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さて、こんなことが言いたかったのではなく、今回70km/h定速走行して思ったこと。
80km〜90km/hで走るより、70km/hで走った方が、ある意味安全である。
どういうことかというと、大型トラックには90km/hのリミッターが存在する。
すなわち、走行車線を90km/hで走っている車を大型トラックは抜くことができない。
正確に言うと、リミッターもそこまで正確ではないので、その誤差を利用して追い越すことになる。
まあ、そんな変な理屈は置いておいて、例えば、走行車線を85km/hで走っている車がいるとしよう。
その車を90km/hの大型トラックが追い越すことを想定する。
速度差は5km/h。人が歩くのとほぼ同じ速度だ。ちなみに秒速1.39m。
車間距離50mとるとして、この車を追い越す場合、約110m(追い越し前55m、追い越し後55mとして)
の追い越しをかける間、追い越し車線に居座ることになる。
このときの所要時間は、110/1.39=79.1秒。
実に1分以上の時間、追い越し車線にいなければならない。
次に70km/hで走っている車を追い越すことを想定する。
この場合の速度差は20km/h。秒速に直すと、5.55m/秒。
同一条件で追い越しをかけたとして、追い越しに要する時間は19.82秒。
20秒もあれば追い越し作業が完了する。
遅い車が追い越し車線に居座る時間が短くなれば、さらに速い車が追いついた場合でも、
その速い車のイライラ度は、かなり軽減される。(追い越す時のスピードは一緒だからね)
そして、追い越しているトラックの運転手のイライラ度(なかなか追い越しが完了できないと、
後ろが気になったりすると考慮して)も下がると思われる。
結果、速い車もトラックの運ちゃんもイライラしなくなり、高速道路がより安全になる。
ただし、トラックのリミッターが90km/hである以上、高速道路自体の制限速度をこれ以上
上げるのは危険だと思われる。
左車線と右車線との速度差が広がり、追い越しをかけたくても、なかなか追い越しをかけられない
状態ができあがる。これでは意味がない。
だから、左車線は70km/h、右車線は(道路により)80〜100km/hで良いのではないかと思われる。
長文スマソ