2010年こそ車を捨てます。その8

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246 懐疑派
別に鉄オタじゃないけど、安全性、エネルギー効率、移動速度、正確性、ユーザーの気楽さ、
旅情(笑)・・・どれをとっても、クルマは太刀打ちできないことは確か。

車はアメリカ的市場原理主義の産物というか、公共性よりも個人の欲求を優先させた乗り物。
だから様々な軋轢が絶えないし、弱肉強食の風潮を助長する。
「交通戦争」という言葉は決して大げさじゃない。

それが証拠に「車を捨てます」と言えば、まるで「非国民」扱い、「臆病者」呼ばわりされる。
かつて軍官僚が国策として遂行した「戦争」と同じく、モータリゼーションも国家戦略として、
政官業一体となって推し進められた。
国民不在、人命軽視の政治スタンスは、現代日本も変わらない。
そして、大政翼賛の、滅私奉公の国民性も変わっていない。

根強いアメリカコンプレックスは、自動車という兵器で彼らに復讐するのを快感にしている?
トヨタがあれほど世界一に執着したのは、愛国精神?
それに感づいたアメリカが宣戦布告?いずれにせよ、死ぬのは庶民だ。