[20w-50]☆高粘度オイル 1L☆[10w-60]

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124名無しさん@そうだドライブへ行こう
高粘度オイルを使用する場合の注意点として、ドライスタートと関連するが、低温始動時のエアの噛み込みがある。
通常エンジンは、メーカー指定粘度で開発するので、高粘度オイルの使用を前提としていない場合が多い。
この場合低温始動時、オイル戻り穴が高粘度オイルには細すぎ、ヘッドに回ったオイルがなかなかオイルパンに
戻らないでオイルパン油面が低下する。
タイミングチェーンを使用しているエンジンならばそちらの穴から落ちるが、最近のエンジンはタイミングベルト式が多い。
そうなると戻り穴が小さいとオイルが固い間はなかなかオイルパンまで落ちてこない。
さらに低温粘度が高いため、オイルストレーナー上部油面の形状はすり鉢状にくぼむので、オイルストレーナー部分が空気中に露出し、
エアーを噛み込んでしまう。こうなるとエンジン各分に異常磨耗が生じる。
この現象はオイルの低温使用可能温度よりも10℃ぐらい高い気温でもエンジンによっては発生する場合があるので注意が必要である。