癒されたくて夜の庭先に出るようになっていました。
あなたはどんな時も必ず来てくれましたね。
たぶん、私が死を選ばなかったのは、あなたのおかげ。
最初あなたは迷い犬でした。
でも気がついたら、わが家の番犬になっていました。
鎖につながれているのが嫌いで、ほとんど放し飼いのようにしていました。
それがいけなかったのかもしれません。
あなたは交通事故であっけなくこの世を去りました。
39 :
4:04/12/03 02:54:53 ID:BXz/PS4i
私たち家族とは、わずか五年のつきあいでした。
もっともっとそばにいてほしかったです。
あなたが逝ってから、少しだけ私も強くなって、前向きに
生きられるようになりました。
いつか私が逝った時は、あの世でまず最初に、あなたを探したいと思っています。
40 :
黒ムツさん:04/12/03 23:46:43 ID:z21XK0fQ
ペットが人の心を察し、悲しんだりしている時実際に慰めてくれる、
という話はよく出てくるね。
勉強させられます。
41 :
1:04/12/04 02:56:52 ID:uU08Kill
わが家で生まれ育って十五年目。
シロが体調をくずし、介護の甲斐なく、三日三晩苦しんで息絶えました。
シロは、最期に一声にゃーと鳴いて、頭を上げ、目にいっぱい涙をためて、
一粒の涙を流しました。
私は、あわてて抱き上げ、ほおずりをして、大声で泣いてしまいました。
苦しんだのでしょうか。
瞳と口を大きく開き、とてもかわいそうでした。
42 :
2:04/12/04 02:57:00 ID:uU08Kill
シロには、勇気と生きる力をもらいました。
夫に暴力をふるわれたときや、自営業でたくさんの借金を残して
亡くなったときも、シロはいつもそばにいてくれて、私の心の支えでした。
息子が言うには、不規則な勤めの私の帰りを、シロは一時間も前から
玄関で待っていてくれていたそうです。
私が帰宅すると、玄関で迎えてくれ、いっぱい話をして、一日のストレスを
解消させてくれました。
43 :
3:04/12/04 02:57:07 ID:uU08Kill
昨年、四十年ぶりに友人と一泊旅行をして帰ったときも、シロは待ってくれていました。
娘は「シロちゃんが一晩中玄関と居間でニャーニャーと大声を出して、
眠れないほどだった」と言っていました。
シロちゃん、ありがとう。安らかに。
母さんの心の中でいつまでも生きています。
44 :
黒ムツさん:04/12/04 22:24:37 ID:NB62pWCF
同一人物??
45 :
1:04/12/05 04:01:09 ID:127qyFRn
ユリ、今頃はお空の上で、元気に駆けまわっているのでしょうか。
ユリが我が家に来たのは、私がまだ小学校の低学年の時でしたね。
おじいちゃんが散歩中に、橋の上に捨てられていた一匹の柴犬の
子犬を見つけたのです。
犬の大好きなおじいちゃんは、すぐに子犬を連れて帰り、
ユリと名づけました。
おじいちゃんは朝夕ユリと散歩に出かけ、家にいるときも「ユリ公」「ユリ公」
と、孫の私たち以上にユリをかわいがっていました。
46 :
2:04/12/05 04:01:21 ID:127qyFRn
私も学校から帰ってくると、真っ先に犬小屋をのぞき込んで、ユリと
遊ぶのを楽しみにしていました。
ユリは私と遊んでいても、おじいちゃんの足音が聞こえると、
おじいちゃんのズボンに飛びついて喜んでいました。
おじいちゃんとユリは、本当に仲良しだったのです。
ところが、私が小学校五年の時、学校から帰ると家の様子が何だか変なのです。
いつものようにワンワンと出迎えてくれるユリの姿が見当たりません。
47 :
3:04/12/05 04:01:30 ID:127qyFRn
「ただいま!誰もいないの?」と大きな声で呼びかけると、
おばあちゃんが出て来て、
