さらば、ロータリーエンジン

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329換算倍数討議1/2
先ずロータリーは2st等ではなく4stなので2stレシプロと同じ優遇は受けない事を各自了承されたし。
ならば如何にしてロータリーの排気量を2倍換算とすべきとする主張する企業が過去に存在したり
欧州では既に2倍換算なのか?これについて根拠は…
ロータリーの排気量表示は1ローターあたり単室排気量である事。他に周知の事と言えば、
ロータリーの1ローターあたりの作動室数が3であり、
単位周期速度がレシプロと比して2/3倍である事。つまり…と、ここでレシプロ換算排気量を述べる前に。
2chでもよく見掛ける、レシプロと比較して換算排気量を語る事を嫌う素振りを見せて
レシプロ換算排気量の討議を遮る層に向けてロータリー固有の排気量を述べるよう。
実際、このロータリー固有排気量がレシプロ換算排気量となる。
330換算倍数討議2/2:2012/07/17(火) 22:30:06.52 ID:rxnldAdRO
さて、その、レシプロとは関わりを排したロータリー固有の排気量はと言えば
(ロータリー固有の排気量表示)=(全室排気量)
=(単室排気量)×(1ローターあたり作動室数)
=(単室排気量)×3
となる。残る要素であるレシプロとの単位周期速度比は、ロータリーの固有の排気量を語る上では
無関係なので、これがロータリー固有で語る上での排気量である。レシプロとの比較をする事を
嫌ってレシプロ換算排気量の討議を遮る向きにも反論の余地の無い事実である。

さて。このロータリー固有の排気量。これだけで4stレシプロの単位時間あたり燃費が
語れるものだろうか?この固有排気量の状態で燃費を比較したとしても、不当比較になる。
どうすれば正当比較になるか?先述したレシプロとの単位周期速度比を加味する事である。すると、
(ロータリーのレシプロ換算排気量)=(全室排気量)×(レシプロとの単位周期速度比)
=(単室排気量)×(1ローターあたり作動室数)×(レシプロとの単位周期速度比)
=(単室排気量)×3×2/3
=(単室排気量)×2
と、欧州が採用している換算排気量となる。

なぜ、国内ロータリー換算倍数議論の時に1.5で踏み留まったかと言えば
2倍主張派に対して倍数据置(1倍)を主張した松田とで
国交省の前身である当時の通産省が両者の折衷として決めた値であり、
工学的に裏付けられた認定は寧ろ2倍主張派に有った。

まさか、これしきの長文を読めないとか抜かす萎縮脳や怠慢脳は居らんだろうな?
小学生レベルでも分かる説明文だが。

なぁ、1行開け。