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882珍論の極み
未来のエコカーは草食系!? 「All About 国産車」�� ガイド:国沢 光宏 掲載日:2006年12月12日

トヨタとホンダしか……
経済産業省は2015年度までに自動車の燃費を現在より約2割向上させた新基準をメーカーに義務づける方向だと言う。新しい基準が本決まりになれば、近い将来日本は、世界で最も燃費の良いクルマを売っている国になるだろう。
この基準をクリアするにはどうしたらいいか? 「現在より5%の改善」なら、今売っているクルマの改良で対応可能。
しかし20%となると、もはや通常のガソリンエンジンじゃ対応不可能。
80kgの体重の人に「4kg減量しなさい」は努力で何となるが、16kgの減量となれば、抜本的な生活環境から見直さなければならない。それと同じ。
ディーゼルながら全くの無臭。黒煙も限りなくゼロ具体的にはディーゼルエンジンかハイブリッドが必ず必要になってくる。
「だったら開発すれば良いではないか」と思うだろうけれど、いずれも技術的な高いハードルを超えなければならない。
例えばハイブリッドについて言うと、トヨタとホンダしか実用化できておらず。
ディーゼルの場合、ガソリンエンジンと同じくらい排気ガスをクリーンにしなければ、厳しい排気ガス規制のある日本とアメリカで市販出来ません。
今のところディーゼル排ガスのクリーン化技術を確立したと公表しているのはホンダのみ。
これまたハイブリッドと同じくらい難しい技術なのだ。
883珍論の極み:2006/12/17(日) 02:19:53 ID:62H+HiOb0
(続き)
大本命は「植物アルコール」
一時期「次世代エネルギーの本命」と話題になった燃料電池は、少なくとも私が生きている間に乗用車用のパワーユニットとして実用化されることなどないと思う。
「燃料」に使う「水素」を効率よく運ぶ技術が見つかっていないばかりか、環境にもやさしくない。
自然環境から水素を作り出す時や、燃料電池車を生産する際に発生する二酸化炭素の量を積算すると(生産から廃車までに出す総合排出量)、小型のディーゼルエンジン車より多くなってしまう。
ノーベル賞モノの物理的な発見が3つくらい無い限り(例えば大量の水素を安全に運ぶ方法)、乗用車用の燃料電池についちゃ望み極めて薄。
面白そうなのはバイオ燃料。現在、バイオ燃料と言えば、トウモロコシやサトウキビから作るアルコールを示す。
しかし最近になって様々な「植物」(セルロース/植物繊維)からアルコールを作る技術が登場してきた。
すでにホンダは稲藁でアルコールを作る技術を発表済み。考えてみればゾウやキリンといった大型の草食動物もエネルギー源は植物。
草を腸内細菌がエネルギーに変えてくれるのだ。その腸内細菌を上手に使うと、どんな植物からでもアルコールを作れるという寸法。
やがてプールのような施設で植物プランクトンを培養し、そこからアルコールが作り出せるかもしれない。
884珍論の極み:2006/12/17(日) 02:22:52 ID:62H+HiOb0
(続き)
ここでも問題は「少子化」
面白いことに植物から作ったアルコールの場合、二酸化炭素の排出量はゼロと認定されます。
空気中の二酸化炭素と光、水で光合成を起こし、セルロースになる。セルロース=二酸化炭素なのだ。
それを燃料にするのだから、二酸化炭素のリサイクルということになるワケ。
ちなみにバイオ燃料で作られたアルコールは、現在のガソリンより高価。当然ながら燃費の良いハイブリッドでなければ燃料コスト的に厳しい。
どんな燃料を使うにしろ、ハイブリッドかディーゼルの技術が必要だということ。
いずれにしろ日本は環境対応技術でダントツの世界一。
そう遠くない将来、原油価格が高騰しても、二酸化炭素の排出量削減義務づけになっても対応出来るクルマを作れるようになるだろう。
唯一にして最大の課題は、優秀な技術者を確保出来るかどうかと言う点かもしれない。
御存知の通り我が国の出生率を見ると極めて心配。人口の減少は優秀な人材の減少を意味する。優れた技術者さえ確保出来れば、日本の自動車産業が世界のエネルギー問題を解決させられると思います。

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お宅の馬鹿は人材には不適格です。残念でした。