自分が教習中におばちゃんが運転する対向車が少年と少女を跳ねた。
少年は俺の運転する車の前に吹っ飛んできたが
少女はおばちゃんの車の下に巻き込まれた。
すぐブレーキ踏めば良いのに、おばちゃんの車は20メートル位進んで止まった。
助手席の教官は携帯で救急車を呼ぶように指示して少女の救助へ走った。
漏れは動転しながらも救急車を要請して、少年少女助けに行ったが
少女は体を完璧に挟まった状況で車をひっくり返さないと無理な状況だった。
道路はダイコン下ろしで削られた血と肉と髪の毛が20メートル続いていて
これはもうだめかもわからんね。と思った。
数人で車をひっくり返すと手足が変な方向へ曲がったパペット人形みたいな
女の子が血だらけで横たわっていて頭蓋骨とホホの骨が露出していて
右目とまぶたが無くなっていた。その場で数人が下呂を吐いてて漏れも何度も戻した。
女の子はまだ息があり、まもなく救急車に乗せられ病院へ連れていかれてた。
引いたおばちゃんは「私じゃない私は悪くないのよ、子供が飛び出して来たのが悪いのよ!」
と救急隊員と救助してる人に何度も訴えてたのが印象的だった。つい半月前の話。