NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスの4社は6月1日、
ショートメッセージサービスの相互接続を7月13日に開始すると発表した。
SMSは、電話番号を使ってテキストを送受信できる3G携帯電話の機能。日本
では現在、ドコモ、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルでは「SMS」とし
て1通全角70文字まで、auが「Cメール」として1通全角50字までのサービスを
提供している。
これまで日本国内では同一事業者間でしか送受信できなかったが、相互接続
への要望は高く、国内キャリア4社は2009年1月に相互接続について合意しており、
2年半越しの実現となった。
●SMS料金やサービス内容の見直しも
SMSが国内で相互接続することから、各社でSMS関連の料金・サービスの見直し
も発表された。
ドコモは従来、送達通知なしで1通5.25円、送達通知ありで1通7.35円がかかっ
たが、7月13日以降は送信料を一律で1通3.15円に値下げする。SMSの送信量は、
主な料金プランに含まれる無料通信分の適用対象に含まれているが、家族間の無
料通信分には含まれない。海外ローミング時は1通100円で変更がなく、受信は国
内外とも無料だ。