山中　滋賀ドリフト走り屋　宇治川　パート７

それで、仕事が終わって待ち合わせの場所に行った。
ヤクザは車で来ていて、ヤクザの車に乗った（車は20後期のセルシオ）
ヤクザ「食べられん物とかある？」
俺「特に無いですよ」
ヤクザ「そうかぁ。じゃ行き着けの店でいいな」
ヤクザが向かったのは、東山にある寿司屋。
祇園や先斗町の高級店を想像していた俺は少しがっかり。
ヤクザ「お前、出身は北九州なんだってな？」
俺「そうですけど、なんで知ってるんですか？」
ヤクザ「そりゃ、店長に聞いたんちゃ」
ヤクザが話し始めた。
どうやら同郷らしい。
その後、色々と話しているうちに大学も同じ事がわかった。
ヤクザ「俺もな、風俗関係の店を何件かやってん」
俺「そうなんですか？」
ヤクザ「○○、お前、ちょっとやってみんか？」
俺「いや、そんなスキル無いですし」
ヤクザ「オーナーには俺から言っておくから。な！」
俺「考えておきますよ」
その場はとりあえず、はぐらかした。
ヤクザ「よし、これから事務所行こう」
俺「いや・・・」
俺は○○にある事務所に連れて行かれた。
ヤクザは飲酒運転をしないらしく、寿司屋を出ると若い奴二人が待っていた。
（いつのまに呼んだんだ？！）
ヤクザ「事務所行けや」
若いヤクザ「はい！」
俺とそのヤクザはジャガーに乗り込み、もう一人のヤクザはセルシオに乗り込んだ。
（代行か・・・）