2011年05月01日 リーフの走行音
http://ecocar.asia/article/44664028.html モーター走行モードのある自動車に走行音が義務づけられた。プリウスで14年間に解っ
て「気づいてくれない歩行者」と付き合ってきた私としては大いに嬉しいことだったけれ
ど、走行音を出しているハズのリーフに乗っていて「ほとんど聞こえて無いじゃないか
?」と思ってしまってます。やっぱし気づかない。
もしかしたら「気づいていてもそのまんま」なのか? 確かに威嚇性の高い高性能車の
エンジン音と違い、リーフの走行音たるや極めてジェントル。クルマが来たからどうの、
という気持ちになれないかもしれない。考えてみれば最近の歩行者は権利意識バリバリに
強くなってきた傾向。クルマに道を譲る気など無いか?
かくなる上は多少威厳のある音質など研究してみるというのも手。きっと「音質による
反応の差」というのがあるハズ。いずれにしろプリウスの幽霊みたいな音(カッコ良く
言えばテルミンの音)や、リーフの遊園地にある電車みたいな音じゃ全然ダメ。そもそも
音域からしてアカン。暗騒音にとけ込んでしまうのだった。
かくなる上は歩行者用の啓蒙装置(ホーンと書くと怒る輩が必ず出てきます)など用品で
出てこないだろうか? 極めて指向性の強いスピーカーを使い、気づかない可能性ある
歩行者に向けてアピールする(狙って鳴らすというと怒られます)。絶対的な音量が
低ければ歩行者も気分を害することもないと思う。
以前も書いた通り、これは歩行者の安全を確保するための対策である。決して「どかす」
ための対応策じゃないことを繰り返し書いておきたい。ちなみにガソリン車に乗っていて
もヘッドホーンしながら歩いている輩は気づかず。こういった連中のため、指向性
スピーカーの音量は調整式に。(国沢光宏)