素人の疑問ですみません
ツイン
最高出力 44ps(32kw)/5500rpm
最大トルク 5.8kg・m(57N・m)/3500rpm
ワゴンR
最高出力 54ps(40kw)/6500rpm
最大トルク 6.4kg・m(63N・m)/3500rpm
どうして両方660ccなのにこんなに差がでるのですか?
パワー空燃費の12.5とかいう燃料を入れたら同じ排気量なら同じパワーが出そうな気がするのですが、
ツインの方がかなり弱いってことは空燃費が12.5までいかないようにされてるということですか?
それとも単にエンジンの摩擦等のロスが大きいからとか?
>12.5とかいう燃料を入れたら同じ排気量なら同じパワーが出そうな気がするのですが
帰れ。ってのもなんなので、一つヒントを……燃費みてみ?
パワー=トルク×回転数
ボア、ストローク、燃焼室形状・・・その他で変わるけど
回さないならカタログ馬力は実感しないぞ。
704 :
701:2007/03/14(水) 23:23:33 ID:NyAU/K/o0
すいません。本当に悩んでいるんです。
燃費は当然ツインの方が断然いいです。MT車で25Km/L出ますし。(田舎ですけど)
車重が全然ちがうんで。
ただ調べる限りツインとワゴンRのエンジンは同じもののような気がするのですが、
ならなぜツインのエンジンで5500回転まで上げると、ワゴンRと違い出力が落ちてしまうのか?
燃料を制御しているのか?
また最大トルクも回転数が同じなのにツインの方がトルクが出ないのは、
やはり濃い燃料が出ないようにセーブされてるからかと思うのですが。
となればツインのエンジンはパワー空燃費を使えないようにしてるってことなのかなと思うのです。
それとももっと何か凄い技術が隠されているのですか?
>>704 同じもののような気がしているだけで違うエンジンじゃないの?
第一エンジンが同じでも吸排気の部品で出力は大きく
変化します。
それと出力制限に空燃比の制御なんて使いません。
あなたはエンジンの制御の事を随分誤解していると思います。
>>701 ヒント:VVT(可変バルブタイミング)
707 :
701:2007/03/14(水) 23:51:41 ID:NyAU/K/o0
型式が同じなんで全く同じかと思ってたましたが、そうでもないんですね。
私の勝手な想像ではアクセル踏み込んでもスロットルが開ききらないようにでもしているのかと思いました。
みなさんがツインの開発者だったとして
当時のアルトとかに載っているエンジンをそのまま載せずに
どういう手法かわからないけどわざわざ44馬力まで下げるという事に対して
何のメリットがあると考えますか?
44馬力に不満があるわけではないのですが、どういうメリットがあるのかを知りたいのです。
ツインだけ550ccのエンジンだとしたら納得がいくのですが。
VVTを省いてコストダウン
>>707 エンジンに関してなら、
*ツイン
使用条件:貨物量少・短距離・低速度(高速道路使用はギリギリ「可能」な程度)
優先事項:燃費
*ワゴンR
使用条件:貨物量多・長距離・高速度(高速道路使用は普通レベルで可能)
優先事項:普通自動車に劣らない使い勝手。
ベースエンジンは両車種ともに同じとし、コストダウン。
こんなとこか。
>わざわざ44馬力まで下げる
むしろワゴンRがムリムリ64PSにしてるともいえる。
なるほど納得しました
だけど、それなら最大トルクは減らない気もしますがどうでしょう?
質問中ですみません
中低速トルク重視バルブタイミング→高回転でパワー出ない
高回転パワー重視バルブタイミング→中低速トルク出ない
可変バルブタイミング→とりあえず両立
ちなみにツインの最優先事項は価格帯から考えてコスト。
燃費も可変バルタイ機構使った方が少しだけ有利。
>>712 ついでにVVTは排気エミッション対策にも使えます。
714 :
701:2007/03/15(木) 01:10:13 ID:6awfndvD0
44馬力まで性能を落としたのではなくて、
コスト削減を追及したら44馬力になったって感じで納得しました。
ありがとうございました。
最後に一つ。
同じエンジンの型式なのに結構中身が違うのなら
型式って何で決まってるのですか?
鋳物?
>>714 基本的にはそのとおり、鋳型。
中身っつうか、ピストンとかの機構部品も基本同じ。VVTとかだとちょい違うが。
補機類(インジェクタとかECUとか)で味付けってかんじ。
>>707 燃費を稼ぐには、スロットル開度を大目にするほうが実は有利なのね。
だから低速も高速も控えめなカムにして
日常使用でのスロットル開度が大きめになるようにすると
同じ吸気量≒トルクに対して、ポンピングロスが減って燃費がよくなる。
でもカム(バルブ)の開放量と時間≒最大吸気量は小さめになるので
アクセル全開でもいっぱいの空気が入らないから、最大トルクは小さくなる。
基本的に同じエンジンで燃費を稼ぐには
わざと控えめの性能になるようにするというのも手立ての一つなんです。