「おじいちゃんね、今、ユリを病院に連れていったのよ」
と言いました。
「ユリ、大丈夫なの?」
と心配そうに聞く私に、おばあちゃんは、
「おじいちゃんがついているから」
とだけ言いました。
48 :
4:04/12/05 04:01:42 ID:127qyFRn
まもなく、おじいちゃんが、毛布に包まれたユリを連れて戻ってきました。
勤めから戻った叔母が、
「まったく、あの子、ひどいことするわ。かわいそうに」
と語気を強めて言う声が聞こえました。
近所の小学生の男の子が、ユリに面白半分に釣り針を飲ませたというのです。
ユリはぐったりしていました。
おじいちゃんは急いでユリを近所の動物病院まで連れて行ったのですが、
獣医さんは首を横に振って、
「大変お気の毒ですが、助けてあげることはできません」
と言いました。
49 :
5:04/12/05 04:02:24 ID:B5CgOcbW
三十年近くも以前のこと、当時の獣医学では、ユリを助けることは
できなかったのです。
おじいちゃんはすぐにユリを家に連れて帰りました。
そして一晩中、毛布に包まれているユリを赤ちゃんのように抱っこして、
「ユリ公や、かわいそうになあ。痛いか。よしよし。
おじいちゃんが、ずっとついているからな」
とユリに寄り添っていました。
50 :
6:04/12/05 04:02:33 ID:B5CgOcbW
明け方ユリは、みんなに見守られて息を引き取りました。
おじいちゃんは、ユリを抱きながら声を出して泣きました。
私はおじいちゃんが泣いているのを初めて見ました。
おばあちゃんも、お父さんも、お母さんも、叔母さんも、お姉ちゃんも、
みんなユリのために泣きました。
お父さんは、「ユリはみんなに見守られて天国に行ったんだよ。
だから、ユリはもう苦しんでいないし、天国で元気に駆け回っているんだよ」
と言いました。
51 :
7:04/12/05 04:02:41 ID:B5CgOcbW
ユリが死んだ日の朝、男の子とその母親が家に謝りに来ました。
おじいちゃんはユリが死んだことを伝えて、
「もう二度とこんなことをしてはいけないよ」
とだけ言い、他には何も言いませんでした。
叔母さんは、「もっと厳しく言ってもよかったのに」と言いましたが、おじいちゃんは
「ユリ公が戻ってくるわけじゃない・・・・・・・」
と寂しそうに呟きました。
おじいちゃんは、裏庭にユリのお墓を作りました。
毎日、一人お墓の前で、ユリとどんな話をしていたのでしょう。
52 :
8:04/12/05 04:02:52 ID:B5CgOcbW
私たちには、ユリのことは、一言も口にしませんでした。
あれほど犬が大好きだったおじいちゃんは、もう二度とは犬を飼いませんでした。
十数年後、おじいちゃんは、癌で闘病生活を送っていました。
入院中、痛みに耐えながら、
「ユリ公も痛かっただろうなあ、かわいそうなことをしたなあ」
と言いました。
ユリが死んでから、おじいちゃんが初めて口にしたユリの名前でした。
53 :
9:04/12/05 04:03:46 ID:IittfTDQ
おじいちゃんの死後、財布から一枚の古い写真が出てきました。
おじいちゃんとユリが一緒に写っている写真でした。
お父さんが、おじいちゃんとユリのために、その写真をもとに肖像画を描きました。
絵の中で、おじいちゃんもユリも笑っていました。
天国でおじいちゃんは、ユリに会ってどんなお話をしているのでしょうか。
54 :
黒ムツさん:04/12/05 04:08:41 ID:Io8rBfRm
腹減った空腹に耐えられません
55 :
:04/12/05 09:31:43 ID:JlT6U7Z5
ネタだろうが、自慰さんが財布に犬との写真だけを入れていたように感じさせるのは人間としてよくないな。
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