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11月26日 中国の自動車メーカーが日本でスポーツモデルを発売すると日経は報じた。
日産やホンダなどと提携している『東風汽車』というメーカーなのだけれど、300万円で
三菱のエンジン積む4人乗りのスポーティモデルを来年から2千台販売するそうだ。
これを読んだ瞬間、『荒唐無稽』という熟語が思い浮かんだ。売れるワきゃね〜でしょう!
こう書くと「日本だって最初にアメリカ進出した時は同じようなイメージじゃなかったの?」
と言う人もいるだろう。確かに状況としちゃ同じかもしれない。
最初に輸出した日本車、酷いモンだったですから。
けれどアメリカの人は受け入れてくれたのである。なぜアメリカで売れたのか。
価格を低くした、という要因もあったろうけれど、最も大きかったのはアメリカ人の中に
日本車を試してみたいと考えた人が居たからだと思う。
当初全く売れなかったものの、日本の自動車メーカーは頑張った。
やがてオイルショックを期に、燃費の良さが評価され爆発的に売れ始めたのである。
オイルショック無ければ、きっと厳しかったと思う。
さて、日本に中国車を試してみたいと思う人が年間2千人もいるだろうか。
私は案外博愛主義者だし、チャレンジング。
けれど中国車に300万円出す余裕ありません。
加えて中国の企業を信頼できるかとなれば、無理である。
売れなかった結果、逃げ出したらメインテナンスで困ること必至。
これくらい失敗確実の事業に出会うの、久しぶり。