◆なぜヤンキーはVIP車に乗りたがるのか

◆　考察

なぜヤンキーはVIPじゃないのにVIP車に乗りたがるのか？
ヤンキーも有名大学教授も同じ！！！！　　エネルギッシュなことはいいことだと思う

世界的に有名な大学を卒業し，航空宇宙の分野で一目置かれる大学教授の車はトヨタのＶｉｔｚだった．
名前が書ければ入れる高校を卒業して，日銭稼ぐ肉体労働者の愛車はプレジデントだった．

　　
　　これはどういうことか？　大学教授にとって車は下駄でしかない．彼はエリートとして世界から注目され
　　一目置かれる社会的地位がある．自分の研究が崇高で世の役にたっていると信じている．
　　そんな彼にとって車は移動手段であり，それ以上のものでもそれ以下のものでもない．　
　　車を運転しているときの自分を他人がどうみるかなど考えたこともなかろう．

　　
　　一方，誰にでも取って代られる肉体労働者である，ヤンキーにとって車は命である．
　　スズメの涙の給料をほぼ車に注ぎ込む．　週末は取り付かれたかのように車を磨く．
　　機能的になんの意味もないドレスアップに借金してまで取り組む．
　　低学歴な肉体労働者として蔑まされる彼らにとってVIP車に乗ることは唯一，優越感を味わえる
　　時間なのだ．　

　　このように大学教授であれ，ヤンキーであれ，自分が目立ちたい，人から必要とされたいと思う気持ちは
　　同じだと思う．それぞれの立場で精一杯がんばってると思う．