8 :
名無しさん@そうだドライブへ行こう:
軽量ホイールにメリットはあるか
どんな慣性でもその影響は「加速度」だけに関係するため、軽量ホイールのメリットが生きるのは激しい加減速を繰り返す用途、すなわちレースに限られる。
以上の検討結果からすると、たかだか、0-100km/h 10秒程度の世界では、軽量ホイールのメリットはほとんどなく、体感もできない。
もし体感できたとしたら、空気圧など別の要因によるものと考えるのが妥当だ。
公道しか走らないのに高価な鍛造ホイールを買うのは無駄であり、乗り心地を悪くするだけである。
最近の車は営業的な配慮から17インチ以上の大径ホイールが純正で付いてくることが多いが、公道を走る限り16インチを超えるホイールは必要ない。
純正で17インチ以上のホイールが付いてきた場合は、16インチ以下にインチダウンすることをお勧めする。
乗り心地のほかにも経済性、耐久性などの面でメリットは数多い。
一般車でホイールが16インチを超えるとタイヤの扁平率が55を超えてしまうことが多い。
扁平率が上がれば横剛性はアップするが、それを超えると轍にハンドルを取られやすくなったり、乗り心地の面で問題が出てくる。
横剛性が必用なのはサーキットだけで、公道しか走らないクルマが扁平率を上げる必要性はないし、無駄と言っていい。
「見た目」だけのためにわざわざインチアップする人が多いが、同時に扁平率を上げることになるし、他にもデメリットが多すぎて全くお勧めできない。
ホイールデザインは、小さくても品が良い、カッコ良く見えるものがベストであり、そういう方向で検討を進めるのが、賢いドレスアップといえよう。