4月4日 日本経済新聞の4月2日売り号で「新電池 30秒で充電」という記事が掲載されていた。
開発したのはNEC。これまで1時間程度掛かっていた充電時間を30秒に短縮出来るそうな。
コンデンサーのように「大電圧を少量貯める」装置なら今までもある。
しかし『有機ラジカル電池』なる新電池のバッテリー容量は、プリウスに採用されている
ニッケル水素電池と同等の容量を持つという。
もし4月1日の記事なら「エイプリルフールですね!」と笑われてしまうくらい凄い内容。
だってハイブリッドカーに使えば一段と燃費を上げられるし、スポーツカーや
モータースポーツ仕様だって簡単に作れてしまう。サーキット走行した場合、ブレーキングで
大量の電気エネルギーを回収出来ます。
また、軽自動車サイズのクルマに、エンジン+変速機くらいの重量のバッテリー積めば50kmくらい走れる。
30秒で充電出来るなら、信号待ち感覚。いや、路面に非接触式の充電装置を埋め込んでやると、
本当に信号待ちで充電可能。路線バスは停留所に止まるたびに充電すればいい。
燃料電池バスから、高価な燃料電池と水素タンクを外せばググッと安価で超クリーンな
電気バスになります。
実用化出来たなら、クルマの世界が大きく変わると思う。
路面に埋め込む?
その工事やってたら怒るくせに、このおっさんは。
「荒唐無稽」とは、彼のためにある言葉なんだろうな。