2011年05月31日 電気自動車を電源に?
http://kunisawa.asia/article/45612490.html 読売新聞は「i−MiEVに100V1500Wの外部電源を付ける」と報じている。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110530-OYT1T00738.htm?from=main6 年内に発売するとのこと。事実ならマダラメ某と同じく「アタマの中がクエスチョンマークで一杯」だ。
強力な発電装置を持つハイブリッド車に電源供給性能を持たせるなら納得します。
ガソリンというエネルギーを電気へ変換出来るのだから。
今回ガソリンも不足したけれど、もし供給に問題なければ移動発電機となる。
しかも携帯用発電機と違って静かだし、排気ガスは大気レベルだから超クリーン。
その気になればプリウス1台で6〜8軒分の電力(20kW)を供給出来る能力を持つ。
供給する電線の問題を解決しなくちゃなりませんが‥‥。
それに対し電気自動車は自分のエネルギーを使う。そもそも電気自動車が走れる場所は
電気を得られる場所に限られる。i−MiEVで往復して電気を供給して帰ってくる場合、
携帯発電機を1個確保した方がずっとコストパフォーマンス高い。
いや、ハイブリッドの方がいろんな意味でリーズナブルかと。
停電用の電源として使う、というなら良いアイデアのような気もする。停電したら食料品
を保管しておく冷凍庫が機能停止し、ダメになってしまう(今回の台風も停電した地域は多い)。
i−MiEVの電池を使えば1日くらいの停電を凌げると思う。
いずれにしろ新聞で取り上げるほど重要なネタじゃないような気がします。
前述の通りプリウスなどハイブリッド車に1500Wの外部電源が付けば威力絶大である。
消費する電力にもよるだろうけれど、ガソリン満タンにしておくと下を見て5日間くらい持つ
(1500W供給時もエンジン掛かったり止まったりの繰り返し)。
最大の弱点は、電力不足となる今年の夏に間に合わないことか。
・ECOカーアジアは「電池は完全に液晶の二の舞に」
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