ATF交換について

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ATF量がHIGHより上にあっても、アイドリングしてなければ当然。
ATF量は完全に暖気が終わった状態で、しかもブレーキ踏んでD/Rレンジにシフトしてやって、
さらにPレンジに入れてから1分以上待ってからじゃないとあわせられん。
エンジン水温でいうと80〜90度、ATF油温なら70〜80度だ。

ATF量が多ければ高速走行時に泡状のATFがブリーザというパーツから噴出すかもしれん。
少なければ、冬の長野のスキー場で発進不能になったりする。


ATF交換は正規ディーラーで。GSやカー用品店ではやるなよ。
トヨタ向けのATFをホンダ車に入れたらヘンになるからね。



以上、AT開発関連に従事するものから。


ついで:
ATFはすぐに汚くなったように見えるけど、成分調査すると結構綺麗なもんです。
3万キロ以内で交換「しなければならない」というのは愛車精神としては見上げたものですが、
私からすれば「何をムダなことを」です。
フルアクセルで加速、蛇行で減速等を繰り返し、トータル8万キロ以上走らせる試験でも
変速時間や変速トルクに違いは無い。
※劣化度合いで言えば15万キロ走行車からの回収ATF並みに劣化する
気にしすぎ&のせられすぎだと思うよ。