★プリウス問題で名を上(下)げたワな@コッチェビ国沢420★

このエントリーをはてなブックマークに追加
959TOP保全 ◆oYakATaMoE
2010年03月09日 ディーゼルよいしょ!
http://kunisawa.asia/article/36132885.html

ここにきてディーゼルを流行らせようという動きが出てきた。私もディーゼルは「あり」だと思うし、
大いに期待してます。ただ日本市場で売れ始めるの、少し先になると考えている(早くて
2013年くらいか?)。なんといってもディーゼルを搭載するモデルは絶対的な価格が高い。
下を見て300万円になってしまう。

そもそもディーゼルの得意分野を考えると、1)130km/hを超える高速巡航。
2)全面投影面積極めて大きい車型。3)車重あるクルマの3点。
130km/h巡航と距離を置きつつある我が国だと、ラージサイズのミニバンや、SUVに限られる。
このタイプのクルマにディーゼルを搭載すると、どうしても300万円になるでしょう。

景気よい時なら300万円なんて全く問題なし! したがってディーゼルも売れるだろう。
されど今や200万円だって厳しい。プリウスの売れ筋グレードを見たら、お金のある人で『S』の
17インチ仕様か『G』(245万円)。多くの方が220万円の『S』を選んでます。
ステプワゴンやX−トレイルの売れ筋も250万円前後。

300万円台になるとイッキに割高感が出てくる。世の中、基本的に景気悪いのだ。
ベンツのディーゼルだって「欲しい人」は先代を買ってしまっているだろうから、伸び悩むに
違いない。しかも50万円の価格差あると、平均的な走行距離だと燃料コストの差だけじゃ
ペイ出来ないのだった。消費者はついてこれまい。

ちなみにディーゼルと距離を置いてるのは、環境技術の2トップであるトヨタとホンダである。
ハイブリッドが有望だと判断したのだろう。前述の通りディーゼルの将来を考えると有望だと思う。
でも景気回復までの主戦場ってエントリーカーだと思う。
おそらく自動車メーカーの中にも様々な意見があるに違いありません。

中国で火が付くこともありうるものの、日本で販売できる『ユーロ6』をクリア出来るクリーン軽油
を流通させるのは難しい。ユーロ5すら2〜3年後になると思う。世界的にユーロ6レベルが
普通になるの、早くて2013年です。量産効果出て250万円を切れる価格で販売出来るなら、
ディーゼルは面白いと思う。