>>649 >左右クラッチ100%なら50:50
ここ、雑誌をはじめ誤解してる人が多いけど、クラッチ直結ではトルクは各輪のグリップに合ったトルク配分になります。
オープンデフのときがトルク配分50:50。直結のときは、回転数配分が50:50。ここ注意。
SH−AWDの前後トルク配分70:30〜30:70てのは、一般人向けのごまかし。
これが本当なら、例えば前輪がアイスバーンに乗って伝達トルクがほぼ0になったら、後輪への伝達トルクもほぼ0になるという間抜けな制御になる。
(なぜなら、例えば70:30の場合、後輪トルクは前輪の3/7倍。前輪が0のとき、何倍しようが後輪も0)
これじゃ、一輪がアイスバーンに乗っただけで発進できねえよ。(LSD無しフルタイム4WDは実際にそうなる。だからデフロックがついてる)
前後駆動軸直結にした場合、前後トルク配分は0:100〜100:0(各輪グリップに応じて伝達される)。
だから、SH−AWDも前後直結制御があるから、厳密には前後トルク配分は100:0〜0:100。
どういうことかというと、前輪アイスバーンで後輪グリップ時、前後トルク配分0:100、前輪グリップで後輪アイスバーン時、前後トルク配分100:0。
このとき電磁クラッチは何もしてなくて、直結されたまま。電子制御で機械が何かしてトルク配分を変えるわけではない。各輪のグリップ変動に釣り合ってトルクが配分されるだけ。それが直結状態。