相沢洸一「息子よ、なぜ首都高を走るのだ」
ケイ 「お父さんにはあのS30が見えないの。3.1Lにボアアップして、ツインターボで過給している・・・」
相沢 「あれは悪魔のZだ・・・」
太田 「かわいい坊や、一緒においで。面白い遊びをしよう。首都高では本物のチューンドに遭遇できるし、
800馬力の33Rをヤマが用意して待っているヨ。」
ケイ 「お父さん、お父さん!きこえないの。チューナーがぼくになにかいうよ。」
相沢 「落ち着きなさい、1気筒ぐらいタナ落ちしてバラついてるだけだよ。」
山本 「いい子だ、私と一緒に行こう。私の仲間たちがチューンするよ。スープラにあふれるようなパワーを与え、
それを踏みきれるボディーと足を与えるのだ。」
ケイ 「お父さん、お父さん!見えないの、あの暗いところにチューナーの仲間が!」
相沢 「見えるよ。だが、あれは目立たない吉岡と上田だよ。」
ガッちゃん「愛しているよ、坊や。お前の美しいスープラがたまらない。力づくでもチューンする!」
ケイ 「おとうさん、おとうさん!チューナー達がぼくをつかまえる!チューナー達がぼくをあの領域に連れて行く──ッ!」
父親はぎょっとして、セリカXXを全力で走らせた。
もう15年か・・ホントはやいよナ 相沢・・ 今でも信じられないよオレ達・・
お前がこんなトコでイッちまったなんてサ・・