仙台・女児死傷事故 会社員に懲役2年6月
仙台市青葉区通町1丁目の市道で昨年9月、女子児童3人が死傷した事故で、自動車運転過失致死傷罪などに問われた青葉区宮町2丁目、
会社員加藤佳美被告(31)に対し、仙台地裁は7日、懲役2年6月(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。
鈴木信行裁判官は「被害結果は重大。被告は(かかとを床につけたまま)右足のつま先部分だけを動かしてブレーキペダルとアクセルペダルを踏む運転をしていて、
ブレーキを踏み外し、アクセルを踏んだ。運転の危険性を認識しながら改めず、事故に至った注意義務違反の程度は大きい」と述べた。
判決によると、加藤被告は昨年9月27日午後4時5分ごろ、通町1丁目の市道で乗用車を運転。左側の民家敷地との段差に乗り上げた際、
ブレーキにかけていた足を滑らせてアクセルを踏み、児童3人をはねた。通町小3年藤村志瑛里さん=当時(9)=を死亡させ、2人に重軽傷を負わせた。
2012年02月07日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120207t13027.htm