【女人】 頼む、女は車に乗らないでくれ35【禁制】
女の運転・サウザーの定理
『退かぬ!』
何が何でもバックをしない。
狭い道でのすれ違いで、自分が下がればすれ違えるのに絶対に下がらない。
壁に突っ込んでガリガリ異音がしているにもかかわらず、さらに前進しようとする。
自分が一方通行を逆走している場合でも
「バックできないんでそちらが下がってもらえます?」と平気で言う。
『媚びぬ!』
周りの車両・歩行者に対して気配りをしようという気持ちが一切無い。
他人を危険な目に遭わせてもなんとも思っていない。
車を停めるときでも
「ここに停めたら車両・歩行者の通行の邪魔にならないか?」
「ここに停めたら建物への人の出入りの邪魔になる」
など停めてもいい場所かどうかを考えない。
世の中は自分を中心に回っているというような思考を持っているようだ。
『省みぬ!』
事故を起こしそうになった。または事故を起こしてしまった。
狭い道や車庫入れのときに車体を壁に擦ってしまった。
メンテナンスを怠って故障した。調子が悪くなった。
このようなときに
「自分のどんな行動がそういう事態を引き起こしたのか?」
という自らを省みる行為をしない。すべて他人のせい。
【女の量子力学的運転技術】
女は自分に見えていないものは存在しないのと同じなのです。
そう、それは量子力学――すべてが確率の世界…
【基本法則】観測されないものは、存在しない。
【発展形1】観測する意思が無い/対象に興味が無い場合、その存在は仮定されない。
【発展形2】二輪車も歩行者も存在し・な・い・の・よ♪
【基本法則】対象に全く影響を与えずに観測を行なうことはできない。
【発展形1】轢いて初めて相手の存在は確定的となる。
【発展形2】轢いたこと自体を観測していない場合、話は別である。
【注釈】 轢いて初めて歩行者の存在に気付く。
轢かなかった場合、歩行者は存在しなかったと判断されている。
【基本法則】〔不確定性原理〕物体の位置と速度を同時に、かつ正確に求めることはできない。
【発展形1】狙った位置に正確に車を止めることはできない。
【発展形2】踏み込んだペダルがアクセルであるかブレーキであるかは、確率的である。 【注釈】 普通(古典物理学)の場合、
加速しなければならならない → アクセルを踏む
減速しなければならない → ブレーキを踏む
というように、条件が定まれば次の操作は100%決まる。
しかし、量子力学的運転操作では、減速しなければならないときに
アクセルをベタ踏みするということが一定の確率で発生する。