Last-Modified: Wed, 07 Jan 2009 02:27:05 GMT
1月7日 最近いろんなところから「スバルはどうなるんでしょう?」と聞かれる。
確かに直近の2年で存在感が大幅に薄れてしまったように思う。
ベストカーの「好きなメーカーは?」というアンケート結果によれば、
現行レガシィ登場の頃までトップ争いをしていた。
当然ながら誌面にスバル車が登場する機会も多くなります。なのに今や4番手。
「この商売はクルマ好きの好みがハッキリ解ります」と言うポリッシュファクトリーの及川氏も
「2年くらいまではスバル車の依頼が圧倒的に多かったです。
なのに今や10分の1といったイメージです」。
おそらく今までスバル車を支持してきた「クルマ感度の高い層」が他に感心を示し始めているんだと思う。
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ただ直近の販売台数を見ると案外健闘している。
フォレスターは良いクルマだし、雪の多い日本だと4WDの実需も多い。
12月の販売台数を見たら、トヨタやホンダより落ち込み少なく、
2008年のトータルなど対前年比でプラスという素晴らしい成績を収めてます。
世界的に見てもスバルのブランドイメージは高い。
この状況をどう評価するか、なんだと思う。
スバル社内の「成果主義」を重視する人達に取ってみれば「大健闘している」。
一方、先を読める人達に聞くと「このままだとドンドン悪くなりますよ」。
私は今年のレガシィで明確になると考えてます。
昨今の社会状況からすれば、基本的に売るのが難しい。
というか現行モデルの時もすでにステーションワゴン人気は終わっていた。
そいつをブランドイメージで強引に引っ張ったのだ(クルマも良かった)。
今のスバルにそういったパワーがあるだろうか?