【議論】マフラー騒音を考える8考察【解決】

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845名無しさん@そうだドライブへ行こう
>>826-827
【伊藤委員】
環境省が東京、横浜のターミナル駅周辺等において実施した四輪車のサンプル調査では5%、また、
日本自動車工業が実施した同様な二輪車のサンプル調査では40%に上っていた。これは交換マフラー
のパーセントなのですね。このときに私は、これをどう評価したらいいのかなという疑問を持ったのです。
それは何かというと、大体、保有台数が全然違うわけで、騒音側から見ると、一見、二輪車がとても問題が
あるということがこの数値からわかるのですけれども、実際、保有台数から考えると、騒音全体からすると
四輪車の方がうんと寄与率は大きいのではないのかなという感じがいたしました。

【岩田環境管理技術室長】
私ども四輪車も二輪車も問題であると、今、私は四輪車の方は5%であって、一方、二輪車の方は40%という
言い方をしましたので、あたかも四輪車が少なくて二輪車の方が問題だというふうな、私の今の説明はまさに
そういうような聞き取られ方をする表現でございましたが、これは両方ともこの本文の中では並立でございます。
四輪車が5%だから、そんなに問題ではないということではなくて、それは四輪車も問題だからこそ、また、量的
には多いからこそ、私どもと国交省の共同で行った騒音の実態のマフラーの調査においては、実は四輪車の方
がはるかに多いマフラーの本数、調査をしておりまして、実際、その中で全体の傾向を反映しているかどうかは
わかりませんが、調査をしたものの中では、実は超えているもの、大きな音を出すものは四輪車の方が多いと
いうような状況ではございます

【橘部会長】
この5%というのは、一見すると非常に5%ぐらいだと大した問題ではないではないかというような印象を与えて
しまうというご意見だと思うのですけれども、ただ20デシベルというのを単純に言いますと、1台で100台分の音
を出しているということ、一般の方に説明するときはそういうふうによく言うのですけれども。だから、数は少ないと
はいえ、量的にはすごい害を出しているというところを、もうちょっと説明できればいいのではないかと私も思いますので。