http://digitallife.jp.msn.com/article/article.aspx/genreid=120/articleid=299101/ ガソリン高騰で「(売れない)SUVは下取りお断り」のディーラーもちらほら出ている今のアメリカで、最近見直されてるのが90年代のシンプルな中古車なんです。(ギズモード・ジャパン)
新車のプリウスと中古車、どちらが環境にやさしいか?
−「中古車かもよ?」というのが米誌『ワイヤード』の結論です。
根拠に並べた数字を見てみましょう。
(1)プリウス製造に必要なエネルギー 11万3000 BTU (イギリス熱単位、1BTU=約251.996カロリー)
(2)11万3000 BTUをガソリンに置き換えると 1000ガロン (3785リットル)
(3)製造コストに追いつくのに必要な走行距離 4万6000マイル (7万4029.824km)
(4)平均的ドライバーが4万6000マイル走行するのにかかる所要時間
3年以上
(5)製造コストに追いつくのに必要な走行距離(1998年型トヨタ ターセル*の場合)
10万マイル (16万934.4km)
(6)平均的ドライバーが10万マイル走行するのにかかる所要時間 7年以上
* ガソリン1ガロン当たりのマイル数が27 mpg(市街)&35 mpg(高速道)の車なら車種問わずOK
** 1年当たりの走行距離は年間平均13500マイル(2万1726km)の比率で算定しています。
ちょっと(3)が分かりづらいと思うんですけど、要するにプリウス1台作るのに、ガソリンに置き換えるとプリウス4万6000マイル走るのにかかるのと同じぐらいの燃料がかかってる、
新車でショールーム到着する時点ですでに3年以上走っただけの燃料を使い果たしている、というわけですね。
まあ、それでも飛ぶように売れてるプリウスなわけですが。
ガソリン高騰で「(売れない)SUVは下取りお断り」のディーラーもちらほら出ている今のアメリカで、最近見直されてるのが90年代のシンプルな中古車なんです。
調べてみるとこれが軽装備な分、意外と燃費が良い。ハイブリッド普及前だから目立たなかっただけでしょうか? 「へ〜」ですよね。