トヨタのGOAって見かけ倒しのへなちょっこ

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625名無しさん@そうだドライブへ行こう
《ダイハツ Sirion : 真っ赤なアラーム》
すべてが外観よりずっと悪かった。ボディーは多少なりとも正常だったが、(クラッシュ結果から)
生命に危険があるとの印象を受けた。ドライバーはエアバックで捕捉されたが、衝突のショック
(の揺れ戻し) で頭部がドア・ピラーに激突した。「頭部加速値」の項目は「真っ赤なアラーム」だ。
後部座席乗員の状況は更に悪い。後部座席ダミーの頭部がフロント・シート背もたれに激突し、
続いて自分の膝(ひざ) にぶつかり、生命の危険につながる負傷を受けた。胸部のクラッシュ結果も
同様に危険で、肋骨が全部折れていた。これでは、トランクルームの荷物が飛び散ら(一個は天井に
ぶつかった) なかったとしても、損傷状況は既に極限に達していると言える。

(1)
衝突のショック(揺れ戻し) でダミーの頭部が中央ドアピラーに激突。
A-ピラーが 6cm 後方にずれた。エンジン・ボンネットがウインドシールドの進入により内側に
押し込まれる。
(2)
ダミー救出のため、スパナでドアを開けなければならなかった。ドライバー・ダミーはハンドル
手前に斜めに坐っていた。インパネは 12 cm 室内に進入。手に負傷リスクあり。

・【結論】――
スモールカーがクラッシュテストでボール箱のように壊れた時代は終わった。
スモールカーが安定性を増大したことは動かしがたい事実だ。しかし乗員室がまともという
だけでは延命の保証にはならない。種々の抑止システム(安全ベルト/エアバック) の
タイミング調整が重要である。すなわち、エアバックと安全ベルトが完璧な時間的共同行動を
とる必要がある。これを一番良く示しているのがスマートで、延命チャンスが最大だった。
これにセアットが続く。このモデルの最大の弱点が後部座席である。 Twingo も後部座席乗員の
リスクが大きい。Matiz は安全コンセプトの練り直しが必要。
Sirion は前も後ろも最悪であった。