『2009年度軽自動車の使用実態調査報告書』より
・軽ユーザーの世帯年収は前回に比べ低下。
・暮らし向きの「ゆとり」感や満足度も前回調査時から落ちている。収入面での所得格差の拡大もみられ、
低所得層ほど生活満足度は低い。
・ダウンサイジングした比率が高いのは世帯年収400万円未満の ユーザーで、43%に達する。
・「車」の必要性は世帯年収にかかわらず高いが、「『軽』自動車」の 必要性は、世帯年収が低くなるほど高くなる。
・ダウンサインジングしたユーザーは男性比率が 5割近くを占める。年齢は50歳以上の高年齢層に多い。
・ダウンサイジングユーザーの世帯年収は、他の層に比べ低く、前回調査時に比べて低下している。
・軽購入時の重視点が「経済性面」の比率が他に比べて高く、そのなかでも税金の安さを特に重視。
・ダウンサイジングユーザーの軽使用用途は、日常の用途だけでなく、レジャーなど多様な使い方。
・ただし、軽に対する満足度は高くなく、軽自動車がなくなった場合に「非常に困る」の比率も低い。
・ダウンサイジングユーザーは車が必要ゆえに、経済的要因から軽にせざるを得なかった層が多いことが推察される。
2009年度軽自動車の使用実態調査報告書(PDF:1.58MB)
http://www.jama.or.jp/lib/invest_analysis/pdf/2009LightCars.pdf