★鰻屋9283目前@在日893チャンゲ国沢454★

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621エコカーアジア保全 ◆oYakATaMoE
2011年08月08日 実燃費計測の難しさ
http://ecocar.asia/article/47239636.html

燃費の計測は皆さんが考えているより難しい。例えば車載の燃費計。短い距離で燃費を
計測出来るというメリットを持つ反面、燃費計が正しいか疑問。
経験上、もっとも誤差の大きかった車種は、同時に行った確度の高い満タン方(後述)の
10%増し。20km/Lの燃費なら22km/Lを表示するということである。

満タン方だと300km程度走ったくらいでの給油じゃ全く話にならない。30km/L走るクルマ
であれば消費量10L。ガソリンスタンドの傾斜や給油に掛ける時間、外気温などにより、
入る量は変わってきてしまう。10Lで1L違うと誤差10%。満タン方なら少なくとも燃料タンクが
空になるくらい走って給油したいところ。

ザッカー編集部がデミオのエコラン大会に於いて「燃費計で勝って満タン法で負けた」そうな。
誤差を考えると他車種混交のエコラン大会なら満タン方の方が妥当ながら、同じ車種を使って
のエコラン大会なら燃費計を使うべきだろう。ちなみに短い距離なら多少過大表示であっても、
燃費計が妥当である。

ここにきてスカイアクティブGを搭載したデミオの実用燃費が話題になっている。
ここまで書いてきた通り、10%くらいの燃費差だと雑誌のテストやディーラー試乗などじゃ
優劣の確認は出来ないかと。逆に考えると、スカイアクティブGの優位性って10%以内だという
ことかもしれない。いずれにしろ正確な情報が知りたい。

かくなる上は時間とお金を掛けて厳密な燃費テストを行うか? 
いや、そこまでやるほど皆さんの感心は高くない? いずれにしろデミオの初期受注が多かった
のでマツダも安心していることだろう。今までの燃費データを見る限り、
「少なくとも手強いライバルに負けていない」ということだけは確実です。(国沢光宏)