【女人】頼む、女は車に乗らないでくれ５【禁制】

ホームセンターの駐車場に車を止めて降りて少し歩いたところに後ろの駐車枠に入ってきたクルマがホーンを鳴らした。
ホーンボタンを押さえたまま
「ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
と鳴らしっぱなし。

┏━━┳━━┓
┃ 車　┃ 車　┃
┣━━╋━━┫
┃ 俺　┃ 婆　┃
┣━━╋━━┫
┃ 車　┃ 車　┃
┣━━╋━━┫

の状態。
ババアは俺がいた枠に入りたかったらしい。
ホーンを鳴らすのをやめたかと思うと今度は大声で叫びだした。
「ちょっと！そこは私が停める場所なのよ！どきなさい！」
「アナタがどかないとダメなの！わかる！？どきなさい！」
「ちょっと！無視しないでよ！あなたが動かなかったら私はここから動けないのよ！わかる！？」
「車をどかしなさい！アナタが邪魔で前に行けないの！わかる！？」
「アナタ！自分さえよければいいと思ってんの！？どきなさい！私の言ってることがわからないの？」

警備員登場。「このお兄さんが先に停めたんだから貴方はそこに停めて」
と注意したが、
ババアは「ここに停めたら出れないじゃないの！何で私がここに停めなきゃいけないの！？」
「いい？ここに停めたらバックで出なきゃいけないの！わかる！？
「バックできないからアナタの車がどかなきゃダメなの！わかる！？」
「早くどきなさい！自分勝手は許さないわよ！」
「いい加減にしなさい！警察呼ぶわよ！」

俺は「どうぞ呼んでください」と言い残しホームセンターの中へ入った。
ババアはケータイを取り出して本当に通報した。
怒りのあまり言葉になってない。ヒステリックな声で叫びつづけていた。

買い物を終えて出てくるとまだババアはケータイを持って「ムキー！！！」と言っていた。
ババアを無視して帰ったが、通報を受けて警官は来たのだろうか？