★ぺろぺろぺろ〜ん 犬貞ずぼぼぼぼ日記その8★

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931Good job!更新age!!
PART48  ワインもおみそも家庭の味が一番!

 ボジョレーヌーヴォーが解禁になり、はっと気付くと忘年会から新年会へとなだれ込む
シーズン。みなさん、お酒、飲んでいますか?

 イタリアに2年も住んでいたので、食事の席でご一緒させていただく方には、かなり
ワインにも詳しいと思われがちですが、実は私、ワインについてはちんぷんかんぷん。
申し訳ありません。確かにイタリアに住み始めたころはワインセラーにも足繁く通いましたし、
夏期のバカンスにはアグリツーリズモなる農業体験宿泊パックみたいなものに参加し、
ワインを学ぶ旅のようなものもしました。

 けれどですね、言い訳をさせていただきますが、ワインの種類って多いんです。ぶどうの
品種だけでたくさん。ブレンドだの熟成だの、同じエリアでも畑の畝が違うだけで
うんぬんと言われた日には、とてもじゃありませんが覚え切れません。さらに年月がたてば
たつほど「×年数」でボトルが増えるんですから、少々勉強したところで追いつきませんってば。

 私のワイン学にストップをかけた最大の理由は、毎週日曜日にご飯を食べに行っていた
おうちの、おじいちゃんの手作りワインを知ってから。ここのおうちではぶどう畑を持っていて、
収穫したブドウを自分の家の地下倉庫で眠らせ自家製ワインを作るんです。およばれした日の
ワインはいつもそれ。「今年のはね」なんて言われながらいただくワインは、そのおうちの
ミートソースにそれはそれはよく合い、結局、ワインも相性だなあ、なんて思いながらほろ酔い
気分になるわけです。

 実はいま、我が家では親戚が作る手作りのおみそを愛用しています。お豆から全部、
自家製です。いわれてみればおみそも、いろいろな豆の種類、ときにはお米、そしていろんな
味付けがあり、そしてほぼ毎日、食卓に上がるもの。でもそのおみそについて知っている
日本人って少ないのでは?美味しいおみそ汁をいただきつつ、おみそとワインって似ているかもと、
ワイン音痴を棚に上げて開き直っている今日この頃です。